校長ブログ

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育友会と二人三脚で!

昨日、育友会の役員会がありました。本校の育友会は非常に協力的で「菊翔祭文化の部バザー」や「育友会林活動」「ハーフマラソン大会」等学校行事など教育活動を全面的にバックアップしていただいています。

先日も9月29日から10月5日まで本校職員や生徒会役員ととに「あいさつ運動」に参加していただきました。私も本校の指導の重点事項として「明るく元気に大きな声であいさつ」「校門一礼」に全職員で取組んでいるが、思ったように成果がでない指導の難しさを役員の皆さんにお伝えしていました。

「あいさつ運動」の期間中、ありがたいことに本田会長は毎日、参加していただきました。その感想を昨日の役員会で発言、問題提起されました。「あいさつ、服装・容姿、遅刻等、基本的事項についてもっと厳しく指導をしてもいいんじゃないか?」「先生方が遠慮しているように見えた。」

これは学校の指導に対する批判ではなく、育友会の長としての菊池高校をもっといい学校にしたい、地域から信頼される学校にしたい、という応援のための発言でした。とてもありがたいことです。

早速、育友会と学校で二人三脚となった取組みを具体的に展開しようということで作戦会議をします!

「皿を割る」職員集団を目指して!

今日は運営委員会がありました。本校は毎週木曜日の1時限目に運営委員会があります。運営委員会とは校内の校務分掌の長である主任主事が集まる学校運営を円滑に行うための最も重要な会議です。学校という集団は他の企業体と比べ俗に言う管理職と呼ばれる立場の人間の数が少なく、本校の場合は校長・教頭・事務長の3人しかいません。管理職3人でできることは高が知れています。

そこで、学校を組織としてスムーズに運営していくために、最前線のリーダーとして働いてもらっている主任主事が頼りとなります。その主任主事の先生方が思い切って行動できるよう「皿を割る」を呼び掛けているところです。主任主事には日ごろから大変ご苦労を強いていますが、思い切ったリーダーシップのもと全職員が組織「ワンチーム」として生き生きと活動できる職員集団になればと思っています。

先生たちが明るく元気でなければ、生徒たちも明るく元気に生活できません。1年も後半戦に入り、これまで以上に菊池高教職員が「皿を割る」集団になればと思っています!

11月6日(金)まで授業を公開しています!

本校では今週から11月6日(金)まで全職員が授業を公開し教科の代表が研究授業を行い、授業力向上を図っています。国語、数学、理科、地歴・公民、英語については中学校と一緒に授業研究ができればと思い、菊池市内の5中学校にも案内しています。

本日は田上先生が2年1組特進クラスの地学の授業で研究授業をしてくれました。ありがたいことにその授業に菊池南中学校の音光寺校長先生が参観に来て下さいました。音光寺校長先生は本校の学校運営協議会の委員と「学科魅力化」専門委員会の専門委員をしていただいており、OBでもあります。お忙しい中、わざわざ授業を参観いただき心から感謝です。地元の校長先生、OBとしての本校への期待の表れだと認識しています。

授業は熊本地震のデータとこれまで学習してきたことを関連させながら、地震のメカニズムを考える授業でした。個人の考えをグループで深め、発表するというアクティブラーニングの手法をとった授業展開で、生徒たちが主体的に活動し、考えを深める素晴らしい授業でした。

今日のような授業が全ての授業で展開されれば、生徒たちの学力は向上し、「伸びる菊池高校」「夢を叶える菊池高校」を実現でき、「選ばれる菊池高校」になると確信しました!

24校の参加にびっくり!

