校長ブログ

2020年10月の記事一覧

貴重なご意見をいただきました!

本日は就職試験受験者激励会と学校運営協議会の「学科魅力化」「地域資源活用」専門委員会がありました。就職試験受験者激励会についてはホームページ担当の椎葉先生が「学校生活」に掲載してくれていますので、私が出た「学校魅力化」専門委員会について触れたいと思います。

本校は昭和37年以来、普通科と商業科との併設学校としてその歩みを進めてきました。時代の変化とともに近隣校においてはコースの新設や学科改編等がなされています。

本校でも伝統校としての「不易」なものは大切にしながらも、中学生や地域のニーズに応えることができるような魅力的な学科やコース、教育課程を有した学校にならなければならないと思っています。

今日は専門委員として菊池市の行政、教育委員会、小・中学校の校長先生、大学の先生、同窓会等豊富な学識のある方々にお集まりいただき、予定していた時間を大きくオーバーして貴重なご意見をいただきました。

これらのご意見をもとに校内でもしっかり議論し、本校のあるべき姿を構築していきたいと考えています!

菊池には素晴らしい歴史や文化が溢れています!

本日、10月13日は菊池神社秋季例大祭の初日で、国の重要無形民俗文化財である「御松囃子御能」が本校正門横の征西将軍懐良親王に見立てられた将軍木前の「菊池松囃子能場」で奉納されました。

元々は懐良親王が故郷である吉野のことを思ってさみしがられないようにと始められたものだそうです。今年はコロナの影響もあり例年よりかなり規模を縮小したものであるということでしたが、650年以上の歴史を垣間見ることができました。

このように本校周辺には南北朝時代の菊池一族にまつわる歴史や文化が溢れています。そこで、このような歴史や文化、菊池川流域の自然を本校の学習活動に取入れることができないかと考えています。昨日のこのブログにも記載しましたが今週は学校運営協議会の専門委員会を開催し、明日の「地域資源活用」専門委員会でその方策等について議論していただこうと思っています。

全国に誇れる地域の歴史や文化に触れ、未来を切り開く心を養うことはこれからの菊池を担っていく高校生にはとても大切なことだと思います。

本校でも教育活動を通して菊池の素晴らしい伝統文化の継承に一役買うことができればと考えています!

今週は学校運営委員会の専門委員会を開催します!

7月10日に菊池市の行政、関係機関・団体、同窓会、育友会等からなる学校運営協議会を設立しました。これは菊池高校が「地域に開かれた学校」「地域とともにある学校」となるためのものです。学校と地域がパートナーとして連携・協働し、地域でどのような子供たちを育てるか、何を実現していくのかという目標やビジョンを地域の方々や保護者のみなさんと共有し、地域と一体となって菊池高校の生徒を育みたいと思っています。

今日の専門委員会は「地域拠点部活動」専門委員会であり、教育的な価値や地域からの期待も非常に大きい部活動の在り方について委員の皆様方からさまざまなご意見をいただきました。

私のイメージとしては菊池市は小学校や中学校において県内でもトップレベルの選手の育成や文化的な活動がなされています。そのような生徒たちがさらに大きな目標を持って菊池高校で成長してくれるような環境ができればと思っています。

このことにより、菊池市の中学校を卒業した生徒が活躍の場を求めて熊本市を始めとした他地域へ進学していたことに歯止めをかけ、地域の拠点校としての役割を果たすことができればと思っています。

今週は「学科魅力化」「地域資源活用」の専門委員会も開催します。

母校が練習試合に来てくれました!

先日、福岡県立三池高校の西田校長先生から電話がありました。「福岡県は県外に練習試合に行く時には、事前に校長が相手校の校長に承諾を受けることになっています。・・・・・」この三池高校は私の母校であり、西田校長先生は2つ上の先輩です。その電話でいろいろな同窓生話で盛り上がり、今後も交流を深めましょうという話をしました。

本校の剣道部は顧問の先生がいろいろな学校に声を掛け稽古会をしていますが、今日は母校の三池高校の剣道部が来てくれました。三池高校の先生が気を使っていただき部員全員を集めてあいさつをいただきました。調子に乗って先輩面し偉そうに話をさせていただきました。とても誇らしい気分になりました。生徒からは「ここは本当に公立高校ですか?施設が素晴らしいですね。」という声が聞かれました。

試合をすると本校が格上のようで、先輩としては何とも複雑な気持ちでしたが、もちろん校長としての嬉しさのほうが勝りました。先日の校長先生の話によると野球部も練習試合をしたことがあるということでした。地域の拠点校として学校環境も似たような所があり、これからもいろいろな面で切磋琢磨できればと思いました!

菊高生、ボランティアで地域貢献!

今日で中間考査も最終日、生徒たちもホッと一息ついていることでしょう。また、午後からは部活動等も再開されます。

そのような中、運動部活動生集会が実施されました。これまでそれぞれの競技が好きで活動は頑張っているのですが、運動部活動生としてのプライドを持って学校生活をリードしようとか、お互いに切磋琢磨しようという雰囲気が少々欠けていたように思います。本日、考査明けの部活動再開を契機に運動部活動生としての心構えや規律等について体育科の先生方を中心に話をしてくれました。とても素晴らしいことだと思います。部活動生の活躍による学校の活性化に期待します。

また、本校は考査最終日に生徒会のボランティア委員会を中心として地域でのボランティア活動を行っています。今日は生徒たちの心のオアシス菊池公園の清掃ボランティアに集会後の運動部活動生も含め150人程度の生徒が参加してくれました。日頃お世話になっている地域の方々への感謝の気持ちを込めて、みんな一生懸命活動していました。とても素晴らしい光景でした。

このような活動が地域からの信頼を高めスローガンの1つである「選ばれる菊池高校」へ繋がるものと確信しています!

