日誌

土木科紹介

土木科1年生現場見学

平成30年12月11日(火)

熊本県建設業協会玉名支部主催による現場見学会に土木科の1年生が行ってきました。1年生にとって本格的な土木工事現場の見学は初めてです。

出発に先立ち、玄関前で出発式が行われました。


まずはじめに向かったのは、熊本地震により崩落した阿蘇大橋の架替工事現場です。


写真の右奥、山の斜面が滑り大量の土砂が阿蘇大橋を崩落させました。
ここでは①砂防事業(斜面の安定化)と②道路事業(被災した橋や道路の復旧と阿蘇大橋の架替)が行われています。

掘削した土砂を運ぶためのダンプトラック用エレベーターが設置されています。
2年後の開通を目指し、24時間3交代制で工事が行われています。国土交通省の方のお話によると、現場で働く皆さんは一日でも早い復旧を願い、寸暇を惜しんで工事にあたられているということです。感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ここは一般の方は立ち入ることができない場所であり、とても貴重な体験になりました。

次に向かったのは国道57号線の北側復旧ルート工事現場です。
前述の斜面崩落によって57号線が寸断されたため、その北側に復旧ルートが建設されています。

※工事概要説明資料より画像を利用させていただきました
写真の青い線の部分に橋を架けるため、その土台となる橋台と橋脚を建設しています。




現場の方の説明で「そこにしかない、世界で唯一のものを造るのが建設業だよ」という言葉がとても印象に残りました。

1年生にとって、内容的にはやや難しかったかもしれませんが、
将来建設業に就職したら、こうしたものを造るということは理解できたのではないかと思います。
また、2年生になると2級土木施工管理技術検定の勉強が始まりますが、そこに出題される工法などを実際に見ることができました。写真も撮ったので、今後の勉強に活用していきたいと思います。

最後に、見学会に御協力いただいた皆様、お忙しい中対応していただき心より感謝いたします。
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平成30年度 繁根木八幡宮秋季大祭-竹灯籠展示

平成30年10月28日(日)

土木科では毎年
繁根木八幡宮秋季大祭前夜祭に竹灯籠を制作し展示しています。
過去2年間、連続で雨天でしたが、今年はすごくよい天気。
準備にも力が入りました。

これは参道に並べている様子です。


これは本殿に飾り付けている様子です。


竹灯籠は「課題研究」という授業で3年生5人で製作しました。また、並べ方も事前に考えてきました。
しかし、明るいうちは、どうなるか不安でいっぱいです。


いよいよ前夜祭の開催です。
毎年、ステージ上で土木科の紹介があります。


いかがでしょう?参道の様子。
幻想的で美しい。並べ方もばっちりでした。
(画質が悪くてすみません)


これは本殿の様子。
ビエントによるコンサートを彩ることができたのでは?
(ちょっと見えにくい。すみません)


土木科では、今後も地域の皆さんに少しでも貢献できるよう
竹灯籠を続けていきたいと思います。

来年の10月28日お待ちしています。
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平成30年度玉工祭-木工教室

平成30年10月20日(土)
玉工祭(文化祭)が開催されました。

例年、土木科ではものづくり体験として「木工教室」を実施しています。

来場してくださった小学生や保護者の皆さんには、今年は蓋付きの小物入れ製作に挑戦していただきました。土木科の2年生が製作の補助にあたります。

手順は次の通り。
①電動ドリルで釘穴をあける


②接着剤で箱部分を組み立てる


③釘を打つ
④蝶番を木ネジで取り付ける


挑戦したいという方が多く、
20セット準備していたのですが、早々に材料がなくなってしまいました。体験できなかった皆さん、すみません。

来年も実施するので、よろしくお願いします。
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平成30年度中学生体験入学

平成30年7月31日(木)、8月1日(水)の2日間
中学生体験入学が開催されました。
土木科では
①最新技術と土木科の紹介
②CAD体験と3Dプリンタの実演
のふたつを準備して、中学生をお待ちしてました。

