校長ブログ

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誇れる校訓「汗と夢」!

校長会から新任校長に対する会誌への寄稿依頼がありました。そこで、本校の校訓について触れることにしました。本校の校訓は「汗と夢」簡単明解で素晴らしい響きの言葉だと思いませんか。校門に入ってすぐの大木「チャンチンモドキ」の元の石碑に文字が刻まれています。菊池高校生にとっては常に心に留めている言葉ではないでしょうか。

菊池高校百年史によると、この校訓は本校27代校長であった高木忠博先生が作られたものです。先生は菊池高校が新制高校としてスタートした第1回卒業生であり、本校に対する愛着はひとしおの心を持たれた先生で、昭和62年に校長として着任されました。先生は時代や社会の変化に対応した新しい菊池高校づくりに着手する中で、本校教育の目指すことをわかりやすく表す言葉として校訓「汗と夢」を定められました。

この校訓は人生の入口に立つ高校生に大きな希望を持つこと、それに向かって努力することの美しさと大切さをわかりやすく表現したものであり、本校の様々な教育活動の場や卒業生や教職員OBの中で受継がれています。

在校生にも、何事においてもひた向きに汗をかき取り組み、夢、希望に向かって前進することの大切さ、この校訓に秘めた先人たちの思いを伝えて行かなければと思っています!

2回目の学校運営協議会を開催しました!

本日、第2回目の学校運営協議会を開催しました。学校運営協議会とは行政や地域住民・団体、小中学校、保護者、同窓会などの代表からなる組織で、菊池高校が「地域とともにある学校」として、地域と目標やビジョを共有し生徒を育むためのものです。この学校運営協議会を設置した学校をコミュニティ・スクールと言います。

この協議会では菊池高校で「どのような生徒を育てるのか、何を実現していくのか」ということを議論するために、3つの専門委員会を設置しました。1つ目が「学科魅力化専門委員会」、次に「部活動地域拠点化専門委員会」、3つ目が「地域資源活用専門委員会」です。併せて、校内でもこの3つの校内委員会に全職員が分かれ協議を行いました。

本日は、これまでの議論の内容を報告し、それを受けて委員の皆様方から様々なご意見をいただきましたが、その中で、今の菊池高校生が「自分たちの学校をどのような学校にしたいのか、何のために菊池高校に進学したのか」というような生徒の生の声を参考にすべきではないかという声をいただきました。

ご意見のとおり学校の主役は生徒たちです。主役である在校生の声も十分に取り入れながら議論を深めていく必要があると感じています。菊池高校が地域から信頼される魅力ある学校となり、生徒たちの誇れる母校とするために、今後も取組を前進させていきたいと思っています。このブログを読んでいただいている皆さんも遠慮なくご意見をよろしくお願いします!

職員間でも熱心に議論されました!

昨今、このブログの話題としている生徒指導の在り方について、本日、職員研修で議論しました。育友会(保護者)、生徒会、教職員、3者が連携して動き出したことはお伝えしましたが、何と言っても、我々教職員が心を1つにして主体的にことに当たらなければなりません。

本年度から生徒指導の手法として「段階的指導」を行っています。これは生徒と教職員のコミュニケーションをしっかり図りながら生徒指導を行っていくことを目的としたものですが、残念ながら現時点では効果がよく出ているとは言えません。それにはいろんな要因があると考えられますが、まずは教職員の共通理解、共通認識のもとに情熱を持って当たることが大切だと思います。

育友会からの協力の呼びかけや生徒有志からの申し出などみんなで学校を良くして行こうという機運が盛り上がっているように感じています。この機会を逃さず全職員で一致団結して課題に立ち向かって行きたいと考えています。本日の研修においても熱心な議論が交わされました。

今回の仕切り直しでは我々教職員もしっかりとした覚悟を持って取組たいと思っています!

生徒の有志から心強い申し出がありました!

昨日、このブログに育友会(保護者)、生徒会、教職員で学校の課題解決に向けて連携して動き出したことを掲載しましたが、そのような動きがあることを知り、常日頃から学校をこれまで以上に誇れる学校にしたいとの思いを持ちながら、どう動いていいいかわからなかったという生徒が、自分たちも是非とも行動を起こしたいと校長室に申し出てくれました。

非常に嬉しく、心強く思いました。その話の中で「まじめに頑張ろうとしている生徒がもっと尊重されるべき。もっと力を発揮できる学校にすべきではないですか。」という訴えがありました。

生徒自らの手で自分たちの良くないところは正していくような生徒の自治組織を作りたいとの申し出もあり、是非、既存の生徒会組織と連携しながら頑張って欲しい旨を伝えました。このような生徒たちの思いを大切にしながら、今後、早急に具体的な計画を策定し、実行できるように全力でサポートしたいと思います。

もうしかするとこのような思いを持ちながらもどうすることもできずに心を痛めている生徒がもっといるのではないかと反省させられました。

今日、校長室に勇気を振り絞って話に来てくれた生徒の思いを無駄にしないように、1人1人の生徒に寄り添いながらも、正すべきところは正す、という毅然とした姿勢で教育に当たっていきたいと思います!

課題解決に向け3者で進み始めました!

昨日、育友会の役員の皆さん、生徒会役員の代表、本校職員の3者で「菊池高校の生徒健全育成のための検討会」を開催しました。夕方の多忙な時間にも関わらず、多くの育友会役員の皆さんにご参集いただきました。本校では考査期間中の朝から育友会で「あいさつ運動」を実施していただいています。ちょうど今もその期間中ですが、今回は2年生の学級委員の皆さんが正門で生徒たちに声を掛けていただいています。コロナ禍の影響で前回の10月の考査時が本年度1回目の「あいさつ運動」でしたが、本田育友会会長も毎日参加していただきました。

本田会長がその時の様子を見られ、改善すべき点は先生方だけに負担を掛けるのではなく、育友会も一緒になって改善に向けて取組みましょうと言っていただきました。さらに主役は生徒たちですので生徒会役員の意見や思いもしっかり取り入れて事を進めようと、育友会、生徒会、教職員の3者での検討会が実現しました。

会についてはもう既にホームページ担当の椎葉先生が教員としての率直な意見を書いてくれていますが、一筋縄では行かない難しい問題も多々あります。3者が一緒になって課題解決に向けて進み始めたことがとても意義深いことだと思っています。

育友会、生徒会、教職員が力を合わせて取り組めばできないことは何もないと思っています。粘り強くあきらめず頑張って行きます!