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学校ブログ

【中学部】職業・家庭「家庭生活と役割」

 「掃除や食事などの『生活』に関することは、在学中も卒業後もずっとしていくこと」ということを、中学部では日々学んでいます。そこで総合的な学習の時間には「かもいなピカピカ作戦」という単元で、箒やちりとりの使い方や雑巾での正しい床の拭き方について学びました。この学習では、「やり方が分からない時には分かっている友達に教えてもらうこと」を目標とし、学年に関係なく互いに教え合いながら掃除の仕方を学ぶことができました。

 職業・家庭では「家庭生活と役割」という単元で皿洗いと風呂掃除について学習しました。風呂掃除は本校体育館の2階にある清掃サービス実習室を初めて利用しての学習だったため、「学校にお風呂がある!」と目を輝かせる生徒の様子が印象的でした。「洗ったお風呂はキュッキュッと音がします。」と何度も浴槽を触り、達成感を感じたようです。皿洗いでは「泡がなくなってツルツルにする」や「皿を重ねると乾きにくい」といったことに生徒たちが自ら気付いていました。

 これからの人生でもずっと続く「生活」を豊かにするために、少しでも自分でできることを増やすために、今回の学びを日常生活に生かしていきたいと思います。

清掃サービス実習室

【小学部】生活単元学習「山鹿探検をしよう」

 地域の伝統的な施設を知り、自分たちが住んでいる地域に関心をもつことを目的として、「山鹿探検をしよう」という単元をしました。6月3日(金)には、2年生~6年生が八千代座と落語カフェ 七七屋山本堂での校外学習を行いました。八千代座では、「奈落」と呼ばれる地下に降りて舞台を廻す体験や舞台に立って廻り舞台の体験をしました。集合写真を撮る時には、舞台の上から降ってきた花吹雪に驚く様子が見られました。落語カフェでは、山鹿の特産品である山鹿和栗が使われたアイスを食べました。「おいしい。」という声が飛び交い、多くの笑顔が見られました。会計時は財布からお金を取り出し、支払うこともできました。

 施設の見学とカフェの体験ができて、とても充実した校外学習となりました。

【学校行事】みんなで楽しい運動会!

 5月21日(土)に運動場にて本校第1回目の運動会を行いました。当日は暑すぎず、練習の成果を十分に発揮することができる気候となりました。児童生徒会を中心に作成した「最高の笑顔、みんなで楽しい運動会」のスローガンの下、一丸となってさまざまな競技に取り組みました。「初めて徒競走で1位になれた!」と嬉しそうな表情や競技で負けて悔しそうな表情、大きな声で友達を応援する姿など、普段の学校生活ではなかなか見ることのできない児童生徒の様子をたくさん見ることができました。競技はもちろんですが、児童生徒は苦手なことに挑戦したりルールを守ることなどたくさんの学びがありました。たくさん学び、最高の笑顔で楽しい思い出のできた運動会をこれからの学校生活に生かしていきたいと思います。

フォトアルバムにも写真を掲載しています

地震避難訓練

 4月にシェイクアウト訓練音源を活用した地震避難訓練を実施しました。小・中学部では、事前学習でシェイクアウト音源を聴いてから訓練を行ったことで、落ち着いて訓練に参加することができました。高等部は、自分たちの訓練の様子を動画で見て、防災ヘルメットの着用時間や、机の下へ避難の仕方など、自分たちが命を守る行動についてできていたかを振り返ることができました。

小学部・中学部の避難の様子です。

一次対応のため、頭を守っています。その後体育館へ避難しました。

 

高等部の様子です。

自分の頭の大きさに合うよう、防災ヘルメットのサイズを調整しています。

【小学部】生活単元学習「運動会の練習の様子」

 かもと稲田支援学校初の運動会が5月21日(土)に計画されており、子どもたちも職員もドキドキわくわくし、練習しています。小学部の赤組リーダー、白組のリーダーを中心に団体種目の踊りや玉入れ、徒競走に一生懸命全力で取り組んでいます。さらに、友達を応援する声掛けも多く見られるようになってきました。コロナ感染拡大防止の為、今回は校歌に合わせたダンスを踊ることになりました。児童が元気いっぱい身体を使って表現をしますので、是非ご覧ください。

 

【中学部】保健体育「中学部のShow Time!」

 5月21日(土)に行われる運動会に向けて本格的な練習が始まりました。かもと稲田支援学校で記念すべき1回目の運動会。中学部の生徒たちの気合いは十分です!「この走りに全集中!!(徒競走)」、「中学部サン SHOW TIME!!(中学部団体競技)」、「閉会式 校歌ダンス」を中心に練習に取り組んでいます。練習中には「がんばれ!」や「ファイト!!」など友達を応援する声が飛び交い、運動会を通じて進化・成長した姿が見られそうです。

 当日は中学部の「Show Time」の数々に御声援をお願いいたします!

