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【ASⅡ】シンガポール研修 3日目(その2)/ Singapore Study Tour Day 3 [Vol. 2]
お昼は学食でマクドナルドを食べた生徒たち。昼からは、ASの研究内容に関するプレゼンテーションを行います。なんと、プレゼンテーションの会場は、佐藤先生が予約していただいた講堂。写真で見ていただけるように、大きなスクリーンが3つもある立派な講堂です。こんなスケールの大きい場所でのプレゼン、緊張しない人などいるのでしょうか…!
さて、いよいよプレゼンです。今日のトップバッターは「AI信号機」班。AI信号機の仕組みや従来の信号機との違い、AI信号機の抱える課題とその解決法の提案などを3人で協力して一生懸命発表しました(もちろん英語です!)。2番目は「海水準」班。珪藻と花粉を使った海水面の上昇予測と、それを利用したハザードマップについて発表しました。最後は「彼岸花」班。彼岸花に含まれる毒を耕作放棄地の除草に活用する方法についての発表です。さて、発表を終えて、3班全てに言えることは…「まだまだ」。うーん、やっぱり英語での発表は難しいものですね。練習をしてはいたものの、いざ英語で発表となると緊張のあまり、言葉につまってしまいます。特に質疑応答に関しては、どうして良いか分からずに固まってしまう場面が多く見られました。また、スライドに関しても、分かりやすくするための工夫が足りないという指摘を受けました。反面、研究の題材が面白いと褒めていただいたり、今後の研究についてとても参考になる助言もいただきました。
プレゼンの後には、実際の大学の研究施設を巡って、研究紹介や実習が行われました。最初に「めっき」に関する研究紹介が行われました。研究紹介では、研究室の学生が全て作り上げた研究機器(企業が作った研究機器に全く引けを取りません!)の紹介の後、実際にメッキ加工を施したものを紹介してもらいました。加工品は、一部のみ加工されていたり、とても細かいものに加工が為されたいたりと、大学の研究力の高さを感じることが出来ました。電子顕微鏡の実習では、実際に虫の一部を電子顕微鏡で観察しました。普段何気なく見ている虫の体がとても精密な構造をしていることをはっきり確認することが出来ました。生徒たちは、ハイレベルな大学での研究に驚きつつ、興味関心を高めていました。
夜のミーティングでは、今日の反省と明日挑戦したいことについて各自が意見と決意を述べました。うまくいかなかった部分も多い今日の研修でしたが、自分の課題や準備しておくべきだったこと、また、英語でのプレゼンテーションを効果的に行うために英語力を伸ばすことはもちろん、どんなことを準備すべきだったかに気づけたことは、生徒たちの意識を変え、それが今後の行動につながってくると思います。まずは明日、研修でどれだけ積極的に英語を使えるか、また、研修内容を踏まえてどのような事前準備ができるかです。気がつけばシンガポール滞在も残りわずか。思い残すことがないように、一人ひとり、ベストを尽くしてがんばりましょう!
The first group to present today was the “AI Traffic Signal” group, who worked hard together to present the mechanism of AI Traffic Signals, the differences between AI Traffic Signals and ordinary Traffic Signals, and the challenges faced by AI Traffic Signals and their proposed solutions (in English, of course!). The second was the “Sea Level” group, which had a presentation on the prediction of sea level rise using diatoms and pollen, and making a hazard map based on the prediction. The last group, the “Cluster Amaryllis” group, presented how to utilize the poison contained in the flowers called Cluster Amaryllis, for weeding abandoned farmlands. Do you want to know how the presentations were? Well, although they had practiced, when it came time to present, they got nervous and confused. Especially in the Q&A session, some groups had difficulty in understanding the questions, and there were many occasions when they froze. It was also pointed out that the presentation slides lacked creativity in making them easy to understand. On the other hand, they were praised for their interesting subject of our research and received some very helpful advice for their future research.
At the meeting afterwards, students reflected on today's results and expressed their opinions and determination on what they would like to try harder tomorrow. Although there were many aspects of today's activities that did not go well, they realized some important things; what they should have done beforehand, or what they should do to improve their English skills to make their presentations more effective. There is only one day left of our stay in Singapore. Let's each of us do our best so that we will not have any regrets!
