校長ブログ

校長ブログ

周りは年下の指導者ばかりになっていました!

17日(金)から19日(日)まで熊本県で全九州高等学校体育大会第72回全九州高等学校ハンドボール競技大会が行われています。九州各県持ち回りの大会で8年ぶりに本県での開催となりました。この2年間コロナ禍で中止となっていましたので、3年ぶりの開催です。私は県高体連ハンドボール専門部の部長を務めさせている関係で大会の責任者をしなければなりません。

金曜日に代表者会議があり、九州各県の監督の先生方と顔を合わせましたが、皆さん私より年下の指導者ばかりで私がお世話になり、昼も夜もご一緒した先輩の先生方の姿はありません。何とも寂しい気持ちと世代交代を実感しました。まだまだコロナ禍が続いており本県の専門部の先生方が事前の綿密な準備と気遣いをしながら大会運営に当たってくれています。

九州はハンドボールが盛んで競技力が高い土地柄であるため、多くの大学の先生方も選手勧誘に来られています。この大会に出場している選手から将来日本代表としてオリンピックや国際大会等でも活躍する選手が出るのではないかと楽しみです。大会は男子の九州学院が準優勝とマリスト学園が3位と九州各県の強豪校を見事に破り2校揃ってベスト4に進出し、開催県の意地を見せてくれました。

専門部長を務めさせてい頂いている時にこのような九州大会を実施することができ本当に幸せだと感謝しています。

育友会と生活安全委員会合同のあいさつ運動が始まりました!

今週から期末考査1週間前に入りましたが、本日から考査前期間の育友会の役員さん方と3年生の生活安全委員会による合同のあいさつ運動が始まりました。眠たさや日頃の疲れなど朝から元気ハツラツとは行かないかもしれませんが、大きな声で挨拶をし、校門一礼して、「今日も一日頑張るぞ!」というような気持ちで登校して来てくれればと思っています。そのような思いで保護者の皆さんや先輩や友達と校門で挨拶を交わし、笑顔で登校している生徒たちの様子を見ているととても嬉しい気分になります。

やはり、いつもと違って保護者の皆さんが校門で生徒たちに声を掛けていただくのは、恥ずかしさの中にも喜びも感じるのではないでしょうか。本校の教育活動は本育友会の皆様方の献身的な活動に本当に支えられています。心から感謝しています。学校教育は保護者からの理解、信頼関係がなければ成立しないと思っています。そのためにもきちんとした情報発信や説明等をしっかりとしなければならないと思っています。

本年度の育友会総会の出席率などを見ても保護者の皆様方の学校への関心や期待の高まりを感じています。生徒と先生方、保護者の皆様方が一体となった学校づくりを目指します。



「菊池教育会」の総会に参加しました!

今日は菊池教育会館で「菊池教育会」の総会が開催されました。この「菊池教育会」は大正4年に菊池郡市の教育振興を目的に設立された「菊池教育団」を平成18年より従来の組織・運営を見直し時代に即応した体制に改め「文教菊池の再生」を目指し設立されたそうです。

教育が抱える課題は一家庭や一地域のみならず、大きくは国の盛衰を左右するほどの重要課題であるとの認識のもと、教育は学校だけの問題だけでなく広く「住民参加型社会」の一環としてまた「やって貰う時代でなく自分たちでやる時代」の考えで、関係機関や諸団体、住民の方々が力を寄せ合い、教育支援・地域の振興発展を願い、各種の事業に取り組んでおられます。

中世の香り高く花開いた菊池文化は菊池一族の20代為邦公の頃から高まり、21代重朝公が高野瀬に学問の殿堂として1472年に「孔子堂」を建てました。儒学を中心に菊池の先人がここで学び励んだ精神文化の片鱗は今も残っており、この歴史ある誇り高き地域文化を掘り起こし、学び合い、次の世代に繋ぐことが今最も必要だと考え、専門講師を招き、平成22年度からは毎月「菊池こども論語塾」などの講座も開いておられます。

このような「文教の郷菊池」の最終学府である本校への期待と果たすべき役割は大きく、本年度からの菊池市からの大きな支援もその表れであり、「孔子堂」から「菊池前進塾」へと繋がったものだと思っています。その期待に応えることができるよう努力していきます。

教職員の不祥事、後を絶たず言葉もありません!

昨日からテレビや新聞等で教職員の不祥事について大きく報道されています。報道のされ方の大きさに正直なところ衝撃を受けています。それだけ教職員という社会的責任の大きさの表れであると痛感しています。早速、今朝、緊急の職員朝会を開き先生方に話をしました。これまでどんなに素晴らしい実績を残し、多くの生徒たち、保護者の皆さんに慕われていようが一瞬にして飛んで消えてしまう、校長としても何のフォローや弁明もできないのが不祥事です。同じ保健体育科の仲間として個人的にも知り合いなだけに本当に言葉もありません。

これから学校は保護者への説明や生徒たちの心のケア、報道対応などいろいろな事への対応に追われ、何よりも学校への信頼回復にはかなりの時間を要するのではないかと思います。「行動には原因がある。症状には背景がある。」という言葉を聞いたことがありますが、集団として組織として防止することができなかったのか私自身も校長としてしっかり肝に銘じておかなければならないと思っています。

「不祥事はダメ、絶対!」と先生方には機会あるごとに話をしていますが、働き方改革を含め先生方の心身の健康についてしっかり取り組んで行かなければならないと改めて思ったところです。

 

 

「伸びる菊池高校」を体現する大会となりました!

5月28日(土)の先行開催競技から始まった本校の県高校総合体育大会・総合文化祭も本日開催の女子ボクシングが最終試合となりました。その女子ボクシングのライトフライ級に出場した2年生の迫美優さんが見事優勝し大会の有終の美を飾ってくれました。迫さんは1年生の時に新人戦でも優勝し九州大会に出場していますので見事に2連覇を飾り、大分県で開催される九州大会の出場権を獲得しました。私はハンドボール競技の専門部長を努めており、その決勝戦と重なり応援に行くことが出来ずとても残念でした。大分の九州大会は是非応援に行きたいと思っています。

今大会では教頭先生、事務長先生とも手分けしほとんどの競技の応援に行きましたが、私が本校のスローガンの1つとしている「伸びる菊池高校」を見事に体現する大会となり、本当にうれしく思っています。生徒たちの成長ぶりには目を見張るものがありました。競技結果はもちろんですが、チームとして試合に臨む姿勢、試合中の雰囲気がこれまでとは違っていたように感じました。

このように日々努力してきた成果が結果として表れたことを「やればできる」という自信として、これからの人生においてもいろいろなことに果敢にチャレンジし、もう1つのスローガンである「夢を叶える菊池高校」を実現して欲しいと感じました。