馬術部 活動日誌

2024年7月の記事一覧

【馬術部】全国大会(団体)3位入賞

第58回全日本高等学校馬術競技大会(団体)に出場し3位入賞を果たすことができました。選手たちは良く頑張ってくれました。

本日大会を終えた参加選手の感想をぜひご覧ください。

【3年総合農業科 主将 田爪さん 感想】

今回の全国大会では昨年も競技経験があり悔しい思いをしたので1回戦を勝つことを目標に競技に取り組みました。1回戦目の相手は膳所高校、北杜高校で対戦し勝ち上がることができ2日目の2回戦目を迎えました。一昨年優勝経験のある本庄高校、準優勝の静内農業高校で、自分が前段だったのでここは満点で帰ってきて流れを作ろうと思い満点で完走することができ後の中段、後段の選手が満点で帰って来てくれたおかげで無事に準決勝に駒を進めることが出来ました、準決勝の相手は栗東高校でした。接戦で負けてしまいました。今年の優勝校にあと一歩届かず負けてしまいましたが南稜高校の実力が全国に通じることを再確認できました。最終的には3位という結果で今回の全国大会が幕を終えました。自分は最後の全国大会で想像以上の結果を残すことができ達成感を感じました。団体戦は1人ではどうにも出来ないので平迫くん、杉山さん、告森くん、林くん、永井さんこの5人にはいつも助けられて感謝の気持ちでいっぱいです。そしてこの5人とチームを組めたことを誇りに思います。一生の思い出です。最後に、樫山先生、浜崎先生、引率をしてくださった村崎先生、競技場の設営をしてくださった方々、馬を提供してくださった団体、応援してくださった方々、自分たちが不在の厩舎管理をしてくれた1.2年生の後輩たちありがとうございました。

【3年食品科学科 副主将 平迫さん 感想】

今回の大会でいつもとは違う会場で場に圧倒されてしまいそうになりました。そしていつもと違う馬に乗り、回転が苦手な馬やペースを早くしないといけない馬にもっと柔軟に対応することが必要だということがわかりました。この経験を今後の練習や大会に活かしたいです。大学でも馬に乗りたいと考えているので改善点を克服できるように頑張ります。

【3年食品科学科 杉山さん 感想】

私は去年の大会で、落馬して負けてしまいとても悔しい思いをしていました。だから今年1年間は、力が強い馬や前に出さないといけない馬などの色々な馬に乗り練習をしました。その結果、馬に合う乗り方を見つけたり、障害前を待って飛べるようになりました。今後は今よりもっと馬の乗り方を学び、たくさんの馬に対応できるよう、練習を頑張りたいです。

 【3年食品科学科 告森さん 感想】

今回初めての全国大会で周りの空気に押しつぶされそうになりましたが、南稜の元気と笑顔で活気のあるチームになりました!
全国大会の馬には、南稜とは違う馬が沢山おり一頭一頭しっかり見ないとわからず人を決める事が難しかったです。しかし、試合では一回戦、二回戦、準決勝まで勝ち上がることができました。応援側では、仲間にアドバイスしたりリラックスさせるような言葉掛けを行いました。
準決勝では自分が出場しましたが1、2、3、4障害まで跳ぶことができましたが自分の癖がでてしまい歩数を迷ってしまい馬が止まってしまいました。その勢いで、前のめりになり落馬してしまいました。とても悔しかったです。仲間にも申し訳なかったです。自分のせいで勝ち上がることができなく落ち込んでいましたが先生や友人からの励ましの言葉のおかげで気持ちが楽になりました。
まだ自分は、未熟ですが次の大会で悔いのないような走行ができるように練習を頑張りたいと思います。そして、この悔いを、後輩たちがしないようにチーム一丸となって練習を教えて行きます。さらに、この大会で学んだことは持つべきものは心の通じ合える友人だということがとてもわかりました。最高の友人を持つ人は、良き結果が得れると思う全国大会でした。

