工業化学科
工業化学科です☆熊本県産業技術センターを訪問しました。
課題研究 乳酸菌班 熊本県産業技術センター訪問
令和5年5月1日(月)に、3年生の課題研究で乳酸菌について実験・実習を行う5名の生徒達と、熊本県産業技術センターを訪問しました。
これは令和5年度(2023 年度)熊本スーパーハイスクール(KSH)構想の一環として実施したものです。今回は乳酸菌の選別方法や無菌操作について学習することを目的としました。
施設見学を終えた生徒たちに感想を聞いて見ました。
・足で踏むタイプのガスバーナーがあったり、菌が入らないようにする装置があったりした。乳酸菌を培養するポイントは酸素を抜くことだということも知れて面白かった。
・インスタント麺などを作れる装置を初めて見ました。また、色んな分析機器があり、すごいと思った。
など、施設や質疑応答の内容にとっても関心を持った様子でした。
昨年の先輩から引き継いだ課題研究です。この活動を活かして、今年の成果を期待しています。
工業化学科です☆ 令和5年度 江津湖でのボランティア活動(第1回)
いよいよ令和5年度が始まりました。
工業化学科の最初の校外活動は、ボランティア活動です。
3年生の課題研究チームを中心に、工業化学科2,3年に参加希望者を募り行いました。
ボランティア活動の内容は、前回と同じく、下江津湖広木地区の外来水草の除去とゴミ回収です。
また、肥後東ライオンズクラブの方々にお世話になりました。
参加者は約200名です。いろいろな会社の方が参加されていました。
参加した工業化学科の生徒達です。雨予報だったので雨具を着て参加しました。
次はもっと、外来種と在来種を勉強しておきましょう!皆さんお疲れ様でした。
工業化学科です☆令和4年度課題研究発表会を開催しました
令和5年1月19日に令和4年度課題研究発表会を開催しました。
課題研究とは3年生がグループに分かれ、1年間自分たちで決めたテーマをについて取り組んだ研究成果を発表します。
今年度の発表テーマ
1.定性分析
技能検定化学分析を通して学んだ定性分析(金属イオンの分属確認)の楽しさをみんなに知ってもらいたい。
2.人工光合成の研究
・地球温暖化対策のためにCo2の固定化について考える。
・光合成の重要物質であるクロロフィルの色素を抽出し、分析分離の研究をする。
3.熊本におけるマイクロプラスチックの調査 ~工業化学科が行うSDGs~
・熊本市のマイクロプラスチックによる汚染状況を調査し、私達が出来る環境保全に関するSDGsを考える。
・SDGsを通して他校生と国際交流を深めながら、将来グローバルに活躍する国際人のきっかけをつくる。
4.ロケット
・ロケットを通して科学や力学を応用した知識を身につける。
5.乳酸発酵を用いた未利用資源の有効活用に関する研究
・廃棄農産物等の未利用資源を、乳酸発酵によって高付加価値を付けた製品に変換し、食品・環境問題の解決に繋がる研究をする。
6.納豆のネバネバ成分から水質浄化剤を作ってみよう
・納豆より抽出したPGAを用い、水質浄化に効果的な条件を検討研究する。
それぞれの班の発表は、目標に向かって結果を出すために試行錯誤しながら頑張ったことがよくわかりました。
1年間お疲れ様でした。
工業化学科です☆熊本県産業技術センターを訪問しました。
令和4年12月19日(月)に、3年課題研究の乳酸菌班7名で、熊本県産業技術センターを訪問しました。
今回の訪問は令和4年度熊本スーパーハイスクール(KSH)構想の一環として発酵材料の加工・作製方法について学習で
オートクレープ(高圧蒸気滅菌器)の説明を受けている様子です。飽和蒸気によって内部を高圧高温にでき、化学系の研究室、病院などで広く使われています。
手温室の説明です。いろいろな菌株を保存、保管しています。
振とう培養器の説明です。培養器の中で好気性の微生物や細胞を培養する際に内容物を振る装置です。
クリーンベンチの説明です。ベンチ内は菌の混入を防ぎ、無菌状態の中で細胞や微生物を取り扱う作業が出来ます。
味覚センサーの説明です。人工脂質膜で構成された6種類の味センサー(塩味、旨味、酸味、苦味、渋味、甘味)の膜電位の増減から個々の味成分の強弱を数値化します。
凍結乾燥機の説明です。凍結させた食品の周辺を真空にし、食品内部の水分を昇華・乾燥をさせます。
