鹿本高校の授業と授業改善
【生物基礎】かるたを作って理解を深める!(STEAM型授業)
2年グローバル探究コース・生物基礎(文系)の授業です。
かるた作り、そしてかるたの対戦に取り組みました。
・・・生物とかるた?気になりますねー。
まず、ヒトのからだの働きに関わる物質や細胞、作用などについての読み札を作ります。
取り札です。読み札に対応した絵を生徒が描きました。ポイントをとらえて描けているようですね。
取り札はカラーコピーで4セット作りました。手分けして切り分けています。
先生からは、「読まれている文章と取り札の絵を関連付けながらかるたを取ろう」とのお話しが。
それでは、いざ対戦!
集中しています。
・・・
(先生)「ほかでもねえ オレが抗原の天敵さ!」
・・・
バシッ!
バシッ!
・・・白熱した戦いが繰り広げられました!
文章での理解に加えて、自分たちでその様子を絵にし、視覚的にも理解を深める。
STEAM型授業の要素をもつ、楽しい授業でした★
【音楽】ピアノに挑戦!
2年生の音楽の授業ではピアノの実技が始まりました。
今はしっかり基礎を頑張る時期。生徒たちも楽器の練習において基礎が大切だということは、とてもよく理解してくれています。それぞれのペースで自分の克服したい課題と向き合うことができています。
根気強く基礎練習に取り組んで、それができるようになったら各自が弾けるようになりたい曲の練習に入る予定です。
【音楽選択】学校運営協議会委員の皆様が授業見学に来られました!
11月1日(金)、学校運営協議会委員の皆様が1年1組(スポーツ健康科学コース)の授業の見学に来られました。
1年1組の授業はヴァイオリン。
全員初めてのヴァイオリンでスタートした授業も本日で3回目。
驚きの上達を遂げている生徒の姿を見ていただくことができました。
(写真を撮る予定でしたが、撮影しそびれてしまいました。)
先週はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の鑑賞をしたので良い音のイメージを持って授業に取り組めていたと思います。
音楽の授業ではOpenAIを活用しながら課題を発見して、その課題解決に向かって柔軟な発想のもと、個人で・チームで試行錯誤しながら確実に上達しています!
【クロスカリキュラム】英語 × 音楽 譜面が完成しました!! 〜鹿本高校校歌の歌詞を英語に訳してみよう!〜
【音楽選択】Open AI(Chat GPT)と一緒に行う授業?!
音楽の授業では、なんとOpen AI(Chat GPT)と授業を行っています。
Open AI(Chat GPT)には技術的にわからないところや、上達のコツ等の相談窓口になってもらっています。
Open AI(Chat GPT)の活用を通して、自分たちの弱点や上達ポイントを知り、メタ認知力が高まり、自分たちでアドバイスをし合って練習ができるよう姿へと成長しています。
質問の内容も、きっとヴァイオリンの練習を通して深みを増していくと思います。
【音楽選択】ヴァイオリンに挑戦!
少しずつ秋の足音が聞こえてきました。
「芸術の秋」ということで、音楽の授業では「ヴァイオリン」がスタートしました!
1時間目は楽器の構え方や弓の持ち方など、みっちり基礎基本を。そのおかげもあって、2時間目には早くも曲らしいものが弾けるようになる生徒が多数!
高校生の上達の速さには毎回驚きます。
全員がヴァイオリン初挑戦のこのクラス。ヴァイオリンデビュー記念に1枚!
【1年 音楽選択】ギターアンサンブルに挑戦中!
1年生の音楽選択者は現在ギターアンサンブルに取り組んでいます。
今年度は1学期にギター基本編を終了し、2学期はギター発展編ということでアンサンブル活動を行っています。
ギターに触れ始めたときは楽譜(TAB譜)の読み方からスタートしましたが、今では自分たちで譜面を読み、練習し、更に互いに教え合う姿が見られるようになりました。
確実に成長していく姿に頼もしさを感じています。
楽しさと充実感に溢れる授業を展開することができています!
【クロスカリキュラム】数学 × 音楽 「芸術を科学する~音律の成り立ち~」
9月30日(月)1限目
2年3,4組(普通科文系)の展開クラスを対象にクロスカリキュラムを実施しました。
今回はタイトルのとおり数学と音楽。一見、正反対のように思える教科ですが、実は深くつながっています。
テーマは「音律」。簡単に言えば音階です。ドレミファソラシド。
そもそも音の高さというのは、例えばミとファの間にも無数に存在している。その間の音を、トロンボーンという金管楽器で表現しています。(吹いているのは音楽の先生…ではなく数学の先生!)
音階の成り立ちを語る際に、歴史上最初に出てくる人物が「ピタゴラス」。
そう!あの「三平方の定理」のピタゴラスです。
この時点で、音楽の中に数学の香りが漂ってきそうですよね!
そのピタゴラスが定義した、西洋で最初の音律「ピタゴラス音律」から、現在ピアノなど鍵盤楽器に使われている「平均律」へと話を展開していきました。
いま最もポピュラーに使われている「平均律」の成り立ちに、高校数学の「等比数列」や「指数関数」が関わっていることや、グランドピアノの形状と指数関数のグラフの関係などについて学びました。
なかなか高度な授業内容でしたが、生徒たちは内容を理解しようとしっかり話を聞いていました。
最後には音楽の先生から少しだけ、「長調」と「短調」の話もありました。
「クロスカリキュラム」は、教科ごとで縦割りになりがちな学校での学びを、教科横断型にすることで
社会や実生活につなぎ、より活きたものとする授業です。
鹿本高校は今後も積極的に取り組んでいきます!
【2年 音楽選択】ドラムセットに挑戦!
2年生の音楽選択者はドラムセットの授業に取り組んでいます。
生徒たちに授業の感想を尋ねてみると「とても楽しい」や「面白い」との意見が多く、上達を感じながら意欲的に取り組めているようです。
知っているが、なかなか触れる機会がなかったドラム。これからの生活で音楽を聴くときの見え方や印象も変わるかもしれません。
【クロスカリキュラム】英語 × 音楽 〜鹿本高校校歌の歌詞を英語に訳してみよう!〜
9月19日(木)
1年2組(グローバル探究コース)の音楽選択者の皆さんの授業でクロスカリキュラムを実施しました。
今回のコラボレーションは英語科。本校ALTのリアム先生も協力してくれました!(鹿本高校News夏休み号にはリアム先生の書いたリレーエッセイが載っています)
今回のクロスカリキュラムは鹿本高校の校歌を英語に翻訳してみよう!という内容でした。
今回は1番の歌詞を4つのグループに分けて、活動しました。
まず校歌の歌詞を、現代の私達でもわかりやすいような言葉に変換。そしてそれを基に英語に翻訳、といった流れで活動しました。
グループごとにアイデアを出し合い、タブレット(Chromebook)を巧みに活用しながら、イメージを言語化しました。
高校生の柔軟な発想力が光る現代語への変換。そして日々の英語の学習の成果が発揮される翻訳作業。
きっとこの活動に取り組む生徒の数だけの英語の歌詞が誕生することでしょう!
