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学校ブログ

【中学部】生活単元学習「地域や学校をきれいにしよう」

 2月14日(月)~18日(金)の1週間、「クリーンチーム」「ピカピカチーム」に分かれ、校内外の清掃をしました。チームごとに目標確認や振り返りを行うことで、毎日少しずつ上達が見られました。道具の使い方も最初はぎこちなかったのですが、徐々にコツを覚え、後半には、竹ぼうき・熊手・スクイジー等を用途に応じて使い分けることもできるようになりました。家庭や地域でも役割を担っていってほしいと思います。

 

【小学部】2月生活科「節分をしよう」

 2月3日は節分と言うことで、小学部でも図画工作科で節分に関する制作活動を行いました。鬼を退治する役の衣装、鬼役の衣装を色画用紙やポリ袋などを使って作りました。児童それぞれかっこいい、かわいい、そして怖い鬼の衣装ができました。豆の代わりに折り紙や新聞紙を丸めて「おにはそと!ふくはうち!」と怖い鬼を退治できました。小学部のみんなが今年も元気に過ごせますように!

【職員室だより】保護者理解研修

 1月13日に稲田校舎にて「保護者から直接話を聞く機会を通して、保護者の思いの理解を深めるとともに、保護者に寄り添った支援の充実につなげる。」という目的で、職員研修行を行いました。当日は、高等部の保護者 伊藤将宏様、小学部の保護者 桑野雅弘様、桑野和子様よりお話を伺いました。「お子様が生まれてから中学卒業(就学)までのお気持ちや出来事」 「本校に通ってからのお気持ち、お子様の様子」 「卒業までに本校に望むこと」 「卒業後の心配事、希望」の内容を拝聴させて頂く中で、保護者の方々の思いを知ることができました。改めて、子どもたちに寄り添っていくと共に、御家庭と協力しながら教育活動を展開していくことの重要性を感じました。

【小学部】1月生活単元学習「お正月遊びをしよう」

 3学期が始まり、学校に子ども達の元気な声が戻ってきました。生活単元学習では、「お正月遊びをしよう」に取り組みました。凧、ビュンビュン駒、羽子板を作って、屋内外で思い切り遊びました。いつもと違う季節遊びにぎこちなさもありましたが、単元の後半になると、意欲的に遊ぶ姿が見られました。

開校記念式典

 12月11日(土)に「みんなで創ろう かも稲の未来」のスローガンの元、開校記念式典を行いました。子どもたちは、当日に向けて校旗、校歌披露や校舎案内の練習、会場準備等に取り組みました。当日は、蒲島知事来賓の方々の前で、緊張しながらも元気よく発表することができました。全校生徒47名全員で取り組み、開校を祝うことができました。

 

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【校長室だより】開校記念式典を終えて

 

 新年あけましておめでとうございます。

 寅年の令和4年(2022年)も、かもと稲田支援学校をよろしくお願いします。

 さて、穏やかな日差しに包まれた冬晴の日、12月11日(土)に開校記念式典を行いました。開校準備からここまで、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、思うように準備が進まないこともありましたが、無事に式典を開催することができたことを心から嬉しく思っています。式典には稲田小学校の卒業生である蒲島郁夫熊本県知事様をはじめ、渕上陽一県議会議員様、早田順一山鹿市長様など、多数の来賓の方々に御臨席賜り、本校が開校するまでの思いも含めた温かい御祝辞や御挨拶を賜りました。本来であれば、開校に向けて御尽力いただいたすべての方々に、来賓として御出席いただきたかったのですが、コロナ禍での開催ということで、入場を制限させていただいたことを大変申し訳なく思っています。

 それでも、お越しいただいた方々に本校が開校した喜びを伝えたいという思いで、「みんなで創ろう!かもと稲田の未来!」というスローガンのもと、47人の児童生徒、43人の教職員が一丸となって準備を進めてきました。