フリーズドライなどの食品を作ることができます。
施設見学を終えた生徒たちに感想を聞いてみると、「足で踏むタイプのガスバーナーがあったり、菌が入らないようにする装置があったりした。乳酸菌がよくいるところが牛の乳の部分だということや、酸素を抜くことだということも知れて面白かった。」や、「インスタント麺などを作れる装置を初めて見ました。インスタント麺の他にもドライフルーツなどが作れてすごいと思った。」など、施設や質疑応答の内容にとっても関心を持った様子でした。今日の経験を今後の学習活動に生かしてもらいたいです。
工業化学科です☆熊本スーパーハイスクール(KSH)生徒研究発表会に参加しました
12月3日(土)に崇城大学において、熊本スーパーハイスクール(KSH)生徒研究発表会が開催されました。
当日は県内の高校25校440名弱もの生徒たちが参加し、133のテーマでそれぞれポスターセッションに挑戦しました。
SSH、総探、課題研究、部活動と、各学校によって取り組みは様々ですが、生徒たちは自分たちの研究成果をポスターで精一杯表現し、ブースに訪れた聴衆者に一生懸命説明していました。本校工業化学科でも、「乳酸発酵を用いた未利用資源の有効活用に関する研究」をテーマに、3年生7名の生徒たちが課題研究で取り組んでいる内容を来場者に説明し、質疑応答を見事にこなしていました。
今回のこの経験を通して、参加した5名の生徒たちは研究の楽しさや難しさ、奥深さなどを感じ取ってくれたと思います。
今後も、工業化学科の生徒たちの活躍に御期待ください!
工業化学科:外来水草除去ボランティアに参加しました!
10月29日(土)、早朝から下江津湖広木地区で外来水草の除去やごみ回収のボランティア活動です。今回は、肥後東ライオンズクラブや熊大ダイビングサークルなど総勢160名の方々と一緒に参加しました。
班に分かれて、水草引き上げ班です。ダイバー達が岸近くまで水草を寄せて、5台のパッカー車へバケツリレーをしながら水草を運びます。
外来水草は公園の至る所に生えています。
こちらの班は子供達がザリガニ遊びをする池です。水草に覆われていて全く池が見えません。
やっと作業終わりました。こんなに池が見えます。
捕まえたザリガニも外来種なので、再度放流は出来ません。水草と一緒に処分です。
参加した工業化学科の生徒達と、主催をして頂いた肥後ライオンズクラブの方と記念撮影です。
工業化学科が考えるSDGsは、地域に関する環境を学び、環境保全活動を通して奉仕の心や郷土愛を育てる、です。
良い天気に恵まれて、地域貢献と外来種への学びが一度にでき、また沢山の方とのコミュニケーションはとても有意義な時間でした✨
☆工業化学科 one team プロジェクト:「SDGs 持続可能な開発目標」のための国際交流にむけて part2
8月22日 矢部高校とのOneTeamプロジェクト事業(台湾との国際交流)における学校間交流及び研修会を実施しました。
午前中は、お互いのことを知るためのイベントや、台湾の歴史、半導体について学びました。
交流会
① おもしろ化学実験
② 学校施設案内
③ 自己紹介等
研修 (午前の部)
① 社会科高山先生による台湾の歴史についての講座
② 電子科田中先生による半導体に関する基礎知識講座
午後は、菊陽町役場へ行き「台湾の人と共生していくコミュニティをどう実現していくか」をテーマに菊陽町役場様やJASM様に講話をいただくなど、充実した時間となりました。
研修 (午後の部)
③ 菊陽町役場様からの講話
④ JASM様からの講話
本日はお忙しい中、菊池町役場のご協力により、国際的企業での人材や国際感覚の育成など、多くを学びがありました。この機会で学んだ事を、今後の台湾の高校生との国際交流に活かしたいです。本当にありがとうございました。
☆工業化学科 令和4年度の学校見学会
3年ぶりに、中学3年生を対象とした学校見学会が開催されました。
2日間行われた見学会では、3年生をメインに、学科・実習棟の説明、工業化学科の魅力と、簡単な実験を体験してもらいました。
また、見学に来てくれた中学生及び保護者への皆さまからは、熊工へ関するいろんな疑問、不安などの質問に、丁寧に答えていました。
来年度は工業化学科で一緒に活動が出来る事を楽しみにしています!!
