新着情報
【ASⅡ】時間との戦い / Against the clock
研究成果発表会まで約1か月となりました。限られた時間の中で可能な限りデータを追加しようと、どの班も実験などに必死な様子です。実験や調査結果の考察をするには、「信頼できる」かつ「ある程度の数の」データを集めることが必要です。さて、あと1か月で必要なデータを揃えることはできるのでしょうか? 時間との戦いです!
とはいえ、色々な道具を駆使して実験を行っているみなさんは、いつ見ても楽しそうです。イシクラゲの細胞を観察したり、発電量を調べたり、ドローンを飛ばしたり! 研究は一日にしてならず。仮説の検証に向けて、一歩一歩進んでいくしかありません。みんなの「コツコツ」の集大成を3月の発表会で多くの方々に見てもらえますように!
Students have about a month to go before the presentation at Amakusa Civic Center. All the groups have been working hard to add as much data as possible in the limited time, and they are struggling with their experiments and other activities. In order to discuss the results of experiments and surveys, it is necessary to collect a “sufficient” amount of "reliable" data. Now, will they be able to gather the necessary data in just one month? It is a race against the clock!
Although many of them are in a big hurry to collect more data, it is always fun to see everyone conducting experiments using a variety of tools. We can see a group observing the cells of a kind of cyanobacterium, another checking the amount of electricity generated, and another flying a drone outside. Needless to say, research is not done in a day - they have to go step by step to verify their hypotheses. We hope that many people will come and see the fruits of our labor at the presentation in March!
【ATⅠ】ポスターできるかな? / Poster Time!
本日のATⅠでは、3月14日に予定しているミニ「探究成果発表会」に向けて、各班で発表のためのポスター制作が始まりました。ポスターを作るのは昨年度の発表会以来となる生徒たち。10月に作った研究計画書を基に、その後の実験や調査で分かったことをグラフや表にしたり、考察をまとめていかなければなりません。データ数が足りないことに気づき、追加の調査(アンケート)を計画したり、そもそも仮説ができるのかについて班で話し合ったり、発表まであまり準備の時間が取れないこともあり、どの班も急ピッチでポスター作成に取り組んでいました。
ATⅠでは2年生4クラスの生徒が26の班に分かれてグループ研究を行っています。生徒たちは文・理問わずそれぞれの興味・関心に沿って研究テーマを選定しており、科学系や物理系の研究もあれば、観光や地域振興など、社会系のテーマで研究を進めている班もあります。週1時間と決して多い時間ではありませんが、各班計画的に研究を進めており、研究の完成と地域や世界への提言をするところまで2年間じっくり研究を行うこととなっています。
さて、ミニ発表会まで1ヶ月。他のグループの生徒たちや先生方にこれまでの研究の成果を分かりやすく伝えることはできるでしょうか。各班、担当の先生方の助言を活かしながら、がんばってください。
Today in AT I, each group began making posters for their presentations in preparation for the mini "Exploratory Results Presentation" scheduled for March 14. The students, who have not made posters since last year's presentation, must create graphs and tables based on the research proposal they made in October, and summarize their findings from the subsequent experiments and investigations. They realized that they did not have enough data, so they had to plan additional surveys (questionnaires), discuss whether they could formulate a hypothesis in the first place, and work on their posters at a rapid pace, as there was not much time for preparation before their presentations.
In ATi I, students in the four second-year classes are divided into 26 groups for group research. Students choose their research themes based on their interests, both in the humanities and the sciences. Some research is in the sciences or physics, while others are working on social themes such as tourism or regional development. Although one hour per week is not a lot of time, each group is systematically working on their research, and they will spend two years carefully completing their research and making recommendations to the local community and the world.
Now, we have one month until the mini presentation. Will they be able to present the results of their research to the other groups of students and teachers in an easy-to-understand manner? Each group should do their best, making use of the advice of their teachers.
