ブログ

学校ブログ

【学校行事】令和5年度 始業式・入学式

 4月10日(月)に令和5年度始業式を行いました。新しい学年になり、児童生徒達は3月末よりも堂々とした姿で参加することができました。

 11日(火)に入学式を行い、小学部4人、中学部5人、高等部16人の児童生徒たちが新たな生活をスタートしました。式中は、期待と不安で緊張した表情の新入生でしたが、少しずつ学校生活に慣れて1人1人が輝く姿を期待しています。 

 開校3年目を迎えました。新たな仲間も加わって、更に楽しく賑やかに、新たな歴史を刻んでいきたいと思います。

【学校行事】令和4年度卒業証書授与式

 3月2日に高等部と中学部、3月10日に小学部の卒業証書授与式が執り行われました。今年度は、高等部11人、中学部6人、小学部3人の児童生徒の門出を祝いました。

 少し緊張した表情の児童生徒もいましたが、証書を受け取る姿や答辞での振る舞いは、とても大人びて見えました。そして退場の時には、どの児童生徒も晴れやかな表情を見せてくれていました。

 卒業後も、自分らしく活躍していってほしいと思います。卒業おめでとうございます!

中学部、高等部卒業式

小学部卒業式

 

【小学部】生活科「おもてなしをしよう」

 2月1日に「おもてなしカフェ」を開催しました。普段お世話になっている通学バスの運転士さんや添乗員さん、校内の先生方を招待しました。カフェでは、接客係・お茶係・お菓子係に分かれ、茶菓子をふるまったりマッサージサービスをしたりしました。カフェは大盛況で、「ありがとう」「嬉しい」というお客さんの声をたくさん聞くことができました。子どもたちは、自分たちの“おもてなし”で、お客さんが喜んでくれたことを実感できたようです。学習後には、「家族の分の食器まで片付けてくれた」「肩たたきをしてくれた」という話もご家庭から聞かれました。

【学校行事】 「日ノ岡山登山」

 2月3日(金)に中学部と高等部の3年生で日ノ岡山へ登山に行きました。熊日新聞にも掲載されたように、日ノ岡山登山は稲田小学校の伝統行事でした。「日ノ岡山を守る会」のみなさんに紹介していただき、いつか登ってみたいと生徒たちと話していました。3月にはこの稲田校舎を巣立っていく卒業生の最後の校外学習にふさわしいと考え、中高合同で登ることになりました。

 当日は高等部から順に出発しました。体力のある高等部の先輩について行こうと一生懸命歩く中学生。時折ペースを落として後輩を待つ高校生。微笑ましい光景が多々見られました。

 中学生は、日岳五社神宮の参道、木や枝、鳥の声など、全てのものが新鮮だったようで、気付きを口々に伝え、賑やかな道中となりました。坂道が続くと少し疲れも見られましたが、お互いに声を掛け合い、目標としていた地点まで全員登ることができました。「登山は最高ですね。また登ってみたい。」と、余暇の拡がりも感じられ、嬉しく思います。帰り道は、味千ラーメンでのランチタイム。どの子もスープを最後の1滴まで飲み干し、「人生最高のラーメンの味」「卒業後にはここで同窓会をしよう」等、わくわくする感想が聞かれました。

 高校生は、中学生よりも更に上の地点まで登りました。登山道は樹木が生い茂り、石や段差もあり、足下に注意しながらの登山となりました。友だち同士「ここ注意してね。」と声を掛け合いながら、中腹まで登ることができました。日頃経験することの少ない登山でしたが、卒業前に実現でき、高校生にとっても良い思い出作りとなったようでした。

 登山の様子を見かけられた地域の方々からもたくさん励ましの声をお寄せいただきました。この地域ならではの活動ができたこと、地域の皆様のあたたかさに感謝いたします。ありがとうございました。

【中学部】道徳「山鹿市の文化」

 1月16~17日の2日間をかけて、山鹿灯籠を中心に山鹿市の文化について学びました。「特別の教科 道徳」での学習ということで、「どんな思いをもって、伝統工芸品を作ったり、祭を運営したりしているのか」ということを考えました。

17日には山鹿灯籠振興会より3名の灯籠師さんに御来校いただき、山鹿灯籠の技法を使ってドライフラワーベースを制作しました。制作体験後には、質問にも答えていただき、山鹿灯籠という文化をより詳しく学ぶことができました。生徒たちは2日間の学習を通して、それぞれが伝統を引き継ぐことへの「思い」を受けとったようです。