育友会林活動、評価され全国表彰受賞!

生徒たちは本日から中間考査が始まりましたが、育友会の活動で嬉しい出来事がありました。

本校の育友会林活動が全国的に評価され、「ふれあいの森づくり国土緑化推進機構会長賞」という素晴らしい賞を受賞しました。本日、その伝達式が県庁で行われ、本田育友会会長、中原育友会林委員長とともに出席してきました。本来なら北海道で実施される表彰式がこのコロナ禍で残念ながら県庁での実施となりました。

本校は菊池少年自然の家の近くに昭和9年から学校林として17ヘクタール(東京ドーム3.6個分)という莫大な広さの森林を有していました。昭和57年からは育友会林となり、保護者、保護者OB、生徒、職員などによる育友会活動として植林、施肥、下草刈り、枝打ち、、作業道の整備などの森林保全活動を行っています。

また、現在では教育活動の場として1年生の生徒に植栽や枝打ち、丸太切り、記念碑までの歩道の整備など森林づくり体験活動の場を提供していただいており、本年も11月6日にその活動を実施することとしております。以前は全校生徒で実施していたようですが、本校の伝統ある行事として定着しています。

さらに、本校創立100周年を記念して建設された木の香りがする立派な校舎の床や壁には育友会林で育てたスギ、ヒノキがふんだんに活用されており、当時の生徒の氏名が板に記されているとのことです。

この他校にはない貴重な財産を永年守っていただいてきた歴代の育友会の皆様方に心から感謝です。本日は誠におめでとうございました!

バドミントン部1年生コンビ大活躍!

先週、残念ながら野球部が九州地区高等学校野球熊本大会において3回戦で敗退し、春の甲子園の夢が破れ、私以上に選手たちも落胆したことと思いますが、必ずや夢の実現に向けてさらに熱い思いで練習に励み、前進してくれると信じています。

本校では野球部だけでなく、いろいろな運動部・文化部が日々練習や稽古に励んでおり、1・2年生の体制となっての初めての公式戦や発表会が10月、11月にかけて実施されます。今日は大津町総合体育館でバドミントンの学年別競技大会の個人対抗戦がありました。本校からは1年生の田代君と吉本君(ともに七城中学校出身)が出場しました。2人とも部活動とともに地元のクラブチームでも練習を重ね、切磋琢磨し実力を付けています。

何と田代君が5回戦まで進出し、全国総体での優勝経験もある伝統校の熊本学園大付属の選手とフルセットの大接戦の末、惜敗する大健闘を見せてくれました。私もその試合をコート後ろのベンチで間近に応援させてもらい、とても興奮しました。

このように高校の部活動と小中学校時代に活動した地域のクラブ活動を併用しながら競技力を伸ばしていくというのはとても良いことだと思います。部員数が少なかったり、専門の指導者がいない状況で、生徒の力をどのようにして伸ばすか、いろいろな方策を探って行きたいと思います。本当に今日の活躍には感動しました!

3年生進路希望実現に向けて頑張っています!

昨日、中学校説明会、生徒募集について掲載しましたが、もう1つの大きな柱が進路保障です。私が本校で掲げる3つスローガン「選ばれる菊池高校」「伸びる菊池高校」「夢を叶える菊池高校」の「選ばれる」が生徒募集、「夢を叶える」が進路保障です。

その進路決定において、就職試験や大学等推薦入試が例年より少し遅れていよいよ佳境を迎えようとしています。ここ数日、3年生が「試験前の面接指導をお願いします。」と言って校長室を訪れてきます。私も初めての経験でしたので、本校ではそういう決まりでもあるのかと思い進路部に尋ねたところ、そうではないとのこと。

3年生の生徒たちが自主的に面接指導の最終面接者として私を選んでくれたようです。このように自らの意志で校長室を訪ね、進路実現のために面接指導を受けようとする3年生の姿勢に感動しました。

私ももちろんですが、3年生全員の進路保障については全職員で全力でサポートしたいと思っています。「頑張れ!菊池高校3年生」

今日から10月、中学校説明会が始まりました!

今日から10月、地元の旭志中学校を皮切りに中学校説明会が始まりました。

本校の重要課題の1つに生徒募集があります。昨年、菊池市の中学校を卒業した生徒は392人。そのうち本校に入学してくれた生徒が54人。割合として13.7%です。地域の普通科と商業科を有する学校としてはもっと多くの生徒が進学したいと思ってくれる学校にしなければならないと思っています。

現状にはいろいろな要因があると思われますが、1つ1つの課題に全職員でしっかりと取組むとともに、本校の魅力、生徒、先生方の頑張り、活躍をしっかり発信し、中学3年生や地域の皆さんから信頼され、進学したいと思われるような学校にしなければならないと思っています。

このホームページも担当の先生の頑張りで学校の様子がわかりやすく発信できていると思いますので、多くの方々に見ていただければ幸いに思います。

今日は旭志中学校の卒業生2人と一緒に説明会に行きましたが、3年生と保護者とが一緒に参加し、真剣に話に耳を傾けてくれました。本校の活動の様子や熱意が伝わり1人でも多くの生徒が進学を希望してくれることを願っています。