 式典では、校章に描かれた校訓「心豊かに 道を求め 共に生きる」のデザインの説明を行い、児童生徒会役員の協力で校旗披露を行いました。また、式典の最後には校歌の作曲をしてくださいました桐田信一郎様の指揮のもと、全員で校歌披露を行いました。稲田小学校から譲り受けたマリンバやシロフォン、電子ピアノ等を高等部の生徒たちが演奏し、代表の生徒が校歌を歌い、小中学部の子どもたちが音楽に合わせてダンスを披露しました。練習までの期間が短かったのですが、子どもたちは笑顔で最高の演奏やダンスを見せてくれました。式典に参加できなかった保護者の皆さまにもオンラインで式典の様子を見ていただきましたが、「子どもたちの様子に感動した」と多くの方々からコメントをいただきました。

 式典終了後に、校舎案内も計画しました。校舎の施設説明は小中学部の子どもたちがタブレットや電子黒板を用いながら、これまでの学習の様子を交えながら行いました。来賓の皆さまが熱心に聞いてくださり、子どもたちも期待に応えたいとはりきって説明をすることができました。

 開校記念として、小中学部の子どもたちが地域の方の御協力のもと生産することができたお米と地元来民の伝統工芸品である渋うちわを記念品とさせていただきました。うちわには高等部の生徒が描いた山鹿灯篭と石のかざぐるまがデザインされています。子どもたちのアイデアを生かした、手づくりの開校式典となり、笑顔に満ち溢れた一日となりました。

 子どもたちやかもと稲田支援学校の可能性は無限です。可能性を信じ、ゆっくり、たっぷり、一歩ずつ 未来に向けて、確かなものにしていきたいと思っております。どうぞ、御支援をよろしくお願いします。

令和4年1月

                          

熊本県立かもと稲田支援学校長  後迫 貴利子

【保健室より】高等部生徒・保護者対象「性に関する教育講演会」

 12月1日(水)にフォーシーズンズレディースクリニック院長(産婦人科医)の田畑愛先生から高等部生徒、保護者向けに『みなさんに知って欲しい大切なこと』と題して性に関する教育講演会がありました。

 本校高等部では、今回の性に関する教育講演会の事前指導、事後指導を計画的に行い実施しました。

 田畑先生からは、受精の様子や胎児が大きくなる過程を動画で見せていただきながら、命の誕生についての話がありました。また、産婦人科医の立場からの性に関する中高生の抱えている課題、そして、各学校の講演会での中高生の生の声、自分の身体を守ることの大切さをお話しいただきました。

 保護者の方からも、「感動した」「自分たち親から勉強して正しい知識を学ぶことや、家庭でも話す機会にしたい」「学校で子どもたちがどのような学習をしているのかがわかり良かった」などの感想をいただきました。

 今後も継続して性に関する教育に取り組んでいきたいと思います。

【学校行事】親子ボッチャ交流会(小中学部授業参観)

 11月26日(金)に、小中学部の授業参観を行いました。今回は「ボッチャ交流会」と題して、保護者の皆様と一緒にボッチャを楽しみました。

 ハイタッチをしたり、ボールを投げる場所を相談したりと、親子でボッチャを楽しむ姿がたくさん見られました。また、学校での活き活きした様子を保護者の皆様に見てもらうこともでき、充実した授業参観となりました。

 御参加いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

【中学部】11月 生活単元学習「熊本博物館へ行こう」

 11月17日、熊本博物館での校外学習を実施しました。

 事前学習では、「公共施設」や「バスや公共施設を利用する際のルール・マナー」などについて学習しました。

 校外学習当日は、事前に調べたものを見つけて喜ぶ姿や、一生懸命メモを書いたり写真を撮ったりする姿がたくさん見られました。

 お昼は、感染対策しながらみんなと食事ができ、充実した校外学習となりました。

【職員室より】救急対応訓練

 11月15日に小・中学部職員を対象に救急対応訓練を行いました。救急対応マニュアルの確認やAED、担架、車椅子の使用方法、緊急時の想定場面による対応シミュレーションを行いました。緊急時の職員の動きが、子どもたちの安全を左右するという重要性を改めて感じました。児童・生徒の命を預かる職員として、今回の研修で学んだことを意識しながら子どもたちと関わっていきます。

