カヌー部
【カヌー部】県高校総体
令和3年度 5月22日(土)・23日(日)
菊池市班蛇口湖ボート場にて、第48回熊本県高等学校総合体育大会カヌー競技大会が行われました。
カヌー競技は、先行開催で1週間早い開催となりました。
今年度は球磨川でほとんど水上練習ができていないため、前日の21日から前入りをし、レースに備えました。
艇をトラックから降ろし、練習をしました。いよいよ明日からという緊張感がありました。
マネージャー(1年)が作ったお守りを1年生全員で3年生へ渡しました
3年生はさっそくリュックに付けてくれました
1年生男子も惜しくも1000羽に届かなかった260羽鶴を作ってくれました
22日(土)
開会式後、校長先生からお言葉をいただきました。
中島先生からのレース前のお話、部員全員真剣に聞いていました。
かけ声に合わせて、頑張るぞポーズ
1日目の22日(土)は、カヤック(シングル・ペア)・カナディアン(シングル)の予選が行われました。
カナディアン シングル(予選)
カヤック ペア(予選)
予選を勝ち抜き、出場選手16名全員、決勝に進みました。
3年生の意地が感じられました
23日(日)
全種目の決勝が行われました
まずは、カヤック(シングル)。最後まで順位がわからない接戦が繰り広げられました。
結果としては、入賞はできませんでしたが、5位 那良 涉太(3E)、6位 田中 陸登(2C)となりました
次に、カナディアン(シングル)。中盤から嘉悦響也(3MB)と竹本新(3E)の一騎打ちとなりました。
最後まで勝敗がわからないレースでした
結果としては、1位 嘉悦 響也(3MB)、2位 竹本 新(3E)
入賞はできませんでしたが、中盤から伸びを見せ、大健闘の 4位 田口 哲平(3E)となりました。
シングルが終わり、カヤック(ペア)。
中盤4コースの人吉高校が頭一つ出るというレースになりましたが、そこに負けじと球磨工業が食らい付いていきました
大健闘を見せました
結果としては、2位 那良涉太(3E)・神瀬翔太郎(3C)となりました
嬉しさ溢れる表情で、2位ポーズで写ってくれました
入賞はできませんでしたが、4位 山田 悠斗(2A) ・田中陸登(3C)
6位 宮原 叶夢(3MB)・毎床隆伸(3A)
7位 有馬里玖人(3A) ・生田 翔(2A)
3位とコンマ差で負けてしまいました。人吉高校3年生の意地を見せつけられました
次に、カナディアン(ペア)
中盤で、竹本新(3E)・髙橋海玖斗(3MA)が頭一つ抜け、白熱していました
結果としては、3位 竹本新 (3E) ・髙橋海玖斗(3MA)
入賞はできませんでしたが、惜しくも 4位 嘉悦響也(3MB)・田口哲平(3E)
3年生について行くぞと 5位 黒木翔太(2MB)・永田祐馬(2MA)となりました。
ペアが終わり、カヤック(フォア)
レース終盤まで勝てるのでは!?というレースでした。
結果としては、2位 那良涉太(3E)・神瀬翔太郎(3C)・宮原 叶夢(3MB)・毎床隆伸(3A)
入賞はできませんでしたが、4位 有馬里玖人(3A)・生田 翔(2A)・山田 悠斗(2A)・田中陸登(3C)
となりました。
最後に、カナディアン(フォア)
中盤では、人吉高校に艇1つ分差を付けられている状況でした。
しかし、蛇行しながらも徐々に追いつき始めました。
ゴールした瞬間、雄叫びが聞こえました
結果としては、1位 嘉悦響也(3MB)・田口哲平(3E) ・竹本新 (3E) ・髙橋海玖斗(3MA)
コンマ差で勝ち抜きました。大感動の嵐でした
帰りには、勝利のガッツポーズを掲げてくれましたとびきりの笑顔でした
3位 黒木翔太(2MB)・永田祐馬(2MA)・川邉祈叶(2MB)・溝辺琥春 (1C)
ほんの1ヶ月前に船に乗り始めた1年生の溝辺くんを乗せたこの艇も無事に500m漕ぎきり、3位に入賞してくれました。
帰りまでカチコチの溝辺くんでした。
全レースが終了し、総合得点の結果が発表されました。
結果としては、人吉高校と同点優勝となりました
カヌー部の歴史上、今まで無かったとのことです。
コロナウイルスによる休校、昨年度の豪雨での被災など、
様々な苦しい状況を共に乗り越えてきたからこその結果だったのではないでしょうか。
ライバルではありますが、これまで一緒に練習してきた人吉高校との同点優勝はすごく嬉しいものでした。
大会終了後、様々なメディアの方々からの取材を受けました。
たくさんのメディアでカヌー部を取り上げいただき、嬉しく思います。
艇積みが終わり、班蛇口湖をバックに集合写真を撮りました。
両校でパシャリ
球磨工3年生でパシャリ
ガッツポーズでパシャリ
すごく良い笑顔です
昨年度も同様でしたが、飛沫防止の観点から「大声での応援禁止」となっています。
しかし、カヌー競技は遠くからの応援になるので、小さな声では選手には伝わらない。
「では、拍手をしよう」という試みから、各レースこのように見守りつつ、拍手をしました。
応援禁止だからこそ、選手たちのレース中に掛け合っている声が聞こえてきました。
レース中応援がなくとも、こんなに大きな声で選手たち同士で励まし合っていたんだと。
新たなことに気付くことができた大会でした。
人吉に帰り、艇や荷物を全て下ろし、毎年恒例の3年生の今の気持ちを伝える場が設けられました。
話の途中で思いがあふれ出すもの。仲間の言葉に涙するもの。笑いを取るもの。
それぞれの人柄がにじみ出た良い場でした。
今年の3年生は、これまでの2年間と少し、思うように練習できなかった学年。
1年生の冬、成長する時期に休校。2年生になり、やっと練習できると思ったら豪雨による災害。
3年生になれるのだろうか?と心配していた学年でした。
今、とても立派な3年生になり、後輩たちに背中を見せてくれている。
憧れられる先輩へと成長している姿がすごく誇らしく思います。
出せる力を存分に発揮し、やり切ってくれました。
次は、九州総体3年生全員で、九州総体に挑みます
九州総体への切符を手にした種目はこちらです
カナディアン【シングル】嘉悦 響也 (3MB)
竹本 新 (3E)
田口 哲平 (3E)
【 ペア 】竹本 新 (3E)
髙橋 海玖斗(3MA)
【フォア】 嘉悦 響也 (3MB)
髙橋 海玖斗(3MA)
竹本 新 (3E)
田口 哲平 (3E)
カヤック 【 ペア 】那良 涉太 (3E)
神瀬 翔太郎(3C)
【フォア】 宮原 叶夢 (3MB)
那良 涉太 (3E)
毎床 隆伸 (3A)
神瀬 翔太郎(3C)
インターハイへの切符を手にしたのはこちらです
カナディアン【シングル】嘉悦 響也 (3MB)
【フォア】 嘉悦 響也 (3MB)
髙橋 海玖斗(3MA)
竹本 新 (3E)
田口 哲平 (3E)
九州総体がんばるぞ~
最後に最高の1枚で