【科学部】魚糞を活用したアマモ肥料の開発
魚糞を利用したアマモ肥料の開発が続いています。
現在はアマモの生育状況を測るためにクロロフィル測定器を使っています。
このクロロフィル測定器は水温によって誤差が生じる場合があります。
本日はその補正のために、サーモカメラを使ってアマモの温度等を測定していました。
上手く補正は出来るのでしょうか?今後が楽しみです。
【科学部】天草ゲンジボタルのDNA分析を進めています
ホタル班の3人が天草ゲンジボタルのDNA分析を進めています。
少し悪戦苦闘中ですが、少しずつ進めています。
今年度中には結果を報告できると思います。
続報を御期待下さい。
【ASⅡ】本評価を行いました / An Evaluation Day
本日はB2(数値データを収集する)、C1(数値データを処理する)、D4(D4:英語を活用する)の本評価でした。生徒は地学室で各自自己評価をシートに記入した後、一人ひとり別室で担当者との本評価に臨みます。生徒のみなさんは、これまでに行ってきた実験やその結果、海外研修代替研修などでどのように英語を活用することができたか等、時にはジェスチャーも交えつつ、一生懸命自分の言葉で説明しようと頑張っていました。
さて、本評価が終わった生徒から地学室に戻って研究の続きです。研究が進むごとに「インスタ映え」しそうな機器や手作り実験器具があちらこちらで見られるようになってきて、これぞAS!といった風景になっています。週に2時間、自分の好きなことを突き詰めることに授業時間を使えるなんて、なんて贅沢なんでしょうね。(と、大人になった私たちは思います。生徒はどうでしょう?) さて、各班の様子を見てみると、データをもう少し増やすために実験を重ねたり、検証のための追加実験を行うなどしながら、3月19日のAPR探究成果発表会に向けて準備を進めているようです。これまで順調に研究を進めてきているように見えた班がちょっと足踏みしていたり、熱心にディスカッションしていたり、急ピッチで実験を進めていたりなど、各班様々に頑張っています。
発表会では大学の先生方や外部機関の方々、本校を卒業して研究を続けている大学生など、学校外の研究者に研究を見ていただいたり、助言をいただいたりする機会もあります。発表・運営とも、2年ASクラスが主役となり、学校全体を引っ張っていく大事な発表会です。残された1ヶ月強の時間で、各班協力しながらしっかり準備を進めてほしいと思います。
Today was the main evaluation for B2 (Collecting Numerical Data), C1 (Processing Numerical Data), and D4 (D4: Using English). After filling out their own self-assessment sheets in the Earth Science room, each student went to a separate room for the interview with their supervisor. The students tried their best to explain in their own words, sometimes with gestures, about the experiments they had conducted so far and their results, and how they used English in the JICA study tour.
Now, after this evaluation, the students came back to continue their research. As the research progressed, various equipment and handmade experimental apparatuses were utilized here and there. What a luxury to be able to spend two hours a week of class time on figuring out what they love to do! The students are preparing for the APR (Amakusa Research Process) Presentation on March 19 by conducting additional experiments to add a little more data and to verify their findings. Some groups that had seemed to be making good progress until now are at a standstill, some are having heated discussions, and others are trying hard to obtain some more data.
At their presentation in March, students will have the opportunity to share what they have found with some university professors, researchers, and undergraduate students - those who they do not always have the opportunity to meet. These students’ AS class will play a leading role in both the presentation and management of the day. We hope that each group tries their best in every class so that they can make their presentations successful in March!
【SSH】SSH職員研修 ~結果と考察の指導について~
本日の午後、SSH職員研修が行われました。今年度最終回である今回の研修では、研究主任より研究結果と考察の指導のポイントについての講義があった後、グループに分かれて実際の指導について考えました。
生徒達はASやATの研究を進める中で実験や調査を複数回実施し、集めたデータを分析して考察を行っています。年々、データの集め方や見せ方が上達している一方、結果と考察が混在していたり、根拠が薄く推測の域を出ない考察も多いことが課題となっています。今回の職員研修では、実際の研究ポスターを見ながら、より良い考察を行うための追加実験や先行研究の活用について「生徒」と「指導者」に分かれてロールプレイを行いました。それぞれの立場から、対象や条件を変えた調査に関する提案や、仮説と結果が異なる場合の検証方法等、様々なアイデアや意見が出て、活発な話し合いをすることができました。