【小中学部】11月地震火災避難訓練

 11月12日に小学部、中学部は地震・火災避難訓練を行いました。大きな警告音や歩いての避難に戸惑う児童も見られましたが、周りの友達や教師と一緒に安全に全員避難することができました。また、山鹿消防署東分署の方々に避難の様子を見ていただき、避難後に講話をいただきました。訓練を通して、防災の意識や防災教育の大切さを改めて感じました。訓練後には、消防車、救急車の見学もでき、貴重な経験ができました。

【小学部】11月外国語活動「ハロウィンをしよう」

 10月29日に外国語活動「ハロウィンをしよう」に取り組みました。ジャックオーランタンやゴーストなどに仮装した子どもたちは「trick or treat」と校内の職員を驚かしました。回数を重ねると、自分から「I’m ghost(ゴースト)」と言ったり、仮装したキャラクターのポーズをとったりして、工夫してハロウィンを楽しむ様子が見られました。驚いた職員にシールをもらって、とても嬉しそうな表情の子どもたちでした。外国の文化を知り、触れるとてもいい機会になりました。

【中学部】11月 生活単元学習「スーパーマーケットの秘密」

 11月に、生活単元学習で「スーパーマーケットの秘密」の学習を行いました。

 事前学習では、買い物の計画を立てたり、スーパーマーケットの「消費者の願いに応える工夫」を調べたりしました。

 買い物当日は、家庭で必要なものを購入したり、調べた「工夫ポイント」を実際に探したりしました。

 「商品が探しやすいように大きな看板がある!」など、たくさんの工夫に気付くことができました。

【高等部】11月 総合的な探究の時間「地域クリーンタイム」

 高等部では、総合的な探究の時間に10月29日(金)の4・5限目に、1年生は学校周辺、2年生は来民商店街、3年生はサイクリングロードに分かれて、清掃活動を実施しました。

 これまでは、新型コロナウイルスの影響で実施できていませんでしたが、リスクレベルが下がったこともあり、今年度初めて実施できました。

 当日は10月下旬とは思えないほどの暖かい気候の中での清掃活動で、引率教師よりも細かいゴミを一瞬に見つけて熱心に拾う姿や、学級のみんなとの久しぶりの校外での活動を楽しむ姿などが見られ、1時間という長い時間に精一杯取り組むことができました。

 学校に戻ってからは、拾ってきたゴミの分別を学級のみんなで協力して行うことができました。

 世界的にも「SDGs(持続可能な開発目標)」が盛んに叫ばれる現在。これからもこのような取組を通じて、環境保護に対する意識を高めていく学習に取り組めたらと思います。

【保健室より】高等部「食に関する講話」

先日、高等部では、鹿本給食センター栄養士の井上由貴先生から「高校生に必要なエネルギーと食事が身体へ与える影響について」お話がありました。

 

高校生に必要なエネルギー量が大人より多いこと、10代の高校生の時期に摂って欲しい鉄やカルシウムの栄養素があること。また、将来、生活習慣病にならないための予防できる間食の摂り方や和食の大切さについてお話をいただきました。

 

☆生徒の感想を一部紹介します。

□今まで不足していた栄養があったので、これからはそこを気にしながら食事を摂(と)っていきたい。

□朝と夜のカロリーが足りていないと思いました。だから、間食をうまく摂ることができたらいいなと思いました。

□いつも家に帰って、お菓子をいっぱい食べていたので、今日から食べる数を減らして食べようと思いました。

□食事のエネルギー量が、大人より自分たちの方が多いことを初めて知りました。

【校長だより】はじめての学校祭

 学校周辺の田んぼもすっかり刈込が終わり、一気に季節が進んだように感じています。11月になっても、日中は汗ばむ日がありますが、それでも朝夕は冷え込んできたため、体温調整が苦手な子どもたちは体調を崩すのではないかと心配しましたが、毎日元気に登校しています。

