2025年7月の記事一覧
【クロスカリキュラム 生物×情報】「遺伝的浮動」
生物集団内の対立遺伝子頻度が、遺伝的浮動によって変化する様子をプログラムによってシミュレーションしました。その後、集団のサイズや世代数の違いで、遺伝子頻度の変化にどのような特徴が表れるのか、考察しました。
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集団が大きくなるほど、また経過した世代数が長くなるほど、遺伝的浮動による影響はどのように変化するのか考えました。思考力と同時に考えたことを相手に伝わるようにまとめる表現力や少々難易度が高い課題に取り組む粘り強さも獲得していって欲しいですね。
【クロスカリキュラム 英語✕数学】確証バイアスの実験に関する英文の内容について数学の対偶で理解を深める
本日の1限目に英語と数学のクロスカリキュラムの授業がありました。
確証バイアスの実験に関する英文を読んで、偶数であれば赤色というルールを確認するために、4枚のカードの中からどの2枚を選べばよいかという実験について、数学の視点も用いて考えるという内容でした。
最後に行った演習問題では、4枚のカードの中から正しい2枚を選択できている生徒が多く、英文の内容をしっかり理解しているようでした。
別解の考え方を数学の視点から、対偶や集合を用いて考える際にも、生徒たちはうなずきながら聞いている様子が見られました。
【クロスカリキュラム 地理✕地学】液状化現象
地理✕地学のクロスカリキュラムで、「液状化現象の仕組みと過去の事例から、学校周辺におけるリスクを地理院地図を用いて分析する授業」を実施しました。
まずは、地学の先生から液状化現象の仕組みについての解説があり、エキジョッカーという教材で、液状化現象を確認しました。写真のエキジョッカーは熊本北高校からお借りしたものと、先生の息子さんが小学生の時に作ったもの。
左の写真の状態から軽く指ではじいて衝撃を与えると、
地面に埋まっていたカラフルなブロックが右の写真のように地表に表れてビックリ。
その後、鹿本高校周辺での液状化の可能性についてグループで話し合い「なぜそう考えたか」をまとめ、発表しました。
熊本地震などの災害の教訓や授業で学んだことを、実生活に生かしていきます。