 

 灯籠師の皆様、本当にありがとうございました。

【高等部】保健体育科「医薬品の適正な使用方法について(薬物乱用防止教室)」

 1月17日に学校薬剤師の狩野壮太郎先生に、医薬品の使用方法について高等部生徒に向けて講話をしていただきました。

 はじめに、人は自然治癒力を持っていて、自然治癒力でも体調が治らない場合にお薬の力を借りて体調を回復させていることや、自然治癒力を上げるためには、健全な食生活、適度な運動、適度な休養の3つのバランスが必要であることをお話しされました。

 医薬品については、「決められた量、決められた回数、決められた飲み方」を守り水で服用する理由について、実験結果を用いてわかりやすくお話しがありました。また、「薬を飲むときの7つの約束」を守ること、ルールを守る服用の仕方が大切であるとお話しがありました。

 生徒達の感想を紹介します。

・薬物は、覚醒剤などが危ない物だと思っていたけれど、私たちが普段飲んでいるお薬も飲み過ぎると薬物乱用につながるのだとわかりました。

・薬を飲んでいるとき、病院から処方された薬を最後まで飲みきらずに放置していたことがよくあったので、今回の話を聞いて、今後体調を崩したときは、最後まで飲みきろうと思いました。薬物は、自分が知っている以上に身近なものだったので、詳しく知ることができて良かったです。

・薬物を知らない人や身近な人に誘われてもきっぱり断りたいです。

いじめ防止に関する取組 2学期の取組と3学期、次年度の志向 ~いじめのない、安全・安心で優しい教育環境づくりをみんなで~①

9月

○第2回いじめ防止対策会議

 1学期のいじめ防止に関する生徒指導、人権教育、スクールカウンセラーの活用、養護教諭のかかわりについて成果と課題を共通理解しました。また、各学部の気になる児童生徒の状況や学部で検討して実施した対応、現在の様子について確認しました。

 2学期のいじめ防止の取組として、心のサイン発見チェックリスト(家庭用)の活用、第1回人権教育職員研修、第2回いじめ防止職員研修(各学部の事例研修)を行い、家庭と連携したいじめの早期発見・未然防止と教職員の人権意識を高め、各学部の気になる児童生徒への支援や指導の方法等についてみんなで考えていくことを確認しました。

 外部専門員である山鹿市子ども相談員の先生からは、「支援や活動は1回したら終わりではなく、継続していくことが重要」「学校の取組を保護者に日常的に伝えていくことが大事」「子どもが示す行動には必ず理由や背景があると思いながら関わっていく」等の助言をいただきました。

 

○第1回人権教育全体研修(職員研修)

 今年度の人権教育目標や重点目標、各学部の人権教育目標について共通理解をしました。全職員がそれぞれの実践している人権教育について4~5人の少人数で班分けをして話し合いました。各学部の職員がそれぞれの班に入るようにしたことで、学部や学級を越えて、児童生徒のことを知り、一緒に考える機会となりました。

 

10、11月 

〇心と体の振り返りシート(新型コロナウイルス感染症関係)

 新型コロナウイルス感染症に関連して、心配なこと、不安、悩みなどについて熊本県教育委員会作成のアンケート調査を実施し、結果の分析を行いました。新型コロナウイルス感染症に関連しての不安があると答えた児童生徒については、担任が丁寧な聞き取りを行い、対応について学部主事、生徒指導主事等と話し合いました。サポートが必要な児童生徒が、養護教諭や担任等の支援を受けられているか確認し、調査結果や対応をいじめ防止対策委員で情報共有をしています。

 

○スクールカウンセラー(SC)の活用

 担任等の日常の観察による気付きや、アンケート調査の結果分析、子どものサイン発見チェックリスト等による相談、児童生徒や保護者のSC活用の申出等により、1学期、2学期合わせて23件の活用がありました。児童生徒の友人関係や体調等の悩み、保護者の子育て等の悩みに寄り添うカウンセリングや、担任等が効果的な支援ができるよう助言をいただいています。今後も積極的に活用していきます。

 

