校長ブログ

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サッカー部、阿蘇の地で頑張ってます!

サッカー部は今日と明日、「阿蘇農村公園あぴか」において合宿で強化練習を行っています。このコロナ禍でこれまで計画はしていたものの合宿練習を実施することができず、私が赴任してからは初めての合宿ではないかと思います。今日は専大玉名、九州学院、千原台とゲームを行いました。交代要員もほとんどおらず、先日卒業した先輩も助っ人で来てくれていましたが、非常に密度の濃い練習となっていると感じました。また、8日に入学し、入部を希望している生徒も保護者の送迎により4人参加してくれていました。

サッカーを専門としている保健体育科の内古閑先生が赴任して丸2年、前任校が定時制高校であったため部活動の指導をすることができず、本校赴任早々から水を得た魚のように熱心に指導に当たってくれていますが、なかなか部員が増えず苦慮している姿を見てきました。しかしながら3年目を迎え、その努力が実り「菊池高校でサッカーをしたい」という志を持った生徒が入学してきてくれているようです。今日も保護者の皆さんが高校生活での部活動に期待を込めた熱い眼差しで見守っておられました。

これまでも競技ばかりではなく、朝からの校内外の清掃活動や元気で溌剌なあいさつなどを実践してくれているサッカー部がさらに活気を増し、学校を引っ張ってくれる集団となることに期待を抱きました。

11名の先生方をお迎えし、新年度がスタートしました!

先日、11名の先生方をお送りし、寂しい思いをしていましたが、本日新たに新進気鋭の11名の先生方をお迎えしました。まず始めに新着任の先生方に辞令を交付し、その後、学校の核となる運営委員会のメンバーの先生方への辞令交付、引き続き運営委員会、新任者の紹介、職員会議を行い、令和4年度の船出をを行いました。

運営委員会では主任・主事を始めとする運営委員の先生方へ期待する役割や思いを述べさせていただきました。また、職員会議では「令和4年度に向けて」と題して年度始めに当たっての話をしました。まずは「健康第一」、今年度1年間先生方が心身ともに健康で生き生きと生活していただくこと、また、本年度は本校の「学科改編元年」、始めから上手くいかないこともあると思うが、失敗を恐れず思い切って活動しようという話などをしました。

その後、学年団や校務分掌、部活動編成等を決定し、新年度のスタートを切ることができました。先生方はこれから部会や学年会、教科会等でこれからの役割分担などについて話し合いをされます。お一人お一人の先生方がしっかり役割を果たしていただき、さらに学校が組織として活性化していくことを願っています。

本年度最後の日に嬉しいメールを頂きました!

いよいよ本年度最後の1日となり、慌ただしい思いの中で嬉しいメールを頂きました。去る3月29日(火)に県営八代野球場で開催された「150回九州地区高等学校野球熊本大会」3回戦、八代高校対本校の試合を観戦しておられた方からのメールです。送り主は鹿児島県在住の方で高校野球が好きで九州各県の試合や甲子園球場にも出かけられるとのことで、熊本県は28日から一般観戦が許されたので八代までこられたとのことです。

送信のきっかけは試合中にキャプテンで投手をしていた森山くんの取った行動に感銘を受けたからだそうです。メール文には「八代の打者に死球を与えました。直後に彼は打者に丁寧に帽子を取り謝りました。ここまではならよく見るシーンですが、スリーアウトとなり、両校攻防入れ替わりの際、森山投手はベンチに帰らず、三遊間にいる死球を受けた走者のところに歩み寄り、帽子を取り、丁寧にお辞儀しました。そこで交わされた会話の内容は聞こえませんでしたが、私には『大丈夫?すみませんでした』とか『大丈夫です』と聞こえました。森山投手から若人のエネルギーと周りを慮る気持ちに接することができ、素晴らしい一日でした。」と書かれており、さらに少人数で頑張っている本校野球部の姿に「高校野球の原点」を感じたとも記されていました。

本年度最後の日にこのような嬉しいメールに触れることができ、野球部を始め菊池高校の来年度に向けた大きな弾みになったと感じています。本年度1年、本当にお世話なりました。ありがとうございました。来年度も菊池高校をよろしくお願い致します。

お世話になった11名の先生方を送り出しました。

今日は本年度の定期異動により転退任される先生方の退任式を実施しました。既に24日(木)の終業式時に3人の先生方の退任式を行っており、本日は11名の先生方をお送りしました。特に、今回は30数年の永きに渡り本校に育友会の事務局員としてお勤めいただいた先生もご勇退されることとなり、長い先生は30数年、短い先生で1年となりました。ご勤務の長さは長短ありますが、本校への貢献度は皆さん大きなものがあり、改めて感謝の気持ちを表させていただきました。

式には1・2年生の在校生と先日卒業した卒業生が数多く参加してくれ、先生方をお送りするのに相応しい雰囲気の退任式となりました。嬉しかったことに多くの先生方がこの菊池高校が確実に素晴らしい学校になっているということを口々に言っていただきました。その話の通り、先生方のお別れの心のこもった話に耳を傾ける生徒たちの姿がとても立派で感動的な式となりました。

転出して行かれる14名の先生方にとって菊池高校での勤務の経験や生徒や保護者の皆さん、先生方との出会いがこれからの人生にとって貴重な財産となれば幸いだと思っています。

「早稲田大学・大隈塾U−18in阿蘇」を見学してきました!

今日は本校の商業科の地域課題解決学習などでお世話になっている一般社団法人みらいず設計Lab..が主催するセミナー『あなたの「やりたい」が見つかる!早稲田大学・大隈塾U−18in阿蘇』が小国高校で開催されました。このセミナーはジャーナリストの田原総一朗さんが塾頭を務め、次世代のグローバルなリーダー養成を目指す早稲田大学の大隈塾に所属している学生やOB、10名程度が企画運営されました。

小国高校と阿蘇中央高校の1年生が参加し、自分の将来を考えるうえで、「何がしたいかわからない」「自分が何にむいているのかわからない」「やりたいけど無理かな・・・・」などの「わからない」や「不安」という壁を乗り越えるために年齢の近い大学生が親身になって一人一人の悩みや性格、夢や希望などを聞きながら人生の目標を考える手助をけするワークショップでした。

第一部では熊本出身でファクトリエ代表の前田敏夫さんの講話がありました。前田さんは月の半分以上は地方のアパレル工場やものづくりの現場に訪問しておられ、日本が世界に誇る工場やものづくり、メイドインジャパンを大切にした活動をされています。「誰でも輝ける場所が必ずある」「人生は必ず良い方向に進んでいる」というとても前向きに頑張る気にさせられるパワーをもらうました。

前田さんの話や大学生の明るく元気に高校生を導く姿に触れ、今日、改めて「明日からの新しい目標」「一歩踏み出す勇気」の大切さを感じることができました。