 【2年食品科学科 永井さん 感想】

今回初めて全国大会に行って、勉強になることがたくさんありました。
準々決勝では競技に出場することができ、前段でいい流れを持ってきてくれたのでその流れに乗れるように減点ゼロを目指して乗りました。今まで乗った経験のないタイプの体つきの馬でどうなるか心配でしたが、減点なしで次に繋げることができたので安心しました。自分の課題を克服できるよう、また1年間練習に取り組んで行きたいと思います。先輩方と全国大会に出場し、3位をとる事ができたことを誇りに思います。

 【3年食品科学科 林さん 感想】

今回初めての全国大会出場で周りの雰囲気に飲まれそうになったけど4日間平常心で頑張ることが出来ました。
1試合も馬に乗ることなく部員のサポートと、声出しを精一杯やり乗らないぶん部員の役に立てるように頑張り全国の馬を観察すると南稜に居る馬と全く違う事が多く馬1頭1頭に対して違う乗り方その馬にあった乗り方をしたいと行けないので色々な馬に乗りもっと勉強しようと思いました。 

【馬術部】全国大会(団体)への参加②

24日は、開会式リハーサルと抽選会が行われました。25日は、開会式と第1回戦(Ⅰ-10)です。山梨県立北杜高校と滋賀県立膳所高校と南稜高校の3校の試合です。キラキラ応援よろしくお願いします。

 

 

【馬術部】全国大会(団体)への参加①

昨日より移動を行い現在、静岡県御殿場市の馬術スポーツセンターにいます。本日午前中は貸与馬の能力検定があり、午後から打合会や抽選会、開会式の練習が行われます。明日が初戦となります。皆様応援よろしくお願いします。

 

【馬術部】3A田爪さん佐賀国民スポーツ大会への出場決定

7月13日〜14日にかけて宮崎県綾馬事公苑にて国体の予選競技会である九州ブロック大会が行われました。本校から少年団体種目に3A田爪さんが県代表選手として出場しました。熊本農業の生徒とタッグを組み、優勝を果たしました。それに伴い佐賀国民スポーツ大会(旧 国体)への出場が決まりました。馬術競技の会場は、三木ホースランドパーク(兵庫県三木市)にて10月9日から13日の日程で行われます。

田爪さんおめでとうございますにっこりよく頑張りましたキラキラ

【馬術部】みんなでつかんだ総合優勝(高校総体全記録)

5月31日~6月2日にかけて菊池農業高校馬術競技場にて高校総体が行われ、 本校創部32年の歴史の中で6度目の総合優勝を果たすことができました。高校総体や新人大会など高体連の主催大会は、学校対抗戦となり厳正なルールのもと人馬ともに制限あるエントリーの中で各種目6位以上がチームのポイント(6位:1点、5位:2点、4位:3点・・・)となります。3日間で8種目が行われ総合得点が高いチームが総合優勝となります。

南稜馬術部全員でつかんだ総合優勝とても素晴らしかったです。大会の様子と結果をぜひご覧ください。

【総合成績表彰】

代表は主将の田爪さん、副主将の平迫さん

 

【大会結果】

第1競技 二段階障害飛越競技(90cm)

1位 告森さん ロイド号

3位 林さん テイエムスピリタス号

第2競技 スピード&ハンディネス競技(105cm)

1位 田爪さん マジュリーN号

第3競技 馬場馬術競技(3課目A)

1位 永井さん ウォーターマハロ号

3位 杉山さん ピックウィジョン号

5位 平迫さん 雪菜号

第4競技 複合馬術競技

1位 永井さん ウォーターマハロ号

4位 杉山さん ピックウィジョン号

6位 平迫さん 雪菜号

第5競技 小障害飛越競技(90cm)

1位 髙橋さん マジュリーN号

6位 林さん  ロイド号

第6競技 標準障害飛越競技(110cm)

3位 永井さん ウォーターマハロ号

4位 田爪さん マジュリーN号

6位 告森さん ロイド号

第7競技 トップスコア競技

2位 林さん  ロイド号

3位 永井さん ウォーターマハロ号

4位 杉山さん ピックウィジョン号

5位 田爪さん マジュリーN号

第8競技 団体障害飛越競技

3位 南稜高校(田爪・平迫・杉山・告森・永井・林)