12月

〇第2回いじめ防止職員研修

 はじめに、「いじめ防止対策推進法第2条いじめの定義」、熊本県教育委員会の「いじめ防止等リーフレット」、「情報集約担当者研修資料」を活用した担任等と情報集約担当者の初期対応チェックリストについて再確認しました。いじめの疑いがある相談を受けた際等の全職員が行うべきこと、情報集約担当者が行うべきことを共通理解しました。また、第2回いじめ防止対策会議で情報共有を行った各学部の気になる児童生徒に関する事例を基に、実態把握を基にした適切な対応、指導の方法等について、4~5人の班に分かれて考えました。各班で出された意見を共有し、対応や指導に生かしています。

 

○人権集会

 児童生徒会役員が司会進行を行い、各学部の日頃の人権教育の取組を児童生徒が発表しました。はじめに校長先生から、心配なことや困ったこと、いろんな悩みを一人で抱え込まず、相談をしてくださいと話がありました。小中学部は、特別の教科道徳を中心とした人権学習を日々の指導につなげた取組、高等部は北朝鮮当局による拉致問題をテーマにした人権学習の様子や授業の感想を発表しました。また、熊本県人権啓発キャラクター「コッコロ」と、コッコロ隊によるステージイベントをしていただきました。テーマソング「コッコロのうた」をみんなで歌って踊り、心がぽかぽかあたたまりました。

いじめ防止に関する取組は「学校からのお知らせ」にも掲載しています。←クリックして是非お読みください。

いじめ防止に関する取組 2学期の取組と3学期、次年度の志向 ~いじめのない、安全・安心で優しい教育環境づくりをみんなで~②

○心のアンケート~楽しい学校生活をおくるために~

 熊本県教育委員会作成の「心のアンケート」を実施し、一人一人の児童生徒の結果の分析を行いました。「いじめられたことがあるか」「いじめを見たり聞いたりしたことがあるか」という質問に対しては、全員が「ない」と回答しています。一方で、「学校でいやだと思うことがあるか」という質問に対して具体的に嫌だと思うことについて回答している生徒もいました。全員が先生に相談したいと書かれていたことから、担任や養護教諭が丁寧な聴き取りを行う等の対応を行い、いじめ防止対策委員で情報共有等を行いました。アンケート調査で発信があったサインを真摯に受け止めながら、日常的な観察を徹底するとともに、児童生徒がサインを出せる関係づくりや保護者との連携、相談窓口の周知をしていきたいと思います。

 

○第2回人権教育職員研修

 旧満州来民開拓団遺族会会長を講師に迎え、「『来民開拓団の真相』に学ぶ」をテーマに講演をしていただきました。特に印象に残ったのは、「部落差別をはじめ、あらゆる差別は、差別する側の問題である。差別は、あくまで差別する側の問題である。決して、差別される側の問題ではない。差別を対象者の問題ではなく、自分の問題としてとらえさせるためには、『差別する側』の問題として学習を展開する必要がある。『なぜ差別されるのか』ではなく、『人はなぜ差別するのか』という位置から、教育の中身を創造しなければならない。」という言葉です。講演を聴いた後に全職員で意見交換を行い、感じたことや考えたことを伝え合いました。

 

〇長期休業中の生徒指導及び自殺防止の取組

 児童生徒の自殺は学校の長期休業明けの時期に増加する傾向があることを踏まえ、以下の取組を行いました。

①子どものサイン発見チェックリスト(家庭用)の活用を長期休業の前後に行うことにより、家庭と連携して子どもの変化に気付けるようにする。

②「冬休みのくらし(小中)」「冬休みのすごし方(高)」でSOSの窓口として、学校と「24時間子供SOSダイヤル」等の相談窓口一覧の記載し周知することで、子どもや保護者が活用できるようにする。

③「冬休みのすごし方(高)」でいじめ匿名連絡サイト「スクールサイン」の活用について記載することで、必要なときに活用できるようにする。(高等部)

 冬季休業中も、必要に応じて家庭訪問や電話連絡を行いました。

 

○3学期、次年度の志向

 3学期は、2月に第3回いじめ防止対策会議、3月に第3回人権教育全体研修を予定しています。第3回いじめ防止対策会議では、今年度の取組と次年度の志向、学校いじめ防止基本方針の説明、各学部の気になる児童生徒の情報共有をします。また、第3回人権教育全体研修では、全職員で今年度の人権教育実践について話し合いをします。

