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【ASⅡ】シンガポール研修 3日目(その1)/ Singapore Study Tour Day 3 [Vol. 1]
南洋理工大学(NTU)での研修に向けて朝からパリッと制服姿の生徒たちは、心なしか緊張している樣子ですが、しっかり朝食をとると、大学へ向けて出発しました。ホテルから大学までは少し距離がありますが、最寄りのPioneer駅までは予想したほどの混雑もなく、無事に到着しました。駅からはバスで大学に向かうのですが、既に駅の時点で周りはNTUの学生と思われる若者で溢れています。そして、バスの車内は、人、人、人…! 短い乗車時間ではありましたが、3万人以上の学生数を誇るNTUの規模の大きさを改めて感じた出来事でした。
機械航空学科の佐藤裕崇教授にお世話になる今回の研修ですが、生徒たちが先生にお会いするのは3月に本校で行ったSSH特別講演会以来です。研修は先生の研究内容を含むショートトークで始まります。先生がなぜ「昆虫サイボーグ」の研究をされているのか、どのような仕組みなのか、また、他大学との研究との違いはどのようなものか、この研究をいつ、どのように活かしていきたいと思っているのか。はじめは緊張のあまり表情も硬かった生徒たちですが、先生の飾らないお人柄と、生徒たちにも分かりやすくかみくだいて説明してくださる優しさに触れ、少しずつですが発言ができるようになってきました。その後は、研究や講義で使用されている大学の施設や研究室などの施設のツアーをしていただきました。現地の学生が勉強している姿を間近で見ることもでき、生徒にとって大学生活を肌で感じる機会となりました。また、NTUの整った施設や初めて見る機器などに驚きと発見の連続だったようです。研究室の学生さんたちにもとても丁寧に接していただき、英語に苦戦しながらもなんとか午後からの実験の準備を終えた生徒たちでした。
【ASⅡ】シンガポール研修 2日目(その2)/ Singapore Study Tour Day 2 [Vol. 2]
さて、午後の研修ではチャンギ空港の近くにある離島「ウビン島」へ向かいます。今日の移動では、シンガポールで初めてのバス乗車に挑戦! ここで私たちが活用したのはシンガポールで販売されている「ツーリストパス」、つまり、公共機関が乗り放題になる旅行者向けのパスです。このパスを機械にタッチし、乗車。早速、2階に向かいます。そう、シンガポールの路線バスは2階建てバスが多いのです(ざっと見たところ半分以上!?)。2階からの眺めを楽しみつつ、ウビン島行きのフェリーターミナルに向かいます。終点のチャンギ・ヴィレッジから船に乗り、わずか10分ほどでウビン島へ! さぁ、いよいよ離島上陸です!
シンガポール政府のウェブサイトによると、ウビン島は面積およそ10平方キロメートルで、過ぎ去った時代の素朴な美しさが残っている場所だということです。この島には池や湿地、海岸林、かつて稼働していた花崗岩の採掘場など様々な見どころのあるこの島には、ヤシの木やマングローブが生い茂り、トンボや蝶、魚類や鳥類、小動物など多種多様な生き物が暮らしています。
ウビン島に到着した私たちはまずシンガポール最後の村のひとつであるカンポンで昼食を取り、それから様々な動植物を観察しながら、お目当ての湿地を目指します。南国らしいカラフルな花や見たこともないような実がなっている木々などを見ながら歩くこと、約3㎞、心地よい汗をかきながら、無事目的地に到着しました。残念ながら、一番期待していたトカゲには逃げられてしまってじっくりと姿を見ることはかないませんでしたが、日本とは鳴き方の違うセミやユニークな形状の魚、聴いたことのないような鳴き声の鳥、それに猿の群れまで観察することができました。観察後は、日本で観察した白嶽湿地との土の違いや植生の違い、観察した生物などについてディスカッションを行い、ウビン島の生態系について考えを深めることができました。
2日目の日程は夕食後のプレゼン練習で終了となり、いよいよ明日、南洋理工大学での研修が始まります。英語での発表や質疑応答がしっかりできるのか、全工程英語で行われる研修で積極的に質問できるのか、期待と不安が入り混じった表情をしている6名の生徒たちです。またとないこの研修の機会を最大限活かせるよう、私たちスタッフも精一杯サポートしていきたいと思います。
In the afternoon, we are visiting Plau Ubin, a remote island near Changi Airport. For today's trip, we tried riding a bus for the first time in Singapore! We used the “Singapore Tourist Pass,” a pass for that allows unlimited rides on public transportation. All you need is touch this pass to the machine and board the bus. We immediately headed for the second floor. Yes, many buses in Singapore are double-decker buses (more than half of them, at a glance!). Enjoying the view from the second floor, we headed for the ferry terminal to Pulau Ubin. From the terminal at Changi Village, it is only a 10-minute boat ride to Pulau Ubin! Now, it is time to land on the remote island!