【ASⅡ】シンガポール研修 3日目(その1)/ Singapore Study Tour Day 3 [Vol. 1]
南洋理工大学(NTU)での研修に向けて朝からパリッと制服姿の生徒たちは、心なしか緊張している樣子ですが、しっかり朝食をとると、大学へ向けて出発しました。ホテルから大学までは少し距離がありますが、最寄りのPioneer駅までは予想したほどの混雑もなく、無事に到着しました。駅からはバスで大学に向かうのですが、既に駅の時点で周りはNTUの学生と思われる若者で溢れています。そして、バスの車内は、人、人、人…! 短い乗車時間ではありましたが、3万人以上の学生数を誇るNTUの規模の大きさを改めて感じた出来事でした。
機械航空学科の佐藤裕崇教授にお世話になる今回の研修ですが、生徒たちが先生にお会いするのは3月に本校で行ったSSH特別講演会以来です。研修は先生の研究内容を含むショートトークで始まります。先生がなぜ「昆虫サイボーグ」の研究をされているのか、どのような仕組みなのか、また、他大学との研究との違いはどのようなものか、この研究をいつ、どのように活かしていきたいと思っているのか。はじめは緊張のあまり表情も硬かった生徒たちですが、先生の飾らないお人柄と、生徒たちにも分かりやすくかみくだいて説明してくださる優しさに触れ、少しずつですが発言ができるようになってきました。その後は、研究や講義で使用されている大学の施設や研究室などの施設のツアーをしていただきました。現地の学生が勉強している姿を間近で見ることもでき、生徒にとって大学生活を肌で感じる機会となりました。また、NTUの整った施設や初めて見る機器などに驚きと発見の連続だったようです。研究室の学生さんたちにもとても丁寧に接していただき、英語に苦戦しながらもなんとか午後からの実験の準備を終えた生徒たちでした。
【ASⅡ】シンガポール研修 2日目(その2)/ Singapore Study Tour Day 2 [Vol. 2]
さて、午後の研修ではチャンギ空港の近くにある離島「ウビン島」へ向かいます。今日の移動では、シンガポールで初めてのバス乗車に挑戦! ここで私たちが活用したのはシンガポールで販売されている「ツーリストパス」、つまり、公共機関が乗り放題になる旅行者向けのパスです。このパスを機械にタッチし、乗車。早速、2階に向かいます。そう、シンガポールの路線バスは2階建てバスが多いのです(ざっと見たところ半分以上!?)。2階からの眺めを楽しみつつ、ウビン島行きのフェリーターミナルに向かいます。終点のチャンギ・ヴィレッジから船に乗り、わずか10分ほどでウビン島へ! さぁ、いよいよ離島上陸です!
シンガポール政府のウェブサイトによると、ウビン島は面積およそ10平方キロメートルで、過ぎ去った時代の素朴な美しさが残っている場所だということです。この島には池や湿地、海岸林、かつて稼働していた花崗岩の採掘場など様々な見どころのあるこの島には、ヤシの木やマングローブが生い茂り、トンボや蝶、魚類や鳥類、小動物など多種多様な生き物が暮らしています。
ウビン島に到着した私たちはまずシンガポール最後の村のひとつであるカンポンで昼食を取り、それから様々な動植物を観察しながら、お目当ての湿地を目指します。南国らしいカラフルな花や見たこともないような実がなっている木々などを見ながら歩くこと、約3㎞、心地よい汗をかきながら、無事目的地に到着しました。残念ながら、一番期待していたトカゲには逃げられてしまってじっくりと姿を見ることはかないませんでしたが、日本とは鳴き方の違うセミやユニークな形状の魚、聴いたことのないような鳴き声の鳥、それに猿の群れまで観察することができました。観察後は、日本で観察した白嶽湿地との土の違いや植生の違い、観察した生物などについてディスカッションを行い、ウビン島の生態系について考えを深めることができました。
2日目の日程は夕食後のプレゼン練習で終了となり、いよいよ明日、南洋理工大学での研修が始まります。英語での発表や質疑応答がしっかりできるのか、全工程英語で行われる研修で積極的に質問できるのか、期待と不安が入り混じった表情をしている6名の生徒たちです。またとないこの研修の機会を最大限活かせるよう、私たちスタッフも精一杯サポートしていきたいと思います。
In the afternoon, we are visiting Plau Ubin, a remote island near Changi Airport. For today's trip, we tried riding a bus for the first time in Singapore! We used the “Singapore Tourist Pass,” a pass for that allows unlimited rides on public transportation. All you need is touch this pass to the machine and board the bus. We immediately headed for the second floor. Yes, many buses in Singapore are double-decker buses (more than half of them, at a glance!). Enjoying the view from the second floor, we headed for the ferry terminal to Pulau Ubin. From the terminal at Changi Village, it is only a 10-minute boat ride to Pulau Ubin! Now, it is time to land on the remote island!