総合成績 

優勝 南稜高校(69点) 

【大会の様子】写真は安田様より許可を得て掲載しています。

二段階障害飛越競技で3位を果たした林さんとテイエムスピリタス号。南稜1番手で出場し気落ちの入った走行で一気にチーム南稜に勢いをつけました。また、トップスコア競技ではロイド号で2位入賞を果たしました。

 

二段階障害飛越競技で優勝した告森さんとロイド号。競技馬として経験が浅いロイド号ですが、諦めず向き合ってきた結果が優勝に繋がりました。標準障害飛越競技においても6位入賞を果たしました。

 西山選手とピックウィジョン号。順調な走行をみせていましたが5番障害で拒否後に落馬してしまい失権になりました。この悔しさは新人大会にぶつけましょう

スピード&ハンディネス競技で優勝を果たした田爪さんとマジュリーN号。生徒会長でもある田爪さんは、限られた時間の中練習に励みこの結果を得ることができました。

 

馬場馬術競技で5位入賞を果たした平迫選手と雪菜号。複合馬術競技でも雪菜号とともに出場し6位入賞を果たしました。

 

標準障害飛越競技にて完走した平迫選手とテイエムスピリタス号。4月の競技会からM級Dクラス(110cm)に挑戦しゴールを切ることができました。この馬でこのクラスに出場しゴールを切ったのは彼のみです。平迫選手の成長とともにテイエムスピリタス号も大きく成長しました。とても素晴らしいです。

馬場馬術競技で3位入賞を果たした杉山選手とピックウィジョン号。複合馬術競技では、ピックウィジョン号とともに出場し馬場馬術(2課目C)では圧巻の演技で最上位となりました。障害飛越競技で惜しい1反抗がありましたが、4位入賞を果たしました。

トップスコア競技でジョーカー障害(110cm)を飛越する杉山選手とピックウィジョン号。2度ジョーカー障害を飛越し会場から大歓声が沸いていました。

馬場馬術競技、複合馬馬術競技で優勝を果たした永井選手とウォーターマハロ号。永井選手は2種目での優勝、2種目での3位入賞を果たしチームに大きく貢献しました。

複合馬術競技では、馬場馬術競技で2位につけ障害飛越競技では、少しの減点で順位が変動になる中落ち着いた走行を見せ減点ゼロでゴールを切り優勝を果たしました。

 小障害飛越競技で優勝した髙橋選手とマジュリーN号。樫山先生と先輩のアドバイスのもと思い切った走行をみせました。

 

井福選手と雪菜号。2種目出場し今回ゴールをきることができませんでしたが、本校の中で難易度が高い雪菜号に挑戦する井福選手。新人大会では目標を達成できるようしっかりとサポートしていきます。

 

川邉選手とテイエムスピリタス号。減点があり入賞は果たせませんでしたが、ゴールは切ることができました。二段階障害飛越競技ではメイショウスミトモ号ともに出場し失権でしたが、この悔しさは新人大会にぶつけましょう。

【選手活躍の様子】

 

 

 

 

 

 

表彰式後にみんなで集合写真

馬術競技は、選手だけの力ではなく、たくさんの人の協力のもとでできるスポーツです。

馬を養うため費用がかかります。そのため学校からは多大なる支援を受けています。部員は、毎日の保護者の支えがあり活動ができます。大会では、審判員や競技補助員など運営する方々の力添えをいただいて競技ができます。本校の馬・部員のためにと飼料や敷料を無償にて提供してくださるOB・OGを初め歴代保護者の方々のご支援をいただいています。また、長い間南稜高校馬術部を応援してくださる後援会の皆様をはじめ馬運車を購入していただいた横田徳二様。優勝できた素晴らしいチームだからこそ改めて周囲に感謝して今後の学校生活や部活動生活を送って欲しいと思います。

終わりに、写真を提供していただいた安田様には選手やグルームの貴重な瞬間を撮っていただき感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いします。