3月にはARP探究成果発表会が予定されています。限られた時間ではありますが、授業内外で生徒と対話を重ね、よりよい考察につなげられるように私たち職員も指導を工夫していきたいと思います。
【ASⅠ】分野別発表会
1月30日(火)、1年生のASⅠにおいて分野別予選会を行いました。
分野別予選会とは、3月に行われるARP探究成果発表会で、各分野から代表発表をする班を選出するための予選会です。
今年度は6分野に分かれてスライド発表を行い、これまでの研究の成果を発表しました。
生徒たちは役割分担をして発表を行い、中には目を見張るような研究成果を披露する班もありました。
この予選会から6つの班が3月にステージ上で発表を行い、その他の班は体育館でポスター発表を行う予定です。
3月のARP探究成果発表会にご期待ください。
【ATⅠ】本評価を行いました / Another Evaluation Day
本日はB2(数値データを収集する)の本評価でした。この評価は、研究の中での対照実験や調査、追加実験の実施回数や内容を問うものです。いつものように担当者との面談形式で行われ、生徒たちはこれまでの研究への取組を精一杯自分の言葉で説明しようと頑張っていました。
終了後は、各班、研究のデータを整理するなど、ポスター作成のための下準備をしていました。これは、3月に学年で実施する「ミニ探究成果発表会」に向けての活動です。2年生(ATⅠ)は3月19日に天草市民センターで行うARP探究成果発表会では発表を予定していませんが、その代わりに、この「ミニ発表会」で各班の成果を共有することにしています。学年の仲間に自分が研究していることについて知らせるだけでなく、他の班の研究の手法やプレゼン技術を学ぶ貴重な機会になると思います。週1時間と限られた時間ではありますが、時間の使い方を工夫して、計画的に進めていきましょう!
Today at ATⅠ, students had an evaluation called ‘B2’ (collecting numerical data). Students were asked how many times they had conducted controlled experiments or surveys, and what they were about. They also had a chance to talk about their additional experiments if they had any. As usual, students had an interview with teachers in which they tried their best to explain how their research had been going so far.
After the evaluation, each group organized data from their research in preparation for their poster. This was for their small presentation that will be held at the school in March. This will be a valuable opportunity to share what they have been researching, and to learn about other groups' research methods and presentation techniques. Good luck!
【ASⅡ】久々の研究活動 / Enjoying our research
海外研修の代替研修も無事終了し、今週のASⅡでは久々の研究活動が活発に行われています。何かを作ったり、機械や装置などを使ったりしている班も多く、みんな生き生きとしています! 中には、3月19日に行われるARP探究成果発表会に向けて、スライドを作り始めた班もあります。KSH、JICA研修など、学校外での発表経験も少しずつ増えてきています。これまでの経験を活かし、データに基づいた考察をしっかりと行うことで、発表会では各班、研究の成果をしっかり見せたいところです。
さて、今日は冬晴れの中、久々に汽水域班がウェーダー着用で川に出かけました。今日は汽水域以外のヘドロを求めて、海の方まで歩いてみるとのこと。塩分濃度計で川の水の塩分を計測しつつ、学校前の町山口川を、どんどん海に向かって歩いていきます。ちなみに、塩分0.05-3.0%が汽水域なんだそうです。
色鮮やかな鯉や、のんびり日向ぼっこをする鴨たちを見ながら歩くこと15分。わが町が誇る、国の重要文化財!祇園橋までやってきました。なかなか風情があって素敵な石橋です。でも、うーん、川底は石や砂ばかりで、お目当てのヘドロは見つからず。困って「ヘドロはどこ?」と検索したところ、検索結果の上位に来たのは人気ゲームの「くろいヘドロ」の入手方法でした... すみません。ちゃんと自分たちの足で探すことにします。
またしばらく歩くと、だんだん海の匂いがしてきました。塩分濃度を測り、水の流れが少ないところを探して、スコップを挿してみます。「黒いのあった!」「匂ってみて!」「くさい!やった!ヘドロだ!!」...うん、若者にこんなに喜んでもらえるなんて、ヘドロもきっと本望だと思います。バケツに「戦利品」を入れて、ついでにプラスチックゴミも拾いつつ、帰路についた2人。学校に帰ったら、このヘドロからの発電量を調べる作業が待っています。汽水域のヘドロと、それ以外の場所のヘドロの発電量はどう異なるのでしょうか? もしかしたら他にも違いがあるかも!? 気になる人は、是非3月の成果発表会で「汽水域班」の発表をお聞きください!
In AS II this week, Many of the groups are making something or doing some experiments, and it looks like everyone is enjoying their research! Some of the groups have started to make slides for the ARP presentation to be held on March 19. We hope that each group can make the best of their presentation experience, and of course, can share what they have been devoting themselves with the audience!