今日は大津北中学校の学校説明会に行って来ましたが、なんと24の高校が説明会に参加していました。24校を公立高校6校の2グループ、私立高校も同じく6校の2グループの計4グループの時間帯に分けてそれぞれの会場で説明を行いました。大津町はJR沿線で熊本市内にも通学しやすいという地理的要因もあるかとは思うのですが、高校に進学するのにこんなに多くの選択肢があるのかとびっくりするとともに、中学3年生の生徒たちも進路選択で大変だなと思いました。

現在、大津北中学校から本校には1年生が11名、2年生が4名、3年生が6名来てくれています。今日の本校の説明会会場には20名弱の中学生とその半数以上の保護者が集まってくれました。今日は卒業生代表として普通科の草場舞華さんと商業科の江口帆南さんが一緒に参加してくれましたが、2人ともバスケットボール部、バレーボール部でも日々一生懸命活動しており、菊池高校の素晴らしさを後輩たちに精一杯PRしてくれました。

中学生も保護者も2人の話をしっかり聞いてくれており、昨年以上の生徒たちが来てくれればいいなと思いました。また、こんなに多くの競争相手がいるという現実を直視し、「選ばれる菊池高校」になるためにはさらなる努力が必要なことも改めて痛感しました!

改めて菊池の歴史・文化、自然の豊かさを痛感!

昨日、菊池市観光協会の会合に出席しました。その冒頭に地元選出の県議会議員の前川収先生の基調講演がありました。菊池一族の活躍により楠木正成から横井小楠、坂本龍馬と繋がり日本の歴史が作られてきたことや菊池武光公像が今の菊池公園に出来るまでの話、その景観は全国的にも誇れるものであること、菊池渓谷に代表される自然の豊かさなど興味深い話を聞くことができました。

一緒に話を聞いていた地元の方々もご存じないような話もあり、やはりこのような話はしっかりと語り伝えていかなければならないと思いました。現在、本校でも学校運営委員会の「地域資源活用」専門委員会で菊池の豊かな歴史・文化、自然、人材を教育活動に取り入れ、生徒たちが菊池の素晴らしさを実感し、誇りを持つような菊池ならではの教育ができないかと協議しているところです。

4月に菊池高校着任した時の菊池公園、菊池神社の満開の桜に始まり、日々の将軍木の緑、先日の御松囃子御能の奉納など地域の素晴らしさを痛感しています!

1人でも多くの中学3年生を待っています!

10月から中学校への高校説明会が始まりましたが、今日は地元の七城中学校に行きました。いつも1年生の生徒に同行してもらい、説明してもらうのですが、今日は普通科の和後瑛音瑠君と商業科の田代嗣音君と一緒に行きました。学校に着くなり、2人は七城中学校の先生方から歓迎の声を掛けられ、2人が中学校の先生方からも信頼されている様子が伺い知れました。

和後君は野球部で先の九州地区野球大会の県予選でも1年生ながら1番サードで大活躍、田代君もこのブログで紹介しましたが、バドミントンの学年別対抗戦で5回戦まで進出する快挙を見せ、2人とも文武両道で頑張っている生徒です。

私が校長としての学校のスローガンや期待する生徒像等について話をした後に、菊池高校の学科、学校行事、部活動など詳細についてしっかり説明してくれました。七城中学校の3年生も先輩の話を興味深く、真剣に聞いてくれていたように思います。

1人でも多くの菊池市内の中学3年生に地元の身近な高校として菊池高校を進学先として選んでもらえるかが、非常に重要なことだと思っています。

明日は普通科の高宗風汰君と商業科の山下華蓮さんと一緒に菊池南中学校に行きます!

 

 

貴重なご意見をいただきました!

本日は就職試験受験者激励会と学校運営協議会の「学科魅力化」「地域資源活用」専門委員会がありました。就職試験受験者激励会についてはホームページ担当の椎葉先生が「学校生活」に掲載してくれていますので、私が出た「学校魅力化」専門委員会について触れたいと思います。

本校は昭和37年以来、普通科と商業科との併設学校としてその歩みを進めてきました。時代の変化とともに近隣校においてはコースの新設や学科改編等がなされています。

本校でも伝統校としての「不易」なものは大切にしながらも、中学生や地域のニーズに応えることができるような魅力的な学科やコース、教育課程を有した学校にならなければならないと思っています。

今日は専門委員として菊池市の行政、教育委員会、小・中学校の校長先生、大学の先生、同窓会等豊富な学識のある方々にお集まりいただき、予定していた時間を大きくオーバーして貴重なご意見をいただきました。

これらのご意見をもとに校内でもしっかり議論し、本校のあるべき姿を構築していきたいと考えています!