 本校のいじめの認知件数は現時点では0件です。今後もいじめの防止に最大限力を注ぎ、いじめ0を続けられるように、児童生徒、保護者の皆様と信頼関係を築き、いじめ防止の取組を一緒に行っていきたいと考えています。

いじめ防止に関する取組は「学校からのお知らせ」にも掲載しています。←クリックして是非お読みください。

【高等部】献血セミナー「Let‘s献血! ~みんなでつなごう命のバトン~ 」

 1月11日に熊本県赤十字血液センターから医師の高村政志氏をお招きし、献血セミナーを高等部3年生に向けて行いました。

 講師の先生からは、失われた血液は輸血により補うことができるが、血液は人工的に作れないため、輸血用の血液はすべて献血でまかなっていると献血の必要性についてお話しをされました。また、人に流れている血液の量は体重で違うこと、体重1kgあたり70~80mlの血液量があり、78kgの人の血液量は2Lペットボトルの3本分あることを教えていただきました。そして、輸血を必要とする方の8割は、病気で治療のために使用されていることがわかり、献血を行うことで誰かの役になっていることを知るなど、生徒たちの学びを深める機会になりました。

 生徒達の感想を紹介します。

・献血は、たくさんの人たちの命を救うものだとわかりました。私は、献血に興味をもったので献血をしてみたいです。

・私は献血に対して恐いイメージがありましたが、今回のセミナーを聞いて献血をしてみようかなぁと思いました。自分のしたことでたくさんの人の命が助かるなら大切なことだと思いました。

・輸血が必要な方が1日に3000人いることがわかり、周りの人たちや友達に話をしてみようと思いました。また、輸血は手術の時だけでなく、出産をされる方にも大切なことがわかりました。

【高等部】修学旅行~鹿児島~

 12月14日から16日、2泊3日の日程で、高等部修学旅行を実施しました。行き先は鹿児島方面です。1日目は、霧島高原でおいしいうどん定食を食べた後、知覧特攻平和会館を見学しました。平和講話では、講師の方から、特攻という悲劇に至る戦争の経過、特攻部隊として旅立ち二度と戻ってこなかった若い特攻兵のお話がありました。熊本の山鹿出身の2人の特攻兵の方について、お名前を挙げてお話があり、生徒もしっかり話を聞き、戦争の惨劇を感じたようでした。鹿児島市内に到着後、いおワールド鹿児島水族館に行きました。夜間見学ということで、本校のみの貸切見学でした。夜間の水族館に生徒は興奮し、写真を撮ったりお土産を買ったりと楽しそうでした。

 2日目は鹿児島空港から種子島に航空機で渡りました。航空機が初めての生徒は、離着陸時の浮遊感に驚く様子も見られました。種子島宇宙センターでは、国産H2ロケットの本体を間近で見学したり、管制室を見たりしました。陸、海、島に囲まれ、「世界で一番美しい宇宙センター」と言われる理由が分かりました。帰りに立ち寄った「千座の岩屋」では、自然が作り出した岩屋と砂浜の美しすぎる光景に皆感激し、写真撮影が止まりませんでした。宿泊したホテル吹上荘では、おいしい料理と気持ちの良い温泉に入り、旅行の疲れもあり生徒はすぐに就寝していました。

 3日目は鹿児島市内の天文館と鹿児島中央駅アミュプラザでの班別自由行動を行いました。班ごとにお土産を買ったりおいしい鹿児島名物を食べたりと楽しい時間を過ごしました。帰りのバスの中では全員が感想を発表し合い、車内でのフィナーレの曲と学校でのお出迎えに、涙を流す生徒もいました。

 3日間の修学旅行、全員無事に行程を終え、貴重な体験と共に思い出作りができました。旅行会社を始め関係の皆様、生徒が安心して旅行を迎えられるよう準備して下さり、行程中見守って下さった保護者の皆様に感謝申し上げます。

【高等部】職業科「ようこそ先輩」

 高等部では、卒業した先輩を講師として招き、卒業後の生活について講話をいただく「ようこそ先輩」を実施しています。今回は3月に卒業し、社会人として活躍している2人の先輩から講話をしていただきました。