According to the Singapore government website, Plau Ubin is approximately 10 square kilometers in area and retains the rustic beauty of a bygone era. The island, with its ponds, wetlands, coastal forests, and once-operating granite mines, is home to palm trees, mangroves, dragonflies, butterflies, fish, birds, small animals, and a wide variety of other creatures.
Upon arrival there, we first had lunch in Kampong, one of the last villages in Singapore, and then headed for the wetlands, observing a wide variety of flora and fauna. We walked about 3 km, looking at colorful tropical flowers and trees with fruits that we had never seen before, and arrived at our destination. It was quite a good exercise! Unfortunately, the lizard we found eescaped quickly so we were unable to get a good look at it, but we observed cicadas with a different sound than in Japan, uniquely shaped fish, birds with a sound unlike anything we had ever heard, and even groups of monkeys. After the observation, we had a discussion about the differences in soil and vegetation from the Shiratake wetlands we observed in Japan, as well as the organisms we observed, and were able to deepen our understanding of the ecosystem of Ubin Island.
The second day's schedule ended with a presentation practice after dinner, and the training at Nanyang Technological University will finally begin tomorrow. Our six students are looking both hopeful and anxious, wondering whether they will be able to give their presentations and answer questions in English. We will do our best to support them so that they can make the most of this unique training opportunity.
【ASⅡ】シンガポール研修 2日目(その1)
シンガポール研修2日目は、バイキング形式の朝食で始まりました。食パンやコーヒーの他に、ピーナッツのお粥やシンガポールのソウルフードとも言われるカヤトーストに使われるカヤジャム(砂糖、卵、ココナッツミルク、パンダンリーフから作られたジャム)など、日本ではなかなかお目にかからないようなユニークなメニューもありました。
さて、今日の午前中はHSBC(香港上海銀行)の堀江様の講義です。この講義に向けて生徒たちはHSBCの事業内容や脱炭素の取組について調べてきましたが、それ以外にも、これまでの日本や海外でのご経験、シンガポールと日本の違い、国や人々の考え方についてなど、多くのことをお話しいただきました。生徒ひとり一人の意見を引き出しながらディスカッション形式で進められた講義はとても中身が濃く、あっという間の2時間でした。(終了後は講義会場から徒歩3分のマーライオンも見ることができました!)
余談ですが、この講義では国際交流の支援などを行っている「クレアシンガポール事務所」の会議室をお借りしました。クレアのオフィスがあるこのRuffle's Placeというエリアは、シンガポールの中心業務地区なのだそうです。駅を出ると立ち並ぶビル群に迎えられ、感嘆の声をあげるや否や、一斉に写真を撮り出す生徒たち。さらに、クレアが入っている近代的な高層ビルのセキュリティや近代的な設備(エレベーターも段違いの性能。30階まであっという間です!)に、自然豊かな天草からやってきた私たちは、ひたすら驚くやら圧倒されるやらでした。
今回の講義をサポートいただいたクレアの黒岩様と山口様はそれぞれ宮﨑県庁と熊本県庁からの派遣とのこと、講師の堀江様(天草のご出身です)をはじめ、みなさま九州のご出身で、様々な経験を経て現在このようにシンガポールで活躍されています。この素敵なご縁を通して、生徒たちにとって海外で学ぶことや働くことが身近に感じられ、自分たちの持つ可能性に気づく機会になったと思います。ご協力いただいたみなさまのご支援と温かいお心遣いに感謝します。本当にありがとうございました。
午後からは高層ビルが立ち並ぶ環境とは180度異なる、昔ながらの自然が残る離島「ウビン島」を訪問します。さて、どんな研修になるのでしょうか?
The second day in Singapore started with a buffet breakfast. In addition to bread and coffee, there were some unique dishes such as peanut porridge and kaya jam (jam made from sugar, eggs, coconut milk, and pandan leaves) used for kaya toast, which is considered one of Singapore's soul foods.
In the morning, we had a lecture was given by Mr. Horie of HSBC (Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited). In preparation for this lecture, the students had been researching HSBC's business and decarbonization initiatives, but he also talked about his past experiences in Japan and overseas, the differences between Singapore and Japan, and the way of thinking of the country and its people. The lecture, which was conducted in a discussion style, was very fulfilling, and the two hours went by very quickly. As you can see one of the photos above, we also had a chance to see the Merlion, which was only a 3-minute walk from the lecture hall!