Today, the “Brackish-water” group went out to the river wearing waders. They were walking towards the ocean in search of sludge outside the brackish water area, as well as measuring the salinity of the river water. After 15 minutes of walking, they arrived at the Gion Bridge, which is a lovely and elegant stone bridge built in 1832. Searching around the bridge, the river bottom was full of stones and sand, and there was none of the sludge they had been longing for… feeling lost, they googled: "where is sludge?" Do you know what they got? - Well, the top result was how to get one of the Pokemon items, "Black Sludge"... looks like they have no other choice but to look for the “real” sludge by themselves.
After walking again for a while, they gradually began to smell the ocean. The students measured the salinity, looked for a place where the water flow was low, and inserted a shovel into the mud - “I can see the black stuff!” “It smells really bad!” “Hurray! We got it!” With their black "treasure" in the bucket, they headed back to school, picking up some plastic trash along the way. After returning to school, they will have to investigate the amount of electricity generated from this sludge. How does the amount of electricity generated from sludge in brackish water differ from that of sludge in other areas? Maybe there are other differences too! If you are interested, please come and listen to the presentation by the "Brackish Water Group" in March!
【ASⅡ】海外研修代替研修 その3 / JICA Study Tour Part 3
セルビアのお菓子でほっと一息ついた後は、ASの本領発揮! プレゼンテーションタイムです。今日の研修に参加しているのは合計12班あり、防音、電磁誘導、汽水域など様々な研究テーマについての発表です。はじめに、奇数班が発表します。慣れない英語での発表、自分たちなりに準備してはきたものの、ついつい原稿を読んでしまったり、10分のプレゼンなのにわずか4分で終わってしまった班も! しかし、プレゼン10分+質疑応答の5分、なんとかつながないといけません。(セルビアのみなさんの、身を乗り出したり、ジェスチャーを交えたりして、生徒たちのプレゼンを理解しようとしてくれる姿勢に感謝...! )早く終わった班も、質問があったところをもう一度違う言い方で説明してみたりと工夫して、なんとか15分の発表をやりきっていました。
後半は偶数班の発表です。前半の発表を見ていたからか、心なしか顔を上げてアイコンタクトをしっかり意識して発表できている班が増えたようにも感じます。ここでは研究に使っている精油の香りをかいでもらったり、防音の度合いを計測するために作った器具を実際に見せたり、複数の班に発表の工夫が見られました。とはいえ、大半の班が発表時間10分に大きく満たず、結果として質疑応答でたくさん質問を受けるという状況に陥ってしまい、苦戦(?)を強いられている様子...。やはり、質問を聞き取ることはできても、英語で説明をするのはかなり難しいようです。それでも、どの生徒も班の仲間と協力しながら、何とか自分たちの言いたいことを伝えようと精一杯がんばっていました。
プレゼンテーションが終了したのは3時半。名残惜しいですが、そろそろお別れの時間です。みんな笑顔で写真撮影をし、JICAをあとにしました。(研修員の方々には、セルビアの工芸品までいただきました。大事にします!)バスがJICA九州の玄関を出たその先の先まで、スタッフのみなさんはずっと手を振って見送ってくださいました。今回の研修にはJICAのスタッフの方々や研修員の方をはじめ、多くの方々にお世話になっています。温かく送り出してくださった保護者の方にも、感謝の気持ちが表せるといいですね。
さて、生徒たちは学校に無事8時ごろ到着し、それぞれの家路に着きました。どの生徒も今回の研修をやりきった充実感にあふれた、すがすがしい表情でした。今回の学びをこれからに活かし、明日からまた研究活動をがんばってください!
After enjoying Serbian sweets, it's time for presentations! There are 12 groups participating in today's training, presenting on various research topics such as soundproofing, electromagnetic induction, or power generation with sludge from brackish water soil. The first half of the groups had their presentations first. Although they had been preparing their presentations in English, some ended up staring at their drafts, and some finished their presentations in only 4 minutes instead of 10 minutes! However, thanks to the Serbian participants who leaned forward and made gestures to try to understand the students' presentations, students managed to complete their 15-minute presentation by asking questions or explaining more about their research.
