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鹿本高校の授業と授業改善

生物のAL型授業

専門生物では教師が授業をせず。生徒による授業が展開されている。

テーマを班ごとに調べレポートにまとめ、発表し、評価を行う‼️

各班発表に向けた念入りな準備や練習が行われている。

クロスカリキュラム(物理基礎✖︎防災)人を

物理基礎のベクトルの内容で、どのように倒れた人を担ぐと効率が良いのかをベクトルの知識を用いて考え、実際に正しいのか救助者の移動を行い、距離を測定しました‼️

各班色々な運び方を考え1番長い距離を運んだ班では700m近く運べたようでした。

クロスカリキュラム(物理✖︎数字✖︎体育)

本高校ではクロスカリキュラム(科目横断的授業)が実施されています‼️今回はその中で理論上の角度と実際の放物運動が一致するのかを考え、実行する物理と数学、さらに体育のクロスカリキュラムが実施されました‼️

写真は角度や初速を変えることでどのくらいの飛距離が出るかをシュミレーションすることのできるソフトを使用して理論上、より遠くに投げることのできる角度を調べている様子です。

福岡カタリバ×鹿本高校1年生 特別授業

 11/14(木)の5,6限を使い、福岡カタリバさんをお呼びして「カタリ場」授業をしていただきました。大学生を中心とした先輩方の話を熱心に聞き、グループでの座談会では学校生活や自分の進路について語り合うことができました。また、先生や友だちに中々打ち明けられない話を大学生に個別に相談する生徒もおり、「斜め上」の関係の貴重さを私たちも感じました。

 生徒たちは、

「自分の進路を考えるきっかけになった。」

「勉強が苦手で夢をあきらめそうになっていたけど、頑張ろうと思えた。」

「とてもすっきりした。またカタリバをしてほしい。」

といった感想をもったようです。

 今回の経験と宣言(大学生との約束)を忘れず、日々を大切に過ごしてほしいと思います。

 また、修学旅行でも再び大学生と交流し学ぶ機会を設けます。

 自分を見つめ、未来に向かって進んでいく鹿高生にご注目ください!

ベストスロープを目指して(数学と家庭科のクロス授業)

バリアフリーの目線から学校内のどこにどんなスロープを作ると良いのかというテーマで、使う人の視点に立って見方、考え方を家庭科の西村教諭より解説を受け、数学の三角比の知識を活用してベストなスロープを考えプレゼンする授業をが行われました。生徒達はこれまでに学んだ内容や数学の教科書を確認しながら、自分のアイデアなどを出し合い活発な議論を行っていました。この授業展開を考えた松永教諭は数学が身近に使われていることや優しさを数値にできることに生徒達が気づき、数学を学ぶ意味を知ってほしいという思いがあったようだ。授業後の生徒達の感想からは「数学をより身近に感じた」「学んだことを初めて生かした気がした」などこれまでに無い知的変化を起こしているようでした。このほかにも世界史と数学の関係などの授業を展開されるなど数学の魅力を生徒達に次々と示される松永教諭の活動に目が離せません。

英語で化学実験(身近な物質のpH)

2年生の化学の時間に阿蘇中央高校のALTを勤めるエリカ・ローギ先生を講師に迎え、実験内容から生徒間のやりとり全て英語で行われました。うまく会話ができるのか心配しましたが、受業を担当する岩本先生の実験で使いそうな単語を記載したサポート資料などを使い実験を進め、英語で学んだ会話力を生かし、班内でコミュニケーションを取っている姿に驚かされました。IMG_3819.MOV

英語スキット発表会

 令和元年(2019年)7月16日(火)4限目に3年4組で英語のスキット発表会が行われました。スキットとは寸劇のこと。テーマは自由。1週間前から一班3分程度で寸劇を作り練習をしてきました。日本の昔話をもとに作られた話や、未来のAIロボットを題材にした話など、班それぞれが工夫を凝らしたストーリーと演技力、歌唱力で聴衆を楽しませてくれました。指導は江崎緩奈講師とクリスティーナ外国語指導助手。生徒の豊かな発想力と表現力を引き出す授業でした。