By the way, for today's lecture, we borrowed the conference room of Clare Singapore Office. Clare is an organization which provides support for international exchanges (We have a Clare in Kumamoto too!) The office is located in the area called Ruffle's Place is the central business district of Singapore. As soon as the students exited the station Ruffles Place, they were so amazed by a row of buildings, and they started to take pictures at once. We were all astonished and overwhelmed by the security and modern facilities of the modern high-rise building where Clare is located.
We didn't know that the three active people who helped us, Mr. Kuroiwa and Mr. Yamaguchi of Clare, and the lecturer, Mr. Horie (from Amakusa), are all from Kyushu. Through this wonderful opportunity, the students should have become familiar with the idea of studying and working abroad and realized their own potential. We would like to thank everyone for their support - thank you very much!
In the afternoon, we are saying goodbye to these high buidings in Ruffle's place and visiting “Ubin Island,” a remote island where nature remains as it did in the past. If you are interested, please stay tuned!
【ASⅡ】シンガポール研修 1日目(その3)/ Singapore Study Tour [Vol. 3]
お腹もいっぱいになったところで、7時からは、プレゼン練習&ミーティングの時間です。まず、英語での発表練習と質疑応答を行いました。今回の研修に参加しているのは、海水準の変動を反映したハザードマップの開発を目指している「海水準班」とAI信号機の日本での実用化に向けての研究を行っている「AI信号機班」、彼岸花に含まれる毒素を活用して耕作放棄地の雑草の成長阻害を図る「彼岸花班」の3班に所属する生徒たちです。発表は正直いってまだまだつたない部分も多いものの、それぞれ原稿をしっかり覚えていたり、聴衆の注意を引く工夫を考えたりと、分かりやすい発表に向けた工夫が見られました。プレゼンを聴く班も、頑張って英語で質問したり、アドバイスをしたりとお互い協力しあって頑張っていました。明後日の発表まで、更に工夫を重ねていきましょう!
さて、明日からいよいよ本格的に研修が始まります。明日の午前中はHSBC(香港上海銀行)で勤務されている方に講話をいただき、午後からはウビン島での生態系調査の予定です。日本での事前学習を最大限活かして、ここでしか経験できない学びを得てくれることと期待しています!
After dinner, students had a presentation practice & meeting. First, they practiced their presentations in English and had a Q&A session. The students participating in this training program belong to three groups: the Sea Level Group, which aims to develop hazard maps reflecting sea level fluctuations; the AI Traffic Signal Group, which is researching the practical application of AI traffic signals in Japan; and the Cluster Amaryllis Group, which aims to inhibit weed growth on abandoned farmland by utilizing toxins contained in the flower. Although their presentations still need lots of improving, we could see each group tried hard to make their presentations easy to understand by memorizing their scripts or thinking of ways to attract the audience's attention. The students listening to the other groups also worked hard, asking questions and giving them advice in English. Well, we know it's not easy to have presentations in English, but you can continue to work hard to make it better until the last minute. We are sure you can do it!
Tomorrow morning, we will have a lecture by a person who works at HSBC (Hongkong and Shanghai Banking Corporation), and in the afternoon, we will conduct an ecological survey on the island of Ubin. We expect that the students will make the most of their prior learning in Japan, and learn things that they can only experience here!
【ASⅡ】シンガポール研修 1日目(その2)/ Singapore Study Tour [Vol. 2]
事前準備の甲斐もあったのか、拍子抜けするほどスムーズな入国審査を終え、いよいよ空港からシンガポール市内に出発です。荷物を受け取ると、ガイドのアレックスさんが私達を笑顔で迎えてくれました。今回の研修では、ホテルまでシンガポールの地下鉄「MRT」を利用します。乗り換えもありましたが、アレックスさんの細やかな声掛けのおかげでホテルまであっという間でした。
今日は移動日のため、どこかを見学したり実習に参加したりということはないのですが、生徒たちは多くの気づきを得たようです。チャンギ国際空港では、Wi-Fiの使い易さや、空港中に漂う花のようないい香り、まるで公園にいるかのような緑と水の癒やしスポットなど、ここは外国なのだと実感するポイントがいくつもあります。また、地下鉄でも発見がありました。日本の電車や地下鉄の路線とはまた違って、地下鉄のドアを出た正面に次に乗る列車がやってくるという、シンガポールのMRTの乗り換えのし易さには感激でした。それに、飲料水確保のために駅直結のショッピングモールに立ち寄ったことも、学びにつながりました。海外でありながら日本の某チェーン店(ドーナツや焼肉、フライドチキンなどなど…)が幾つも入っているかと思えば、エスカレーターを降りた先にロッククライミングができる場所があったり、スポーツ店でクレジットカードしか使えなかったりと、予想もしなかった発見や経験がたくさんありました。
さて、夕食はホテル内のレストランです。ほっとする味の卵スープに、育ち盛りに嬉しいチャーハンやビーフン、中華風の野菜の炒めものなど、美味しくいただきました。食後はミーティング&プレゼン練習が待っています。みんな、がんばって!
