土木科紹介
土木科-課題研究発表会
平成31年1月21日(月)
土木科の3年生による課題研究発表会を実施しました。
課題研究とは、3年生の授業で、生徒が7班(各班4~6人)に別れ、それぞれがテーマと目標を設定し1年間取り組む授業です。そのまとめとして、2年生を対象に発表会を実施します。
今年のテーマは、次の通りです。
1班 フラワースタンドの制作(鉄筋加工、溶接)
2版 玉名中学校駐車場整備(測量と境界線の設置)
3班 コンクリート製品製作
4班 構造模型の制作
5班 知育玩具の製作(木工)
6班 3Dプリンタによる作品制作
7班 竹灯籠の制作、高級家具の製作
発表では、各班、様々な工夫によって苦労や困難を乗り越え、目標を達成できたと報告がありました。私たち教師にとっても参考になる内容でした。
発表態度も堂々としていて、さすが3年生と感じることができた発表会でした。
土木科-進路体験談
平成31年1月16日(水)
土木科の2年生を対象に
土木科3年生による進路体験談を実施しました。
3年生10人が就職先の所在地や会社の規模、仕事内容について説明した後、合格を勝ち取るためにどういう準備をしたか、これからやっておいた方がいいことなどを2年生にアドバイスしました。
3年生のアドバイスを生かして、2年生全員が目標や夢をかなえてほしいと思います。
なお、今年度の進路状況は以下の通りです。
建設系企業11人(県内9人、県外2人、自営を含む)
建設系以外19人(製造、運輸、整備など)
自衛官2人、進学6人(大学、専門学校)
土木科-実習風景(測量実習)
土木科の測量実習について紹介します。
1年生では、測量機器の操作方法を学び、角度や高さを測ったりする技術を身につけます。
2年生では、道路の「カーブ」を設置したり、斜面を削る角度の目安となる「丁張り」を設置したりといった測量技術の応用について学びます。
下の画像は「丁張り」を設置している様子です。
測量機器で高さを求め、計算して斜面の形になるよう材木を組み立てていきます。
斜面が45度になるように「丁張り」を設置しました。
その出来映えは?
土木科-2級土木施工管理技術検定 20人合格!
昨年10月28日(日)に実施された
2級土木施工管理技術検定試験に
土木科の2,3年生が挑戦しました。
1月10日に発表が行われ、
土木科の2年生13人、3年生7人
合計20人が見事合格を手にしました!
過去最高記録です!
※2級土木施工管理技術検定とは
主任技術者(現場責任者)として施工計画(作業の手順や日程など)を作成し、現場における工程管理(どれだけできたかなどを管理)、安全管理(事故防止のための管理)など工事施工に必要な技術上の管理などを行うために必要な国家資格
土木科2年生現場見学
(株)池田建設 様のご協力を得て
土木科の2年生を対象に現場見学会を実施しました。
①平成30年度災害復旧 熊本57号的石地区道路改良工事
近年、建設現場ではICT施工が行われています。
ICT施工とは、簡単に言えば人工衛星を利用し建設機械の位置情報や盛土、切取高さを検出したり、光学測量機器を利用し、ブルドーザやバックホーなどを自動制御する最新のテクノロジーです(難しいかな?)
生徒諸君は、今まで見たことがない巨大な建設機械やICT施工というテクノロジーに驚かされっぱなしでした。
なお、土木科の卒業生で池田建設2年目の田中君が現場の概要説明を行ってくれました。田中君は入社2年目にして現場責任者に抜擢され、参加した生徒は尊敬のまなざしで説明を聞いていました。
②小原上流地区河道掘削工事
この現場では、女性職員が活躍されており、現場を見学した後には土木科2年生の女子生徒7人と女性職員だけの座談会を行いました。
(女性ならではの内容だったらしく詳細についてはわかりません)
見学会の最後には、土木科の卒業生 田中君がドローンを操作し、上空からの記念写真撮影を行いました。
実施後のアンケートでは、65%以上の生徒が建設関係への就職を検討していることが分かりました。特に印象に残ったのは建設機械と先輩の活躍だったという回答が多くみられました。
池田建設の皆様、大変お世話になりました。