日誌

10/25 1年生現場見学会

10月25日に(株)池田建設様のご協力を得て、現場見学会を実施しました。
なお、1年生にとっては初めての現場見学会です。
事前に、土木のイメージを聞いてみると、「シャベル」、「つるはし」、「きつくて危険な仕事」という回答が多く見られました。

見学会は、和水町の菊池川河川工事現場で行われました。
近年、建設機械にもICT技術が導入され、ブルドーザやパワーショベル、ローラーには人工衛星のアンテナが取り付けられていました。
受信したデータをコンピュータが処理し、細かな操作はコンピュータが自動でやってくれるそうです。コンピュータを操作できることが今後の土木技術者には欠かせないと、現場の担当者から説明がありました。
また、最先端の測量機器「レーザースキャナ」の紹介もありました。スキャンしたデータから3次元の地形図を簡単に作成することができる機器です。1台700万円するそうです。さらに、分解して輸送してきたローディングショベルの組み立てにも立ち会うことができました。

見学会終了後のアンケートでは、土木に対するイメージが良いと答えた生徒は81%(見学前32%)、将来土木の仕事に就きたいと答えた生徒は70%(同49%)という結果になりました。
イメージでものごとを判断するのではなく、本物を見て感じる事の大切さを考えさせられる体験になったと思います。