According to the Singapore government website, Plau Ubin is approximately 10 square kilometers in area and retains the rustic beauty of a bygone era. The island, with its ponds, wetlands, coastal forests, and once-operating granite mines, is home to palm trees, mangroves, dragonflies, butterflies, fish, birds, small animals, and a wide variety of other creatures.
Upon arrival there, we first had lunch in Kampong, one of the last villages in Singapore, and then headed for the wetlands, observing a wide variety of flora and fauna. We walked about 3 km, looking at colorful tropical flowers and trees with fruits that we had never seen before, and arrived at our destination. It was quite a good exercise! Unfortunately, the lizard we found eescaped quickly so we were unable to get a good look at it, but we observed cicadas with a different sound than in Japan, uniquely shaped fish, birds with a sound unlike anything we had ever heard, and even groups of monkeys. After the observation, we had a discussion about the differences in soil and vegetation from the Shiratake wetlands we observed in Japan, as well as the organisms we observed, and were able to deepen our understanding of the ecosystem of Ubin Island.
The second day's schedule ended with a presentation practice after dinner, and the training at Nanyang Technological University will finally begin tomorrow. Our six students are looking both hopeful and anxious, wondering whether they will be able to give their presentations and answer questions in English. We will do our best to support them so that they can make the most of this unique training opportunity.
【ASⅡ】シンガポール研修 2日目(その1)
シンガポール研修2日目は、バイキング形式の朝食で始まりました。食パンやコーヒーの他に、ピーナッツのお粥やシンガポールのソウルフードとも言われるカヤトーストに使われるカヤジャム(砂糖、卵、ココナッツミルク、パンダンリーフから作られたジャム)など、日本ではなかなかお目にかからないようなユニークなメニューもありました。
さて、今日の午前中はHSBC(香港上海銀行)の堀江様の講義です。この講義に向けて生徒たちはHSBCの事業内容や脱炭素の取組について調べてきましたが、それ以外にも、これまでの日本や海外でのご経験、シンガポールと日本の違い、国や人々の考え方についてなど、多くのことをお話しいただきました。生徒ひとり一人の意見を引き出しながらディスカッション形式で進められた講義はとても中身が濃く、あっという間の2時間でした。(終了後は講義会場から徒歩3分のマーライオンも見ることができました!)
余談ですが、この講義では国際交流の支援などを行っている「クレアシンガポール事務所」の会議室をお借りしました。クレアのオフィスがあるこのRuffle's Placeというエリアは、シンガポールの中心業務地区なのだそうです。駅を出ると立ち並ぶビル群に迎えられ、感嘆の声をあげるや否や、一斉に写真を撮り出す生徒たち。さらに、クレアが入っている近代的な高層ビルのセキュリティや近代的な設備(エレベーターも段違いの性能。30階まであっという間です!)に、自然豊かな天草からやってきた私たちは、ひたすら驚くやら圧倒されるやらでした。
今回の講義をサポートいただいたクレアの黒岩様と山口様はそれぞれ宮﨑県庁と熊本県庁からの派遣とのこと、講師の堀江様(天草のご出身です)をはじめ、みなさま九州のご出身で、様々な経験を経て現在このようにシンガポールで活躍されています。この素敵なご縁を通して、生徒たちにとって海外で学ぶことや働くことが身近に感じられ、自分たちの持つ可能性に気づく機会になったと思います。ご協力いただいたみなさまのご支援と温かいお心遣いに感謝します。本当にありがとうございました。
午後からは高層ビルが立ち並ぶ環境とは180度異なる、昔ながらの自然が残る離島「ウビン島」を訪問します。さて、どんな研修になるのでしょうか?
The second day in Singapore started with a buffet breakfast. In addition to bread and coffee, there were some unique dishes such as peanut porridge and kaya jam (jam made from sugar, eggs, coconut milk, and pandan leaves) used for kaya toast, which is considered one of Singapore's soul foods.