Then the second of the groups had their presentations. After the first groups’ presentations, more students were able to make their presentations with their faces up and making more eye contact. Several groups tried to attract the audiences by having them smell the oil used in their experiments or showing the equipment they had made to measure the degree of soundproofing. However, most of the groups still finished their presentations very quickly. As a result, they were asked more questions than they had expected during the Q&A session, and they seemed to be struggling a lot. Nevertheless, all the students tried their best to convey what they wanted to say in English, cooperating with their group mates.
The presentation ended around 3:30 pm. and it was time to say goodbye. Everyone was taking pictures with smiles on their faces. The JICA participants even gave us a Serbian handicraft as a gift! The staff members waved us off until the very last minute, when our bus finally disappeared from sight. It was thanks to the JICA staff, JICA participants, and many other people who helped us on this program that we could make this study tour a success. We hope the students can also express their gratitude to their family who always support them.
We arrived safely at the school around 8:00 p.m. All the students looked satisfied after completing this long day. We hope that they will make the most of what they have learned through this study tour, and keep going on their research activities from tomorrow onward!
【ASⅡ】海外研修代替研修 その2 / JICA Study Tour Part 2
昼食後、いよいよ本格的に研修がスタートしました。まず最初に、九州海外協力協会の宮原様にJICAの事業説明をしていただきました。動画を交えた分かりやすいプレゼンテーションで、生徒たちは開発途上国の状況と、JICAがどのような方法で途上国に支援を行っているかを学びます。その後は、同じく九州海外協力協会の原口様のワークショップ「世界の観方をシフトする “Think globally, act locally”」。このワークショップでは、あるベストセラー本からのクイズ(「チンパンジークイズ」、聞いたことありますか?)や、数種類の世界地図を用いてその違いを考えたりする活動などを行いました。生徒たちだけでなく、私たち引率者も、今まで一方向からしか物事を見ていなかったことに気づかせてくれる、まさに「目からウロコ」の体験をさせていただきました。
その後、セルビアからの10名の研修員のみなさんといよいよご対面です。ちなみに、ここからの活動は司会も含めてすべて英語で行います。日本に到着してまだ3日目だという研修員のみなさん、素敵な笑顔で自己紹介してくださいました。その後、有志5名が天草の魅力と天草高校、ASクラスの活動についてスライド発表をしてくれました(トップバッター、本当にお疲れさま!)それから、生徒たちは小グループで研修員の方々との交流を行います。折り紙でかぶとや折り紙を作ったり、筆ペンを使って研修員の方のお名前を日本語で書いたり。最初はやや緊張していた様子の生徒たちでしたが、徐々に打ち解け、研修員の方々の笑顔につられて思わず笑顔になる生徒が増えてきました。セルビアの名所を教えていただいたり、中にはセルビアの「ピースサイン」の仕方(日本の「ピース」と違います!)を教えてもらっていたグループもありました。グループ交流後の休憩時間には、セルビアのおやつ(チョコレートやピーナッツ味のスナック、プレッツェルなど)までごちそうになりました!
記事「海外研修代替研修 その3」に続きます。
We had various activities after lunch. First, Ms. Miyahara from the Kyushu Overseas Cooperation Association explained what JICA is about and what they do to help people in developing countries. Through her presentation, which contained some videos, students gained an overview of JICA. This was followed by a workshop by Mr. Haraguchi called, "Think globally, act locally.” In this workshop, we first had a chance to see if we were any wiser than Chimpanzees! (Well, it’s a kind of joke - if you want to know in detail, you can look up “Chimpanzee quiz.”) We also had an activity using several different world maps and discussed the differences between them. His workshop truly gave us an eye-opening experience that made not only the students, but also us teachers, realize that we had been looking at things with a one-sided view.
After that, we finally met the 10 trainees from Serbia. After their self-introductions, five students gave presentations about our town and what we do at our school. Then all the students interacted with the Serbians in small groups. They made origami warrior helmets or wrote the names of the Serbian participants in Japanese using brush pens. At first, students seemed a little nervous, but they gradually became more relaxed as they learned more about each other through these activities. Some learned about beautiful places in Serbia, and some learned how to represent the Serbian "peace sign" (which is different from the Japanese way!). During the break time, we were even treated to Serbian snacks (chocolate, peanut-flavored snacks, pretzels, etc.)!
Want to know more about what we did? Please proceed to "JICA Study Tour Part 3.”