楽しみです!
【保健の授業】感染症拡大を化学現象で確認!
2年生の保健の授業で、NaOH(水酸化ナトリウム)水溶液を使って、性感染症がどのように拡大していくのかを学びました。
1つのビーカーに、感染者に見立てたNaOH水溶液、他は未感染者に見立てた水が入っています。誰のビーカーにNaOHが入っているかわかりません。
ビーカーの液体を相手のビーカーに入れたり、逆に入れてもらったりして、最低4人と「酌み交わし」をします。
最後に、フェノールフタレイン溶液で、ビーカーにNaOH水溶液が混ざったかどうか(感染したかどうか)を確認しました。
1杯のNaOH水溶液から、多くのビーカーに「感染」が拡がっていて、驚きました。数字で考えるよりも、よりリアルに次々と感染が拡大していく様を実感することができました。
化学の教員も、化学薬品や化学現象の新たな使い方を学ぶことができました。
体育 2年生選択 「水泳」
2年生の体育では水泳、陸上、柔道、剣道を選択して1学期は授業を行いました。
今日は水泳の授業の紹介です。前半はクロールの基本的な動作を学び、後半は4泳法(クロール、平泳ぎ、バタフライ、背泳ぎ)から泳法を選択し、インターネットでポイントを確認して練習方法を学んだり、動画を撮影して泳ぎを確認しペアで教えあったりしました。そして、最後は着衣泳をして、自らの命を守るための方法を考えました。
【クロスカリキュラム】古典探究(古文)×数学(平面・立体図形)
7月17日(水)1限目
3年2組の授業で宮原先生と副島先生がタッグを組んでクロスカリキュラムが実施されました。
題材は「伊勢物語」。
文章中の “比叡の山を二十ばかり 重ねあげたらむほどして” に着目し、実際の比叡山と富士山の高さを計算し、比較しました。
一見すると過剰な表現(古文)にも取ることができる部分でしたが、見方を変える(平面から立体へ)と非常に正確な値が出てきて、知的好奇心が刺激されました。
古典探究(古文)×数学(平面・立体図形)という、交わらないような教科にも思えますが、実際に組み合わせて学習すると、それぞれの教科の面白さを互いに引き立てあい、学ぶこと・知識を組み合わせることの楽しさを実感することができました。
鹿本高校ならではの教科横断型授業、クロスカリキュラム。
学ぶことの楽しさを学ぶことができます!
【クロスカリキュラム】数学✕英語
7/11 本校のALTのリアム先生は、物理が専門です。二年生の数学で行っている「三角関数の合成」について、物理の視点から解説をいただきました。数学の問題を2つの視点から(しかも英語で解説!)説明を受けることで、学びを深めることができました。また、三角関数の合成の延長として「ノイズキャンセリング」のプチ実験を行い、音が打ち消し合う仕組みについて体験しました。
【3学年】理数探究YSPⅢ最終成果発表会について
7月12日(金)、本校体育館及び教室にて理数探究YSPⅢ(YSP:山鹿サイエンスプログラム)3年生最終成果発表会を行います。
内容の詳細については以下をご覧ください。
なお、参加申し込みについてはこちらにご入力ください。
多くの参加をお待ちしております。
【クロスカリキュラム】国語×音楽
現在2年生の音楽の授業では鹿本高校PRソングの制作に取り組んでいます。
生徒たちが実際に作詞・作曲を行い、1曲のオリジナル作品を作ろう!といった取り組みです。
そんな中、本日3時間目の授業では国語科の本田先生に音楽の授業にお越しいただき「昭和~令和 ヒット曲歌詞分析 歌は世につれ、世は歌につれ」をテーマにお話しをいただきました。
本田先生の巧みな話術に惹き込まれ、あっという間の50分でした。
今回のクロスカリキュラムで教わったこと・考えたことは次回の授業以降で確実に活きてくると思います!
【クロスカリキュラム】数学×英語
3月8日
2年5組(普通科理系)で数学と英語のクロスカリキュラム授業が行われました。
まず、イギリスの教育制度についてALTのLiam先生から説明。
次に、実際イギリスの生徒たちが受けるテストの数学(微分)の問題に、英語でそのまま挑戦しました。
英語で解説を聞いた後、数学の先生が理解の確認を行いました。
「数学は嫌いだけど、今日のは楽しかった!」と英語が好きな生徒には好評でした。
数学が得意な生徒は、「初めは何をしていいかわからなかったけど、面白かった」と話していました。
【クロスカリキュラム】数学×音楽×物理(+英語?)
先週2年生の数学の授業で、クロスカリキュラムを実施しました。
テーマは「うなり」。物理での音叉(おんさ)を用いた実験などを思い浮かべるかもしれませんが、今回は音楽の先生の協力のもと、音程を変えることができる2台のキーボードを用いたプチ実験を行いました。
音程を変えることができる2台のキーボードで同じ音を出し、徐々に2つの音のHz(ヘルツ)差を広げていくと、「うなり」が発生します。
この現象に対し、数学で学ぶ「三角関数」で原理を紐解く授業を行いました。
物理現象ですので、物理の先生に・・・ということで今回協力いただいたのは本校のALTのリアム先生!
リアム先生は物理がご専門ということで、英語を交えて「うなり」について解説をしていただきました。
今回のような教科横断型授業(クロスカリキュラム)を通して、各教科への興味はもちろん、相互のつながりや自然現象への興味が深まることを期待しています♪
【音楽選択】芸術の秋!ヴァイオリンはじめました!
11月になりました。
ハロウィンも終わり秋めいてくるのかなと思っていましたが、まだまだ暑い日が続く熊本です。
鹿本高校の音楽の授業では芸術の秋ということで、本日よりヴァイオリンの授業がスタートしました。
驚くことに、今日はじめて楽器に触った生徒たちでしたが、飲み込みが早い生徒は今日のうちに1曲演奏できるようになりました。
音楽の授業の中でも特に実技は基礎基本を大切に授業を行っています。
生徒たちは基礎基本を大切に楽器の練習に取り組むので、どんどん上達していくのだと思います。
【音楽選択】ギター、めきめき上達中!
1年生は現在ギターに取り組んでいます。
初めて楽器を持つ生徒も多かったのですが、あっという間に上達しました。
今では全員が譜面を見ながら演奏できるまでになりました。
現在はギターアンサンブルに挑戦中です!
個人で黙々と練習したり、グループで教え合ったりと、様々な形でギターに向かい合っています。
早くも曲が完成しつつあるグループもあります!