①最新技術と土木科の紹介
近年、建設分野にはICTやGNSS(人工衛星)を連動したアイ・コンストラクション(i-Construction)という技術が導入され安全、正確かつ迅速な工事が可能となりました。
位置や高さの情報は人工衛星から入手し半自動化又は無人化された建設機械を駆使して別場所のオペレータの支援を受けながら工事を進めるというもので、経験の浅い若手技術者でも図面通りの構造物を作ることができるという技術です。体験入学では事務職員の5人の女性がアイ・コンストラクションを駆使して道路づくりに挑戦するというビデオを上映しました。



アイ・コンストラクションの説明しているのは土木科2年の坂口君(海陽中出身)、香西君(海陽中出身)の二人です。

次にドローン測量について紹介しました。
建設分野では、例えば広大な土地の測量、人が立ち入れそうにない災害現場などでドローンを使って測量することが多くなりました。
体験入学では、実際の災害現場でドローンを飛ばして映像を撮影し、地図を作成したものをお見せしました。そして、実際にドローンを飛ばしてみました。


これは大型のドローンで、高性能カメラを搭載でき、強風時にも対応できるプロ仕様です。

今回飛ばしたのはこちらの小型版です。最も普及しているタイプのドローンで、日本各地の建設現場で活用されています。今回は30mの高さまで飛ばし、上空からの画像をモニターに映して見せました。

②CAD体験と3Dプリンタ実演
CADとは、簡単に言えばコンピュータによる製図のことです。土木科の授業で実際に使用しているAuto-CADというアプリで、中学生に作図体験をしていただきました。
また、土木科にはなんと!3Dプリンターがあります。
私たち教師も勉強中なので、簡単なものしか作れませんが、見栄張って実演をしてみました。
・・・・・・・・・・ごめんなさい・・・・・・・・・・・
しかも写真を撮り損ねました。

ということで
土木技術者にとってコンピュータは必需品です。そういう理由から土木科ではコンピュータを使った授業を多く取り入れています。
コンピュータの学習がしたい中学生はぜひ土木科を希望してくださいね。

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締め固めローラ特別教育

平成30年7月25日(水)26日(木)
締め固めローラ特別教育を実施しました。
この資格は希望制で
今年は土木科2年生12人、3年生10人
合計22人が受講しました。

25日(水)は学科講習で
締め固めローラの構造や操作、安全について学びました。

26日(木)は実技講習です。
乗車前の安全確認の手順について学びます。


次に、乗車の仕方、操作方法について学びます。

初めのうちは前進と後退させるのがやっとで
まっすぐ走らせることすらできません。
ましてや、どちらにハンドルを切ったらいいやら?

交代で何度も乗車して練習を繰り返して
あっという間に操作することができるようになりました。

講師の先生から
「ここでターンして」、「ここでは線に沿って動かして」
「ここは後退して」と指示されます。
ずいぶん上手になりました。


今回は練習のため小さなローラを使用しましたが
この資格を取得すれば
建設現場で見られる大型のローラも
運転することができます。

重機の資格を取りたいという中学生
土木科で待っています!
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現場見学会(土木科2年生)

土木科では、各学年、年に3~4回
現場見学会を実施しています。
土木のイメージって?
きつい!きたない!きけん!
実はそんなことないんですよ。
知らない方々がそう言っているだけです。
外での仕事だから暑い!寒い!
どの仕事だって一緒です。
だから本当の土木を知ってもらいたくて
生徒に対して何回も現場見学会を実施しているんです。

平成30年7月19日(木)
興亜建設工業(株)様の御協力を得て
土木科2年生39人を対象に現場見学会を実施しました。

まずは出発会の様子です。好天に恵まれました。
1日かけて合計4カ所の現場をまわる予定です。

1カ所目は南関町の「エコア熊本」です。
これは「エコア熊本」の概要説明の様子です。
熊本地震によって発生した廃棄物を受け入れたため
すでに35%埋め立てられたそうです。

最先端の廃棄物処理場で
エアコンの効いた部屋からその内部を見学することができます。

生徒諸君はその規模の大きさと
高度な安全性を備えた施設に驚かされたようです。

2カ所目は「長洲町宮野地区地域優良賃貸住宅整備事業」
事務所で工事の概要を聞きました。

説明用に、生徒一人ひとりにiPadが配布され
自分のペースで細かいカ所は拡大したりして見たりすることができました。
完成したマンションの室内写真を見て
家賃を聞いて,大多数の生徒が住みたいと答えていました。

その後
マンションの基礎となる杭打ちの様子を見学しました。
杭一本の値段を聞いてみんな驚いていました。


3カ所目は「長州港の堤防撤去および浚渫工事」です。
余りにも暑い日だったので
iPadを使ってバス内で説明を受けた後
見学に行きました。

港などの海底の泥を掘削することを「浚渫」といいます。
読めますか?
あと、画像にドローンが写り込んでいますが
わかりますか?

