校長ブログ

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またしてもコロナウイルスによる中止を余儀なくされました!

またもや本県において明後日の1月21日(金)から2月13日(日)まで「まん延防止等重点措置」が適用されることとなりました。これに伴い26日(水)に予定していた「ハーフマラソン大会」を中止することとしました。昨年に引き続きの中止で非常に残念な気持ちです。

中にはラッキーと思っている生徒もいるかもしれません。しかし、体育の時間の練習の様子を見てみるとみんな本当に良く真面目に走っており、「きつい、走りたくない」という思いと葛藤しながらも打ち勝つ生徒が増えてきたように思います。本校のマラソン大会は男女ともに学校から竜門ダム往復の17km、今年コースを見直し昨年の19kmより少し短くなりましたがアップダウンの激しいかなり過酷なコースです。

このコースをゴールした自信、思い出は菊池高校生ならではの高校時代の貴重な体験になると思います。またしてもコロナウイルスにその大切な機会を奪われたようで歯がゆい思いです。

今回のオミクロン株の感染力の強さには驚くばかりで、これまで以上に家庭内の感染が多いような気がします。校内において感染を拡大させないように学校としてできる基本的な感染防止対策をしっかりと講じていきます。

多くの中学生が受検してくれます。感謝!

1月13日から昨日まで高校入試前期(特色)選抜の出願受付がありました。来年度からの普通科の学科改編に伴い、初めて普通科でも前期選抜を行うこととなりました。志願状況は普通科の「未来探究コース」が14人の定員に対し11人、「地域探究コース」が28人の定員に対し42人、商業科が40人の定員に対し56人と全体で109人の中学生が本校を志願してくれました。

欲を言えば切りがありませんが、昨年は商業科のみの実施で定員40人に対し39人の受検だったことを考えると生徒や先生方の頑張りが報われたようでうれしく思います。もちろん普通科の学科改編はこれからがスタートですので、入学してきてくれる生徒に両コースの特徴、魅力をしっかりと示し、多くの中学生が希望してくれるコースにしなければならないと思っています。

本校の学科改編やこれからの取組みについては地域の皆様方からの熱い期待をひしひしと感じていると同時に大きなご支援も頂いています。期待に応えることができるよう職員一丸となってしっかりと取り組んでいきます。

 

全国2位を菊池市長、教育長に報告しました!

去る1月4日から三重県の四日市市で開催された全日本女子ボクシング選手権ジュニア大会で普通科3年の古賀このみさん(菊池南中学校出身)が見事準優勝という快挙を成し遂げてくれました。その報告に古賀さんと顧問の渡邉昭夫先生、西垣健三郎コーチとともに菊池市役所に江頭実市長と古賀さんが中学校時代の校長先生であった音光寺以章教育長を表敬しました。

古賀さんは中学校まではバレーボール部のエースとして活躍、高校2年生の時に友だちに誘われ、ボクササイズの気分で入部し、当初は試合に出るつもりはなかったとのこと。この話を聞いてお二人とも驚いておられました。もちろん古賀さんの日頃の努力があったことは言うまでもありませんが、新しいものに一歩踏み出しチャレンジするという勇気が今回の快挙をもたらしたものと思います。

本校には地域の地理的要因を活かしたボート部もあり、本校ならではの活動にチャレンジすることで全国で活躍できる可能性を秘めていると思っています。現在1年生だけの6人で頑張っており、大きな期待を寄せているところです。

古賀さんは卒業後もボクシングを本校で練習し続けるそうです。さらなる高みを目指して頑張って欲しいと思います。

全員元気に無事試験場に向かいました!

共通テスト2日目、朝から試験会場で生徒たちを関係の先生方と一緒に出迎えましたが、全員が体調不良等もなく元気に試験場に向かうことができ、まずはホッとしました。後は最後まで持てる力を悔いなく発揮してくれることを願うばかりです。

朝から驚いたことに昨日の事件の影響で警察が出動しての警備がなされていました。本当にどこで何が起こるかわからない世の中になったと痛感しました。事件を起こした生徒の在籍している高校は「昨今のコロナ禍で「密」をつくるなという社会風潮のなかで、個々の生徒が分断され、そのなかで孤立感を深めている生徒が存在しているのかもしれません。」というコメントを出しています。

第6波の襲来によりさらに感染防止対策を徹底しなければならない状況の中で、これまで以上に生徒の心にに寄り添った教育の大切さも忘れてはならないと感じています。

来週は高校入試の前期入試、マラソン大会、その後も学年末考査、後期入試、卒業式と緊張感と適切な判断を要する行事が控えています。校長として状況をしっかり見極めながら生徒の思いを大切にしながらも、安心安全を第一に考えながら事を進めていかなければならないと思っています。

「文教菊池」の誇りを胸に!

今日は明後日から始まる「大学入試共通テスト」の激励会を行いました。その会の激励のことばの中で「文教菊池」の話に触れました。私が本校に赴任した時から校長室には「文教菊池の再興」と記したシールが貼られており、地域の皆さんからが菊池高校を拠点とした「文教菊池の再興」に期待を寄せておられることがひしひしと伝わってきます。

 「文教菊池」は菊池一族の統治時代の21代重朝公が中心地の隈府に「孔子堂」を建立し、武士を集めて儒教の学ばせたのが始まりとされています。その後、この文教重視の思想は渋江一族に引き継がれ、私塾「渋江塾」で学問を行い、その誇りは現在も地域に引き継がれています。

今回の受験生は「文教菊池」の代表としてテストに望む精鋭で、学校としてもこれまでの努力に敬意を表するとともに、持てる力を遺憾なく発揮してくれることを期待しています。くれぐれも体調には留意し、ベストの状態でテストに臨んで欲しいと思います。

また、今日から高校入試の前期選抜の出願も始まりました。