 先輩からは、「朝早起きできるようになりました。」「朝は5時台に起きて、おにぎり弁当を作っています。」「つらいことがあっても仕事に向き合うことが大切です。」「趣味でドライブをしており、夢は新車を買うことです。」などの話があり、社会人となって成長し、頑張っている様子が伝わりました。講話を聞いた生徒も、先輩の言葉をメモにとったり、質問をしたりしながら熱心に聞いていました。また、講話の内容は授業で振り返り、卒業後の生活について考える貴重な時間となりました。

 先輩方、ありがとうございました。

火災避難訓練

 11月29日に火災避難訓練を行いました。当日は不安定な天候だったため、運動場横の渡り廊下に避難しました。大きな警告音や想定外の避難先に戸惑う児童生徒もいましたが、周りの友達や教師と一緒に安全に全員避難することができました。また、山鹿消防署東分署の方々に避難について講評をいただいたり、各学部の代表が消火訓練をしたりしました。訓練後には、消防車、救急車の見学もできました。訓練を通して、防災の意識や防災教育の大切さを改めて感じる等、貴重な経験ができました。

【高等部】生活単元学習「修学旅行事前校外学習を実施しました」

 11月30日に、高等部2,3年生で修学旅行事前校外学習を行いました。行き先は、熊本市現代美術館と、熊本市内のマクドナルド、スターバックスコーヒー、サンマルクカフェです。今回の校外学習は修学旅行事前学習の一環として実施しており、修学旅行に向けて、整列、点呼、移動等の集団行動、また班別での行動ができるようになること、安全に留意して指示を守った行動を取ることができるようになることを目的としました。

 現代美術館では、展覧会「PAPER かみと現代美術」が開催されており、紙を用いた繊細な作品やダイナミックな造形に生徒たちは興味を持って見学していました。班別行動では、事前学習で班毎に決めた店舗まで安全に移動し、昼食を食べることができました。また、指定された集合場所や時刻に間に合うように、安全を守って班別行動をすることもできました。

 今回の校外学習で行った集団行動、班別行動を振り返りながら、間近に迫った修学旅行に向け、学習を活かしていきたいと思います。

【小学部】生活単元学習「校外学習へ行こう」

 11月22日、小学1~3年生は、生活単元学習でバスに乗って道の駅鹿北へ行きました。道の駅鹿北では、木工体験でムービングフィッシュを作ったり、買い物学習をしたりしました。今まで何度か校外で学習した成果もあり、挨拶やマナー、買い物などスムーズに行うことができました。買い物では、初めてのセルフレジでしたが、落ち着いて飲み物を購入することができました。また、道の駅限定スタンプを、事前学習で作成したスタンプカードに押して素敵な記念にもなりました。

【中学部】生活単元学習「身近な公共施設へ行こう!」

 中学部1年生は、11月15日に熊本県立装飾古墳館の見学と鹿央物産館で食事と買い物学習を、21日にアタックス鹿本店での買い物学習をしました。事前学習では、タブレットを使って調べたりまとめたりして、自分で「学習のしおり」を作成していきました。装飾古墳館では、古墳に登って大きさを感じたり、古代人の生活の映画鑑賞や展示見学、そして装飾古墳缶バッジ作りもしたりしました。

 買い物学習では、おうちの人に日用品で買ってきてほしいものを調査するところからスタートして、値段を調べたり、店のことを調べたり路線バスの乗り方等も学習しました。エコバッグやティッシュボックスを持って歩くことや、バスに乗降する大変さも体験しました。公共施設での過ごし方や集団での行動の仕方等多くのことを学ぶことができ、生徒たちは楽しそうで充実した表情でした。

【小学部】生活単元学習「修学旅行に行こう」

 11月24日、25日に一般学級と重複障がい学級の4・5・6年生で修学旅行に行きました。1日目は熊本博物館でプラネタリウム等の見学、城彩苑で昼食と買い物、熊本城天守閣見学を行いました。2日目は御船恐竜博物館で見学と恐竜缶バッジ製作を行いました。

 集団行動や公共のマナーなどの事前学習を確認しながら、安全に楽しく活動することができました。また、見学をとおして、熊本県の自然や歴史、文化について理解を深めたり、ホテルでの宿泊などの日頃の学校生活ではできない経験を積んだりすることができました。修学旅行の2日間の活動をとおして、子どもたちがより一層互いのことを好きになり、仲良くなっているのを感じています。今回の学びを今後の学校生活につなげていきたいと思います。