 このホームページでも紹介させていただいていますが、10月16日(土)に本校の学校祭である「かもと稲田まつり」を開催しました。夏休み明けから、日頃の学習の成果発表ということで、小学部はソーラン節と手話ダンス、中学部は稲の成長報告、高等部は「高等部プロモーションビデオ」の披露と手洗いダンスのために、各学部準備を進めてきました。中学部と高等部は作業製品の販売も行い、自分たちが作った製品をどのように売り込むか、丁寧な製品づくりから梱包、製品説明など工夫を凝らしました。祭りが近づくにつれ、ボルテージが上がり、子どもたちは風邪もひかず、元気いっぱいに登校してくることができました。

 当日は保護者の皆様に学部ごとの参観や物品購入をお願いし、自宅からもリモートで観覧できるようにしました。保護者の皆様の御協力もあり、コロナ禍での制限がある開催でしたが、初めての「かもと稲田まつり」を楽しむことができました。今年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、地域への呼びかけを控えさせていただきましたが、もっと本校のことを知っていただきたい、子どもたちの活躍の様子を見ていただきたいと思っています。ぜひ、地域の皆さま、次年度の「かもと稲田まつり」にご期待ください。

 「学校での学びが、子どもたちの『生きる力』となって、明日に、そしてその先の未来につながってほしい、これからの社会がどんなに変化しても、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。そして、明るい未来をともに創っていきたい。」

 これは文部科学省が、新しい学習指導要領に込めた「願い」です。そして、このことは特別支援学校で学ぶすべての子どもたちにも共通する願いです。本校のめざす学校教育目標(グランドデザイン)に示すとおり、本校で学ぶ子どもたちが、それぞれの幸せを実現する「生きる力」を、授業を通して身につけ、自立を目指します。そして子どもたちだけでなく、すべての人が幸せに暮らすことができる共生社会の実現を目指して。地域と共にかもと稲田支援学校は歩み続けます。

令和3年11月

                       

熊本県立かもと稲田支援学校長

後迫 貴利子

【中学部】10月 総合的な学習の時間「お米のひみつ」

 10月12日(火)に稲刈りに行きました。

 慣れない鎌に、初めは恐る恐る…といった様子でしたが、地域の稲作アドバイザー平本様からコツを教わり、たくさんの稲を収穫することができました。今後、精米の様子も見学させてもらう予定です。

 

 また、10月16日(土)にかもと稲田まつりが実施されました。中学部は「ステージ発表」と「販売会」を頑張りました。

 ステージ発表では、「総合的な学習の時間」で学んだ「お米のひみつ」について発表しました。体験した田植えや稲刈りの報告をしたり、調べたことを自分なりにまとめて発表したりしました。「お米クイズ」も大盛り上がりでした!

 販売会では、「作業学習」で作った「油吸収パッド」と「カレンダー」を販売しました。初めての販売会でドキドキしたようですが、自分たちが作った製品がどんどん売れていく様子を見て、達成感も感じているようでした。

 かもと稲田まつり大成功!

 

【小学部】10月 生活単元学習「おいしいお米をつくろう」

 生活単元学習「おいしいお米をつくろう」

 生活単元学習単元「おいしいお米をつくろう」では、1学期に田植えをした田んぼに出かけ、稲刈りを行いました。事前に稲の上手な刈りかたをビデオを見て学習をしたり、学校の草を稲に見立てて、実際に鎌を使って稲刈り体験をしたりしました。初めて稲刈りをした児童も多く、鎌の扱いにぎこちなさがありましたが、回数を重ねると上手に稲穂を刈ることができました。

 6月から10月までの本単元では、地域の稲作アドバイザーである平本様に御協力いただき学習を進めることができました。稲田地区ならではの体験ができたことを嬉しく思うともに、深く感謝申し上げます。

【高等部】9月 作業学習「販売会に向けて」

 高等部では、かもと稲田まつりに向け作業学習を頑張っています。

 クラフト班では1学期に布製品を作るための基礎的な練習を行い、2学期から製品を作り始めました。トートバッグやポケットティッシュケースを作っています。たくさん販売できるよう頑張っています。

 農園芸班では、1学期に植え付けたピーマンやシシトウなどの野菜が収穫真っ最中です。まつりではサツマイモなど他の野菜も販売できそうです。無農薬の野菜に御期待ください。