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高等部校舎前の横断歩道が、カラー横断歩道になりました

 うれしいお知らせをさせていただきます。

 

 高等部校舎前の横断歩道についてです。

 以前から、「横断しようとしてもなかなか渡れない」「渡ろうとしても、車が減速せずに通行することがある」という声が聞かれていました。 三叉路で、運転手が横断歩道に気付きにくいという理由もあったと思います。

 そのような懸念もあったので、カラー横断歩道に変えていただけないか、山鹿市に陳情をしましたところ、早急に対応していただきました。

鮮やかな、グリーンとホワイトのストライプですよね。

運転手から見ても、このように違います。

の下に

 生徒たちも、以前よりも安心して横断することができるようになると思います。

 カラー横断歩道にしていただき、ありがとうございました。

いじめ防止 1学期の取組~いじめのない、安全・安心で優しい教育環境づくりをみんなで~②

 1学期のいじめ防止に関する取組の一部を紹介します。

 「いじめ防止」のページに詳細を記載していますので、是非ご覧ください。

 

〇第一回いじめ防止職員研修

 6月30日(木)に一回目のいじめ防止職員研修を行いました。「いじめのない安全・安心で優しい教育環境づくりをみんなで」をテーマに、「1 いじめの定義、法令等について」、「2 いじめ防止の体制や取組について」、「3 いじめの認知や対応について」、「4 いじめの定義等に関する班別協議(演習)」を行いました。

 今回の研修では、私たち教職員が、いじめを学校における最優先課題であるという共通認識をもち、事例研修等をとおして、令和4年度の重点目標である「安全・安心で優しい教育環境づくり」を職員一丸となって行う意識を高めることを目的として行いました。学校教育目標の達成をめざし、いじめの早期発見、未然防止の取組を丁寧に行っていきたいと思います。

いじめ防止 1学期の取組~いじめのない、安全・安心で優しい教育環境づくりをみんなで~①

 1学期のいじめ防止に関する取組の一部を紹介します。

 「いじめ防止」のページに詳細を記載していますので、是非ご覧ください。

 

〇心のきずなを深める月間の取組

 児童生徒同士の心のきずなを深め、いじめを許さない学校・学級づくりに対する意識を高める取組を各学部で行いました。高等部では、「生徒一人一人が自分の大切さや他の人の大切さについて改めて学習すること」、「相手の気持ちを考えた自分の気持ちの伝え方について学習すること」を目標として、複数の教科において授業実践を行いました。友だちを大切にする方法について生徒自身が考えたことで、学校生活における具体的な言葉遣いや相手を思いやる行動等を確認することができました。

 また、児童生徒会による校内放送やポスター、各学級でのポスター・標語の取組により、いじめを許さない学校・学級づくりに向けた気運を高めることができました。児童生徒の作成したポスター作品の一部をご紹介します。

【小学部】図画工作「セロファンであそぼう」

 6~7月はカラーセロファンを使った単元を行いました。単元の始めには、カラーセロファンを自由に楽しむ時間を設けました。カラーセロファンを通して見た世界の色の変化に面白さを感じている様子や丸めた時の音や形の違いに気付く様子が見られました。カラーセロファンを様々な形や大きさに切った後、自由に配置してラミネートした「窓飾り」や底を切り取った紙コップに貼り付けた「万華鏡」を制作しました。太陽光にかざしたり、ライトの光を当てたりして、たくさんの色に染まった世界を楽しんでいました。

【中学部】総合的な学習の時間「お米のひみつ2022」

 6月24日からお米や地域の農業をテーマに調べ学習をする「お米のひみつ2022」という単元を行いました。それぞれがテーマの中で興味のあることや分からないことを調べ、報告会で報告をしました。また、29日には地域の稲作アドバイザーから御指導いただき、田植え体験をしました。慣れない泥の感触に驚いたり、不安定な泥の中で必死にバランスをとったりと、様々なことを感じながら田植えができました。また、手植えをしたことで、農業の大変さをより感じた生徒もいました。秋には稲刈りも体験させていただく予定です。

 

【小学部】生活単元学習「おいしいお米をつくろう~田植え~」

 今年も田植えの季節がやってきました!昨年は校内のミニ水田で田植えの練習をしましたが、今年は稲作アドバイザー平本さんの水田をお借りして、代掻き(しろかき)という名目でジャブジャブ水田体験を行いました。電車ツアーやフラッグレース等を行いながら、しっかり水と土をかくはんすることができ、田植えの準備はOK。その5日後に、田植えを行い、泥に足を取られながらも上手に苗を垂直に植えることができました。今後の稲の成長が楽しみです。

【職員研修】第1回専門性向上研修

 7月6日(水)に、熊本大学病院小児在宅医療支援センター/熊本県医療的ケア児支援センター副センター長の小篠史郎先生を招聘して、第1回専門性向上研修を行いました。

『医療的ケア児の体制整備の近況及び支援について』をテーマに講話していただき、医療的ケア児が年々増加している現状や、医療的ケア児への支援体制整備、小児在宅医療センターの役割についてなど詳しく学ぶことができました。