近年、ドローンによる測量が行われるようになり
人が立ち入れない災害現場の被害状況を調べたり
空撮した画像から地図を作ります。
このドローンを使って記念撮影を行いました。

4カ所目は「国道501号線道路舗装修繕工事」です。
この現場では「ICT施工」といって
GPSを利用した建設機械による舗装工事が行われていました。
まずは室内でその概要説明を聞きました。

ここでもiPadが大活躍です。
そして説明をしてくださっている男性と女性の方は
玉名工業高校土木科の卒業生です。
後輩を前に少々緊張気味でしたが
説明はとてもわかりやすかったです。

これがGPSより得た情報をもとに
舗装作業をサポートしてくれる最先端の機械です。
これからの土木技術者に求められるのは
こうした最先端機器を取り扱える人なんですよ。

以上、現場見学の様子でした。
2年生はこれから進路選択を考えていかなければならないので
参考になる良い一日になったのではないでしょうか。

最後に、興亜建設工業(株)の皆様
本当にお世話になりました。
また、卒業生諸君
お仕事頑張ってください。
そして、後輩をよろしくお願いします。
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第15回熊本県高校生ものづくりコンテスト測量部門

平成30年6月17日(日)
本校を会場に
熊本県高校生ものづくりコンテストが開催されました。
測量部門に挑戦したのは測量愛好会の
土木科2年生の小川君、野中君、安川君の3人です。

まずは外業(外での測量作業)です。
目標は一番良い精度を出すことです。
スタート前の緊張の一瞬です。


今年から新ルールとなり、難しさが増しましたが、
練習を積み重ねてきた甲斐あって、
外業は、スムーズに終えることができました。


測量は3人で力を合わせてやるため、
誰ひとりミスは許されません。
一人ひとりが確実な作業に努めました。


すべてのチームの外業が終えたら、
次は内業(室内での計算書の作成)です。


昨年までは、計算書をチームで
一枚作成すれば良かったのですが、
今年から3人がそれぞれ作成するというルールになりました。

本校土木科の生徒が3時間程度かけて作成する計算書を
わずか12分で作成しなければなりません。
かなり練習を積んできましたが、痛恨のミス!
予想され対策してきたところでのミス!

測量部門結果
金賞 天草工業高校 土木科
銀賞 玉名工業高校 土木科
銅賞 球磨工業高校 建設工学科

一番良い精度を出すことができましたが、
計算書のミスで、
残念ながら銀賞となり九州大会出場を逃しました。

来年こそ、九州大会、全国大会を目指します!!!
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建設業魅力発見フェア

平成30年7月6日グランメッセ熊本で開催された
「建設業魅力発見フェア」に
土木科2年生39人と3年生38人で行ってきました。

会場では、セミナーが行われたり、
建設業のブースが設けてありました。
建設業といっても、
「土木業」、「建築業」、「測量設計」、「管工事」
「建築士」、「造園業」、塗装防水業」、「鉄筋業」
など数多くあります。

生徒諸君は興味ある職種(ブース)をまわり、
仕事内容や建設業のやり甲斐について学びました。

7月1日に求人がはじまったばかりで、
3年生は仕事内容に興味津々。
真剣な態度で会社の方のお話に耳を傾けていました。




2年生も積極的にブースをまわり、
建設業とはどういう仕事なのかと
理解を深めようと真剣なまなざしで臨んでいました。


会場には、塗装や木工の体験コーナーも設けられており、
それらに挑戦している生徒も見られました。

あいにくこの日は豪雨で、
学校に早く戻らなければならなかったので、
わずかな時間しか参加できませんでしたが、
生徒諸君の反応は良く、
もっと居たかったという声もたくさん聞かれました。
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CM撮影!