【ASⅡ】海外研修代替研修 その1 / JICA Study Tour Part 1
いよいよやってきました、JICA研修! ASⅡの生徒33名はまだ暗い朝6時半に学校を出発し、11時前に北九州市にあるJICA九州に到着しました。今回の研修で予定されている大まかな内容は以下のとおりです。
1.JICA九州事業説明・研修員制度についての紹介
2.JICAワークショップ「世界の観方をシフトする」
3.JICA Exchange Program(JICA研修員の方々との交流)
・天草および天草高校(ASクラス)の紹介
・班に分かれての自己紹介・文化交流(折り紙、日本語)
・ポスター・プレゼンテーション及び質疑応答
到着後、生徒たちは早速、スタッフの方々に様々な展示を案内していただきました。実際に触ったりして体験できるSDGsについての展示や、漂着ゴミで制作されたクジラのモニュメント、JICAのボランティアのことがよくわかる写真など、興味を引くものがそこここに展示してあります。特にSDGsは授業で扱った内容ということもあり、多くの生徒たちの興味を引いたようです。ホールにある世界地図で、今日お会いする研修員の方の出身国、セルビアの場所を確認している生徒もいました。(みなさんはセルビアがどこにあるか知っていますか?)
さて、少し早い昼食はJICAのカフェ、「JICAFe」でいただきます。天高生の一番人気は、ジンガマサラと呼ばれるエビがごろごろ入ったインドカレー。ちなみに、このメニューには「TFTランチ」という名前がついています。TFTは「Table for Two」の略。開発途上国の子どもたちの食事に貢献できる、20円の寄付が含まれたメニューです。美味しい食事を楽しみながら少しだけ世界に貢献できるって素敵ですね! また、「ジーローハン」という、台湾のメニューもなかなかの人気。ごはんに鶏肉や野菜がのっていて、こちらもとても美味しそうです。世界に目を向けたメニューに加え、唐揚げやミートパスタなどベーシックなものもあります。中には2食注文する食べ盛り男子も! みんな、4時間のバスの旅の疲れからもすっかり回復した様子です。
記事「海外研修代替研修 その2」に続きます。
Leaving school at 6:30 am in the dark, we 33 students and 4 teachers arrived at JICA Kyushu just before 11:00 am. The program they will join today will go as follows:
1. An Introduction to JICA Kyushu and its trainee system
2. JICA Workshop "Think Globally, Act Locally”
3. JICA Exchange Program (with JICA participants)
- Introduction of Amakusa and our School
- Self-introduction and cultural exchange in groups
- Poster presentations and Q&A sessions
Upon arrival, the students were guided through the various exhibits by the staff. In the hall, there were so many things they could see and experience - such as displays on SDGs, a whale made from debris of the sea, and photos of JICA volunteers. Some students are currently checking the location of Serbia on the map, the country where the JICA participants we will meet today are from. (BTW, do you know where Serbia is?)
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Now, we are just finishing lunch at JICAFe. The most popular dish for our students today was an Indian prawn curry called "Jhinga masala." This week they set this menu as "TFT" lunch, or "Table for Two” - which means the price includes a 20 yen donation to help children in developing countries. Isn’t it wonderful that we can contribute to the world over a delicious meal? Also, a Taiwanese dish called "鶏肉飯 (Chicken rice)" is also quite popular. There are also basic dishes such as fried chicken and meat pasta. They were all so delicious, and some students even ordered two meals!
You can read more in the next post "JICA Study Tour Part 2.”
【科学部】環境省の方々にアマモの研究について意見をいただきました
環境省九州地方環境事務局、九州大学、天草市役所から来校された方々にアマモ班の研究成果を説明しました。
その後の意見交換会では、研究内容に対する意見だけで無く、研究者としての姿勢や進路選択などについてもお話をいただきました。
また、多くの励ましの言葉をいただきました。
誠に有り難うございました。
【ATⅠ】地学室に潜入!AT at the Earth Science Room
今学期最初のATⅠが始まりました。実は、 考査や入試などの関係で、3学期はATⅠの研究時間はわずか5時間しかありません... 限られた授業時間ですが、今月末と来月には本評価(B2, C1) も予定されており、 計画的に研究を進めていく必要があります。各班、 班長を中心に先を見据えて動いてほしいものです。
さて、ATⅠでは教室、理科棟、 家庭科室など校内の色々な教室で活動を行っているのですが、 今日は、地学室におじゃましてみました。というのも、ここは、 毎週この時間にはASⅠ(1年生)とATⅠ(2年生) が同じ部屋で研究を進めているという、 とてもユニークな環境だからです。ここでは、1年生3班、 2年生3班が貝の粘着成分や自転車のスリップ軽減対策など、 それぞれ独自性のある研究に取り組んでいます。例えば、2 年生のある班は、身近な草花からの消毒液の作成について研究しており、現在は2種類の作成方法に取り組んでいるそうです。この班では1つ目の方法で作った消毒液を保存していたところ、残念ながら年末年始にカビが生えてしまったとのことで、今日の活動ではその消毒液の観察を行っていました。班のメンバーは上手く出来なかったので落ち込んでいるかと思いきや、カビの繁殖の違いから消毒効果が検証できないか協議していました。まさに「ピンチをチャンスに変える」です!