In the morning, we had a lecture was given by Mr. Horie of HSBC (Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited). In preparation for this lecture, the students had been researching HSBC's business and decarbonization initiatives, but he also talked about his past experiences in Japan and overseas, the differences between Singapore and Japan, and the way of thinking of the country and its people. The lecture, which was conducted in a discussion style, was very fulfilling, and the two hours went by very quickly. As you can see one of the photos above, we also had a chance to see the Merlion, which was only a 3-minute walk from the lecture hall!
By the way, for today's lecture, we borrowed the conference room of Clare Singapore Office. Clare is an organization which provides support for international exchanges (We have a Clare in Kumamoto too!) The office is located in the area called Ruffle's Place is the central business district of Singapore. As soon as the students exited the station Ruffles Place, they were so amazed by a row of buildings, and they started to take pictures at once. We were all astonished and overwhelmed by the security and modern facilities of the modern high-rise building where Clare is located.
We didn't know that the three active people who helped us, Mr. Kuroiwa and Mr. Yamaguchi of Clare, and the lecturer, Mr. Horie (from Amakusa), are all from Kyushu. Through this wonderful opportunity, the students should have become familiar with the idea of studying and working abroad and realized their own potential. We would like to thank everyone for their support - thank you very much!
In the afternoon, we are saying goodbye to these high buidings in Ruffle's place and visiting “Ubin Island,” a remote island where nature remains as it did in the past. If you are interested, please stay tuned!
【ASⅡ】シンガポール研修 1日目(その3)/ Singapore Study Tour [Vol. 3]
お腹もいっぱいになったところで、7時からは、プレゼン練習&ミーティングの時間です。まず、英語での発表練習と質疑応答を行いました。今回の研修に参加しているのは、海水準の変動を反映したハザードマップの開発を目指している「海水準班」とAI信号機の日本での実用化に向けての研究を行っている「AI信号機班」、彼岸花に含まれる毒素を活用して耕作放棄地の雑草の成長阻害を図る「彼岸花班」の3班に所属する生徒たちです。発表は正直いってまだまだつたない部分も多いものの、それぞれ原稿をしっかり覚えていたり、聴衆の注意を引く工夫を考えたりと、分かりやすい発表に向けた工夫が見られました。プレゼンを聴く班も、頑張って英語で質問したり、アドバイスをしたりとお互い協力しあって頑張っていました。明後日の発表まで、更に工夫を重ねていきましょう!
さて、明日からいよいよ本格的に研修が始まります。明日の午前中はHSBC(香港上海銀行)で勤務されている方に講話をいただき、午後からはウビン島での生態系調査の予定です。日本での事前学習を最大限活かして、ここでしか経験できない学びを得てくれることと期待しています!
After dinner, students had a presentation practice & meeting. First, they practiced their presentations in English and had a Q&A session. The students participating in this training program belong to three groups: the Sea Level Group, which aims to develop hazard maps reflecting sea level fluctuations; the AI Traffic Signal Group, which is researching the practical application of AI traffic signals in Japan; and the Cluster Amaryllis Group, which aims to inhibit weed growth on abandoned farmland by utilizing toxins contained in the flower. Although their presentations still need lots of improving, we could see each group tried hard to make their presentations easy to understand by memorizing their scripts or thinking of ways to attract the audience's attention. The students listening to the other groups also worked hard, asking questions and giving them advice in English. Well, we know it's not easy to have presentations in English, but you can continue to work hard to make it better until the last minute. We are sure you can do it!
Tomorrow morning, we will have a lecture by a person who works at HSBC (Hongkong and Shanghai Banking Corporation), and in the afternoon, we will conduct an ecological survey on the island of Ubin. We expect that the students will make the most of their prior learning in Japan, and learn things that they can only experience here!
