2020年6月の記事一覧
部活動風景(囲碁将棋部編)
職員室から2階の教室棟へ向かうと、まず囲碁将棋部の部室前を通ります。
窓が大きく開けられた部室を覗くと、1年生の部員が二人将棋盤を挟んで対峙しています。
撮影の許可をもらい中に入ると、静寂の中、二人の棋士の沈思黙考が続きます。
長い沈黙をついて、パシリと乾いた音が部屋に響きます。
そして、再び、静寂。
しばらく、じっとその様子を眺めていると、
「王手っ」とつぶやく声と同時に一方の右手が動き、パシリという音。
そして再び沈黙。
ものごとを深く考え、思考を巡らすということにおいて、将棋も囲碁もとても役に立つといわれています。
巷では藤井七段の活躍が注目されていますが、この部室から未来の棋聖が誕生することがあるかもしれない、
そう感じさせる二人の集中ぶりでした。