県内工業化学科3校と崇城大学によるOneTeamプロジェクト
7月3日日曜日に、先月開催されました高校生ものづくりコンテスト(化学分析部門)に出場した、県内3校の工業化学科の生徒へ向けて、崇城大学工学部ナノサイエンス学科西田教授による『振り返り』が行われました。
この『振り返り』は、来週の九州大会に向けて、そして来年行われる高校生ものづくりコンテスト全国大会:熊本県大会へ向けて、日頃から競い合ってきた3校の生徒達が互いに切磋琢磨し技術の向上、県全体のレベルの底上げをし、「日本一の化学分析技術者」を目標を掲げ行われました。
講師の西田教授から、昨月の県大会の反省や考察などと共に、技術を学ぶ姿勢や分析者としての心構えなどもお話を頂きました。
また、今週、九州大会へ出場する生徒を中心に、実験の改善点や注意点などの確認が行われました。出場していた生徒達は自分の操作を振り返りながら、来年の大会出場に向けて意欲を上げていました。
第19回高校生ものづくりコンテスト熊本県大会 化学分析部門
6月11日、12日に玉名工業高等学校にて高校生ものづくりコンテストが開催されました。
工業化学科は「化学分析部門」に出場します。
今年度から、化学分析部門は各校から3名ずつ出場し、全9名の出場です。今まで、分析技術を磨くために練習を重ねて来た選手達が、優勝を目指して競います。
課題は、「キレート滴定法により試料水2種類のカルシウム及びマグネシウムの定量を行い、試料水の各硬度を求め測定結果報告書を提出する。」です!
結果は 3位入賞 2年 田辺くん
4位 3年 浦さん
5位 2年 瀧本くん
でした。3人とも緊張感のなか、2時間半で2つの試料の結果報告本当にお疲れ様でした。
来年は、熊本工業高校が会場となり、熊本県大会、九州大会、全国大会が行われます。
one team プロジェクト:「SDGs 持続可能な開発目標」のための国際交流
6月9日に台湾の國立臺北科技大學付属桃園農工高級中等学校と矢部高等学校の3校でオンライン国際交流会を実施しました。
SDGs(持続可能な開発目標)達成という共通のテーマで、日本・台湾の高校生が授業等で取り組んでいることや各国の状況など、国家間の共通点や相違点について理解を深めることが目的です。
第1回は本校以外の2校が学校での取組をプレゼン、意見交換を行いました。我々は、初回なので学校紹介や自己紹介を行いました。次回の第2回で「工業化学科が行うSDGs」をプレゼンする予定です。
「工業化学科卒業生による進路講話」を開催しました
5月24日(火)4限目に卒業生による進路講話を開催しました。
講話をしてくれたのは、平成28年度工業化学卒業の小泉知輝さんです。
小泉さんは、現在、ENEOS株式会社(神奈川県)の川崎製油所に勤務されています。
小泉さんがどのようにして就職先を決定したのか。仕事の内容や勤務形態、給料や休日の過ごし方などにも触れて頂き、就職希望者だけでなく、進学希望者にとっても、とても有意義な時間だったと思います。また、生徒からの質問には、「配属はどうやって決まるのですか?」や「仕事を続けるために必要なことは何ですか?」など、積極的な質問もあり小泉さんがとても丁寧に答えてくれました。
小泉さん、ありがとうございました。
高大連携「ものづくりコンテストの支援指導」第2回
5月21日(土)、4月に引き続き、崇城大学工学部ナノサイエンス学科西田教授による、第2回目のものづくりコンテスト支援指導が行われました。
今回はコンテスト同様の形式で行い、生徒それぞれに不備な点を直接指導いただけるとあって、生徒達、、、、かなり緊張していました。