高校生の飲み込みの速さと上達に、毎回驚かされています。
【クロスカリキュラム】3年普通科文系 古文「源氏物語」×「地学」(気象)その1
3年生の古文の授業では、「源氏物語」について扱っています。今回はその最後の締めくくりとして古文×地学でクロスカリキュラムを実施しました。内容は「野分」に描かれる台風がどのような台風だったのかを、「野分」の描写から予測するというものです。
まず初めに国語の先生から野分とその登場人物の紹介後、野分の本文を読みました。
その後グループで野分の描写をもとに、過去の中心気圧が低い12の台風と比較して、野分の台風がどの台風に一番近いのかを予想しました。
途中地学の先生から台風についての説明(1学期の気象分野の復習)もあり、地学の知識を用いて再度考えました。
それぞれ風向、時刻、上陸場所等多様な視点で考えていましたが、途中で時間になり・・
続きは来週の地学の授業で班の意見を全体で共有します。
【 生物基礎 探究型授業 】酵素の実験をしました
酵素の性質を学ぶ単元の授業で、1年グローバル探究コースが実験を行いました。
与えられた実験材料や器具を使うのではなく、班のみんなで話し合い、自分たちで実験を組み立て実施しました。
修学旅行2日目(2学年)スキー研修午後の様子
午後からはリフトを使って滑り始める人達もでてきました。
少し疲れもありますが、まだまた楽しんでいます。
修学旅行2日目(2学年)スキー研修その1
絶好のスキー日和の中、1日目の研修がスタートしました!
雪景色に興奮しつつ、慣れない雪の中を苦戦しながら歩くも楽しそうな表情でゲレンデに上陸しました!
日頃体験できないスキーを精一杯楽しんできます!!
修学旅行2日目(2学年)朝の様子
2日目の朝は6:30起床で、7時から朝食をとりました。
今日はいよいよスキー研修です。準備をして、スキー研修がんばります。
修学旅行1日目(2学年)長野到着
予定より少し早い18時過ぎに長野ホテルに到着しました。現地気温は約-3℃で、雪も少し残っていました。
到着後は部屋で荷物の整理や着替えを行い、入所式と夕食でした。
入所式は、1組の牛島くん、生徒会長の塩田さんが挨拶を行いました。
これから2日宿泊します。
修学旅行1日目(2学年)羽田空港到着
10:45頃に福岡空港を出発して、無事羽田空港に到着しました。
今からバスで5時間ほどかけて長野に向かいます。
窓からの景色も楽しみです、
修学旅行1日目(2学年)鹿本高校出発
朝6:40分に集合し、いよいよ今から出発します。
早朝から送迎・見送り・交通整理等ありがとうございました。まずは、福岡空港へ。
①修学旅行(2学年)出発式
修学旅行の出発式を行いました。
はじめに校長先生からお話をいただき、生徒を代表して黒田さんが挨拶をしました。
JTBの白石様にも諸注意等をしていただきました。
いよいよ明日からです。修学旅行に向けて準備して下さった方や、保護者への感謝の気持ちを大事にし、集団で旅行するという自覚を持って3泊4日を過ごしたいと思います。
クロスカリキュラム 生物×地理×化学で環境問題を考える
生物の授業で環境問題についてどのくらい知っていて、どんな対策が取られているのか。また、取るべきなのかを生徒達から意見を収集しました。
その解答をもとに社会的な視点と科学的な視点で環境問題や対策について先生方にディスカッションをしていただきました。電気自動車の普及が本当に二酸化炭素の増加を抑えるのか。重金属とは何なのか。外来生物は本当に悪い存在なの。とにかく多様な視点やこれまで良い、悪いと考えてきたことが本当なのかという問を投げかけられ、生徒達は自然と思考し、自分の考えを周りと話し出す場面がいくつも見られました。
次は班ごとに各環境問題について調べプレゼンをしてもらいます。最大のテーマはこの環境問題は自分や社会とどう繋がり関係しているのかです。多くの視点と気付きを得て、良い発表ができることを期待しています。
【音楽選択】今年もヴァイオリンの授業を行います!
涼しくなってきて秋を感じるようになってきました。
音楽の授業では「芸術の秋」に先駆けて、ヴァイオリンの授業がスタートしました!
昨日・今日と授業を行った生徒は全員、ヴァイオリンを触るのは人生ではじめて。
初回授業では、弓の持ち方や楽器の構え方など基本的なことをしっかりと学びました。
初回にも関わらず、授業の後半ではみんないい音で演奏できるようになりました。
更に「きらきら星」も少しですが、演奏できるようになりました。
はじめてのヴァイオリンの授業でしたが、みんな大健闘!
物凄いペースで上達しています!次回が楽しみです!
(文責:前村)
【音楽選択】ドラムセットに初挑戦!
2年生の音楽の授業で、今日よりドラムセットに取り組み始めました。
知ってる楽器ですが全員初挑戦。
手と足がそれぞれ違った動きをするので、とても頭を使ったようです。
初回授業の本日でしたが、早速何かを掴み始めた生徒もいて、上達の予感を感じさせてくれました。
次回からが楽しみです。
(文責:前村)
【音楽選択】教育実習生の研究授業が行われました!
本日3時間目、音楽の教育実習生の研究授業が行われました。
授業の中身は創作の授業で、8小節のメロディを作り、その発表が本時の内容でした。
どのようなイメージで作曲を行い、そのイメージを表現するためにどのような工夫を行ったのか、そして実際に演奏し、それぞれの発表を聴きました。
3週間の教育実習の集大成となる、本時の研究授業。
先週の授業から更に磨きをかけて、より良い授業になっていました。
実習生の丁寧な指導が実を結び、全ての班が立派な作品を完成させることができました。
一人一台タブレット端末(chromebook)を上手く活用し、効果的な学びがあったと思います。
穏やかで安心して学べる雰囲気がある、暖かい授業でした。
(文責:前村)
数学探究(バトンパスを考察する)
宮崎教諭の数学探究の時間に数学的な視点からバトンパスをスムーズにつなぐことができるのかを考察する授業が行われた。実際に生徒が走り、速度を計算することでバトンパスの走り出す距離を導き出すものだった。体育の田代教諭の協力で撮影区間の設営が行われ、正確な測定が可能となり授業が展開された。
取組内容
走ってくる生徒=100mを全力疾走。50mと100mでタイム測定。50~100m区間のタイム差から速度を計算。※その速度で等速運動(一定の速度で走ってくる)をすると仮定
受け取る生徒=0m~50mを撮影し、後日、1秒ごとの移動距離から速度を求める。
これらのデータをグラフ化することで、2つの直線と曲線が接する時の直線グラフのy軸交点から受け手が走ってくる人がどのくらいの距離を通過したとき走り出すと良いかわかる。この後、実際にこの距離でバトンパスを行うとうまくいくのかを調査する予定だそうだ。
記事:探究型クロスカリキュラム担当者
【音楽選択】教育実習生が頑張っています!