2年生ATⅠとしてはしばらく学校外での研究発表は予定されていませんが、 年度終わりに現段階での研究の成果を共有し合う「ミニ発表会」 のようなものができたらと考えています。 あっという間に終わってしまう3学期。 限られた時間を有効に使って、班の仲間だけでなく、 他の班や先生方、学校外の専門家や機関とも関わりをもちながら、 研究の質を高めていってくれることを期待しています。
It’s time for AT I again! In fact, we have only 5 AT I classes this term, due to examinations and entrance examinations. With this limited time, students are expected to plan very well for the two evaluation interviews scheduled later in the term.
We might have told you this already, but AT I is held in various classrooms in the school. Now we are in the Earth Science room, which is a very unique environment; AS I (first graders) and AT I (second graders) work together in one room. Here, at the moment, six groups are working on their own unique research projects, such as the adhesive components of shellfish and measures to reduce bicycle slips. One group in particular has been researching the creation of disinfectant solutions from familiar plants and flowers, and are currently working on two different methods. In today's activity, they observed the disinfectant solution made by the first method, which unfortunately grew mold during the holidays. At first they looked a little depressed, yet they soon started discussing whether the disinfection effect could be verified based on the difference in mold growth. We were amazed to see they were turning a crisis into an opportunity!
At the end of the school year, we are planning a "mini-presentation" at which students can share the results of their research with others. With the limited time, hopefully they can still find a way to improve the quality of their research - not only by having discussions with their group mates, but also with other groups, teachers, and specialists and institutions outside the school.
【SSH】肥後の水とみどりの愛護基金」の関係者が天草高校を訪問されました
1月16日に、公益財団法人「肥後の水とみどりの愛護基金」の関係者が、天草高校を訪問されました。肥後の水とみどりの愛護基金は、郷土における水資源の質・量両面の愛護並びに緑化推進・緑の保全に資するとともに、豊かな地域文化の創造を目的に、様々な啓発活動等を行っておられます。
本校科学部は「天草ブルーカーボンニュートラル構想」と称して、天草市との共催による環境シンポジウムにおける地域住民とのアマモの定植を通したアマモ場再生、廃校プールを活用したアマモと魚糞を使った肥料開発、アマモを活用したバイオ燃料の開発等の研究活動を行っています。この活動は2022年9月に「STI for SDGs」アワードで次世代賞を受賞しました。肥後の水とみどりの愛護基金のみなさまも、本校科学部の研究活動に興味を持たれ、本校地学教室に設置しているアマモの栽培水槽も見学していただきました。
今後の研究の充実・発展に向け、様々な外部との連携を深めながら、SSH活動に取り組んでいきます。
【科学部】DNA分析を開始しました
本日は崇城大学の田丸先生をお呼びして、科学部ホタル班がDNA分析を行いました。
分析は、最初に手順の最終確認をし、その後に先日抽出しておいたホタルのDNAについてPCR処理を行いました。
結果として、ホタルのDNA量の不足により、上手くいきませんでした。
今後は、この経験を生かして、より多量のDNAを抽出できるように実験を重ねます。
田丸先生、長時間にわたって御指導いただき、誠に有り難うございました。
【科学部】ホタル班の2024年の活動がスタートしています。
年末は全国高校生フォーラムや県立学校「学びの祭典」で英語の発表を頑張ったホタル班ですが、3学期は研究活動を頑張ります。
今日は今週末の実習に向けて、再確認をしていました。
ホワイトボードにまとめた実習手順を再確認し、必要な薬品や機材をまとめていました。
1年生でもあり、専門用語等について行けない部分もありましたが、解説動画等を活用して理解を進めていました。
【ASⅡ】オール・イングリッシュ! / AS in English!
