2020年6月の記事一覧
部活動風景(演劇部編)
演劇部の部室の入り口はにぎやかです。
そして、放課後は扉が大きく開けられています。
早速、案内にしたがって「イン」してみましょう。
おやおや、部室の中ではどうやら次回の舞台をどうするか検討がなされているようです。
新型コロナウイルスの影響で、次回の舞台がいつになるのか、舞台芸術に携わる人たちにとっては、深刻な問題となっています。
本校演劇部員にとっても先の見通しの立たない状況は、とてもつらいに違いありません。
次回の舞台について質問すると、
「まずは、例年、秋に行われる城南地区の演劇大会に向け準備を進めたいと思っています。
先輩たちが残してくれた脚本もありますが、できれば自分たちで一本脚本を仕上げて、それを上演してみたいです」
と応えてくれました。
このような状況だからこそ、今できることを精一杯取り組んで、「そのとき」がきたら、
存分に力を発揮して欲しいと思います。
また部員は口々に、
「やっぱり、たくさんの人数でできる脚本で、みんなでがんばりたいです」
と本音を語ってくれました。
演劇部の扉が開いているのは、コロナのせいだけではなく、「部員(なかま)」を待っているからだと感じました。