現在本校では教育実習期間となっており、音楽科には1名の実習生が来ています。
写真は1年生の授業の様子です。
中身は創作(平たく言うと作曲)です。2時間目の今日はモティーフの創作に取り掛かりはじめました。
一人一台タブレット端末(Chromebook)を用いて、ピアノで音を確かめながら各自黙々と楽しみながら作曲中です。
実習生も的確にアドバイスし、面白い作品が出来上がる兆しが見えてきています。
来週の研究授業に向けて日々奮闘中です。
(文責:前村)
探究型クロスカリキュラム(美術×生物)
現在、生物の授業で動物の発生の授業を行っています。教科書では発生の様子を写真や断面図で教えてくれていますが、なかなか立体的にイメージすることができません。そこで、彫刻など立体的に制作する美術の知識を使えないかと考え粘土による模型作成を実施しました。模型作成にあたり、本校の美術の松本教諭に授業をしてもらい、立体的に制作する方法やコツを習いました。
作ってみると全く立体的にイメージできていない人もいることがわかったりしました。とても苦戦していましたが、家に持って帰って作ってくる生徒もおり、みんな一生懸命取り組んでいました。
正面のアンパンマンはかけても横顔のアンパンマンはなかなかかけないことがわかりました。
2学年体育(陸上競技)
体育の授業で田代教諭の発案でウォーミングアップや動きづくり、スタートブロックの重要性を理解するためにスポーツテストの結果を使用した実験が行われていた。生徒たちは陸上競技でよくウォーミングアップに用いられるラダーやミニハードルを使用してアップを行った。行う際は意識すべきポイントをしっかりと伝えながら実施されていた。さらにスタートブロックの使用方法をレクチャー、足の角度などを調整させ、50m走を実施。
多くの生徒がスポーツテストの結果を上回っていた。上回った生徒たちからは喜びの声が上がると同時にウォーミングアップ等の大切さを感じているようだった。もちろん下回った生徒もいたが、そういった生徒は「ブロックをうまく使えなかった」「体勢が崩れた」「靴がゆるい」など原因を考えるコメントが多く上がっていた。
生物発表会(染色体と遺伝子)
専門の生物では2周間に1度発表会を行っています。各班で決められた範囲の内容を調べまとめてポスターを作り、内容の説明を行います。毎回、ポスター+αを課しています。今回は聞いていいる人がわかりやすくなる教材を必ず作ると言うものでした。各班、ポスター以外に模式図や紙芝居、模型を作る班もありました。問題を丸々出題し解説しながら内容を説明するなど工夫が見られとても関心しました。
※ポスターは生徒たちが持っているChromebook内で班メンバー全員で分担して作成しています。
(記載:生物担当教員)
生物(ホルモンと神経をみんなで図示化)
恒常生の単元の復習としてこれまで学んだことを図に示す、班活動を行いました。ホルモンや神経、各器官の書かれたカード使用して図を作成していきます。開始直後から互いに意見を出し合い、活発に活動が始まりました。互いの意見がぶつかる場面もありましたが、納得する形に収まる様子を見てとてもおもしろかったです。
女子グループは外的刺激ごとにまとめていきましたが、男子は各外的刺激をすべて1つのカード(視床下部)に結びつけるなど図にバリエーションがあり作成過程を楽しみました。
授業時間内に完成しなくても良いと思っていましたが、一つの班が完成させ、他の班も見て来ることを促したり、各刺激でまとめた図の全てに共通するカードが何か考えさせたりすると、もう一度作り直したいと2枚目のホワイトボードに図を作り始めました。チャイムが鳴っても続けたため終礼に間に合わなかったことは反省しています。しかし、終礼後も生物室に来て図を完成させて帰っていった生徒たちはとても満足そうでした。
授業者として見れるだけでしたが、とても楽しい授業でした。
(記事:2年生物担当教員)
「理数探究(総合的な探究の時間)」について放課後討論
放課後の時間、職員室で、西村先生と冨田先生が「理数探究(総合的な探究の時間)」の教科書「課題研究メソッド」を開いて、熱く話し合っていました。「去年より少しでも良い授業にしたい。」と西村先生。
いよいよ授業がスタートします!
4月7日の研究開発部の会議が終わったあと・・・
研究開発部会で「1年生の理数探究の導入にSDGsを使おう」と意見がでました。
すると・・・会議が終わったあとに、早速、森先生による、SDGsカードゲーム(森先生オリジナル)の指導方法の講習会がはじまりました。先生方も真剣に聞き入り、やってみていました。鹿本高校の先生方は、今年も熱いのです。
【音楽選択】作詞作曲編曲した作品が最優秀賞受賞となりました!!!
本年度の音楽Ⅲでは創作に取り組みました。
音楽理論・和声法を理解する流れの延長に楽曲制作を据え、自分で1曲作り上げることを目標に作詞・作曲・編曲を行いました。その後PCを使って譜面の清書。そして音源作成。最後に作った作品の世界観を表現するためにミュージックビデオを作成しました。
一連の授業で制作したものをくまもとICTコンテストに応募したところ最優秀賞の受賞に繋がりました。
一見すると難しそうに見える授業内容ですが、実際に行ってみると大変面白く、あっという間に曲が完成しました。
(文責:前村)
【音楽選択】3年生はピアノに挑戦中!
今年も生徒が弾けるようになりたい曲を私が編曲・書き下ろし!今回は優里さんのシャッターを書き下ろしました!
この授業オリジナルの譜面で練習中です!
「好奇心」こそ最大のエネルギー。毎時間驚くほどに上達していっています。
そして昨年と異なる点はChromebookを活用しているところです(譜面の右側に横向きで置いてあります)。
ICT機器が生徒の練習を支え、上達を手助けています!
(文責:前村)
2年生 修学旅行⑭ 「ありがとう!!志賀高原・志賀グラウンドホテル」
おはようございます。
5:45に起床し、朝食前に4組の藤本君が代表あいさつをしました。
そして全員の協力で予定よりも10分早くホテルを出発しました。(思いやり・配慮がきちんとできてます!!)
志賀高原の最高の環境でスキーができ、宿泊等の準備をしてくれた志賀グラウンドホテルの方々に感謝します。
2年生 修学旅行⑬ スキー研修2日目「最高の滑りをみてください!!最高!!」
2年生 修学旅行⑫ スキー研修2日目「最高のスキー条件!!」
午前中は、ほとんどのクラスが頂上にリフトであがり北アルプス(修学旅行⑪写真参照)を眺めながら全長約4kmのコースを多い班は3回滑走しました。
最高の眺めに最高の滑走条件が揃う、本日のスキー研修です。
子どもたちもスピードを出せるようになったり、スムーズにターンしたり、バックで滑走したり、上達のスピードが早いです。
2年生 修学旅行⑪ スキー研修2日目「最高の景色」
頂上からは北アルプスの山々を観ることもできています。周囲の景色も最高です!
2年生 修学旅行⑩ 3日目 「今日の天気は晴れ」
おはようございます。
3日目の朝を迎えました。
今日はスキー研修2日目になります。昨日は雪が降り続き新雪の中でのスキー研修でした。今日の天気予報は「晴れ」
充実した研修になるように、6:30に起床して、しっかりと食事を食べています。
2年生 修学旅行⑨ スキー研修1日目 午後 「リフトデビュー!!」
午後からは、全班がリフトで中腹まで行き、そこからの滑走を行いました。
初めてのリフトできちんと降りることができるかの不安がありましたが、インストラクターの指導やサポートでリフトを停めることもなく降りることができました。(慣れてきて油断し、転倒することはありましたがリフトを停めることはありませんでした!)
