校長ブログ

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年度始めの会合に追われた1週間でした!

今週から新学期が本格的にスタートし、あっという間の1週間でした。各種の年度始めの会合に追われた1週間となりました。月曜日は県北地域振興局本部長、観光協会会長、商工会会長などとの会合、火曜日は育友会役員会、水曜日は県立学校校長会、木曜日は高体連評議員会、今日は商業関係高校校長会がありました。残念ながら学校で落ち着いて新年度始めの生徒たちの様子をじっくりと見ることができませんでした。

しかしながら、各学年及び校務分掌で主任主事等を中心として年度始めのスタートをしっかりと切ってもらっています。また、新たな取組等も積極的に行ってもらており大変心強く思っています。その一方で、コロナウイルス感染により本日1年生の学年閉鎖を余儀なくされる状況となりました。新入生のせっかくのスタートでしたが、感染拡大を未然に防ぐための措置として判断しました。土日に様子を見てその後の対応を決定するつもりです。

今年度も「空振りは許されるが、見逃しは許されない」ということを肝に銘じて、生徒たちの安心・安全を第一に考え学校運営をしていきたいと思っています。

1年生と3年生に話をしました!

今週からいよいよ本格的に新学期が動き出します。今日は1年生に新入生のオリエンテーション、3年生には第1回目の学年集会で話をさせてもらいました。新入生オリエンテーションでは、自分自身の人生においても高校時代はとても重要な期間で、大きなターニングポイントになっていることを話ました。高校時代に先生に声を掛けていただき、迷いながらもハンドボール部に入部し、競技と出会い、続けたことが、その後の体育教師、男女の世界選手権大会の熊本開催などに繋がり素晴らしい経験をすることができました。

また、3年生の学年集会では、107名全員揃って来年の3月1日に「菊池高校に入学して良かった。」との思いを持って次のステージに羽ばたいてくれること。そのために、大学、企業、専門学校などに校長として自信を持って推薦できるような生活をして欲しい。進路実現は3年間の集大成と言いたいところだが、今からでも良いので、進路実現に向けて真面目にコツコツと頑張って欲しい、真面目に頑張った生徒が報われるようにしたい。というの思いを話しました。

両学年とも素晴らしい態度で私の話に耳を傾けてくれました。生徒一人ひとりの顔をみていると、目の前の生徒たちの夢、目標が叶うようできることは何でも全力で取り組まなければとの思いを新たにしました。

126名の新入生を迎えました!

本日は午後から入学式を行いました。多くの保護者が見守る中、普通科未来探究コース17名、地域探究コース58名、商業科58名の計126名の入学許可宣言を行いました。学校の先生という職業は毎年、このように新たな気持ちで新年度を迎えることができ、とても幸せであると思っています。

特に今年度は普通科に新たなコースの設置と商業科の学びの見直しを行い、これに合わせて菊池市からこれまで以上の大きな支援をいただきスタートする改革元年の年です。そのような意味で今日は特別に菊池市の江頭実市長がOBとして、また市長として新入生にお祝いと激励の気持ちを込めて熱く語っていただきました。このような特別な年に入学してきてくれた新入生をいかに育てるかが、これからの菊池高校の真価を問われることになると責任の重さを覚悟しています。

併せて、本日は菊池白龍會からお祝いに雄龍と雌龍(大人の龍)を正門に飾っていただきました。このような地域からの激励も新入生の大きな励みになったと思います。多くの親子が記念写真を撮っていました。

このように菊池高校は行政や地域の方々から支えられ「地域とともにある学校」として前進して行かなければならないと思っています。

 

期待で胸膨らむ始業式となりました!

いよいよ新学期のスタート。新転任の先生方の紹介、表彰、始業式、新クラス発表と慌ただしく時間が流れていきました。新任式では初めて目の当たりにする先生方を見つめる生徒たちの表情が何とも言えず、どんな先生かと楽しみに期待している気持ちが伝わってきました。また、表彰式では先日の「第150回九州地区春季野球熊本大会」の2回戦鹿本高校戦で見事大会3号のホームランを打った2年生の松岡智志君にホームランボールの贈呈を行いました。今後のますますの活躍に期待しています。

また、始業式では今回の法律改正で成年年齢が引き下げられ3年生が順次、大人の仲間入りをしていくにあたり、大人とはどういう人のことを言うか、どうあらねばならないかということについて私なりに考えた3つのことを話をしました。1つ目は「他人や周りのことを考える、思いやることのできる人」次に「自分の言動に責任が持てる人」3つ目として「自立している人」です。

一人ひとりが大人としてあるべき姿をしっかりイメージし、大人のとしての言動が取れる生徒が増えれば菊池高校の集団としての質は自ずと高まるのではないかと思っています。話を聞いている姿が素晴らしく本年度に向けて期待で胸膨らむ始業式となりました。

 

 

いよいよ明日から新学期がスタートします!