貴重なご指導なので、しっかり聞き逃さないように。
指導受けた箇所はしっかりメモを取っていました。
今日頂いた指導をしっかりと練習して、コンテストまであと残り3週間、悔いの無いようがんばります。
西田先生 ご指導ありがとうございました。
高大連携「ものづくりコンテストの支援指導」
今年度の高校生ものづくりコンテスト熊本県大会に向けて、崇城大学工学部ナノサイエンス学科の西田教授が、技術指導をされるために来校されました。
今年のものづくりコンテストのテーマに沿って作業内容を細かく分け、生徒一名に実践をしてもらいながら、先生のご指導をみんなで確認していきました。
参加生徒は、3年が2名、2名が2名、1年が2名の6名です。
2時間、みっちり基礎から学び直しです。
大学の先生から直接の技術指導です。とても充実した時間でした。
1ヶ月後に第2回の支援指導が行われます。
コンテスト同様に時間を計って操作を見ていただきますので、それまでに練習をたくさん重ねて、入賞出来るように頑張ります。
令和3年度 課題研究発表会 を開催しました
課題研究発表会とは、3年生がそれぞれのテーマを1年間かけ研究し、その取り組みや成果を発表する場です。
いつもであれば、3年生の保護者の方へもご案内をするのですが、今年は2年生の生徒のみになりました。
今年度の発表は次の通りです。
発表順 1 技能検定化学分析作業2、3級に挑戦・陶芸
2 納豆のネバネバ成分から水質浄化剤を作ってみよう
3 熊本におけるマイクロプラスチックの調査
4 ポリエチレンテレフタレート(PET)のケミカルリサイクル
5 専門に関する資格取得
6 ロケット LAST FLIGHT
3年生の1年間の成果を、2年生は真剣に聞いていました。
3年生の皆さんお疲れさまでした!!
水前寺江津湖公園でボランティア活動
今回は、3年生の課題研究マイクロプラスチック班の一環したテーマで「工業化学科が考えるSDGs」として、私たちができることを行い、郷土が抱える環境問題について理解を深めるための活動です。
今日は、1,2年も一緒に江津湖に生息している外来種の水草「ブラジルチドメグサ」の除草作業をおこないました。
朝早くから沢山集まってくれました。早速作業内容の説明を聞いて移動します。
池の中に入るために防水服を着用します。
早速開始します。池の深さはひざ下位です。
取り上げた水草は、バケツリレーでパッカー車に運びます。水を含んでいるので重いです!!
気温は6℃。冷たい池の中にどんどん進んでいきます。
最後の水草の集団を巻き上げて運び出します。頑張れ!
作業を開始した時は日差しも暖かく作業日よりでしたが、終了時には冷たい風が吹いていました。
みんなで力を合わせて行った時間は約1時間半、早い!!やっぱり高校生のパワーは凄いです。
皆さん、お疲れ様でした。
水前寺江津湖公園ホームページ
スタッフブログで紹介されています
https://www.ezuko-park.com/blog/36133
東海大学公開セミナー
10月24日(日)に東海大学九州キャンパスにて第62回公開セミナー「Let's 不思議」に参加しました。
我々が課題研究で行っている「SDGsに向けた取り組み」について発表しました。また、「地域での学びを通して次世代を担う若者を育てる」というテーマで、NPO法人共存の森ネットワーク理事長の澁澤寿一氏、熊本県教育委員会委員で農業家の吉井惠璃子氏、東海大学の学生とのパネルディスカッションを行いました。当日の様子は、後日動画で配信される予定です。
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