平成30年7月6日(金)
グランメッセ熊本で
「建設企業の魅力発見フェア」が開催されます。
なお、参加対象は、県内高校3年生、既卒者、保護者等
となっています。入場料はもちろん無料です。

そのCM撮影が本校で実施されました。

撮影には、建設業への就職を希望する
土木科3年生の代表6人が出演しました。

撮影は、まず実習室で行われました。

実習内容はコンクリートの圧縮強度試験です。
まずは打ち合わせで
生徒の配置や役割を決めました。
数回リハーサルを行い、若干の訂正を加え、
いよいよ本番です。

生徒諸君は、特に緊張する様子もなく、
自分の役割をごく自然に演じていました。

次に教室での撮影です。
クラスメイトには大変申し訳なかったのですが、
別の部屋に移動してもらいました。

教室では授業を受けている様子の撮影です。


顔を上げたときの目線やタイミングなど
事細かく指示されます。
そして、撮影終了!
CMというのはこうして作られるんだな~

今後、編集作業が行われます。
なお、このCMは6月16日頃から
県内の民放各社で放映されるそうです。
どのようなCMになっているかとても楽しみです。

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測量愛好会-くまもとICTコンテスト表彰式

平成30年2月19日(月)水前寺共催会館にて平成29年度くまもとICTコンテストの表彰式が開催されました。
式には「バンブースピーカーに関する研究」で見事入選を果たした測量愛好会のメンバー土木科1年生4人が参加しました。

測量の練習の合間を縫って取り組んだ研究で、たくさんの応募の中からまさか入選することができるとは思っていなかっただけに、メンバーはとても喜んでいました。

式後には、九州電力の方によるドローンの実演が行われました。

九州電力では、ドローンを使ってダムや発電施設の点検管理を行っているそうです。土木分野でも活用されている技術であり、狭い会場でも安定した飛行を見せるドローンに改めて感心させられました。

そこに突然くまモンが登場し、ドローンで映し出される画像で遊び始めました。

賞状や盾、副賞をいただき、超多忙なくまモンに会えるし、とても楽しい表彰式になりました。


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測量愛好会「くまもとICTコンテスト入選」

平成29年度くまもとICTコンテストの審査結果が発表され、測量愛好会が取り組んだ「バンブースピーカーに関する研究」が入選を果たしました。

本年度は、小学校52作品、中学校16作品、高校380作品など応募件数が多く、高校部門で最優秀賞などを含む10選に選ばれ、1年生を中心とした測量愛好会のメンバーはとても喜んでいます。



2月19日には熊本市内で表彰式が開催されます。くまモンも来るということなのでツーショット写真が撮れたらいいなと考えています。その様子は後日報告します。
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土木科「課題研究発表会」

工業高校には、3年生で「課題研究」という授業があります。
「課題研究」というのは、おおまかにいうと、クラスを何班かに分けて、
各班がものづくりや調査、研究などテーマを設定し1年間取り組みます。最後に「課題研究発表会」でその成果を報告します。

土木科では1月22日に「課題研究発表会」を開催しました。
その様子を紹介します。
1班テーマ「コンクリートスピーカーの制作」

持ち運びができる鉄筋コンクリート製品を作りたいという目標を設定し、設計から型枠づくり、鉄筋の加工、コンクリート打設まで行いました。発表会では実演まで行いましたが、澄んだ迫力の音が披露されました。

2班テーマ「つまようじタワー耐震コンテスト」

毎年9月後半に崇城大学で開催される「つまようじタワー耐震コンテスト」に挑戦しました。大会の様子をビデオ上映し、緊張感あふれる大会の様子が伝わってきました。

3班テーマ「フラワースタンドの制作」

鉄筋を加工、溶接し、フラワースタンドを制作しました。1年間溶接に取り組んだ甲斐あって、誰にも負けない溶接技術を身につけることができました。

4班テーマ「構造模型の制作」

土木製図の教科書には、橋台や橋脚の図面がありますが、慣れないとどういうものか理解できません。そこで、それらを竹ひごを使って立体模型を制作しました。素材が軽いため気軽に持ち運べ、今後製図の授業で説明の際に活用できるのではないかと考えています。