After a deceptively smooth immigration process which made us so releaved, we finally departed from the airport for the city of Singapore. Outside the baggage area, our tour guide, Alex, welcomed us with a warm smile. We used Singapore's MRT subway system during the tour There were some transfers, but thanks to Alex's attentive assistance, it didn't take long to get to the hotel.
Although we did not have any classses or workshops today, the students seemed to have experienced and learned a lot. At Changi International Airport, we were surprised at its good smell (where did it come from?), and found using the Wi-Fi was so easy, or enjoyed a soothing green and water spots that made us feel as if we were in a park.They also made a discovery on the subway. Unlike the train and subway lines in Japan, the MRT in Singapore is so easy to change trains as the next train arrives just outside the door. No need to walk at all! Another learning experience was a stop at a shopping mall connected to the station. There were several Japanese chain stores (doughnuts, yakiniku, fried chicken, etc...), a big rock climbing facility at the end of the escalator, a sports store that only accepts credit cards, etc. They were all new to our students.
Dinner was served at a restaurant in the hotel. We enjoyed a delicious meal of egg soup, fried rice and rice noodles, and stir-fried Chinese-style vegetables. After dinner, meeting & presentation practice awaits. Good luck, everyone!
【ASⅡ】シンガポール研修 1日目(その1)/ Singapore Study Tour [Vol. 1]
いよいよ、SSHシンガポール海外研修の出発日となりました。参加生徒6名は夜明け前に学校に集合(温かく送り出してくださった保護者の皆様に感謝です!)、色々と乗り継ぐこと約3時間半、無事、福岡空港国際線に到着しました。夏休みということでやや混雑気味の福岡空港ですが、今年5月に導入された自動手荷物預け機がいい仕事をしていて、とてもスムーズなチェックインでした。
ちょっぴり緊張した出国審査も無事終わり、あっという間に搭乗口へ。今回利用するのは、昨年度の「世界の航空会社ランキング」で1位を獲得したシンガポール航空です。耳を済ますと日本語以外の言語もちらほら聞こえてきて、いよいよ外国へ行くんだ!と期待が高まります。
シンガポールまでの搭乗時間は5時間と少し。備え付けのテレビでは定番のものから新しいものまで映画も見放題で、この分だとあっという間に着いてしまいそうです。映画には英語で字幕もつけることができ、入国前に耳慣らしもできそうですね! 当たり前かもしれませんが、外国の航空会社ということで、機内食やドリンクの注文もすべて英語。大丈夫かな?と生徒たちの樣子をうかがってみましたが、日頃の英語の勉強の成果か!?それぞれしっかりお目当ての食事をゲットしたようです。ちなみに、今日の機内食は「牛丼orシーフードパスタ」。キンキンに冷えたざるそばまで付いています。食事後はハーゲンダッツのアイスクリームまで出ました。早起きと移動の疲れも、少し取れた気がします。次の記事は、シンガポールからお送りしますね!
It's a departure day! The six students gathered at the school before dawn, looking excited. After taking a bus, a bullet train, and underground, we arrived at Fukuoka Airport for our international flight - it is alreay a long way from Amakusa! The airport was a bit crowded, but the automatic baggage check-in machine, which was introduced in May this year, did a great job and made our check-in very smooth.
We passed the passport control without any problem, and we were on our way to the boarding gate in no time at all. We will be flying with Singapore Airlines, which won first place in the “World Airline Ranking” last year. On the plane, we could hear languages other than Japanese here and there, and we were feeling we were going abroad finally.
The flight to Singapore takes a little over 5 hours. The TV set on the plane is equipped with so many movies you can watch, both new and old favorites. The movies can be subtitled in English, so it's good for our students who need to familiarize themselves with the language before entering the country! Needless to say, all in-flight meals and drink orders are in English, but against our worries, each of the student succeded in getting the meal they wanted. Today's meal was either "Beef bowl (gyudon)" or "Seafood pasta." It even came with a bowl of cold Zaru soba (buckwheat noodles), which was acutally very tasty. After the meal, Haagen-Dazs ice cream was served. Hurray! It relieved our fatigue of waking up early and traveling.