その後は、班別に様々な取り組みが行われました。リフト乗り場までドンドン滑走したり大きなターンをしながら下ったり、「だるまさんが転んだ」をしながら止まる練習をしたり時間いっぱい楽しむことができました。
また、「かまくら」も作りました。一人が入れるかまくらですが、本当に温かいことがわかりました!!
足の痛みがでてきていますが、全員が体調を崩すこともなく2日目を終えることができています。
終日、雪が降り続いているので最高のゲレンデを明日も楽しめると思います。
最後の研修を充実したものにできるようにしたいと思います。
2年生 修学旅行⑧ スキー研修1日目 午前 「最高の環境!!」
いよいよスキー研修が始まりました!!
まずは、夜から降り続いた雪でゲレンデは最高のパウダースノー!!
生徒たちも雪の状態に歓声を上げながら、スキー板を持っていざゲレンデへ!
基本的な動作を学びながら、各班でスキーにチャレンジしています。リフトに早速乗って上の方に行く班も多くなってきました。
そして、新しい鹿本高校スタイルのスキー研修を体験中。それは「ALL ENGLISH」で研修を受ける班があります。
インストラクターのコーチングは英語で行われ、生徒も会話は英語のみ!!お互いに英語で表現しながら、楽しんでいました!!
2年生 修学旅行⑦ 「2日目朝・・」
おはようございます。起床の時間となりました!!
昨夜は、みんなで過ごす夜を楽しみながら22:30には消灯をしました。
本日はいよいよスキー実習です。楽しみと不安の中で昨夜を過ごしたかもしれません。
昨日心配していた天気も夜中に降り続けた雪でロービー前は約6cmは雪が積もっています!!
今日も1日「思いやり」「周囲への配慮」を大切にしながらスキー実習を楽しみたいと思います。
2年生 修学旅行⑥「明日に向けて・・・」
明日はいよいよスキーです。
道中は雨が降り、雪が溶けることを心配しましたが、到着後は雪が降っています。
明日の天気を祈るのみ!!
※撮影時のみマスクを外しています。
2年生 修学旅行⑤ 「満腹の夕食!!」
夕食をみんなで楽しく、そしていっぱい食べました!!男子は5杯食べた人も!!!
2年生 修学旅行④ <長野到着>
19:00頃、長野県志賀高原の志賀グランドホテルに到着しました。
代表あいさつを山部さんが行い、道中の空腹を一気に満たす食事をしっかりと取ることができました。
明日のスキー研修に向けてウエアのサイズ確認とブーツの履き方を教えて頂き、このあとは各部屋で楽しみます!!
2年生 修学旅行③<飛行機、バス移動中>
熊本空港または福岡空港から羽田空港に到着しました。
熊本空港便では、飛行機が離陸するときには歓声?!が起きていました。
天気もよく阿蘇上空を飛行する際は、とても素晴らしい景色に写真撮影をしたりして機内でも様々な楽しみ方をすることができました。
現在、埼玉県をバスで移動中です。お台場や東京タワー、スカイツリー、首相官邸などを車窓から観ることもでき楽しみながら移動をしているところです。
長野までもう少し・・・!!バスの旅を楽しみます!!!
2年生 修学旅行②<出発式>
7時20分に体育館に集合し、7時30分から出発式を行いました。
団長の西村校長先生からの挨拶後、諸注意があり8:00に各空港に向けて出発しました。
学校までの送迎、見送り等をして頂いた皆さんありがとうございました!
2年生 修学旅行①
1年延期されていた「2年生の修学旅行IN長野」に本日出発します。
様々な思いがある中で、一人ひとりが「思いやり」「周囲への配慮」を大切にし、3泊4日の旅行を楽しんできます。
随時、様子をHPで更新していきます。
本日のスケジュール
7:20 学校集合→8:00学校出発→10:40 熊本空港発 → 羽田空港着 → 18:00以降 志賀高原着
11:50 福岡空港発 ↗
鹿本高校卒業生 浦田理恵さん来校!! オリンピック・パラリンピックムーブメント全国展開事業講演会
本校卒業生、東京パラリンピックゴールボール銅メダリスト 日本代表 浦田理恵さんの講演会が実施されました。
「一歩踏み出す勇気・~自分が変われば世界が変わる~」というテーマで視力が低下していく中で周囲に事実を伝えたり受け入れることに悩んだこと。人に伝える勇気を持って前に進んだことで新たな世界が見えてきたこと。そして、ゴールボールとの出会い。
自らのこれまでの考え方、行動、そしてこれからを考えさせてもらえる機会となりました。そして、コミュニケーションの大切さも学ぶことができました。
美術の授業の集大成作品が受賞!
美術の授業を選択している3年生の馬場さんが、授業で制作したデザインの作品を県高校美術展に出品し、奨励賞を受賞しました。馬場さんの作品は、アクリル絵の具や針金を使って絶滅危惧動物の保護を訴えるポスターの大作です。作品は、11月7日まで熊本県立美術館分館で展示されています。
【音楽選択】ギターに挑戦中!
1年生の音楽選択の授業では現在ギターに取り組んでいます。
馴染みのある楽器ですが、今まで弾いたことのある生徒は多くなく、ほとんどの生徒が初挑戦となっています。
今は基本的な指の運指について・TAB譜(ギター独自の記譜法)に慣れるために基本的な音階練習に取り組んでいます。
黙々と取り組む姿・友人と教え合って上達する姿・Chromebookを用いて前時を振り返りながら練習する姿など様々ですがみんな確実に弾けるようになってきています!
また、プロのギタリストの山木将平さんが鹿本高校音楽選択者へ動画メッセージを送ってくださいました!(YouTubeの限定公開で送ってくださいました。)
動画の中で3種類のアコースティックギター(フォークギター・クラシックギター・リゾネーターギター)の紹介と演奏は思わず見入ってしまうもので、感動しました。
山木将平さん、ありがとうございました!
基本を攻略したら次はギターアンサンブルに挑戦する予定です。
(文責:前村)
【音楽選択】スペシャルすぎるゲストが音楽の授業に登場?!
現在、鹿本高校の音楽の授業ではヴァイオリンに取り組んでいます。
そんな、本日の2限目の授業に驚きのゲストが来られました!
NHK交響楽団第1コンサートマスターの篠崎史紀さんです。
昨日、くまもと復興国際音楽祭にて山鹿を訪れておられた篠崎さん。
午前中の僅かなスケジュールの合間を縫って、鹿本高校生のために本校へ来られました。
生徒からは音楽を始めたきっかけや、好きな曲、演奏しているときに気をつけていることなど様々な質問が飛び交いました。
ひとつひとつに丁寧にお話してくださる姿が印象的でした。
私は、生徒が使用している(レンタルの)ヴァイオリンで演奏してほしいとリクエストしてみました。
篠崎さんがその楽器で演奏すると驚くような音で、感激しました。
その後、篠崎さんが使用されている楽器(ストラディバリウス)で同じ曲を演奏していただきました!
わずか30分ほどの時間でしたが極めて濃密な時間を過ごすことができました。
最後にはサインを貰い、記念写真を撮りました。
(文責:前村)
【音楽選択】3年生の授業より。ヴァイオリンの集大成!
