機械科ブログ

(機械科)1年生が工場見学に行ってきました

2月19日(金)、午前に井関熊本製造所、午後に本田技研熊本製造所へ工場見学に行ってきました。初めて見る大きな工場とたくさんの機械に圧倒され、見学を通して多くのことを学ぶことができました。

  

  

 以下は生徒の感想です。

★A組生徒の感想

 井関熊本製造所では、まず、工場内を歩きながら実際に職員の方々の働いている風景を見学しました。その中で、機械が自動でプレスしている様子や部品を自動で運んでいる様子がとても印象的でした。次に、展示コーナーの見学では女性専用の稲刈り機について説明がありました。女性が好みそうなデザインやペダルの位置の工夫と日よけのサンバイザーなどが取り付けられていて、女性の意見を取り入れた製品になっていました。

 本田技研工業(株)熊本製作所は2輪車を主に製造している会社でした。鋳造工程ではバイクのエンジンを製造する風景を見ることができました。初めて700℃まで熱されたアルミニウム合金を見ることができ、少し離れた場所でも熱気が伝わってきました。組立てラインでは、誰か一人の作業が止まってしまうだけで、すべてのラインが止まってしまうので、素早く正確に作業をしなければならないことが分かりました。また、従業員の中には、結構多くの女性の方も働いていました。今回の見学を通して、これからさらに就職のことを考えていきたいと思います。

★B組生徒の感想

日頃目にすることがある農機ですが、構造や製造されるパーツについては知らなかったので、井関熊本製造所では楽しく見学することができました。農業に携わる機械を作っていて、その機械には女性が使いやすい工夫など、用途によって構造を変えていて凄いと思いました。実際に乗ってみると、普通の農機より女性向けに作られたものの方が足も届くし、デザインもかわいくて乗りやすいと思いました。工場見学をしてみて、私も人のために、人が喜ぶようなものを作れるようになりたいと思いました。 

 本田技研に工場見学に行って、まず最初に広さにビックリしました。人も多くて、みんな白い作業服を着ておられ、とても清潔感があって凄いと思いました。今回の見学で、自分の手であんな立派なものが作れるというのはとても誇らしいことだろうなと思いました。私もこういう仕事に携わってみたいと思いました。また、初めて製造ラインを見せてもらい、作業時間が120秒等と決められている中でもみんな普通に作業ができていて凄いと思いました。見学していると男性の方が多いけれど、女性の方もおられ、かっこいいと思いました。

 OBの方から聞いた、「人前で話せるようになっていた方がいい」という言葉を生活の中でも活かしていきたいと思いました。