本日は明日からの新学期のスタートに備え、運営委員会と職員会議を行いました。職員会議に先立ち、今年度から菊池市から派遣していただく高校魅力化ディレクターとコーディネーターの先生方を紹介し、ごあいさつをいただきました。このディレクターとコーディネーターは本年度からの本校の学科改編をサポートしていただくために菊池市から派遣されるこれまでに素晴らしいキャリアをお持ちの先生方で本校にとって非常に心強い存在です。

これは本校のOBでもある江頭実市長が菊池市の高校の活性化が地域の活性化に繋がるとの思いから、高校までは地元の高校で学び、郷土愛に溢れ地域の発展に貢献できるような児童生徒たちを育成するために地元高校がこれまで以上に魅力あるものとなるために創設していただいた取組の一つです。

私はこのような本校に対する地域の期待と支援に大きな感謝と本校の将来にワクワクする気持ちで新年度を迎えています。本校職員にとってもディレクターとコーディネーターの先生方から大きな刺激をいただくことにより、今後の教育活動への相乗効果となると思います。

お二人の具体的な活動については今後、お伝えしていきます。

サッカー部、阿蘇の地で頑張ってます!

サッカー部は今日と明日、「阿蘇農村公園あぴか」において合宿で強化練習を行っています。このコロナ禍でこれまで計画はしていたものの合宿練習を実施することができず、私が赴任してからは初めての合宿ではないかと思います。今日は専大玉名、九州学院、千原台とゲームを行いました。交代要員もほとんどおらず、先日卒業した先輩も助っ人で来てくれていましたが、非常に密度の濃い練習となっていると感じました。また、8日に入学し、入部を希望している生徒も保護者の送迎により4人参加してくれていました。

サッカーを専門としている保健体育科の内古閑先生が赴任して丸2年、前任校が定時制高校であったため部活動の指導をすることができず、本校赴任早々から水を得た魚のように熱心に指導に当たってくれていますが、なかなか部員が増えず苦慮している姿を見てきました。しかしながら3年目を迎え、その努力が実り「菊池高校でサッカーをしたい」という志を持った生徒が入学してきてくれているようです。今日も保護者の皆さんが高校生活での部活動に期待を込めた熱い眼差しで見守っておられました。

これまでも競技ばかりではなく、朝からの校内外の清掃活動や元気で溌剌なあいさつなどを実践してくれているサッカー部がさらに活気を増し、学校を引っ張ってくれる集団となることに期待を抱きました。

11名の先生方をお迎えし、新年度がスタートしました!

先日、11名の先生方をお送りし、寂しい思いをしていましたが、本日新たに新進気鋭の11名の先生方をお迎えしました。まず始めに新着任の先生方に辞令を交付し、その後、学校の核となる運営委員会のメンバーの先生方への辞令交付、引き続き運営委員会、新任者の紹介、職員会議を行い、令和4年度の船出をを行いました。

運営委員会では主任・主事を始めとする運営委員の先生方へ期待する役割や思いを述べさせていただきました。また、職員会議では「令和4年度に向けて」と題して年度始めに当たっての話をしました。まずは「健康第一」、今年度1年間先生方が心身ともに健康で生き生きと生活していただくこと、また、本年度は本校の「学科改編元年」、始めから上手くいかないこともあると思うが、失敗を恐れず思い切って活動しようという話などをしました。

その後、学年団や校務分掌、部活動編成等を決定し、新年度のスタートを切ることができました。先生方はこれから部会や学年会、教科会等でこれからの役割分担などについて話し合いをされます。お一人お一人の先生方がしっかり役割を果たしていただき、さらに学校が組織として活性化していくことを願っています。

本年度最後の日に嬉しいメールを頂きました!