【ASⅡ】シンガポール研修 1日目(その2)/ Singapore Study Tour [Vol. 2]
事前準備の甲斐もあったのか、拍子抜けするほどスムーズな入国審査を終え、いよいよ空港からシンガポール市内に出発です。荷物を受け取ると、ガイドのアレックスさんが私達を笑顔で迎えてくれました。今回の研修では、ホテルまでシンガポールの地下鉄「MRT」を利用します。乗り換えもありましたが、アレックスさんの細やかな声掛けのおかげでホテルまであっという間でした。
今日は移動日のため、どこかを見学したり実習に参加したりということはないのですが、生徒たちは多くの気づきを得たようです。チャンギ国際空港では、Wi-Fiの使い易さや、空港中に漂う花のようないい香り、まるで公園にいるかのような緑と水の癒やしスポットなど、ここは外国なのだと実感するポイントがいくつもあります。また、地下鉄でも発見がありました。日本の電車や地下鉄の路線とはまた違って、地下鉄のドアを出た正面に次に乗る列車がやってくるという、シンガポールのMRTの乗り換えのし易さには感激でした。それに、飲料水確保のために駅直結のショッピングモールに立ち寄ったことも、学びにつながりました。海外でありながら日本の某チェーン店(ドーナツや焼肉、フライドチキンなどなど…)が幾つも入っているかと思えば、エスカレーターを降りた先にロッククライミングができる場所があったり、スポーツ店でクレジットカードしか使えなかったりと、予想もしなかった発見や経験がたくさんありました。
さて、夕食はホテル内のレストランです。ほっとする味の卵スープに、育ち盛りに嬉しいチャーハンやビーフン、中華風の野菜の炒めものなど、美味しくいただきました。食後はミーティング&プレゼン練習が待っています。みんな、がんばって!
After a deceptively smooth immigration process which made us so releaved, we finally departed from the airport for the city of Singapore. Outside the baggage area, our tour guide, Alex, welcomed us with a warm smile. We used Singapore's MRT subway system during the tour There were some transfers, but thanks to Alex's attentive assistance, it didn't take long to get to the hotel.
Although we did not have any classses or workshops today, the students seemed to have experienced and learned a lot. At Changi International Airport, we were surprised at its good smell (where did it come from?), and found using the Wi-Fi was so easy, or enjoyed a soothing green and water spots that made us feel as if we were in a park.They also made a discovery on the subway. Unlike the train and subway lines in Japan, the MRT in Singapore is so easy to change trains as the next train arrives just outside the door. No need to walk at all! Another learning experience was a stop at a shopping mall connected to the station. There were several Japanese chain stores (doughnuts, yakiniku, fried chicken, etc...), a big rock climbing facility at the end of the escalator, a sports store that only accepts credit cards, etc. They were all new to our students.
Dinner was served at a restaurant in the hotel. We enjoyed a delicious meal of egg soup, fried rice and rice noodles, and stir-fried Chinese-style vegetables. After dinner, meeting & presentation practice awaits. Good luck, everyone!
【ASⅡ】シンガポール研修 1日目(その1)/ Singapore Study Tour [Vol. 1]
いよいよ、SSHシンガポール海外研修の出発日となりました。参加生徒6名は夜明け前に学校に集合(温かく送り出してくださった保護者の皆様に感謝です!)、色々と乗り継ぐこと約3時間半、無事、福岡空港国際線に到着しました。夏休みということでやや混雑気味の福岡空港ですが、今年5月に導入された自動手荷物預け機がいい仕事をしていて、とてもスムーズなチェックインでした。
ちょっぴり緊張した出国審査も無事終わり、あっという間に搭乗口へ。今回利用するのは、昨年度の「世界の航空会社ランキング」で1位を獲得したシンガポール航空です。耳を済ますと日本語以外の言語もちらほら聞こえてきて、いよいよ外国へ行くんだ!と期待が高まります。
シンガポールまでの搭乗時間は5時間と少し。備え付けのテレビでは定番のものから新しいものまで映画も見放題で、この分だとあっという間に着いてしまいそうです。映画には英語で字幕もつけることができ、入国前に耳慣らしもできそうですね! 当たり前かもしれませんが、外国の航空会社ということで、機内食やドリンクの注文もすべて英語。大丈夫かな?と生徒たちの樣子をうかがってみましたが、日頃の英語の勉強の成果か!?それぞれしっかりお目当ての食事をゲットしたようです。ちなみに、今日の機内食は「牛丼orシーフードパスタ」。キンキンに冷えたざるそばまで付いています。食事後はハーゲンダッツのアイスクリームまで出ました。早起きと移動の疲れも、少し取れた気がします。次の記事は、シンガポールからお送りしますね!
