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定時制ブログ

【定】校内生活作文発表会(2019/6/27)

 令和元年度の校内生活体験作文発表会を行いました。この発表会は、9月の本校文化祭(若駒祭)で行われる青少年の主張の定時制代表、また10月に行われる熊本県の定時制・通信制文化大会生活体験作文発表の学校代表の選考を兼ねています。今年度は、1年次生1名・2年次生1名・3年次生2名・4年次生3名、計7名の生徒が発表してくれました。今年度は「過去と今後の将来」「おれのいきざま」「一人一人の個性」「笑顔の意味」「理由」「変化の中で」「一期一会」という題で7名それぞれの定時制に入学した理由や定時制での生活、また過去の自分と今の自分、将来の夢や目標など様々でしたが、どの作文も聞いている人に訴えるものや共感できる部分があり、とても良い内容であったと思います。生徒の感想にも、「あんな風に自分のことを人前で言えるなんてすごい」「みんな色々な思いをして定時制に来ていることがわかった」「人前で発表するのは苦手だけれど、みんなの発表を見て自分も発表できるようになりたい」とあり、この発表会を通してそれぞれが自己理解、他者理解を深められたのではないでしょうか。最後の木下教頭先生による講評では、「人は一人分の人生しか生きられない。どうやったら自分の見識を広げられるか。本を読んだり、映画や演劇などを見たり聞いたりして自分の経験を増やすことができる。今回発表した人の話を聞いたことは、一番身近な人たちの発表なので、自分に近い経験を増やすことができた。また、身近な人の経験なので、みんなにいろいろなことを考える種をくれた。今日聞いたことが、いつか自分の考えを変え、人生を豊かにするきっかけになってくれればいい。」と話されました。勇気を持って話してくれた7名の皆さん、ありがとうございました。また、発表を聞いた皆さんも、今回の経験を今後の人生の糧(かて)にしてください。