 

 

【学校行事】始業式・入学式

 4月8日(金)に始業式を行いました。新しい学年になり、3月末と比べて引き締まった表情の児童生徒たちでした。また、始業式に先だって就任式も行い、13名の新任・転入職員に児童生徒会の代表が歓迎の言葉を贈りました。

 11日(月)に入学式を行い、小学部9人、中学部8人、高等部11人の児童生徒たちが新たな生活をスタートしました。期待と不安の入り交じった表情の新入生も、在校生からの拍手と「おめでとう」の声に柔らかい表情になっていました。

 

 開校2年目を迎えました。新たな仲間も加わって、更に楽しく賑やかに、新たな歴史を刻んでいきたいと思います。

フォトアルバムにも写真を掲載していますお祝い

【中学部】道徳「山鹿市の文化を知ろう」

 3月14日(月)に、3名の山鹿灯籠師の皆様に来ていただき、山鹿灯籠の作り方を教えていただきました。糊代(のりしろ)がないため、和紙同士をつなげるのに苦戦する生徒もいましたが、丁寧に教えていただくことで、和紙だけでできたドライフラワーベースを完成させることができました。

 制作体験後、様々な質問にも答えていただき、山鹿灯籠という文化の大切さを実感することができました。

 灯籠師の皆様、本当にありがとうございました。

卒業証書授与式

 3月2日に高等部、3月11日に小中学部の卒業証書授与式を行いました。小学部児童3人、高等部生徒10人の門出を祝いました。熊本県の蔓延防止等措置が継続する中での開催で、制約はありましたが、周りの教師や児童、保護者の方々にお祝いをされている表情はとても晴れやかでした。児童生徒の今後の活躍に期待しています。

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【中学部】生活単元学習「地域や学校をきれいにしよう」

 2月14日(月)~18日(金)の1週間、「クリーンチーム」「ピカピカチーム」に分かれ、校内外の清掃をしました。チームごとに目標確認や振り返りを行うことで、毎日少しずつ上達が見られました。道具の使い方も最初はぎこちなかったのですが、徐々にコツを覚え、後半には、竹ぼうき・熊手・スクイジー等を用途に応じて使い分けることもできるようになりました。家庭や地域でも役割を担っていってほしいと思います。

 

【小学部】2月生活科「節分をしよう」

 2月3日は節分と言うことで、小学部でも図画工作科で節分に関する制作活動を行いました。鬼を退治する役の衣装、鬼役の衣装を色画用紙やポリ袋などを使って作りました。児童それぞれかっこいい、かわいい、そして怖い鬼の衣装ができました。豆の代わりに折り紙や新聞紙を丸めて「おにはそと!ふくはうち!」と怖い鬼を退治できました。小学部のみんなが今年も元気に過ごせますように!

【職員室だより】保護者理解研修

 1月13日に稲田校舎にて「保護者から直接話を聞く機会を通して、保護者の思いの理解を深めるとともに、保護者に寄り添った支援の充実につなげる。」という目的で、職員研修行を行いました。当日は、高等部の保護者 伊藤将宏様、小学部の保護者 桑野雅弘様、桑野和子様よりお話を伺いました。「お子様が生まれてから中学卒業(就学)までのお気持ちや出来事」 「本校に通ってからのお気持ち、お子様の様子」 「卒業までに本校に望むこと」 「卒業後の心配事、希望」の内容を拝聴させて頂く中で、保護者の方々の思いを知ることができました。改めて、子どもたちに寄り添っていくと共に、御家庭と協力しながら教育活動を展開していくことの重要性を感じました。

【小学部】1月生活単元学習「お正月遊びをしよう」

 3学期が始まり、学校に子ども達の元気な声が戻ってきました。生活単元学習では、「お正月遊びをしよう」に取り組みました。凧、ビュンビュン駒、羽子板を作って、屋内外で思い切り遊びました。いつもと違う季節遊びにぎこちなさもありましたが、単元の後半になると、意欲的に遊ぶ姿が見られました。

開校記念式典

 12月11日(土)に「みんなで創ろう かも稲の未来」のスローガンの元、開校記念式典を行いました。子どもたちは、当日に向けて校旗、校歌披露や校舎案内の練習、会場準備等に取り組みました。当日は、蒲島知事来賓の方々の前で、緊張しながらも元気よく発表することができました。全校生徒47名全員で取り組み、開校を祝うことができました。

 

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【校長室だより】開校記念式典を終えて

 

 新年あけましておめでとうございます。

 寅年の令和4年(2022年)も、かもと稲田支援学校をよろしくお願いします。

 さて、穏やかな日差しに包まれた冬晴の日、12月11日(土)に開校記念式典を行いました。開校準備からここまで、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、思うように準備が進まないこともありましたが、無事に式典を開催することができたことを心から嬉しく思っています。式典には稲田小学校の卒業生である蒲島郁夫熊本県知事様をはじめ、渕上陽一県議会議員様、早田順一山鹿市長様など、多数の来賓の方々に御臨席賜り、本校が開校するまでの思いも含めた温かい御祝辞や御挨拶を賜りました。本来であれば、開校に向けて御尽力いただいたすべての方々に、来賓として御出席いただきたかったのですが、コロナ禍での開催ということで、入場を制限させていただいたことを大変申し訳なく思っています。