9月は3年生もヴァイオリンに取り組んでいます。
本日はヴァイオリンのソロ演奏で録音をしました。
曲は生徒が弾きたいとリクエストがあったものを私が編曲してピアノ伴奏と合わせてアンサンブルしました。
今回の編曲では途中で転調して更に盛り上がるような仕掛けを施してみました。
ヴァイオリンは授業で期間限定でしか扱うことができませんが、このように着実に力を付けてソロで演奏できるまでに成長しました。
ピアノと合わせて録音するのを経験することで、アンサンブルして音楽を創り上げる奥深さを感じ取ってくれたことと思います。
(文責:前村)
【音楽選択】ヴァイオリンの授業がスタートしました!
2学期最初はヴァイオリンの授業です。
実際にヴァイオリンを見て弾いて、非常に楽しい時間となっています。
初めてヴァイオリンを触って2時間足らずで「きらきら星」が弾けるようになった生徒もいました!
今後が楽しみです!!
(文責:前村)
生物×数学×家庭のクロスカリキュラム(アルコール発酵:蒸しパン)
生物の授業で発酵について学習しました。学習した内容が実際にどのように活用されているのかを実感すると同時に発酵の様子を観察するため電子レンジで作成できる蒸しパンを作る実験を行いました。
生地が発酵により発生する二酸化炭素で膨らむ様子を観察し、2分おきに高さを測定していきました。
時間ごとの体積を計算するために上部の半径を高さから計算して、円錐台の公式により体積を導くやり方を数学の宮崎教諭から学びました。
最後に家庭科の授業で西村教諭からどのような生地にはどんな膨化剤を使うと良いのかなどを学びました。
ポスターセッション(生物)
各班で担当した分野を発表し合いました。各自で調べてきたことを班員で共有して一枚のポスターを作成します。このポスターは全員に縮小して配布し、このプリントを持って発表を聞いてまわります。発表は2時間行い。1時間目に発表した班員が2時間目は発表を聞いて回り、1時間目に聞いて回った班員が発表に回ります。パソコンの動画を見せたり、模型を使って説明する班もありました。
ラオス サワンナ大学とのオンライン授業:生物×地理×JICA(ラオス)
生物の授業の一環で日本とラオスのゴミ問題について考える授業を行いました。本校生は日本のゴミの処理の仕方やゴミ問題についてプレゼンし、ラオスの大学生から質疑を受けました。時間的な制約もあり、大学生側からの発表時間が取れませんでしたが、前もって大学生によって作られていたラオスのゴミ問題の資料を元に比較して考えることができました。
これから一緒未来を作っていく仲間の存在を国や文化を超えて知り、理解して、つながっていってくれればと思っています。
【音楽選択】生徒1人1台のタブレットを用いて楽曲分析に挑戦しています!
本校はICT機器(1人1台端末)整備の「先行実践校」県内の16校の1つに指定されています。
それに伴って現1・2年生には「生徒1人1台のタブレット」が貸与されています。また、「大型提示装置(電子黒板)」、「無線LAN」、「高速インターネット回線」が校内整備されています。
音楽の授業(2年生の音楽Ⅱ)ではモーツァルトが生涯最後に書いた交響曲、「ジュピター」愛称でも知られる第41番の授業に取り組んでいます。1楽章から順に学んできた今日はいよいよ第4楽章。
各個人のタブレットには交響曲第41番のフルスコア(指揮者が見る総譜)がダウンロードされており、実際に鳴ってる音と譜面を照らし合わせながら学びを深めています。
本時はジュピター音型を見つけながらそれぞれの気付きを共有、最後の場面ではこれまでのモティーフが対位法的技法によって展開・発展していく様子をタブレットで確認しました。
来週はまとめに入ります。
(文責:前村)
ラオスのJICA職員とのオンライン授業(生徒基礎:環境問題)
ラオスに派遣されているボランティア職員の溝口さんと甲藤さんにラオスの国について学び、ラオスと日本の環境とゴミ問題について考える授業を行なっています。6月からはサワン大学の学生とディスカッションを行う予定です。
同じ世代で将来の環境について考えていけたらと思っています。
外部クロスカリキュラム 生物×地理×JICA(ラオス)
今回,生物の生態系の分野で地理の田尻先生とJICA職員からラオスについての講義を受けた。
受けるうえで、各班がラオスの文化や歴史、経済、教育などそれぞれ担当してジグソー方式で全体でラオスを理解した。
県立教育センター研究発表会(オンライン)(2月19日より)
英語でサイエンス(英語×生物クロス)
Who am Iというテーマで生物基礎の授業で免疫について学んできた生徒達は、自分達が何の細胞なのかを他の生徒達に英語で質問し、その答えから自分達が誰であるかを予想して答えるゲームをしました。Where am I born?と聞かれてあれどこだっけ、と戸惑う姿が見られました。授業でわかっているつもりが、実は曖昧に覚えていたり、わかった気でいたことに気付かされる授業となりました。ALTのバッキー氏と西教諭のアイディアあふれる授業に僕も生徒も楽しく学ぶことができました。
海外オンライン×英語探究×LHR×英語表現I
国際理解講座「令和SDGs熊本」を通して、学んだことが普段の学習とどのようにつながっているのかを意識させたいと授業や日々の問いかけを意識する中で、8月~12月にかけて様々な取組や授業がつながり1つの流れをつくることができました。昨年より取り組んでいるクロスカリキュラム(科目横断的指導)の理想の形であったと感じています。国語科の冨田教諭がシンガポール大学とのオンライン講座を企画し、総合的な探究の時間やLHRを利用し、日本のSDGsの取組や総合的な探究に関連する内容をプレゼンし、ディスカッションを行いました。さらに世界に視野を広げさせたいと英語科の川元教諭が国際理解講座「令和SDGs熊本」の講演を企画されたことで一気にSDGsを軸とした学びの流れが生まれていきました。グローバル探究コースの担任である西教諭はこの学びを日々の授業にも生かしていくべきだと考え、単発になりがちな講演や講義と授業をつなぐ取り組みをされていかれました。その意識が大学教授の講演後のSDGsカードゲームであったり、JICA講演後の英語でのプレゼン活動につながっていきました。国語科・英語科・理科科の教科を越えた取り組みとなりました。
◎シンガポール大学とのオンライン講座
◎SDGsカードゲイム
◎JICA講演会
◎英語表現Ⅰ(プレゼンテーション活動)
○これまで学んだことや考えたことを英語で発表し合い評価を行う
○自分の考えや取り組みがどのSDGsとつながっているかをマインドマップを作成。
感染症について クロスカリキュラム(保健×生物)
保健の授業で感染症や予防法について学習が行われた。その中で手を洗う効果について菌や細菌を培養する培地を作成し、実際に様々な方法(お湯につけるや2度洗い、エタノール消毒など)で洗った際の手の菌の変化を調べた。
また、汚れていると考えられる所(便所のノブ、スマホ、小銭など)を触った手を培地につけるなど、班ごとに様々な条件で培養を始めた。
実験の結果から至る所に細菌や菌がいること、手を洗う効果などを改めて気づいてくれればと思う。
生物実験での感染症対策(顕微鏡実験)
生物の授業の中では生徒実験を定期的に行ってきました。今年度は新型コロナウイルスの影響により共有で使用する顕微鏡実験は行えずにいました。しかし、「生徒側から実験はできないのですか。」「実験したいです。」などの意見が多数よせられ、なんとか感染リスクを押さえて実験できないかと考え、実験前の手洗いと実験後の手洗いを徹底させました。また、顕微鏡で接触の可能性のある目においては、使い捨ての接眼レンズカバー(写真1)を作成し、接眼レンズにカバーをして(写真3)実験を行いました。
写真1 写真2 写真3
クロスカリキュラムの実践 体育×物理(2年目)『速さの計算・グラフ化×短距離走』
本校で取り組んでいるクロスカリキュラムの実践をご紹介します。
スポーツ健康科学コースでは毎年、物理基礎の平均の速さ、x-tグラフ、v-tグラフの理解という単元の中で、自分達が実際に走ったデータからグラフを作成したり、平均速度を求めたりします。今年は昨年からさらにバージョンアップさせ、100mを20mごとに区切り、各区間をタブレットを用いて撮影し、フォームの分析を行いました。
フォームの分析後、速く走るための仮説を立て再度100mを測定する予定です。授業を担当する理科の佐野教諭は体育の古閑教諭と討論し授業を計画することで、「違う教科の視点に立つことができ知識の広がりを感じ、新たなアイデアや取り組みたいことが湧いて出てきます」と、興奮気味に語っていらっしゃいました。
佐野教諭の今後の動向に注目していきたいと思います。
休校期間のオンライン授業の取組
本校では、5月以降、全職員で様々な手法を取り入れながらオンライン授業に力を入れました!