It's a departure day! The six students gathered at the school before dawn, looking excited. After taking a bus, a bullet train, and underground, we arrived at Fukuoka Airport for our international flight - it is alreay a long way from Amakusa! The airport was a bit crowded, but the automatic baggage check-in machine, which was introduced in May this year, did a great job and made our check-in very smooth.
We passed the passport control without any problem, and we were on our way to the boarding gate in no time at all. We will be flying with Singapore Airlines, which won first place in the “World Airline Ranking” last year. On the plane, we could hear languages other than Japanese here and there, and we were feeling we were going abroad finally.
The flight to Singapore takes a little over 5 hours. The TV set on the plane is equipped with so many movies you can watch, both new and old favorites. The movies can be subtitled in English, so it's good for our students who need to familiarize themselves with the language before entering the country! Needless to say, all in-flight meals and drink orders are in English, but against our worries, each of the student succeded in getting the meal they wanted. Today's meal was either "Beef bowl (gyudon)" or "Seafood pasta." It even came with a bowl of cold Zaru soba (buckwheat noodles), which was acutally very tasty. After the meal, Haagen-Dazs ice cream was served. Hurray! It relieved our fatigue of waking up early and traveling.
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【科学部】天草ブルーカーボンニュートラル協議会での活動
科学部が今年度から参加しているブルーカーボンニュートラル協議会の活動に参加しました。
本日は本渡中学校沖の海洋でアマモ調査を実施しました。
調査では天草市、天草漁協、漁業者の方々と協力し、漁船から採泥と採水を実施しました。
調査地点は天草市の情報提供を元に天草高校科学部と市や漁協、漁業者の方々で協議して選定しました。
採取した泥と水は科学部員が分析を行います。
今後は分析結果を天草市、天草漁協、漁業者の方々と共有し、アマモ場を造成する地点を検討します。
これからもSSH校の科学部として、研究成果による科学的な根拠に基づいた地域貢献を実践していきます。
【ASⅡ】白嶽湿地での実習 後半 〜SSH海外研修に向けて〜
白嶽湿地での実習、講話の後はいよいよ公園内の探索です。スタッフの皆様にご案内いただきながら、白嶽湿地での生態系の観察を行います。今回は送迎にご協力いただいた保護者の方々にもご参加いただき、とてもアットホームな観察会となりました。生徒たちはSSH主任の宮﨑先生と、どのような点に着目して観察を行うべきかについてディスカッションを交えながら公園内を探索し、生徒同士で知識を共有しながら、それぞれ記録を残していました。約1時間かけて、公園内に生息するシダ植物をはじめとした様々な植物や、イモリや小魚などの生物が住む小川、いのししの通った跡やきれいな水の流れる滝など、様々な場所をじっくり観察することができました。
今回の実習に際して快くご協力いただいた上天草市役所の川嵜様をはじめとするスタッフの皆様、温かいサポートをいただいた保護者の皆様、ありがとうございました。ここで学んだ観察のポイントを活かしてシンガポールの湿地で天草との生態系の比較を行い、環境保護活動についての考察につなげていきたいと思います。
【ASⅡ】白嶽湿地での実習 前半 〜SSH海外研修に向けて〜
いよいよ今週土曜に2年ASクラスの生徒6名がSSHシンガポール海外研修に出発します。シンガポールでは、アジア随一の工科大学として名高い南洋理工大学での研修に加えて、現地の湿地2箇所で環境保護や生態系についての学習を行うことになっています。その事前準備として、本日、雲仙天草国立公園内の白嶽湿地にて実習を行いました。
まず、実習を始める前に上天草市役所の川嵜様より雲仙天草国立公園の維持・管理に関してご説明をいただきました。この白嶽がある地域は保護区の中でも2番目に規制が厳しい特別地域にあたり、木を1本切るのにも環境省の許可が必要というほど、生態系の維持管理が徹底されているそうです。また、この公園を管理されている堀様と山本様にも、この公園内に生息している日本一小さなトンボであるハッチョウトンボやモウセンゴケについて等、また、遊歩道の草刈りなどを含めた施設や公園の管理についてお話しいただきました。講話を通して、生徒たちはこの湿地やその生態系の希少さだけでなく、多くの方々の熱意や専門的なスキル、日々の地道な作業等によってこの地域の唯一無二の自然環境が維持されていることを学ぶことができました。後半に続きます。