みらい創造科グローバル探究コース1年「英語探究」公開授業

 令和元年(2019年)7月8日(月)6〜7限目に本校図書館にて、みらい創造科グローバル探究コース1年「英語探究」の公開授業を実施しました。今回の授業は、生徒たちが参加するイングリッシュ・キャンプで交流するアジアやアフリカからの留学生それぞれの出身国について調べて、それを英語で発表するという3回のプログラムの中の最終回。生徒たちはグループごとに調べたことをポスターにまとめ、英語で発表しました。

 授業はスーパーティーチャーである川元隆一指導教諭を中心に、英語科職員全員でのティーム・ティーチングで行われました。生徒たちはそれぞれ調べたことを元気に発表していました。ポスターも聴き手がわかりやすいように様々な工夫が見られました。

 今回は、鹿本市教育委員会から北山綾審議員、熊本県立教育センターから濱寛明指導主事、田上貴昭指導主事を始め、県内の高等学校や小中学校から多くの先生方に参観していただき、指導助言をいただきました。

 

全体進行を努める川元隆一指導教諭

良いプレゼン、良くないプレゼンを説明する小森田由紀教諭

ドラマ指導の手法を使ったウォームアップアクティビティを指導するクリスティーナ・バッキ外国語指導助手

生徒たちのプレゼンの様子

1回目のプレゼンについて指導助言する井上久美子教諭

プレゼンの反省点についてグループごとに意見をまとめる

濱寛明指導主事からの講評

ALTによるドラマの授業スタート

 本校のALTクリスティーナ・バッキ先生は県内ALTの中で唯一ドラマ(演劇)に精通したALTです。ドラマの授業では、自分ではない他者を演じながら、様々な場面での表現力を高めていきます。1時間目の今回は、英語の母音や子音の発音、イントネーション、一つのセリフを、様々な感情を乗せて読む練習などがありました。6月6日(木)に1年3組で6月7日(金)に1年2組で実施しました。生徒たちは大きな声を出しながら、笑顔で練習に取り組みました。これから1学年の他のクラスでも実施予定です。

1年3組(普通科)

1年2組(みらい創造科グローバル探究コース)

クロスカリキュラムのプロジェクト型授業「物理×体育」

まず、クイズです。下の写真は何の授業でしょうか?

  これは、物理と体育のクロスカリキュラム。「100メートルをより速く走ろう」というみらい創造科スポーツ健康科学コースで行われたプロジェクト型授業。生徒たちは前回の計測結果をもとに、アップ手順や走るときに心がけること・意識することを話し合い、ワークシートに書き込み、それを実践していました。そして100メートル走にチャレンジ。タイムは100メートルの中の数カ所で計測されました。次の授業ではその計測結果をグラフ化して、前回の結果と比較し分析します。指導は理科の森孝文教諭と体育の田代基浩教諭。単に走る練習を重ねるだけではなく、結果を分析する力の重要性に気づかされる授業でした。

班ごとに考えたアップ方法を試す生徒たち

アップの後に100メートルのタイムを測定(スタートの合図を送る田代教諭(体育))

タイム計測は数カ所で行う

計測後結果について森教諭(理科)と話し合う生徒たち

県立教育センター研修 その1

 令和元年(2019年)5月22日、中間考査後の14:30から、県立教育センターから、梶原圭一指導主事、田上貴昭指導主事、濱寛明指導主事を招き、職員研修を実施しました。

 田上指導主事からは、これからのSociety 5.0のAI社会に向けて、私たち教育者が子供たちのどのような資質・能力を育てていかなければならないか、またそのような資質・能力を育てるためにどのような授業を展開していったらいいのか、新学習指導要領に込められた思いを、模擬授業を行いながら教示いただきました。

 本校の教職員にとっては気づきの多い模擬授業で、これからの授業改善に大いに役立てそうです。

田上貴昭指導主事からの講話
模擬授業で発言する本校職員