既存の動画の利用から職員の手作りのもの、双方向性のやり取りを含め試行錯誤の中取り組みをしています。
生徒たちからは「自学よりも、時間割にそって進めるほうが取り組みやすい」、「友だちの声が聞こえて楽しかった。みんなと授業ができてよかった。」などの声もあり、私たち教員の取り組みの原動力となっています。
オンライン授業実施にあたり様々な課題もありますが、本校の綱領の一つである「師弟同行」をめざし取り組んでいきたいと思います。
生徒の皆さん、来週からは分散登校が始まります。動きがまた大きく変わることになりますが、一緒に頑張っていきましょう!!
双方向授業の試みの様子。生徒からはチャットを通し、答えられないほどの質問が寄せられました!
休校における職員の取組
コロナによる休校が続く中、多くの学校で様々な形で生徒に対する支援が実施されている。本校でも多くの先生方が課題配信や気持ちの持ちようなどこまめに連絡を入れている。そんな中、特に目を見張る動きを見せるのが本校職員の松永教諭だ。課題を配信するだけでなく、質問箱(公式のフォルダ)を作り生徒の疑問や質問のやり取りをしている。また、本人作成の動画やZOOMというアプリによる遠隔授業を展開して見せた。
生徒の中には「はじめてなので緊張したけど、授業という感じでよかった」
「久々の授業で楽しかった」など肯定的な意見が多く寄せられた。
さらに本校の研究開発部を軸にNPO法人との話合いを進め来年の取組を検討している。休校だからこそ出来ることを模索する松永教諭に私自身刺激される日々である。彼の様な存在がある限り明日の日本教育はコロナにも負けないと思わせてくれる。
◎質問箱への投稿
◎各NPO法人との話合
専門生物(担当分野解説と自作の問題を作成)
動物の発生分野と植物の発生の一部を8つに分け8つのグループがそれぞれ担当し、問題を作成。さらに、その問題が解けるように全体への解説や必要な資料を準備し配布する。問題を作成する際は大学の二次問題や模試の問題などをいくつも比較し、自作の問題を考え作っている。
KP法(紙芝居プレゼンテーション法)などを使って説明している様子。このほかにもプロジェクターを使用して教科書を写すグループや資料を提示する班もあった。
○説明ようの資料
○自作の問題
国語✖️生物
現代文の教科書に記載されている『なぜ、多様性は必要なのか』という文章を題材に、1年2組で国語と生物のクロスカリキュラムを行いました。
文章中には生物の多様性やエントロピーの増大の法則、動的平衡など様々な科学的な用語が含まれており、文章中の知識の広がりを感じると同時に様々な知識をつなげ深く思考していく必要があると感じました。
本田教諭の発案から生物の多様性を生物学の視点から理解とイメージしてもらうために国語✖️生物のリレー型クラスカリキュラムを実施しました。
ブロック崩しのオモチャの遊びを見せることで動的平衡をイメージさせます。
ブロック崩しから個体の動的平衡→種の動的平衡→生態系の動的平衡へとつないでいきました。
生徒からは「すごくイメージしやすかった」「動的平衡がすとんっと落ちてきました(理解しました)」などの意見をもらいました。
数学×物理×体育(野球)
1年2組(みらい創造科グローバル探究コース)のクロスカリキュラムで進行中の企画「ボールを遠くに飛ばすための理論」の様子を紹介します。
物理や数学の授業で導き出した理論の実践を行いました!!
角度を調整したバッティングマシンを用いて実際に打ち出すということで、今回は安全面も配慮し本校野球部監督の伊藤教諭のご指導のもと実験を行いました。
クラスの野球部員、マネージャーの手際のよい準備によりスムーズに計測できました!
マネージャーは、日頃の練習でも補助をしてくれていますが、「この角度で打ち出すことははじめて」と言いながらも丁寧に打ち出してくれました!
外野では野球部員がボール回収など協力してくれ、残りの男子を中心に計測に集中できました。
記録をとりつつ、次はどの角度で打ち出すか、何度計測するかなどと試行錯誤しています。
実験では計測ごとにデータにばらつきがあり、生徒たちは「風やボールの回転、マシンの温まり具合、ボールの入れ方」などが影響しているのではないかと分析しています。
この計測の結果をまとめることで、データに基づき思考を深め、次の仮説につなげるというサイクルを身につけてくれればと思います。
生物のAL型授業
専門生物では教師が授業をせず。生徒による授業が展開されている。
テーマを班ごとに調べレポートにまとめ、発表し、評価を行う‼️
各班発表に向けた念入りな準備や練習が行われている。
クロスカリキュラム(物理基礎✖︎防災)人を
物理基礎のベクトルの内容で、どのように倒れた人を担ぐと効率が良いのかをベクトルの知識を用いて考え、実際に正しいのか救助者の移動を行い、距離を測定しました‼️
各班色々な運び方を考え1番長い距離を運んだ班では700m近く運べたようでした。
クロスカリキュラム(物理✖︎数字✖︎体育)
本高校ではクロスカリキュラム(科目横断的授業)が実施されています‼️今回はその中で理論上の角度と実際の放物運動が一致するのかを考え、実行する物理と数学、さらに体育のクロスカリキュラムが実施されました‼️
写真は角度や初速を変えることでどのくらいの飛距離が出るかをシュミレーションすることのできるソフトを使用して理論上、より遠くに投げることのできる角度を調べている様子です。
福岡カタリバ×鹿本高校1年生 特別授業
11/14(木)の5,6限を使い、福岡カタリバさんをお呼びして「カタリ場」授業をしていただきました。大学生を中心とした先輩方の話を熱心に聞き、グループでの座談会では学校生活や自分の進路について語り合うことができました。また、先生や友だちに中々打ち明けられない話を大学生に個別に相談する生徒もおり、「斜め上」の関係の貴重さを私たちも感じました。
生徒たちは、
「自分の進路を考えるきっかけになった。」
「勉強が苦手で夢をあきらめそうになっていたけど、頑張ろうと思えた。」
「とてもすっきりした。またカタリバをしてほしい。」
といった感想をもったようです。
今回の経験と宣言(大学生との約束)を忘れず、日々を大切に過ごしてほしいと思います。
また、修学旅行でも再び大学生と交流し学ぶ機会を設けます。
自分を見つめ、未来に向かって進んでいく鹿高生にご注目ください!
