農業科日誌

農業科ブログ

ふわふわ♬パン!

農業科2年生『食品製造』の授業では、製パンについて学習しています。

今回の実習では「あんパン」「ハムパン」「コーンマヨパン」を作りましたイベント

ひらめきパウンドケーキやマドレーヌなどの焼き菓子は“卵の気泡性”やベーキングパウダーなどの“膨張剤”の力でふくらみ、ふわふわの生地となります。パンはこれとは違い“イースト”と呼ばれる酵母菌の働きで膨らみます。イースト菌は小麦粉や砂糖、水分を栄養にして40℃位の温かい環境で活発化します。これを発酵といいます。発酵で発生する二酸化炭素と一緒にエチルアルコールも発生するので、出来たてのパンを割るとアルコールの香りがします。

 生地を捏ねて、一次発酵20分 温度40℃、湿度60%のホイロ(発酵機)に入れます。

2倍の大きさに膨らんだらガス抜き、分割、丸め、ベンチタイム、そして成形。

焼き上がりの形にします。

二次発酵20分 再びホイロに入れて発酵させます。できあがりの80%位の大きさになります

表面に卵液を塗って

180℃~200℃ 15分間 焼成で完成ですキラキラ

晴れ 焼きたてパンの香りはサイコーです笑う

 

枝つり・玉つりを頑張っています。

 昨年7月豪雨の影響を受けた果樹園ですが、なんとか今年も不知火(デコポン)は実を付け、大きくなってきています了解この時期は果実の肥大期ですので、不知火の枝つり・玉つりが実習の中心になります学校

  

 今日は2年生(果樹専攻)が実習しましたキラキラ2年生は初めて今年初めて枝つり・玉つりをします。枝をつる高さ、場所など一つ一つ確認しながら丁寧に実習をしていました花丸生徒たちの実習の丁寧さはきっと美味しい果実となって現れると思いますにっこり

マドレーヌ♬

令和2年7月豪雨で被害を受けた食品加工実習室の改修工事がやっと完了しましたキラキラ

しかし、機器類の修理は終わっていません。完全ではありませんが、生徒が実習することができる環境が整いました了解

農業科1年「食品製造」の授業で、初めて実習を行い『マドレーヌ』を作りました。

会議・研修『マドレーヌ』は北フランス・ロレーヌ地方生まれの焼き菓子です。日本では丸型のマドレーヌも見受けられますが、本来はホタテ貝のような横幅の広い貝殻の形をしたものです。

『マドレーヌ』はロレーヌ地方コメルシーの料理人マドレーヌ・シモナンが、いつもの揚げ菓子の材料で他のお菓子を作るよう命ぜられできた・・・などなど誕生には数説あるようですが、いずれも作った人の名前のようです。

 

生徒全員きれいに出来ましたにっこり

 

焼いている間に、全員で協力しながら器具や実習台、床の洗浄も行いますキラキラ

常に清潔な状態を保ち、安全な実習を行っていきます。

 

農場日記♬ 実習製品出荷調整

農業科3年生の授業「総合実習」本日は、専攻(果樹・野菜)に分かれて、それぞれの実習製品の出荷調整を行いました。

晴れ果樹専攻生は露地栽培の不知火を10キロ箱に丁寧に箱詰めです。

不知火は一つ一つ確認し、デコ部分がみかん同士で傷つかないように並べます。

この後、注文をいただいている方々へ発送しますにっこり

 

晴れ野菜専攻生はキュウリとミニトマトの収穫と調整及び個装、そして二輪車にのせて地域を巡回して販売します。

生徒達はそれぞれの販売コースがあったり、お得意様があったり、時には内緒の美味しい差し入れピースなんかもあったりと楽しみながら販売していますにっこり

イベント豪雨災害から1年。全国の方々に御支援や励ましをいただきながら、たくさんの工夫で乗り越えてきました。農場は暑いですが、学習できる環境があり、栽培し販売できる喜びを忘れずに頑張っていきます。

 

崇城大学が来てくれました!

 4年前より芦北高校農業科と崇城大学生物生命学部は果樹の分野で「光合成細菌」を使った研究を行っています。今回は崇城大学の学生と先生に来ていただき、講話と実験の指導をしていただきました学校

 午前中は農業科全生徒を対象にした講話です会議・研修この学生さんは大学在学中に起業されました(ベンチャー企業の代表取締役です)キラキラ所属している研究室で開発した光合成細菌を商品化して農業分野をはじめ、様々な分野で活動をされていますにっこり地域の魅力を発信したい、地域の課題を解決したいという思いから起業したことを生徒に伝えてくれました。また、開発した光合成細菌の話もしていただきました。これを使うことで、環境にもやさしく、収量アップや品質改善に効果があったことを教えてくれましたひらめき

  

 

 午後からは「光合成細菌」を使った研究を指導していただきました会議・研修初めて使う実験道具もあり、生徒たちが苦戦する場面もありましたが、丁寧にご指導をいただきましたので、最後まですることができました笑う

  

 芦北高校農業科では崇城大学以外にも大学と連携した活動を行っているところがあります学校お互いの持ち味を活かしながら、これからも地域のために活動していきます昼