 それでも、お越しいただいた方々に本校が開校した喜びを伝えたいという思いで、「みんなで創ろう!かもと稲田の未来!」というスローガンのもと、47人の児童生徒、43人の教職員が一丸となって準備を進めてきました。

 式典では、校章に描かれた校訓「心豊かに 道を求め 共に生きる」のデザインの説明を行い、児童生徒会役員の協力で校旗披露を行いました。また、式典の最後には校歌の作曲をしてくださいました桐田信一郎様の指揮のもと、全員で校歌披露を行いました。稲田小学校から譲り受けたマリンバやシロフォン、電子ピアノ等を高等部の生徒たちが演奏し、代表の生徒が校歌を歌い、小中学部の子どもたちが音楽に合わせてダンスを披露しました。練習までの期間が短かったのですが、子どもたちは笑顔で最高の演奏やダンスを見せてくれました。式典に参加できなかった保護者の皆さまにもオンラインで式典の様子を見ていただきましたが、「子どもたちの様子に感動した」と多くの方々からコメントをいただきました。

 式典終了後に、校舎案内も計画しました。校舎の施設説明は小中学部の子どもたちがタブレットや電子黒板を用いながら、これまでの学習の様子を交えながら行いました。来賓の皆さまが熱心に聞いてくださり、子どもたちも期待に応えたいとはりきって説明をすることができました。

 開校記念として、小中学部の子どもたちが地域の方の御協力のもと生産することができたお米と地元来民の伝統工芸品である渋うちわを記念品とさせていただきました。うちわには高等部の生徒が描いた山鹿灯篭と石のかざぐるまがデザインされています。子どもたちのアイデアを生かした、手づくりの開校式典となり、笑顔に満ち溢れた一日となりました。

 子どもたちやかもと稲田支援学校の可能性は無限です。可能性を信じ、ゆっくり、たっぷり、一歩ずつ 未来に向けて、確かなものにしていきたいと思っております。どうぞ、御支援をよろしくお願いします。

令和4年1月

                          

熊本県立かもと稲田支援学校長  後迫 貴利子

【保健室より】高等部生徒・保護者対象「性に関する教育講演会」

 12月1日(水)にフォーシーズンズレディースクリニック院長(産婦人科医)の田畑愛先生から高等部生徒、保護者向けに『みなさんに知って欲しい大切なこと』と題して性に関する教育講演会がありました。

 本校高等部では、今回の性に関する教育講演会の事前指導、事後指導を計画的に行い実施しました。

 田畑先生からは、受精の様子や胎児が大きくなる過程を動画で見せていただきながら、命の誕生についての話がありました。また、産婦人科医の立場からの性に関する中高生の抱えている課題、そして、各学校の講演会での中高生の生の声、自分の身体を守ることの大切さをお話しいただきました。

 保護者の方からも、「感動した」「自分たち親から勉強して正しい知識を学ぶことや、家庭でも話す機会にしたい」「学校で子どもたちがどのような学習をしているのかがわかり良かった」などの感想をいただきました。

 今後も継続して性に関する教育に取り組んでいきたいと思います。

【学校行事】親子ボッチャ交流会(小中学部授業参観)

 11月26日(金)に、小中学部の授業参観を行いました。今回は「ボッチャ交流会」と題して、保護者の皆様と一緒にボッチャを楽しみました。

 ハイタッチをしたり、ボールを投げる場所を相談したりと、親子でボッチャを楽しむ姿がたくさん見られました。また、学校での活き活きした様子を保護者の皆様に見てもらうこともでき、充実した授業参観となりました。

 御参加いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

【中学部】11月 生活単元学習「熊本博物館へ行こう」

 11月17日、熊本博物館での校外学習を実施しました。

 事前学習では、「公共施設」や「バスや公共施設を利用する際のルール・マナー」などについて学習しました。

 校外学習当日は、事前に調べたものを見つけて喜ぶ姿や、一生懸命メモを書いたり写真を撮ったりする姿がたくさん見られました。

 お昼は、感染対策しながらみんなと食事ができ、充実した校外学習となりました。

【職員室より】救急対応訓練

 11月15日に小・中学部職員を対象に救急対応訓練を行いました。救急対応マニュアルの確認やAED、担架、車椅子の使用方法、緊急時の想定場面による対応シミュレーションを行いました。緊急時の職員の動きが、子どもたちの安全を左右するという重要性を改めて感じました。児童・生徒の命を預かる職員として、今回の研修で学んだことを意識しながら子どもたちと関わっていきます。