5班テーマ「地域貢献」

小学生を対象にした「コンクリートによるアクセサリー製作体験」、繁根木八幡宮秋季大祭における「コンクリートキャンドルホルダー製品配布」、玉名高校弓道場「測量」など土木技術を生かし地域貢献に取り組みました。

6班テーマ「校内駐車場の整備」

建設会社に御協力いただいて、技術者指導のもと、新たに本校駐車場の区画線を引きました。完成後、早速保護者会で活用され、「出入りがスムーズになった」、「誘導しやすくなった」という意見をいただきました。

7班テーマ「椅子の制作」

杉や桧を使ってスツールタイプの椅子を制作しました。設計から木材の加工、仕上までを行い、丈夫で見た目のいい椅子を制作することができました。来年度の文化祭でお安く販売したいと思います。

以上、7班の発表でした。機会があったら完成した製品を紹介したいと思います。
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2級土木施工管理技術検定(学科試験)合格発表

土木科の3年生(希望者)が、毎年10月に実施される
2級土木施工管理技術検定試験(学科試験)に挑戦しています
先日12月19日(火)に合格発表がありました

今年の合格者は10人

この資格に合格し、卒業後建設現場で実務経験を積み、
実技試験をパスすれば
建設現場の責任者として活躍できます

現場責任者となれば、当然、給料もアップ

合格者から一言
 植田君(某製造会社内定) 「やればできる」 
 木村君(某大学進学決定) 「就職に有利になる」 
 堀田君(某建設会社内定) 「勤務先で役立つ」 

昨年度から、17歳から受験できるようになりました
さらに10月と2月の2回、試験が実施されるようになりました
そこで、先輩の合格に刺激された
土木2年生全員が2月の試験にチャレンジします

結果をお楽しみに
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土木科ではこんなものも作っています

土木科3年生の課題研究という授業で
持ち運ぶことができるコンクリート製品を作れないかと
考えた末に昨年度から
コンクリートスピーカーの制作に取り組んでいます

今年は鉄筋コンクリートでバックロードホーンという
内部構造が複雑なスピーカー作りに挑戦しました

まずは型枠
音の通り道をベニヤ板で作ります

並行して、鉄筋を切ったり曲げたり

それを結束線で組み立てます

音の通り道もできました

型枠に油を塗って、鉄筋を入れました
見えますか?鉄筋?

これは横板
薄いコンクリート版なので、こいつにも鉄筋を入れます

セメントと水を混ぜ合わせて型枠に入れちゃいます

1週間で完全に硬化しました

型枠外すのが大変

やっと外れました

これに横板を取り付けると、こんな感じ

もう片方の横板をつけると、こんな感じ

中身が全く見えなくなってしまった
一番苦労したところなのに・・・・・

さあ、どんな音がするのか????

残念、冬休みです

1月に課題研究発表会を実施します
そこでお披露目だな


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駐車場整備その2

11月27日(月)区画線の施工
この日、土木科の3年生が駐車場の区画線を施工しました。

区画線の施工には専用の機械を使います。

はじめに機械の操作を教えていただきました。
御指導いただいた興亜建設工業(株)やジャパン工業(有)の皆さんは
手際がとても良く、いとも簡単に区画線を引いていらっしゃいました。
さすがプロフェッショナルです。
実は塗料を出したり止めたりするタイミング、
機械の移動方向や速度をコントロールするのがとても難しいのです。


先日準備した仮線に沿って区画線を引いていきます。
技術者の皆さんにマンツーマンで御指導していただいたおかげで
徐々に区画線が完成していきます。


軽自動車を駐車するスペースには、
専用のシールを使用します。


区画線が完成したら、その一部に車止めを設置していきます。


そして、いよいよ完成です。
※完成後の全体写真を撮り忘れました。すみません。

最後に興亜建設工業(株)の方から
「良い勉強になったのでは。区画線以外にもはぎ取りやアスファルト舗装なども毎年実施したい。」といううれしいお言葉をいただきました。

