日誌

2013年10月の記事一覧

そば打ちに挑戦しました

 少し前、生物部の畑で育てていたソバを収穫しました。
 収穫後、ソバの種だけをかき集める作業をしたのですが、残念ながら少ししか回収することができませんでした。




 しかし、せっかくソバを作ったのだから、そば粉にして、そば打ちをして食べる!という作業はしたいと考えておりました。
 石うすはさすがにないので、物理のH先生からお借りしたコーヒーミルを使って、種をひいていきます。




 そして最後に、粉だけふるいにかけると・・・、




 (少し写真が分かりにくいですが、)明らかに少ない・・・。手の平くらいの量しかそば粉を手に入れることができませんでした。
 しかし、これで諦めるつもりはありません。以前、カボチャの調理でお世話になった、料理大好き化学のM先生監修のもと、そば打ちをしていきます。




 そば粉、小麦粉、水を混ぜてよく練っていきます。途中、明らかに粉が足りず、どんどん小麦を足していくことに。
 二八蕎麦(そば粉:小麦粉=8:2)というのはよく聞きますが、それどころか八二・・・いや九一・・・、多分、最終的にはそば粉の量は全体の5%以下になっていました。




 めん棒で伸ばし、包丁で切っていきます。




 無事にゆで上がりました!お味の方は・・・?




 完全にそばではなく、うどんの味しかしませんでしたが、なかなか美味しかったです。コシがあって、さぬきうどんのような食感でした。

 結局、そば粉の量が少なすぎて、全くそばを食べたようには思えませんでしたが、しかし、あのうどんにしか思えないものの中には、生物部が育ててきたソバの成分がしっかり入っているのです。

ホンドキツネの全身骨格標本が完成!

 今年、生物部では4月からずっと、文化祭で展示することを目標として、ホンドキツネの全身骨格標本作製を行ってきました。

 水死体で発見されたキツネを解体することから始まり、鍋で煮込んだりポリデントに漬けたりしながら肉を取り除き、アセトン(有機溶媒)を使って油抜きをし、オキシドールで漂白し、そして、ドリルで穴を開けながら針金を通して骨格を組み立てるという作業を続けてきたのです。

 そんなホンドキツネの骨格標本が、文化祭1週間前の本日、ついに完成しました!



 写真で見ると分からないかも知れませんが、キツネだけあってかなり大きな標本になります。
 生物部では過去にも、ウシガエルやモグラ、リス、イタチなどの全身骨格標本を作製してきましたが、言うまでもなく最大級のものとなりました。

 製作期間約6ヶ月のこの大作は、11月2日(土)の龍鳳祭でお披露目します。楽しみにしていてください!

※「生物部 出会った生き物」のホンドキツネを更新しました

石焼き芋にしてみました

先日、生物部の畑で育てているサツマイモをすべて収穫しました。
大小様々な形のサツマイモが無事収穫できましたが、今日はその内、小さめの手頃なイモを使って、石焼き芋をつくってみました。

 

鍋に石を敷き詰め、火にかけます。これだけで、手軽に石焼き芋がつくれます。




イモを入れてから約40分、中までしっかり火が通り、無事に石焼き芋が完成しました!
早速イモを割ってみると・・・、




当たり前ですが、まさに石焼き芋です!食べてみると、甘味が凝縮してすごく美味しかったです。
サツマイモの食べ方は数あれど、石焼き芋が最も美味しく食べる方法だという話に異論がある人は少ないと思います(顧問の個人的見解です)。

さて、収穫したサツマイモはまだまだ残っています。
残りのイモは、皆さんにも食べていただけるよう、11月2日(土)の龍鳳祭のとき、生物部の展示ブースで試食コーナーを設けたいと考えています。

生物部が育てたサツマイモの味を、是非味わいに来ていただきたいと思います。

ジャパンマイコンカーラリー2014熊本県大会

10月20日(日)のジャパンマイコンカーラリー熊本県大会が八代工業高校で行われました。
本校からはアドバンスドクラスに5台、ベーシッククラスに4台、計9台参加しました。
結果は以下のとおりです。

●アドバンスドクラス
 内田君(3年) 33位(タイム:15秒50) 九州大会出場
●ベーシッククラス
 宮﨑君(3年)  4位(タイム:24秒89) 九州大会出場

上記2名以外は、残念ながらリタイヤでした。
九州大会は、11月17日(日)熊本工業高校で行われます。





第64回 熊本県高等学校生徒理科研究発表会(生物部門)

 10月20日(日)、崇城大学にて生徒理科研究発表会がありました。本校生物部は今年も生物部門で発表を行いました。


 本校の研究テーマは「里山における動物による排水管の利用」でした。
 発表要旨はこちらをご覧ください。
H25_生徒理科研究発表会_御船高校_要旨.pdf

 昨年に引き続き、御船高校近くにある辺田見山を舞台とするセンサーカメラを利用した研究でした。約10ヶ月に渡る調査でしたが、結果のまとめ、考察、発表準備、練習など、生徒達は頑張って取り組んでくれました。

 結果は「優秀賞」をいただきました。この発表内容については、11月2日(土)の龍鳳祭でも展示したいと思います。

 今年の生物部門は、17点の発表が行われる長丁場でしたが、生徒達は自分達の発表だけでなく、他校の研究発表もよく聴いていたと思います。この経験を活かして、来年はもっと素晴らしい研究発表ができるよう頑張って欲しいです。