また、実際に様々なシミュレーターを使って、アンビューバックの使い方や喀痰吸引の方法、胃ろうによる経管栄養について体験させていただきました。体験した職員からは、「アンビューバックの力加減が難しかった。」「気管カニューレのカフや胃ろうのバルーンの仕組みが初めてわかった。」などといった感想がありました。

本校でも、医療的ケアを行うのは看護師であり、直接医療的ケア児に関わる職員は限られていますが、今回の研修で全職員が医療的ケア児への支援について学ぶことができ、とても貴重な時間になりました。

 

【中学部】社会「仕事と生活~酪農家見学~」

 中学部は社会で、「仕事と生活」という学習に取り組んでいます。その学習の中で先日「酪農家見学」を行いました。見学先は、学校のすぐ近くにある高倉牧場さんです。

 牧場の方の話を聞き、私たちが毎日飲んでいる牛乳がどのようにしてできているのか、その大変さとありがたさを改めて実感することができました。そして何よりも、牛の頭をなでたり子牛を間近で見たりと、牧場でしかできない貴重な体験をすることができました。

【地域行事】 「御田植祭」

 6月19日(日)に鹿本町で新嘗祭の一環である御田植祭がありました。県では、毎年新嘗祭に献上する米や粟を各地域が持ち回りでつくっているそうです。今年は鹿本町の水田が選ばれました。御田植祭では地元の子どもたちが田男と早乙女に扮して苗を植えるため、本校からも中学部生徒2人、高等部生徒3人が田男として参加しました。慣れない白装束や足袋、草鞋に苦戦したり、神事に緊張したりする様子が見られましたが、複数回の練習の成果を十分に発揮することができ、なかなかできない貴重な経験となりました。生徒たちは、10月中旬に行われる抜穂祭にも参加する予定です。

救命救急法研修

 6月14日(火)に山鹿消防署東分署の救命救急士と消防士の方を招聘し、緊急時に救命救急士が到着するまでにすべき対応について職員研修を行いました。研修の初めに「15分間の奇跡 先生たちの救命リレー」の動画を視聴しました。その後、3グループに分かれて、胸骨圧迫とAEDの使い方について児童生徒の様子をイメージしながら実技訓練を行いました。今回は特に、救急車到着までの職員の動き、「救命の連鎖」の重要性を全職員で学ぶ貴重な時間になりました。

各グループに分かれて救命救急士と消防士の方から胸骨圧迫の方法とAEDの使い方を習っている様子です。胸骨圧迫の回数は1分間に100~120回のリズムで行う。アンパンマンマーチの歌をイメージして行うとしやすいことや感染症予防の観点から、人工呼吸よりも胸骨圧迫を絶え間なく行うことが重要であることを学びました。

実技訓練の様子です。胸骨圧迫は、両足を固定し、腕を真っすぐ伸ばす「ゴリラのポーズ」が良い姿勢だそうです。救急救命士の方から、姿勢がとても良いと褒められた職員もいました。また、感染症予防の観点から、人工呼吸よりも胸骨圧迫を絶え間なく行うことが重要と教えていただきました。

【中学部】職業・家庭「家庭生活と役割」

 「掃除や食事などの『生活』に関することは、在学中も卒業後もずっとしていくこと」ということを、中学部では日々学んでいます。そこで総合的な学習の時間には「かもいなピカピカ作戦」という単元で、箒やちりとりの使い方や雑巾での正しい床の拭き方について学びました。この学習では、「やり方が分からない時には分かっている友達に教えてもらうこと」を目標とし、学年に関係なく互いに教え合いながら掃除の仕方を学ぶことができました。

 職業・家庭では「家庭生活と役割」という単元で皿洗いと風呂掃除について学習しました。風呂掃除は本校体育館の2階にある清掃サービス実習室を初めて利用しての学習だったため、「学校にお風呂がある!」と目を輝かせる生徒の様子が印象的でした。「洗ったお風呂はキュッキュッと音がします。」と何度も浴槽を触り、達成感を感じたようです。皿洗いでは「泡がなくなってツルツルにする」や「皿を重ねると乾きにくい」といったことに生徒たちが自ら気付いていました。

 これからの人生でもずっと続く「生活」を豊かにするために、少しでも自分でできることを増やすために、今回の学びを日常生活に生かしていきたいと思います。

清掃サービス実習室

【小学部】生活単元学習「山鹿探検をしよう」

 地域の伝統的な施設を知り、自分たちが住んでいる地域に関心をもつことを目的として、「山鹿探検をしよう」という単元をしました。6月3日(金)には、2年生~6年生が八千代座と落語カフェ 七七屋山本堂での校外学習を行いました。八千代座では、「奈落」と呼ばれる地下に降りて舞台を廻す体験や舞台に立って廻り舞台の体験をしました。集合写真を撮る時には、舞台の上から降ってきた花吹雪に驚く様子が見られました。落語カフェでは、山鹿の特産品である山鹿和栗が使われたアイスを食べました。「おいしい。」という声が飛び交い、多くの笑顔が見られました。会計時は財布からお金を取り出し、支払うこともできました。

 施設の見学とカフェの体験ができて、とても充実した校外学習となりました。

【学校行事】みんなで楽しい運動会!