さて、翌日28日には、1年生の修学旅行に向けての保護者会が開催されました。早速、完成したばかりの区画線が生かされる絶好の機会です。


区画線の設置により、本校職員の誘導も楽になっただけでなく、
会終了後の出車時にも混乱が発生しなくなりました。

興亜建設工業(株)の皆さん、ジャパン工業(有)の皆さん
本当にありがとうございました。 
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地質調査-現場見学

11月28日(火)
午前に土木科2年生、午後に土木科1年生が
地質調査に関する現場の見学に行ってきました。
なお、今回の見学会は「荒尾市役所」および「(株)アバンス」
の御協力を得て実施しました。

場所は荒尾競馬場跡地です。
ここに有明海沿岸道路の高架橋が建設されます。

高架橋を支える橋脚は大量のコンクリートでできています。
そのため非常に重く、地面が弱いと沈下したり傾いたりします。
もしそうなれば橋は破壊し、甚大な被害をもたらします。
そこで、事前に地面の強さを調べます。これを地質調査といいます。
一般に、「標準貫入試験」という方法で行います。
これは2級土木施工管理技士の試験に毎回出題される内容です。

私たちが見学した際には、地下30mの調査をしていました。
同時に地下30mの土を採取し、
どういう性質の土なのかについても調べていました。

この試験をもっとわかりやすくするため、
簡易貫入試験という方法も実践していただきました。
とてもわかりやすかったです。


次に、ドローン体験
こうした広大な現場では、近年ドローンによる測量が行われているそうです。
コントローラにipadを装着し、GPS電波をキャッチしたら準備完了。
わずか数分の作業でした。

あとは、コントローラのレバーを上下左右させるだけで
簡単に操縦でき、上空からの写真も手元のボタンひとつで
撮影することができます。

今回使用したドローンは20万円ということで、
体験した生徒は「墜落させたらどうしよう」と緊張感マックス。
しかし、操作はとても簡単で、
上昇下降はもちろん、旋回、移動など
初心者でも自在に操れることがわかりました。

土木科1年生にとっては、初めての本格的な現場見学でした。
そのため、「土木技術に興味はあったがよく知らなかった、見学を通して益々興味がわいた」、「土木の仕事は橋や道路を作るだけと思っていたが、こういう仕事もあるんだ」、「現場の方の手際が良く、かっこいい」という意見が多数聞かれました。

本当に有意義な見学会になりました。
御協力いただいた「荒尾市役所」ならびに「(株)アバンス」の皆様
心より感謝申し上げます。

ここに、高架橋が建設される際にも、
ぜひ見学させていただけたらと思います。
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駐車場整備

土木科では、昨年度より専門業者の御協力を得て
校内の駐車場整備に取り組んでいます。

協力していただいたのは、長洲町に本社を構えられる
興亜建設工業(株)の皆さんです。
お忙しい中、土木科の生徒のために指導にあたっていただき
心より感謝申し上げます。

さて、本校駐車場は、本校職員が利用するだけでなく、
保護者会を実施したときなどは外部の方が利用されます。
そこで、事前に職員にアンケートをとり、どのように区画するかを決定し
図面を作成しました。これをもとに、整備が実施されます。

11月20日(月)
興亜建設工業(株)の皆さんに必要な機材を持参の上、来校していただきました。土木科からは3年生の生徒が作業にあたります。

開始前に、本日の取り組みや安全上の確認等がなされました。
早速作業です。
区画線の準備として、清掃と作図(地面に仮線を引く)を行います。

ていねいに手順を教えていただきながら、作業を進めます。

広い箇所は、全員での作業となります。


仮線を引き終えることができました。
最後に興亜建設工業(株)の皆さんから、本日の反省点や
次回の取り組みについてお話がありました。

次回11月27日(月)に専用の機械を操作して区画線を引いていきます。
今後、プライマー塗布、区画線設置、養生という作業を行います。
それについては改めてホームページで報告します。


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建設産業ガイダンス

11月20日(月)
熊本テルサにおいて建設産業ガイダンスが開催されました。

熊本県の工業高校および農業高校の土木系学科の生徒266人が参加。
本校からは土木科2年生38人が参加。

建設産業からは、熊本県建設業協会をはじめ、鉄筋、建具大工、塗装防水、建設大工、瓦工事、管工事、建築士事務所、造園、電気、法面、測量設計コンサルタント、地質調査の合計13団体が参加されました。