More articles from Singapore shortly!
【科学部】天草ブルーカーボンニュートラル協議会での活動
科学部が今年度から参加しているブルーカーボンニュートラル協議会の活動に参加しました。
本日は本渡中学校沖の海洋でアマモ調査を実施しました。
調査では天草市、天草漁協、漁業者の方々と協力し、漁船から採泥と採水を実施しました。
調査地点は天草市の情報提供を元に天草高校科学部と市や漁協、漁業者の方々で協議して選定しました。
採取した泥と水は科学部員が分析を行います。
今後は分析結果を天草市、天草漁協、漁業者の方々と共有し、アマモ場を造成する地点を検討します。
これからもSSH校の科学部として、研究成果による科学的な根拠に基づいた地域貢献を実践していきます。
【ASⅡ】白嶽湿地での実習 後半 〜SSH海外研修に向けて〜
白嶽湿地での実習、講話の後はいよいよ公園内の探索です。スタッフの皆様にご案内いただきながら、白嶽湿地での生態系の観察を行います。今回は送迎にご協力いただいた保護者の方々にもご参加いただき、とてもアットホームな観察会となりました。生徒たちはSSH主任の宮﨑先生と、どのような点に着目して観察を行うべきかについてディスカッションを交えながら公園内を探索し、生徒同士で知識を共有しながら、それぞれ記録を残していました。約1時間かけて、公園内に生息するシダ植物をはじめとした様々な植物や、イモリや小魚などの生物が住む小川、いのししの通った跡やきれいな水の流れる滝など、様々な場所をじっくり観察することができました。
今回の実習に際して快くご協力いただいた上天草市役所の川嵜様をはじめとするスタッフの皆様、温かいサポートをいただいた保護者の皆様、ありがとうございました。ここで学んだ観察のポイントを活かしてシンガポールの湿地で天草との生態系の比較を行い、環境保護活動についての考察につなげていきたいと思います。
【ASⅡ】白嶽湿地での実習 前半 〜SSH海外研修に向けて〜
いよいよ今週土曜に2年ASクラスの生徒6名がSSHシンガポール海外研修に出発します。シンガポールでは、アジア随一の工科大学として名高い南洋理工大学での研修に加えて、現地の湿地2箇所で環境保護や生態系についての学習を行うことになっています。その事前準備として、本日、雲仙天草国立公園内の白嶽湿地にて実習を行いました。
まず、実習を始める前に上天草市役所の川嵜様より雲仙天草国立公園の維持・管理に関してご説明をいただきました。この白嶽がある地域は保護区の中でも2番目に規制が厳しい特別地域にあたり、木を1本切るのにも環境省の許可が必要というほど、生態系の維持管理が徹底されているそうです。また、この公園を管理されている堀様と山本様にも、この公園内に生息している日本一小さなトンボであるハッチョウトンボやモウセンゴケについて等、また、遊歩道の草刈りなどを含めた施設や公園の管理についてお話しいただきました。講話を通して、生徒たちはこの湿地やその生態系の希少さだけでなく、多くの方々の熱意や専門的なスキル、日々の地道な作業等によってこの地域の唯一無二の自然環境が維持されていることを学ぶことができました。後半に続きます。
【科学部】環境シンポジウム「アマプロ」2024 午後の部
環境シンポジウム「アマプロ」、大人が多かった午前の部とまた違った雰囲気で、午後は元気いっぱいのちびっ子達や保護者の皆様、のべ85人にご参加いただき、にぎやかな雰囲気で科学実験講座を行いました。今回の経験を活かし、来年のアマプロでは更に充実した講座を計画したいと思います。ご協力いただきました天草市の方々、ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今回行った体験などは以下の通りです。
・プログラミング体験:レゴで組み立てた車をプログラミングで走らせる体験。広い体育館を縦横無尽に行き来する車と目を輝かせる子どもたち。特に男の子に人気の体験でした。中には1時間以上熱中する強者小学生も!
