ブログ(楽しくNight)
人権教育講演会(12月14日)
12/14(水)1,2限目のLHRの時間に、人権教育講演会を実施しました。
11月の人権教育LHRで視聴したDVDに出演されていた岡本工介さんとリモートを繋ぎ、【「差別をなくす」から「手をつなぐ」へールーツを大切に生きる】を演題に、学生時代の経験や部落問題の歴史・今について講演していただきました。
現在は、地域の中で育ててもらった経験から、大阪府内で地域の子どもたちへ学習支援やフードパントリー、子ども食堂などを実施されているそうです。
今回は各クラスでそれぞれのタブレットでログインし、視聴しました。
<生徒の感想>
岡本さんの話を聞いて昔から根強く残っている、部落差別や人種差別などは言葉だけ知っていて、講話を聞いて驚いた。部落に生まれることの悪いところだけを見るのではなく、どの街にもある街の良さを見つめることが大切だということを聞いて自分自身も街の良さを見いだせていなかったなと感じた。
部落差別に関して自分はあまり知識を持っていなかったが、部落差別をなくし、手をつなぐということで、旅に出たり教育などの取り組みをしていることを聞いて、自分もそのような行動力をつけていきたいと思った。
今回の講演を通して、部落差別やとの闘いや人とつながる生き方の大切さを学ぶことができました。
岡本さん、お忙しい中貴重なお話ありがとうございました。
第2回生徒会行事及び企業見学会(12月9日)
12/9(金)に、第2回生徒会行事及び企業見学会を実施しました。
目的:JR肥薩線やくま川鉄道は、地元住民の交通手段であり、貴重な観光財産でもあったが、令和2年7月豪雨により線路や駅舎を失い、全面開通には至っていない。人吉の街は少しずつ復興に向けて動き出しているが、同じ令和2年7月豪雨で被災し、復旧した肥薩おれんじ鉄道に乗車し、鉄道の職員の方から沿線の復興に向けて取り組んだ経験談を聞くことによって、人吉球磨の復興の志と希望を持つ機会としたい。また、生徒会企画のレクリエーションを通して生徒、教員間の親睦を深める機会とする。
普段の開始時間よりも早い12時30分に学校に集合し、バスで八代駅へ向かいました。
その後、肥薩おれんじ鉄道に乗って水俣駅へ向かいました。
なんと私たちを出迎えてくれた列車は、くまモンとコラボしたラッピング車両でした(車両の中もくまモンがいっぱいでした
)
出発時には、おれんじ鉄道の方々がお見送りをしてくださいました。
車窓から見える海と山が綺麗でした。
途中、芦北町にある佐敷駅で一度降車し、駅員さんから被災したときの様子や復興の取り組みなどを聞きました。
佐敷駅~水俣駅までは、生徒会主催のおれんじ鉄道などに関するクイズ大会が行われました。
出題者の生徒会役員は、車内アナウンス用のマイクを使わせてもらうなど、良い機会となりました。
水俣駅へ到着後、再びバスで学校へ戻りました。途中、芦北町にある「道の駅芦北でこぽん」で休憩。
各自お土産を買ったり、でこぽんアイスクリームを食べたりしていました
人吉球磨を走るくま川鉄道も、私たち地域住民にとってはとても大切な交通手段です。
未だ部分開通ですが、一日も早い復興を願いながら、今回の生徒会行事で学んだことを学校生活へ活かしていきたいと思います。
後期中間考査(12月6日)
後期中間考査が始まりました。
いつもより早めに登校して試験勉強をしている生徒もいます。
3日間の期間中、日々の授業で学んだことを振り返り、実力を発揮しましょう。
郷土料理講習会(12月2日)
12/2(金)2,3限目に3,4年生を対象に家庭総合の授業で郷土料理講習会を実施しました。
くまもとふるさと「食の名人」の牧山先生、鶴田先生を講師としてお招きし、人吉球磨の郷土料理を教えていただきました。
<献立>
栗入り赤飯
つぼん汁
栗入り赤飯の栗は、講師の牧山先生の自宅で栽培・収穫されたもので、炊きあがった赤飯の栗はとてもほくほくしていて甘味がありました。
つぼん汁は秋祭りのお祝いに食べられる料理で、奇数(7か9)の具材が入ります。今回は、里芋、人参、鶏もも肉、焼き豆腐、かまぼこ、大根、干ししいたけ、ごぼう、こんにゃくの9種類を使用しました。
今回来校いただいた講師の先生方は人吉球磨地域にお住まいだったこともあり、普段地域の方と交流する機会の少ない生徒たちは、赤飯が炊きあがる時間やつぼん汁が煮える時間を利用して、講師の先生方に質問をして会話を楽しんでいました。
人吉球磨地域の郷土料理は、このほかにもたくさんあります。今回の講習会を機に、郷土の味を知ってもらえたらと思います
牧山先生、鶴田先生、お忙しい中ありがとうございました。
性教育講演会(11月30日)
11/30(水)1限目LHRの時間に、性教育講演会が実施されました。
「ゆあさいどくまもと」から高橋様、柳田様が来校。
目に見える境界線と目に見えない境界線、性被害の種類や被害にあうとどのような支障があるかなど、性暴力に関する講演をしていただきました。
内閣府による調査で、性暴力被害にあった時期は20代が一番多いものの、自分だけでなく周りの友人や知人を守るためにも、高校生である10代の頃から性暴力に関する知識を身につけておかなければいけません。
「ゆあさいどくまもと」は24時間の電話相談を受け付けており、相談・支援は無料。性暴力被害のためのサポートセンターです。
自分はもちろん、周りの友人や知人を守るためにも性暴力の被害にあったときは、以下の機関やサイトを参考にしてください。
ゆあさいどくまもと24時間ホットライン:096ー386ー5555または#8891
セイシル
PAPS(ぱっぷす)
Cure time(キュアタイム)
最後に、「一人で悩まず、信頼できる大人に相談する」「友人知人から相談されたら「あなたは悪くないよ」と声をかけてあげる」ことが大切だとおっしゃっていました。