校長ブログ

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2回戦も見事、勝利。ベスト8進出へ一歩前進!

最近、野球部の話題が多いですよ。バランスが悪いのではないですか?というような声も聞かれますが、ご容赦いただき、今日も野球部の大会観戦記を書かせていただきます。26日(土)の1回戦、好投手を要する南稜高校に延長戦の末勝利し、勢いに乗る本校の2回戦の相手はお隣の鹿本高校でした。

似たような環境の学校で昔からライバル校として切磋琢磨して来た両校です。野球部の実績は少々本校の方が上かと自負していましたが、試合が始まるとなかなかの好ゲームで6回終了時点で0対0接戦となりました。本校が7回表と8回表に2点ずつ得点し4対0となりこのまま逃げ切るかと思われた8回裏に鹿本高校に3点を返され8回終了時点で4対3の大接戦となりました。

今年のチームはこのような接戦からの粘りが違います。9回表に貴重な追加点を取り5対3とし、9回裏ツーアウト2,3塁と一打同点まで粘られました最後の打者を見事に三振に打ち取りゲームセット、3回戦進出を果たしてくれました。

今日は何と言ってもエースナンバーを背負う岡崎君の見事な完投が素晴らしかったです。先日の試合、今日の試合と確実に自信を付けてきており、エースとしての風格が出てきているように思います。次のベスト8を賭けた試合がとても楽しみです。

 

延長戦での見事な逆転勝利、今後の試合も楽しみです!

昨日、八代県営野球場で九州地区高等学校野球熊本大会の1回戦が行われました。この大会は甲子園球場で開催される春の選抜大会につながる大会です。相手は南稜高校、野球の盛ん人吉、球磨地区の高校です。エースで4番の小川君を中心とした素晴らしいチームでしっかり練習を積んで来ていることが伺えました。

私は先の3連休で2試合の練習試合を観戦し、本校野球部の仕上がりの良さも確認していましたので、いい試合をしてくれるだろうとは確信していました。先発はその2試合の練習試合でも好投を見せてくれたキャプテンの森山君でした。テンポの良い投球で2回に2点は取られたものの先発投手としての責任をしっかり果たしてくれた投球でした。4回からはエースナンバーを背負う岡崎君が登板、見事なピッチングを見せてくれ、1対2でリードされて迎えた7回表、本田君の3塁打からのスクイズで同点に追いつき、そのまま延長線に突入する息詰まる試合となりました。延長10回表に見事な連打で4点を取り、6対3で勝利しました。

新チームになり初の公式戦でのこの1勝は選手たちには大きな自信となる価値ある1勝となったと思います。先の夏の大会で3回戦まで勝ち上がり、優勝した熊本工業に0対2の高ゲームを展開したことも大きな自信となっていたと思いました。

29日の鹿本高校戦が楽しみです。この調子で快進撃を続けてくれることを期待しています。

 

 

 

 

 

菊池市議会議員の皆さんに説明させていただきました!

昨日は菊池市議会の9月定例会の閉会日でした。今議会では猿渡副議長から令和4年度からの本校の学科改編を受け、菊池高校活性化についての質問がありました。これに対し江頭市長から「魅力ある高校づくりのために、庁内はもとより、様々な団体等とも連携して強力に支援して参る。」との力強い答弁があったところです。

このやり取りを受け、議会最終日で市議会議員の皆様方も大変お疲れのところに本校の現状と取組について直接説明させていただく機会を得ました。特に本校の魅力化に向け、地域の普通科と商業科を有する高校としての使命(スクール・ミッション)を明確にし、その実現に向けて普通科に「未来探究コース」「地域探究コース」の設置する学科改編、商業科の学びの見直しを行ったことを説明しました。

議員の皆さんから多くの質疑があり、本校の活性化を地域の問題として、前向きなご意見や励ましの言葉をいただきました。市民の代表である市議会議員の皆さんの応援を本当に心強く感じました。

サッカー部も大会に向けて頑張っています!

サッカー部は昨年4月にサッカーを専門競技とする内古閑先生が本校に赴任しました。それまでの部活動とは活動内容も変わり生徒たちの練習に取組む姿勢や日常生活にも明らかな変容が見られ、今では本校部活動を引っ張ってくれる存在となっています。先生自身が菊池高校に赴任するまでの4年間、定時制高校に勤務し、これまで培ってきたサッカーでのキャリアを活かした部活動指導をすることができず、待ちに待った指導で日頃から熱心に指導に当たってくれている成果だと感じています。

ところが残念なことに思ったように部員が集まりません。今日も10月9日(土)の選手権予選に向けて練習試合を行いましたが、部員だけではチームが組めず先生自身がゲームに加わり、選手たちを鼓舞していました。私も部員不足で苦労した経験がありますが、今の頑張りが必ず実を結び、多くの中学生が菊池高校のサッカー部で活動したいと思ってくれるような状況となり、この苦労が懐かしく感じられる日が来るだろうと今のサッカー部を見ていると確信しています。

本校の魅力化に「部活動の活性化」は欠かせないと思っています。現在、先生方に呼びかけ「強化指定部」の選定も行っています。昨日の「働き方改革」と逆行するようで心苦しいですが、先生方の頑張りに頼らざる得ないのが学校現場の現状です。

 

学校の「働き方改革」って何のため?

今日は終日オンラインによる研修がありました。研修の課題は「働き方改革」です。学校の「働き方改革」は何のため?学校の先生がラクしたいだけ?というように思っている人もいる。そんな問い掛けから研修がスタートしました。学校において「働き方改革」が叫ばれて久しいですが、なかなか思ったように改革は進みません。業務改善を管理職に提案しても「それは難しい。」「これまでの経緯、伝統がある。」「他校はやっていない。うちの学校ではムリ。」などの声があるとのこと。

一方、教職員が長時間労働を強いられていることへの影響として「教職員の健康」「教育の質」「人材獲得」などへの影響が挙げられ、これも深刻な問題となっています。このような現状を受け先生方が心身ともに健康で、準備のための時間をしっかり確保し質の高い教育を施し、優秀な人材がやりがいのある仕事として教師を選択するためにはやっぱり「働き方改革」が必要であるということを認識しました。

「子どものため、生徒のため」って、本当に「子どものため、生徒のため」になっているのか?本当に効果はあるのか?など日常の業務をしっかり見直し、働き方改革に繋げなければならないと思いました。