菊池には素晴らしい歴史や文化が溢れています!

本日、10月13日は菊池神社秋季例大祭の初日で、国の重要無形民俗文化財である「御松囃子御能」が本校正門横の征西将軍懐良親王に見立てられた将軍木前の「菊池松囃子能場」で奉納されました。

元々は懐良親王が故郷である吉野のことを思ってさみしがられないようにと始められたものだそうです。今年はコロナの影響もあり例年よりかなり規模を縮小したものであるということでしたが、650年以上の歴史を垣間見ることができました。

このように本校周辺には南北朝時代の菊池一族にまつわる歴史や文化が溢れています。そこで、このような歴史や文化、菊池川流域の自然を本校の学習活動に取入れることができないかと考えています。昨日のこのブログにも記載しましたが今週は学校運営協議会の専門委員会を開催し、明日の「地域資源活用」専門委員会でその方策等について議論していただこうと思っています。

全国に誇れる地域の歴史や文化に触れ、未来を切り開く心を養うことはこれからの菊池を担っていく高校生にはとても大切なことだと思います。

本校でも教育活動を通して菊池の素晴らしい伝統文化の継承に一役買うことができればと考えています!

今週は学校運営委員会の専門委員会を開催します!

7月10日に菊池市の行政、関係機関・団体、同窓会、育友会等からなる学校運営協議会を設立しました。これは菊池高校が「地域に開かれた学校」「地域とともにある学校」となるためのものです。学校と地域がパートナーとして連携・協働し、地域でどのような子供たちを育てるか、何を実現していくのかという目標やビジョンを地域の方々や保護者のみなさんと共有し、地域と一体となって菊池高校の生徒を育みたいと思っています。

今日の専門委員会は「地域拠点部活動」専門委員会であり、教育的な価値や地域からの期待も非常に大きい部活動の在り方について委員の皆様方からさまざまなご意見をいただきました。

私のイメージとしては菊池市は小学校や中学校において県内でもトップレベルの選手の育成や文化的な活動がなされています。そのような生徒たちがさらに大きな目標を持って菊池高校で成長してくれるような環境ができればと思っています。

このことにより、菊池市の中学校を卒業した生徒が活躍の場を求めて熊本市を始めとした他地域へ進学していたことに歯止めをかけ、地域の拠点校としての役割を果たすことができればと思っています。

今週は「学科魅力化」「地域資源活用」の専門委員会も開催します。

母校が練習試合に来てくれました!

先日、福岡県立三池高校の西田校長先生から電話がありました。「福岡県は県外に練習試合に行く時には、事前に校長が相手校の校長に承諾を受けることになっています。・・・・・」この三池高校は私の母校であり、西田校長先生は2つ上の先輩です。その電話でいろいろな同窓生話で盛り上がり、今後も交流を深めましょうという話をしました。

本校の剣道部は顧問の先生がいろいろな学校に声を掛け稽古会をしていますが、今日は母校の三池高校の剣道部が来てくれました。三池高校の先生が気を使っていただき部員全員を集めてあいさつをいただきました。調子に乗って先輩面し偉そうに話をさせていただきました。とても誇らしい気分になりました。生徒からは「ここは本当に公立高校ですか?施設が素晴らしいですね。」という声が聞かれました。

試合をすると本校が格上のようで、先輩としては何とも複雑な気持ちでしたが、もちろん校長としての嬉しさのほうが勝りました。先日の校長先生の話によると野球部も練習試合をしたことがあるということでした。地域の拠点校として学校環境も似たような所があり、これからもいろいろな面で切磋琢磨できればと思いました!