日誌

土木科紹介

土木科の授業紹介2(木工)

土木科で身につける
技術を紹介します 2


土木科では
2年生が木工の練習で小物入れを制作し
小学生を対象に木工教室を行っています

3年生は
本格的な木製ベンチの制作に取り組んで
木工技術を身につけます


カンナがけ(目的の厚さに削る)


けがき(目的の寸法を正確に書く)


加工(ノコで切断し、ノミで溝掘り)

組立(接着剤で仮止め、その後、釘打ち)

見栄えを良くするために真中釘を使ってます

こうして完成した木製ベンチです
かなり手間暇かかっています
こちらも文化祭で販売していますが、とても人気があります!
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土木科の授業紹介1(溶接)

木科で身につける
技術を紹介します 1

「金属加工」

棒状の鉄を高速切断機で切断し
溶接して組み立て
塗装して仕上げます
作品制作を通して
金属を加工する技術を身につけます。


安全第一、服装や装備の点検から作業は始まる

溶接は難しいので、繰り返し練習が必要

表面を磨いて、塗装して仕上げます

こうして制作した作品は
文化祭で格安で販売しています

次は木工!

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1年生の測量実習

土木科では、1年生の工業技術基礎という実習で測量技術の基礎を徹底して身につけます。
1年生では、レベルの操作練習と水準測量、セオドライトの操作練習トラバース測量に取り組みます。今年から実習方法を見直し、測量器械の操作の練習を大幅に増やしたため、1年生全員が測量機器の操作をしっかり覚えてくれました。夏は暑く、冬はとても寒い測量実習ですが、皆、技術を身につけようと真剣な姿がとても印象的でした。なお、2年生では、より実践的な路線測量や工事測量を勉強します。


測量器械を据え付ける操作が難しいですが

だんだんと手際が良くなっていきます

トラバース測量では、角度と距離を測ります

作業が一通り終わったら、測量結果の点検

測量結果が悪ければ再測(やり直し)だってある・・・
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現場見学について

土木科では各機関の皆様の御協力を得て、平成28年度だけでも次のような現場実習を実施しました。

1年生  様々な進路を知る→崇城大学、(株)井関熊本製作所
     最先端技術を学ぶ→ICT建設機械による護岸工事 (株)池田建設
2年生  建設業の楽しさを学ぶ→舗装工事 日章工業(株)
     最先端技術を学ぶ→ICT建設機械による護岸工事 (株)熊野組
3年生  実践力を身につける→舗装工事 興亜建設工業(株)

学校では体験できない本物の技術を学ぶ、将来地域を担う若い建設技術者を育成するのがその目的です。
そして1月30日(月)には建設業協会玉名支部の御協力を得て、県内最大規模の橋梁架設工事現場「眞天文橋(天草新1号橋)」の見学会を行いました。一生に一度見られるかどうかの大規模な橋梁架設工事。生徒諸君も興味津々でした。お食事も頂きました。心より感謝しています。
普段、何気なく通行している道路や橋。誰が作った?どうやって作った?なんて考える人は少ないでしょう。ただ、土木科の生徒諸君は本物を見て体験しています。地域を担う建設技術者となって、「これは俺が作った」と誇れる人になってほしいと思います。



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繁根木八幡宮秋季大祭(前夜祭)

毎年10月28日に開催される繁根木八幡宮秋季大祭の前夜祭に
土木科で製作した竹灯籠を展示しています。
当日朝から強い雨が降ったり止んだりして、竹に雨が溜まる、ろうそくに火がつかないなど準備が追いつかない状態でした。
しかし、祭りが始まる直前には奇跡的に雨が止み、スケジュールの変更は一部ありましたが、前夜祭が無事開催されました。
土木科で制作した竹灯籠の出来映えはいかがでしょうか?


