建築科ブログ
木造住宅体験研修会
10月2日(水)に県土木部建築住宅局住宅課計画班主催の高校生を対象とした木造住宅の現場見学会が開催された。
午前中は、熊本木材工業団地内木材プレカット工場(肥後木材株式会社)の見学をしました。
まず会社の概要説明を聞きました。
次に木材置場、プレカット加工工場、CAD作業所を見学しました。
最後に今後の進路や勉強に役立てたいと謝辞を述べました。
午後からは災害公営住宅工事現場(益城町営田中地区)の見学をしました。
住宅ができるまでの工程を現場で学ぶことができました。
第9回つまようじタワー耐震コンテスト高校生大会
9月21日に崇城大学で行われた、第9回つまようじタワー耐震コンテストに出場してきました。
つまようじタワー耐震コンテストとは何か気になる人も多くいらっしゃると思います。つまようじタワー耐震コンテストとは、まず大学から支給された、つまようじと木工用ボンドのみを使い事前に各学校でタワーをつくり、その後支給されたおもり取付台をタワーに取り付けて完成です。
そして当日、おもり取付台におもりを取り付け、振動台に固定し、水平方向の振動を加え、その耐震性を競うものです。おもりの数を増やすことや、加える振動数を変えてタワーを壊していきます。最終的には最後まで倒壊しなかった、最も耐震性のあるタワーを優勝とする競技です。
今年は建築科から2つのペアが出場しました。
(写真左61番:谷口純美・吉田満里愛ペア 写真右62番:久保田維・畑早和ペア)
タワーにおもりを乗せている様子
2つのタワーとも壊れることなく、決勝グループに進むことが出来ましたが、
惜しくも久保田・畑ペアのタワーは壊れてしまい、4位という結果に終わってしまいました。
しかし、もう1つの谷口・吉田ペアのタワーが驚異の粘りを見せて、優勝を果たすことができました。
最後まで残った谷口・吉田ペアのタワーはおよそ69gの重さで13kgのおもりを乗せた状態で振動に耐えることができました。
今回夏休みの後半、また夏休み明けは放課後の時間を使い、地道にタワー制作に取り組んだ成果がでて良かったです。応援等ありがとうございました。
親子木工教室を実施しました
7月20日(土)に建築科毎年恒例の親子木工教室を開催しました
毎年、人吉市内の小学5、6年生を対象に実施しておりまして、今年は26組の参加となりました(^^)
親子と本校の伝統建築部の生徒で折りたたみテーブルと縁台のいずれかを作りました
のこぎりや鉋、インパクトドライバーなどの専門的な道具を使いながら一生懸命に作っている姿が印象的でした(^o^)
焼き印を押して完成です
素敵な作品が出来ました大切に使ってほしいと思います!
第1回木育教室をしました
建築科の課題研究木育班では例年、学校の近くの青井幼稚園で木育教室を開催しています。
木育教室とはものづくりを通して木やものを大切にする気持ちや、ものづくりの楽しさを知ってもらいたいということで、今年度も年間で4回木育教室を行う予定です。
今回はお食事セットづくりでお箸、家の形の箸置き、丸太のコースターを作りました。丸太切り体験では、初めて使うのこぎりに苦戦しながらも頑張って一人一人丸太を切り落とすことが出来ました(^o^)
綺麗に磨いた後は、口に入れても大丈夫なお米でできているニスを塗って完成です!!
自分だけのお食事セットを完成させることが出来ました。大事に&楽しく使ってほしいと思います。
建築科3年生の課題研究 木工班
この1年を通して木工班は看板・掲示板製作を行ってきました。
班員は8名で地元人吉球磨の地域や団体など3つの依頼を完成させ、卒業を迎えることができました。
●球磨郡錦町のツクシイバラ園 【立て札 26台】
私たち木工班が製作した立て札に、地元小学校の生徒達がとても可愛く文字や絵を描いて温もりのある立て札が完成しました。5~6月になると、ツクシイバラが咲き美しい景色となりますので、是非、足を運んで下さい。
●掲示板一体型パンフレット台掲示板
この掲示板は、一昨年度の隈謙吾氏主催の掲示板一体型パンフレット台掲示板デザインコンペの最優秀デザインを制作するものです。この最優秀デザインは熊本あゆみ先輩(現:大分大学1年)が設計しました。
当初のデザインより、サイズが小さくなりましたが、現在は人吉市のカルチャーパレスに設置してあります。
●城本町内会 【掲示板 2台】
既存していた掲示板が老朽化のため依頼を受けました。
本校が所在する城本町に少しでも貢献することができました。高校を卒業する前に、地元の方々の喜んでいる姿が、何よりも一番の財産となりました。
木工班として3つの依頼を受け作業に取組みました。全てにおいて試作品を造り、お互いに意見を出し合いより良いものにするように努力し、皆さんの笑顔が生徒達の技術向上に繋がっていると感じました。今回の経験で得たことを活かし、彼らの今後の活躍を期待しています。