・VR避難体験:いつ起こるか分からない自然災害に備えて、タブレットや360度カメラを使って夜間の避難訓練を疑似体験できます。自分の動きによって周囲の映像が変わる体験を大人の方にも多く体験していただきました。
・顕微鏡づくり:穴の空いたスチレンボードにガラスビーズをはめて作った単レンズ式望遠鏡で、たまねぎの薄皮やティッシュなどを観察した。物によっては200倍くらいに拡大することができます。たった5分あまりで簡単にできる顕微鏡づくりに興味津々の樣子でした。
・フォトフレームづくり体験:天草の海岸でとれたシーグラスや貝殻、流木などを使った写真立てを作ることができる体験で、小さな子から中・高校生、大人まで人気のコーナーでした。様々な趣向を凝らした個性豊かな作品ができていました。
・海洋ごみ・イルカに関する展示(天草市役所):天草市の海洋ゴミの回収状況やマイクロプラスチックを含む海洋プラスチックゴミの問題などについて、分かりやすい展示がありました。中には夏休みの自由研究に役立つ案内もあり、小学生から大人まで、多くの人がじっくり展示に見入っていました。
フォトフレームづくり体験 VR避難体験
顕微鏡づくり体験 プログラミング体験
手書きの看板
閉会式 卒業生も交えて記念写真
【科学部】環境シンポジウム「アマプロ」2024 午前の部
本年度の環境シンポジウム「アマプロ」、午前中は天草漁業協同組合御所浦支所の皆様のアマモ場の再生に関する御講演、科学部の発表およびパネルディスカッションを行いました。アマプロに関わるのが初めての生徒も多く、少々緊張しつつ本番を迎えた科学部一同ですが、多くの市民の皆様にご来場いただき、張り切って受付や司会、発表などそれぞれの役目を果たしていました。
午前の部の後半には、科学部の石津さんによる「天草ブルーカーボンニュートラル」に関する発表の後、パネルディスカッションを行いました。現時点では廃校のプールを活用してのアマモ養殖を模索しているところですが、具体的な場所や海水の確保等について、天草市長の馬場様より質問や提案がありました。また、天草市環境審議会の金澤様より、養殖の際に考慮すべき海水の塩分濃度や必要な栄養素について、専門的な立場から助言をいただきました。また、科学部OBの崇城大学池田さんから淡水でのアマモ養殖の可能性について、自身の研究の状況も合わせて報告がありました。また、御所浦でアマモ場の再生に取り組んでいる杉原様より、養殖したアマモを環境の違うところに移す場合に生じる影響についてもご意見をいただきました。更に、天草市のブルーカーボンニュートラルに関する取組状況や崇城大学での研究についても説明や協議が行われ、様々な視点から今後の具体的な活動や連携について考える良い機会となりました。
午後からは会場を移し、多目的室等の2会場で科学実験講座を行います。多くの子どもたちや地域の皆様のご来場を期待しつつ、それぞれの活動班でコツコツ準備をしてきたところです。「アマプロ」後半も、科学部連携プレーでがんばります!
【科学部】環境シンポジウム「アマプロ」2024 いよいよ明日!
本日、科学部15名が天草市複合施設「ここらす」にて、いよいよ明日開催となった「アマプロ」の準備を行いました。毎年天草高校科学部が天草市と共催しているアマプロ(=Amakusa Protect Project)、今年のテーマは「ブルーカーボンニュートラルの達成」です。明日、午前中(9:30−)には天草漁業協同組合御所浦支所の皆様のアマモ場の再生に関する御講演や本校科学部の発表、天草市長もお迎えしてのパネルディスカッションを予定しています。また、午後(12:20−)は科学実験講座が予定され、プログラミング体験やVR体験等、シーグラスを活用したクラフトなどが体験できます。子どもから大人まで、きっと多くの人に環境について楽しく学んでいただけるプログラムになっていると思います。当日参加もできますので、図書館に来られたときにでも、「ここらす」1階にぜひ足をお運びください。科学部一同、お待ちしています!
環境シンポジウム「アマプロ」について、詳しくはこちらをご覧ください。
https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/amapro
【ASⅢ】SSH生徒研究発表会で「ポスター発表賞」受賞!
化石班がSSH生徒研究発表会で「ポスター発表賞」を受賞しました。
これまでの8年連続で参加してきましたが、初の受賞となりました。
8年間の連綿と天高生が繋がれてきたSSHでの活動の成果が結実したのだと思います。
化石班の皆さん、おめでとうございます!