 5月21日(土)に運動場にて本校第1回目の運動会を行いました。当日は暑すぎず、練習の成果を十分に発揮することができる気候となりました。児童生徒会を中心に作成した「最高の笑顔、みんなで楽しい運動会」のスローガンの下、一丸となってさまざまな競技に取り組みました。「初めて徒競走で1位になれた!」と嬉しそうな表情や競技で負けて悔しそうな表情、大きな声で友達を応援する姿など、普段の学校生活ではなかなか見ることのできない児童生徒の様子をたくさん見ることができました。競技はもちろんですが、児童生徒は苦手なことに挑戦したりルールを守ることなどたくさんの学びがありました。たくさん学び、最高の笑顔で楽しい思い出のできた運動会をこれからの学校生活に生かしていきたいと思います。

フォトアルバムにも写真を掲載しています

地震避難訓練

 4月にシェイクアウト訓練音源を活用した地震避難訓練を実施しました。小・中学部では、事前学習でシェイクアウト音源を聴いてから訓練を行ったことで、落ち着いて訓練に参加することができました。高等部は、自分たちの訓練の様子を動画で見て、防災ヘルメットの着用時間や、机の下へ避難の仕方など、自分たちが命を守る行動についてできていたかを振り返ることができました。

小学部・中学部の避難の様子です。

一次対応のため、頭を守っています。その後体育館へ避難しました。

 

高等部の様子です。

自分の頭の大きさに合うよう、防災ヘルメットのサイズを調整しています。

【小学部】生活単元学習「運動会の練習の様子」

 かもと稲田支援学校初の運動会が5月21日(土)に計画されており、子どもたちも職員もドキドキわくわくし、練習しています。小学部の赤組リーダー、白組のリーダーを中心に団体種目の踊りや玉入れ、徒競走に一生懸命全力で取り組んでいます。さらに、友達を応援する声掛けも多く見られるようになってきました。コロナ感染拡大防止の為、今回は校歌に合わせたダンスを踊ることになりました。児童が元気いっぱい身体を使って表現をしますので、是非ご覧ください。

 

【中学部】保健体育「中学部のShow Time!」

 5月21日(土)に行われる運動会に向けて本格的な練習が始まりました。かもと稲田支援学校で記念すべき1回目の運動会。中学部の生徒たちの気合いは十分です!「この走りに全集中!!(徒競走)」、「中学部サン SHOW TIME!!(中学部団体競技)」、「閉会式 校歌ダンス」を中心に練習に取り組んでいます。練習中には「がんばれ!」や「ファイト!!」など友達を応援する声が飛び交い、運動会を通じて進化・成長した姿が見られそうです。

 当日は中学部の「Show Time」の数々に御声援をお願いいたします!

 

 

【学校行事】始業式・入学式

 4月8日(金)に始業式を行いました。新しい学年になり、3月末と比べて引き締まった表情の児童生徒たちでした。また、始業式に先だって就任式も行い、13名の新任・転入職員に児童生徒会の代表が歓迎の言葉を贈りました。

 11日(月)に入学式を行い、小学部9人、中学部8人、高等部11人の児童生徒たちが新たな生活をスタートしました。期待と不安の入り交じった表情の新入生も、在校生からの拍手と「おめでとう」の声に柔らかい表情になっていました。

 

 開校2年目を迎えました。新たな仲間も加わって、更に楽しく賑やかに、新たな歴史を刻んでいきたいと思います。

フォトアルバムにも写真を掲載していますお祝い

【中学部】道徳「山鹿市の文化を知ろう」

 3月14日(月)に、3名の山鹿灯籠師の皆様に来ていただき、山鹿灯籠の作り方を教えていただきました。糊代(のりしろ)がないため、和紙同士をつなげるのに苦戦する生徒もいましたが、丁寧に教えていただくことで、和紙だけでできたドライフラワーベースを完成させることができました。

 制作体験後、様々な質問にも答えていただき、山鹿灯籠という文化の大切さを実感することができました。

 灯籠師の皆様、本当にありがとうございました。

卒業証書授与式

 3月2日に高等部、3月11日に小中学部の卒業証書授与式を行いました。小学部児童3人、高等部生徒10人の門出を祝いました。熊本県の蔓延防止等措置が継続する中での開催で、制約はありましたが、周りの教師や児童、保護者の方々にお祝いをされている表情はとても晴れやかでした。児童生徒の今後の活躍に期待しています。

フォトアルバムにも写真を掲載しています→お祝い