いよいよ本年度最後の1日となり、慌ただしい思いの中で嬉しいメールを頂きました。去る3月29日(火)に県営八代野球場で開催された「150回九州地区高等学校野球熊本大会」3回戦、八代高校対本校の試合を観戦しておられた方からのメールです。送り主は鹿児島県在住の方で高校野球が好きで九州各県の試合や甲子園球場にも出かけられるとのことで、熊本県は28日から一般観戦が許されたので八代までこられたとのことです。

送信のきっかけは試合中にキャプテンで投手をしていた森山くんの取った行動に感銘を受けたからだそうです。メール文には「八代の打者に死球を与えました。直後に彼は打者に丁寧に帽子を取り謝りました。ここまではならよく見るシーンですが、スリーアウトとなり、両校攻防入れ替わりの際、森山投手はベンチに帰らず、三遊間にいる死球を受けた走者のところに歩み寄り、帽子を取り、丁寧にお辞儀しました。そこで交わされた会話の内容は聞こえませんでしたが、私には『大丈夫?すみませんでした』とか『大丈夫です』と聞こえました。森山投手から若人のエネルギーと周りを慮る気持ちに接することができ、素晴らしい一日でした。」と書かれており、さらに少人数で頑張っている本校野球部の姿に「高校野球の原点」を感じたとも記されていました。

本年度最後の日にこのような嬉しいメールに触れることができ、野球部を始め菊池高校の来年度に向けた大きな弾みになったと感じています。本年度1年、本当にお世話なりました。ありがとうございました。来年度も菊池高校をよろしくお願い致します。

お世話になった11名の先生方を送り出しました。

今日は本年度の定期異動により転退任される先生方の退任式を実施しました。既に24日(木)の終業式時に3人の先生方の退任式を行っており、本日は11名の先生方をお送りしました。特に、今回は30数年の永きに渡り本校に育友会の事務局員としてお勤めいただいた先生もご勇退されることとなり、長い先生は30数年、短い先生で1年となりました。ご勤務の長さは長短ありますが、本校への貢献度は皆さん大きなものがあり、改めて感謝の気持ちを表させていただきました。

式には1・2年生の在校生と先日卒業した卒業生が数多く参加してくれ、先生方をお送りするのに相応しい雰囲気の退任式となりました。嬉しかったことに多くの先生方がこの菊池高校が確実に素晴らしい学校になっているということを口々に言っていただきました。その話の通り、先生方のお別れの心のこもった話に耳を傾ける生徒たちの姿がとても立派で感動的な式となりました。

転出して行かれる14名の先生方にとって菊池高校での勤務の経験や生徒や保護者の皆さん、先生方との出会いがこれからの人生にとって貴重な財産となれば幸いだと思っています。

「早稲田大学・大隈塾U−18in阿蘇」を見学してきました!

今日は本校の商業科の地域課題解決学習などでお世話になっている一般社団法人みらいず設計Lab..が主催するセミナー『あなたの「やりたい」が見つかる!早稲田大学・大隈塾U−18in阿蘇』が小国高校で開催されました。このセミナーはジャーナリストの田原総一朗さんが塾頭を務め、次世代のグローバルなリーダー養成を目指す早稲田大学の大隈塾に所属している学生やOB、10名程度が企画運営されました。

小国高校と阿蘇中央高校の1年生が参加し、自分の将来を考えるうえで、「何がしたいかわからない」「自分が何にむいているのかわからない」「やりたいけど無理かな・・・・」などの「わからない」や「不安」という壁を乗り越えるために年齢の近い大学生が親身になって一人一人の悩みや性格、夢や希望などを聞きながら人生の目標を考える手助をけするワークショップでした。

第一部では熊本出身でファクトリエ代表の前田敏夫さんの講話がありました。前田さんは月の半分以上は地方のアパレル工場やものづくりの現場に訪問しておられ、日本が世界に誇る工場やものづくり、メイドインジャパンを大切にした活動をされています。「誰でも輝ける場所が必ずある」「人生は必ず良い方向に進んでいる」というとても前向きに頑張る気にさせられるパワーをもらうました。

前田さんの話や大学生の明るく元気に高校生を導く姿に触れ、今日、改めて「明日からの新しい目標」「一歩踏み出す勇気」の大切さを感じることができました。