※文部科学省のHPにも結果が掲載されています。こちらでご覧ください。
【ASⅢ】SSH生徒研究発表会(最終日)
SSH生徒研究発表会も、本日が最終日です。
昨日の指摘を受けて改善した説明を、より分かりやすくする模型も作成しました。
午前中の分野別の代表校のスライド発表では多くのことを学びました。
午後からは最後の研究発表に挑みました。
最後まで改善しようとする姿勢が見られ、この発表会で大きく成長していました。
【ASⅢ】SSH生徒研究発表会(1日目)
いよいよ始まったSSH生徒研究発表会です。
化石班の4人は合わせて255分(4時間15分!)にも及ぶポスター発表を協力して行いました。
審査では、審査員の質問に窮してしまうこともありましたが、最後まで一生懸命発表と質疑応答を行いました。
残念ながら、部門別の代表に選出されませんでしたが、多くの学びを得ることができました。
宿舎でのミーティングでは、発表で得た指摘やアドバイスをもとに明日の発表での改善点を話し合いました。
明日の発表では、審査とは関係ありませんがさらに良い発表を行いたいと思います。
【ASⅢ】SSH生徒研究発表会(準備日)
明日からのSSH生徒研究発表会に向けて、代表生徒4名が本日出発しました。
移動中も発表をさらに良くするために、新幹線の中で練習をしていました。
会場である神戸国際展示場に到着すると、本番の環境で練習を行いました。
明日は、これまでで最高の発表にしたいと思います。
※関西あまたか会の方々から激励をいただきました。ありがとうございました。
御期待にこたえられるように頑張りたいと思います。
【ASⅢ】SSH生徒研究発表会にむけて
いよいよ明日から行われる「SSH生徒研究発表会」に向けての準備が佳境を迎えています。
本日は、ポスターを印刷し発表練習を行いました。
昨日の調査で新しい結果を得たことにより、一部変更が生じましたが、何とか発表できそうです。
悲願の受賞を目指して、頑張りたいと思います!
【科学部】環境シンポジウムに向けての打ち合わせ(第2回)
いよいよ開催まで1週間を切った環境シンポジウム(アマプロ2024)ですが、本日は詰めの打ち合わせを行っていました。
本日は全体の流れの確認と、午後の実験講座の役割分担を行いました。
短い時間ですが、それっぞれのチーフが考えた講座を部員が協力して実施します。
当日午後からの参加も可能です。
多くの方々の御来場をお待ちしています。
【科学部】「スフェノセラムスの壁」調査
連日暑い日が続きますが、科学部化石班の二人は野外調査に出かけました。
本日は化石の再調査と、周辺の地層調査を行いました。
仮説を立てて臨みましたが、仮説を裏付ける調査結果を得られました。
今週実施される「SSH生徒研究発表会」で成果を披露したいと思います。
【ASⅡ】関西研修へ行ってきました
7/31~8/2の2泊3日で、2年ASクラスは関西研修を行いました。
1日目は奈良県にある大和ハウスの総合技術研究所を訪問しました。そこでは大和ハウスが有する建物づくりの技術や発展の歴史を垣間見ることができるブースを案内していただいたり、研究者の方々からの講話をしていただきました。
↑大和ハウス工業前での集合写真
2日目は、ダイキン工業と理化学研究所へ伺いました。ダイキン工業研修では、メーカーで働く技術者としての心構えや新技術の紹介、施設見学を行いました。理化学研究所研修では、生命機能科学研究センター(BDR)へ訪れ、生物の一生を解き明かすために行われている研究を紹介いただきました。
↑理化学研究所研修で講話を聞く様子
↑理化学研究所研修で研究室を視察する様子
3日目には、関西大学へ伺いました。複数の学部が協働で取り組まれているカーボンニュートラルに関する研究を紹介いただきました。また、研究室にも招いていただき、最先端の研究機材と技術を見せていただきました。
↑関西大学研修で講話を聞く様子
↑関西大学研修で研究室を視察する様子
↑講話後に上田先生に質問する様子
この3日間を通して、生徒たちは、企業・研究所・大学で活躍されておられる研究者の方の話を聞き、今学校で取り組んでいる「課題研究」がどのように社会へ貢献できるのかを考えることができました。
講話をいただいた講師の先生に熱心に質問する生徒もおり、大変有意義な研修となりました。
↑関西大学前での集合写真
また、あまたか関西の会長濵田様をはじめ、天高同窓会の皆様には、準備の段階から当時の案内まで、多大なるご協力をいただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。
【ASⅡ・ATⅡ】世界津波の日「2024高校生サミットin熊本」事前学習会