はじめに、工業系高校土木系学科出身の先輩技術者3人の体験をお聞きしました。参加した生徒からは、
「とてもハイテクな機械が使われ、建設業のイメージが変わった」
「きつくて難しいというイメージだったけど、建物が残るし、やり甲斐のある仕事だと思った」
などの意見が聞かれました。

その後、参加13団体のブースが設置されているため、生徒は興味ある職種を選択し、仕事内容などの説明を受けました。


そこでは、
「コンクリートを作るときの型枠の大切さを知ることができた」
「建設産業の仕事内容がかなり理解できた」
「人の役に立つ仕事をしたいと思った」
という意見が聞かれました。

土木科の2年生は、先日インターンシップが終わり、
このガイダンスに参加して建設産業への興味が高まってきたようです。
今後の進路選択に役立ててほしいと思います。
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土木1年企業見学

11月7日(火)
土木科1年生にとって初めての企業見学に行ってきました。
まずは熊本城を見学。
熊本城総合事務所の方に御協力いただいて、城内を解説を交えて案内していただきました。
二の丸広場では、熊本城の立地条件や石垣の特徴、地震の被害についてお話を聞きました。

崩落した石にナンバーをつけ、画像撮影している様子を見学しながら、コンピュータを駆使して石ひとつひとつをもとの場所に復元する方法を聞きました。

戌亥櫓の前では、角石(石垣の角に当たる石)の重要性についてお話を聞き、櫓をわずか一本で支えている様子に驚かされました。

熊本地震の激しい揺れにもびくともしなかった宇土櫓とその石垣を見学し、築城当時の技術力の高さに驚かされました。

熊本城を築城するためには、いかに土木技術が重要かということが理解できました。また、今後の復旧工事には若い技術者が必要であることもわかりました。

この後、崇城大学に移動し、まずは学食体験。

メニューはチキンカツと魚フライのあんかけ、チキンの煮物と野菜がのったプレート、吸い物でした。ボリュームがあって、おなかいっぱいになりました。とてもおいしかったです。

昼食後、教室に移動し、大学生活について講義を受けました。
大学は専門性を身につけるのはもちろんですが、サークルなど様々な活動を通して社会性を身につける場所であるということがよくわかりました。


さらに教室を移動し、工学部で学ぶことについて講義を受けました。工学部ではナノから宇宙規模にわたる研究がなされ、各学科でどういうことを勉強するのかということがよくわかりました。


熊本城では、2人の生徒がとても熱心に話を聞いてくれたと、案内していただいた方と硬い握手を交わしたり、崇城大学では、講義の合間の大学生の様子に目を輝かせたりと、未知の分野に触れたことで何かしら得るものがあった見学会になったのではないかと思います。

なお、今月下旬には荒尾市での地質調査の見学が予定されています。
本物を見て感じて学ぶ。これが土木科の良いところです。
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繁根木八幡宮秋季大会(竹灯籠)

10月28日(土)繁根木八幡宮にて秋季大祭前夜祭が行われました。
当日は、台風の影響のため終日雨。
準備開始ぎりぎりまで判断に迷いましたが、竹灯籠の展示をやめることにしました。
実は、昨年も雨でしたが強行展示したところ、竹灯籠がカビだらけになってしまったこともあり、今年は無念の展示中止と判断しました。

だからといって、何もしないわけではありません。
竹灯籠と並行し、私たちはコンクリートを使ってキャンドルホルダーを展示のために作っていました。急遽、それを来場者の皆様に配布しようということになり、あわててラッピング。

どうですか?かわいいでしょう。

制作に関わった生徒全員が紹介されたあと、来場者の皆さん一人ひとりにコンクリートキャンドルホルダーを配布してまわりました。

雨のため、画質悪すぎ(すみません)。
しかし、受け取っていただいた皆さんの喜ぶ顔に、私たちの努力は癒やされました。

これとは別に、小さい竹灯籠を来賓の皆さんの前に展示させていただきました。


関係者の皆様、大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。
来年こそ天気に恵まれますように。

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