ベストスロープを目指して(数学と家庭科のクロス授業)
バリアフリーの目線から学校内のどこにどんなスロープを作ると良いのかというテーマで、使う人の視点に立って見方、考え方を家庭科の西村教諭より解説を受け、数学の三角比の知識を活用してベストなスロープを考えプレゼンする授業をが行われました。生徒達はこれまでに学んだ内容や数学の教科書を確認しながら、自分のアイデアなどを出し合い活発な議論を行っていました。この授業展開を考えた松永教諭は数学が身近に使われていることや優しさを数値にできることに生徒達が気づき、数学を学ぶ意味を知ってほしいという思いがあったようだ。授業後の生徒達の感想からは「数学をより身近に感じた」「学んだことを初めて生かした気がした」などこれまでに無い知的変化を起こしているようでした。このほかにも世界史と数学の関係などの授業を展開されるなど数学の魅力を生徒達に次々と示される松永教諭の活動に目が離せません。
英語で化学実験(身近な物質のpH)
2年生の化学の時間に阿蘇中央高校のALTを勤めるエリカ・ローギ先生を講師に迎え、実験内容から生徒間のやりとり全て英語で行われました。うまく会話ができるのか心配しましたが、受業を担当する岩本先生の実験で使いそうな単語を記載したサポート資料などを使い実験を進め、英語で学んだ会話力を生かし、班内でコミュニケーションを取っている姿に驚かされました。IMG_3819.MOV
英語スキット発表会
令和元年(2019年)7月16日(火)4限目に3年4組で英語のスキット発表会が行われました。スキットとは寸劇のこと。テーマは自由。1週間前から一班3分程度で寸劇を作り練習をしてきました。日本の昔話をもとに作られた話や、未来のAIロボットを題材にした話など、班それぞれが工夫を凝らしたストーリーと演技力、歌唱力で聴衆を楽しませてくれました。指導は江崎緩奈講師とクリスティーナ外国語指導助手。生徒の豊かな発想力と表現力を引き出す授業でした。
みらい創造科グローバル探究コース1年「英語探究」公開授業
令和元年(2019年)7月8日(月)6〜7限目に本校図書館にて、みらい創造科グローバル探究コース1年「英語探究」の公開授業を実施しました。今回の授業は、生徒たちが参加するイングリッシュ・キャンプで交流するアジアやアフリカからの留学生それぞれの出身国について調べて、それを英語で発表するという3回のプログラムの中の最終回。生徒たちはグループごとに調べたことをポスターにまとめ、英語で発表しました。
授業はスーパーティーチャーである川元隆一指導教諭を中心に、英語科職員全員でのティーム・ティーチングで行われました。生徒たちはそれぞれ調べたことを元気に発表していました。ポスターも聴き手がわかりやすいように様々な工夫が見られました。
今回は、鹿本市教育委員会から北山綾審議員、熊本県立教育センターから濱寛明指導主事、田上貴昭指導主事を始め、県内の高等学校や小中学校から多くの先生方に参観していただき、指導助言をいただきました。
全体進行を努める川元隆一指導教諭 |
良いプレゼン、良くないプレゼンを説明する小森田由紀教諭 |
ドラマ指導の手法を使ったウォームアップアクティビティを指導するクリスティーナ・バッキ外国語指導助手 |
生徒たちのプレゼンの様子 |
1回目のプレゼンについて指導助言する井上久美子教諭 |
プレゼンの反省点についてグループごとに意見をまとめる |
濱寛明指導主事からの講評 |
ALTによるドラマの授業スタート
本校のALTクリスティーナ・バッキ先生は県内ALTの中で唯一ドラマ(演劇)に精通したALTです。ドラマの授業では、自分ではない他者を演じながら、様々な場面での表現力を高めていきます。1時間目の今回は、英語の母音や子音の発音、イントネーション、一つのセリフを、様々な感情を乗せて読む練習などがありました。6月6日(木)に1年3組で6月7日(金)に1年2組で実施しました。生徒たちは大きな声を出しながら、笑顔で練習に取り組みました。これから1学年の他のクラスでも実施予定です。
1年3組(普通科) |
1年2組(みらい創造科グローバル探究コース) |
クロスカリキュラムのプロジェクト型授業「物理×体育」
まず、クイズです。下の写真は何の授業でしょうか?
これは、物理と体育のクロスカリキュラム。「100メートルをより速く走ろう」というみらい創造科スポーツ健康科学コースで行われたプロジェクト型授業。生徒たちは前回の計測結果をもとに、アップ手順や走るときに心がけること・意識することを話し合い、ワークシートに書き込み、それを実践していました。そして100メートル走にチャレンジ。タイムは100メートルの中の数カ所で計測されました。次の授業ではその計測結果をグラフ化して、前回の結果と比較し分析します。指導は理科の森孝文教諭と体育の田代基浩教諭。単に走る練習を重ねるだけではなく、結果を分析する力の重要性に気づかされる授業でした。
班ごとに考えたアップ方法を試す生徒たち |
アップの後に100メートルのタイムを測定(スタートの合図を送る田代教諭(体育)) |
タイム計測は数カ所で行う |
計測後結果について森教諭(理科)と話し合う生徒たち |
県立教育センター研修 その1
令和元年(2019年)5月22日、中間考査後の14:30から、県立教育センターから、梶原圭一指導主事、田上貴昭指導主事、濱寛明指導主事を招き、職員研修を実施しました。
田上指導主事からは、これからのSociety 5.0のAI社会に向けて、私たち教育者が子供たちのどのような資質・能力を育てていかなければならないか、またそのような資質・能力を育てるためにどのような授業を展開していったらいいのか、新学習指導要領に込められた思いを、模擬授業を行いながら教示いただきました。
本校の教職員にとっては気づきの多い模擬授業で、これからの授業改善に大いに役立てそうです。
田上貴昭指導主事からの講話 |
模擬授業で発言する本校職員 |