 保護者の皆様には、お忙しい中、説明会への参加や書類・持ち物の準備、体調管理など、大変お世話になりました。また、見学や買い物、宿泊、昼食など、様々な場面でたくさんの方々に温かく丁寧な対応をしていただきましたことに、感謝申し上げます。

【中学部】生活単元学習「修学旅行に行こう!in益城・天草」

 11月17日~18日に、2・3年生で修学旅行に行きました。1日目は湖池屋 九州阿蘇工場(益城町)の見学、天草五橋シークルーズ(上天草市)の体験をしました。湖池屋では、解説をしていただきながら工場見学をしたり、「湖池屋GOGOファクトリー」にて湖池屋の歴史を教えていただいたりしました。また、8種類のフレーバーからお気に入りのものをブレンドして、マイポテチ作りにも挑戦しました。楽しく、美味しく学ぶことができました。シークルーズでは、慣れない船内に怖がる生徒もいましたが、後半になると事前学習にて調べていた島や橋を見つけて伝え合う姿が見られました。

 2日目はシードーナツに行きました。珍しい魚、泳いでいる姿は初めて見る魚などを見て、様々な水辺の生き物に目を輝かせる姿が印象的でした。また、イルカふれあい体験では、最初は恐る恐るイルカに触っていた生徒もいましたが、体験が終わる頃にはみんなイルカのとりこに・・・!口々に「かわいい!」、「もっとイルカを見ていたい!」と話してくれました。

 見学地での活動や宿泊時のマナー、集団行動など様々なことを学びました。修学旅行を通して友達との絆もより一層深まり、何物にも代えがたい経験ができました。これらの学びを今後の学校生活に生かして、「進化」していけるようにしたいと思います。

【学校行事】かもと稲田まつり

 10月29日(土)に本校の学校祭である「かもと稲田まつり」を開催しました。児童生徒実行委員を中心に考えた「笑顔で 楽しむ かもと稲田まつり  やるぞ おー!」のスローガンの下、一丸となって活動に取り組みました。各学部によるステージ発表においては、「かもいな音楽会」(小学部)ではボディパーカッションと合奏を、「かもいなテレビ」(中学部)では社会科と職業・家庭科で学んだことの報告を、「ダンスカリグラフィー」(高等部)ではダンスと書道パフォーマンスを披露しました。また、中学部と高等部は作業製品の販売やボッチャやeスポーツの体験活動の運営も行い、丁寧な製品づくりから梱包、製品や活動内容の説明など工夫を凝らしました。

 児童生徒はステージ上でのパフォーマンスや接客など、普段の学習活動では味わうことのできない緊張感や高揚感、達成感など様々な気持ちを実感することができたようでした。児童生徒の笑顔と楽しむ姿に溢れたかもと稲田まつり、大成功でした。

 

 フォトアルバムにも掲載しています情報処理・パソコン

【地域行事】来民門前市に「的当てボッチャ」を出店しました!

 11月5日(土)に、来民商店街で開催された「来民門前市」に参加しました。近隣の小中高校も出店したりステージイベントに出場したりするなど盛り上がる中、本校は「的当てボッチャ」ブースを出店しました。的とボッチャの球を使って行う、小さなスペースでも楽しめるゲームです。午前10時の開始とともに、地域住民の方や小学生、小さなお子さんも列を作って下さり、午後4時の終了までたくさんのお客様で賑わいました。本校職員、保護者の他、遊びに来た生徒も運営の手伝いをしてくれました。地域のイベントにこれからも参加し、一緒に盛り上げて行ければと思います。

【中学部】職業・家庭「職場見学に行こう(2・3年)」

 職業・家庭「職場見学に行こう」の学習で、高等部の作業学習と、山鹿市にある事業所「もくせい学園」の見学をしました。仕事の内容や休憩の仕方、工賃等について、ていねいに教えていただきました。事後学習では、学んだ内容を一人一人まとめ、ポスターセッション形式で発表しました。高等部では終日作業学習の日があること、ミシンなどの機械を1人でも安全に使用していること。もくせい学園ではメリハリをつけて仕事をしていること、菓子箱や割り箸など身近なものに取り組まれていることなど、様々な気付きがあったようです。真剣に、かつ生き生きと働かれている姿をみて「やってみたい」「はたらいてみたい」「たのしみ」という感想が多くありました。はたらく生活をイメージしながら、10月末の販売会に向けて、更に学習を積み重ねていきます。