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平成28年度課題研究発表会

3年生には、課題研究という授業があり、4~6名ずつの班に分かれ、
それぞれの班でテーマや目標を設定し、1年間それについて取り組みます。
年末にはその成果を2年生に発表します。今年のテーマは、次の7つです。
①鉄筋加工、溶接技術の習得と花台制作
②木工技術の習得とベンチ制作
③建設会社との連携による駐車場整備
④電子レベルを活用した水準測量
⑤電子平板を活用した基準点測量
⑥崇城大学つまようじタワー耐震コンテストへの挑戦
⑦竹灯籠の制作展示とコンクリートスピーカーの制作
発表では、それぞれの班で取り組んだ様々な工夫や技術を習得をした様子が
伝わってきました。3年生諸君、お疲れ様でした。


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コンクリートスピーカーの制作

土木科の課題研究という授業では、土木の特徴を生かした様々なものづくりを行っています。今年は、コンクリートでスピーカーを制作しました。
CADでスピーカーのエンクロージャー(箱)の図面を描き、コンパネを加工して型枠を制作しました。そこにコンクリートを打設し、スピーカーユニットを取り付けて完成です。
当然、作り方などなく、試行錯誤の連続でした。一応形にはなりましたが、とにかく見た目が悪い(笑)しかし、低音がしっかり出ていて、とても良い音がします。来年は見た目も良いスピーカー作りに挑戦します。


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木工教室

土木科では、文化祭や近隣小学校において木工教室を実施しています。
おもに小学生やその保護者を対象ですが、昨年はミニプランタ-、今年は小物入れの組み立てに挑戦してもらいます。
指導には土木科の2年生があたります。作ったことのない人が指導することはできません。そのため、練習をかねて事前に作ってみました。工程は、①板の切断②面取り③やすりがけ④けがき(釘を打つ穴を決める)⑤組み立て(釘打ち)⑥仕上げとなっています。完成した小物入れは玉工祭でひとつ100円で販売しました。あっという間に完売したこと、そしてなにより自分の作ったものが売れたことに喜びを感じることができました。
そして、玉工祭や近隣小学校での木工教室です。小学生に釘の打ち方をどのように教えればよいかわからない様子でしたが、徐々にコツをつかみ、教え方も板についてきました。「できたー」と喜ぶ小学生を前に、土木科2年生諸君は自然と笑みがこぼれてきます。そして次の小学生へと休む間もないくらい盛況でした。
なお、近隣小学校では、釘を打つたびに材料が割れたこと、準備した個数が少ないことなど反省すべき点がいくつかありました。来年は、もっと良い木工教室を目指します。






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10/25 1年生現場見学会

10月25日に(株)池田建設様のご協力を得て、現場見学会を実施しました。
なお、1年生にとっては初めての現場見学会です。
事前に、土木のイメージを聞いてみると、「シャベル」、「つるはし」、「きつくて危険な仕事」という回答が多く見られました。

見学会は、和水町の菊池川河川工事現場で行われました。
近年、建設機械にもICT技術が導入され、ブルドーザやパワーショベル、ローラーには人工衛星のアンテナが取り付けられていました。
受信したデータをコンピュータが処理し、細かな操作はコンピュータが自動でやってくれるそうです。コンピュータを操作できることが今後の土木技術者には欠かせないと、現場の担当者から説明がありました。
また、最先端の測量機器「レーザースキャナ」の紹介もありました。スキャンしたデータから3次元の地形図を簡単に作成することができる機器です。1台700万円するそうです。さらに、分解して輸送してきたローディングショベルの組み立てにも立ち会うことができました。

見学会終了後のアンケートでは、土木に対するイメージが良いと答えた生徒は81%(見学前32%)、将来土木の仕事に就きたいと答えた生徒は70%(同49%)という結果になりました。
イメージでものごとを判断するのではなく、本物を見て感じる事の大切さを考えさせられる体験になったと思います。




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9/8 2年生現場見学会

土木の仕事に対するイメージを聞いてみると、
「きつい」とか「危険」、「泥臭い」という言葉が返ってきます。
本当にそうなんでしょうか?
そこで、土木の仕事を理解するため、
土木科では、各学期に現場見学会を実施しています。

9月8日には熊本市にある日章工業(株)様にご協力を得て
2年生を対象に現場体験見学会を開催しました。
内容は道路の舗装工事です。

見学会では、舗装のすべての工程を実施し、体験させていただきました。
そのおかげで舗装工事を理解できただけでなく、
舗装工事に関わる方々の連携や無駄のない動きを見ることができ、
今後、高校生活でどういうことを身につけていかなければならないかを
学ぶことができました。
なお、実施後のアンケートでは、
土木に対するイメージは良いと回答した生徒は、100%(見学前79%)
将来土木の仕事に就きたいと回答した生徒は87%(見学前71%)
という結果になりました。





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