日誌

土木1年企業見学

11月7日(火)
土木科1年生にとって初めての企業見学に行ってきました。
まずは熊本城を見学。
熊本城総合事務所の方に御協力いただいて、城内を解説を交えて案内していただきました。
二の丸広場では、熊本城の立地条件や石垣の特徴、地震の被害についてお話を聞きました。

崩落した石にナンバーをつけ、画像撮影している様子を見学しながら、コンピュータを駆使して石ひとつひとつをもとの場所に復元する方法を聞きました。

戌亥櫓の前では、角石(石垣の角に当たる石)の重要性についてお話を聞き、櫓をわずか一本で支えている様子に驚かされました。

熊本地震の激しい揺れにもびくともしなかった宇土櫓とその石垣を見学し、築城当時の技術力の高さに驚かされました。

熊本城を築城するためには、いかに土木技術が重要かということが理解できました。また、今後の復旧工事には若い技術者が必要であることもわかりました。

この後、崇城大学に移動し、まずは学食体験。

メニューはチキンカツと魚フライのあんかけ、チキンの煮物と野菜がのったプレート、吸い物でした。ボリュームがあって、おなかいっぱいになりました。とてもおいしかったです。

昼食後、教室に移動し、大学生活について講義を受けました。
大学は専門性を身につけるのはもちろんですが、サークルなど様々な活動を通して社会性を身につける場所であるということがよくわかりました。


さらに教室を移動し、工学部で学ぶことについて講義を受けました。工学部ではナノから宇宙規模にわたる研究がなされ、各学科でどういうことを勉強するのかということがよくわかりました。


熊本城では、2人の生徒がとても熱心に話を聞いてくれたと、案内していただいた方と硬い握手を交わしたり、崇城大学では、講義の合間の大学生の様子に目を輝かせたりと、未知の分野に触れたことで何かしら得るものがあった見学会になったのではないかと思います。

なお、今月下旬には荒尾市での地質調査の見学が予定されています。
本物を見て感じて学ぶ。これが土木科の良いところです。