今日のASⅡでは、1月18日にJICA九州で行う海外研修代替研修に向けて、William先生、Jennifer先生、英語科の中村先生をお招きし、英語でのポスタープレゼンテーションと質疑応答を行いました。
とはいえ、ほとんどの班の生徒にとって、英語でのポスター発表は初めての経験です。まだ練習を始めたばかりとあって、原稿をそのまま読むだけだったり、専門用語をうまく説明できなかったりと、どの班も悪戦苦闘しています。できたてほやほやのポスターも、まだまだ改善の余地がありそうです。William先生からは、クラス全体に向けて以下のようなアドバイスをいただきました。
1 自信がなさそうに発表する生徒が目立つ。心配な語はあらかじめ辞書などで正確な発音を確認し、自信をもって発表すること。
2 アイコンタクトが十分でない。完璧な英語でなくていいので、相手の反応を見ながら発表すること。
3 ポスターは要点をしぼって、見やすく。長々と文章を書いている班が多い。読む原稿とポスターに書く文章を同一にしてはいけない。
今回の研修では、海外からの研修員の方々にプレゼンテーションをするだけではなく、「世界の観方をシフトする」ワークショップでの活動や、英語での文化交流なども予定しています。この貴重な学びの機会を最大限に活かせるよう、あと一週間、精一杯準備をしてほしいです。期待しています!
In Today’s AS II, students gave a poster presentation in English to William-sensei, Jennifer-sensei, and Mr. Nakamura. They did this as a practice for their presentations in their StudyTour at JICA Kyushu next week, on January 18.
For most of the students in the group, however, it was their first experience giving a poster presentation in English. So, many students had a hard time explaining things in English, or asking questions. They also need some more improvement with their posters. Here is some advice William-sensei gave to the class:
1. Please check the pronunciation of the words beforehand with a dictionary so that you can be confident in your presentations.
2. Make more eye-contact. It is not necessary to use perfect English, but if you are looking down and just reading out what you had prepared, your presentation won’t succeed.
3. Do not write everything on your posters. Think of the main points you want to focus on, and your posters will be much better. What is on the poster should be different from what you speak.
In the upcoming study tour, students will not only give presentations to the JICA participants, but will also have workshops and cultural exchanges in English. We hope they will do their best in preparation so that they can make the most of this valuable learning opportunity.
【SSH】九州大学理学部付属天草臨海実験所における調査実習
本日は、苓北町にある九州大学理学部の臨海実験所にて調査実習を行いました。参加した生徒は来年度ASクラスを希望している生徒で、九州大学理学部准教授の新垣先生に講師を務めていただきました。
午前中の実習では、臨海実験所の説明と本日行われる実習について、プランクトンネットの使い方など採取に関する講義が行われ、実際に桟橋からプランクトンネットを海におろしてプランクトンの採取を行いました。
普段の授業では取り扱うことのないプランクトンネットに触れ、生徒たちはとても貴重な経験をしたようでした。
採取したプランクトンは、顕微鏡を用いて観察を行いました。
午後からは、午前中に採取を行ったプランクトンの同定作業を行いました。まず新垣先生からプランクトンに関する講義が行われ、それぞれでプレパラートを作成し、プランクトンの同定作業とスケッチを行いました。
スケッチと同定作業はとても難しく感じたようで、生物の特徴から、ある程度の分類までは分かっても、最終的にどの種類か分からないままになっている生徒も多く、同定作業の難しさを知ったようでした。
1日を通して、日頃の授業では体験することのできない経験をすることができ、今後の探究活動に活かすとともに、今回研修に参加した生徒が、他の生徒にこの経験を還元してほしいと感じました。
講師を担当してくださった新垣先生、研究室の学生の皆さん、本日はありがとうございました。
【科学部】卒業生がやってきました。
新年が明けて、活動が少しずつ再開したある日、卒業生がやってきました。
訪問理由は、新年の挨拶と韓国の学会に参加した際の活動報告だったのですが、活動していた在校生とのディスカッションもしていました。
このように長期休みとなると卒業生がやってきて、ディスカッションをしてくれます。
これも科学部の研究内容が深化する1つの方法なのでしょう。
有難い限りです。卒業生の皆さん、これからも待っています!