日誌

木工教室

土木科では、文化祭や近隣小学校において木工教室を実施しています。
おもに小学生やその保護者を対象ですが、昨年はミニプランタ-、今年は小物入れの組み立てに挑戦してもらいます。
指導には土木科の2年生があたります。作ったことのない人が指導することはできません。そのため、練習をかねて事前に作ってみました。工程は、①板の切断②面取り③やすりがけ④けがき(釘を打つ穴を決める)⑤組み立て(釘打ち)⑥仕上げとなっています。完成した小物入れは玉工祭でひとつ100円で販売しました。あっという間に完売したこと、そしてなにより自分の作ったものが売れたことに喜びを感じることができました。
そして、玉工祭や近隣小学校での木工教室です。小学生に釘の打ち方をどのように教えればよいかわからない様子でしたが、徐々にコツをつかみ、教え方も板についてきました。「できたー」と喜ぶ小学生を前に、土木科2年生諸君は自然と笑みがこぼれてきます。そして次の小学生へと休む間もないくらい盛況でした。
なお、近隣小学校では、釘を打つたびに材料が割れたこと、準備した個数が少ないことなど反省すべき点がいくつかありました。来年は、もっと良い木工教室を目指します。