本日、2年生生徒10名が熊本県防災センターにて行われた世界津波の日「2024高校生サミットin熊本」の事前学習会に参加しました。このサミットは2015年の国連総会で制定された11月15日の「世界津波の日」に合わせて毎年日本で実施されているもので、天草高校は2018年の和歌山大会にも参加実績があります。6回目となる今年のサミットでは43ヵ国からの高校生と日本の高校生、合わせて540名が熊本に集まり、津波をはじめとした災害の防災・減災・復興のあり方をともに考え、議論します。
■ 世界津波の日「2024高校生サミットin熊本」公式ページ
https://tsunamisummit2024.pref.kumamoto.jp/
サミットの事前学習として、午前中は防災センターの見学や気象変化と自然災害情報についての講義等の防災学習を行い、午後からは10月に行われる「世界津波の日」高校生サミット当日の分科会についてや効果的なプレゼンテーションについて学習し、実際に模擬プレゼンテーションと模擬ディスカッションを行いました。本校から参加した3つのグループは、事前に準備したプレゼンテーションでそれぞれの研究内容等を発表し、その後、他の学校と混ぜて構成された班でのディスカッションを行いました。
このサミットは全て英語で行われるため、当然プレゼンテーションやディスカッションも全て英語で行う必要があります。それぞれの活動はファシリテーターと呼ばれる熊本県の英語担当者及びALTの先生方が司会進行し、指示や助言なども全て英語で行います。今回の学習会はサミット当日に比べると小規模のグループで行われたとはいえ、オール・イングリッシュの環境で初めて会った人とコミュニケーションをとり、意見をしっかり述べるという、決して簡単ではない活動に、本校生も最初戸惑いながらもベストを尽くし、会が終わる頃には他校生とも笑顔で語り合う姿も見られました。
これから、10月の本番に向けてそれぞれの班で防災・減災・復興についての研究と発表を磨いていくことになります。夏休みが勝負! やることは沢山ありますが、よりよい発表に向けて、各班がんばってください!
【SSH】シンガポール海外研修の事前学習会
本日、8月24日から実施するSSHシンガポール海外研修に参加する6名が事前学習の「ミニ発表会」を行いました。生徒たちは、これまで研修で訪れる訪問先についてそれぞれ事前に調べ、自分たちがASⅡで研究している内容やこれから研究する内容等についての研究計画書を日本語と英語で作成してきました。
今回の発表会では、各自で調べてきた研修先の概要やその特色について1人5分間で発表を行いました。発表後に宮﨑先生から事前学習で学んだことのうち、特に興味を持ったこと、興味をもった理由、また、調べた内容についての追加質問がありました。今回の研修では、南洋理工大学での研修に加え、HSBC(香港上海銀行)で勤務されている方の講義や、離島や自然保護区内の湿地での生態系調査なども予定しています。生徒たちはこの「ミニ発表会」を通してそれぞれの研修場所についての理解を深めるとともに、どのような視点をもって学ぶか等について、ディスカッションという形で理解を深めることができました。
天草高校ではこれまでマレーシアや台湾での海外研修を実施してきましたが、シンガポールでの研修は学校としても初めての挑戦です。早いもので出発まであと1ヶ月を切りましたが、今後も雲仙天草自然公園内にある白嶽湿地での実習を行ったり、自分たちの研究について英語で説明する練習等を重ねていきます。限られた準備期間ではありますが、研修でより良い学びができるよう、みんなで協力しながらしっかりと準備を進めていきたいと思います。シンガポール研修の事前学習や現地での研修の様子はこちらのホームページでお伝えしていきますので、お楽しみに!
【ASⅢ】令和6年度生徒研究発表会に向けて
本日の課外終了後、地学室にて今年度の生徒研究発表会のしおりを使って日程等の説明がありました。天草高校からは御所浦町にあるスフェノセラムスの化石について研究している「化石班」の4名が出場します。
本番は8月7日、8日、神戸国際展示場で行われます。これまでの研究の成果が出せるように、しっかりと準備をして発表会に臨みたいと思います!
【科学部】科学劇第3弾製作中!
科学部が数年前から取り組んでいる「科学劇」の第3弾が作成中です。
科学劇とは、童話の劇をしつつ、作中に出てくる内容を科学的に検証するものです。
これまで、シンデレラを演じ「ガラスの靴は本当にできるのか?」を真面目に検証しました。
第3弾は、ヘンゼルとグレーテルを演じます。
検証するのは、もちろん「お菓子の家は成立するのか」です!
本日はお菓子の家(ミニチュア版)を作成しました。
今後、この家の日光や雨風、地震に対する耐久性と、室内の居住性を検証します。
結果は、文化祭で公開する劇中でご覧ください!
【ASⅢ】サイエンスインターハイ@SOJO
本日、ASⅢの11グループがサイエンスインターハイSOJO2024に参加しました。
これは、毎年崇城大学が主催しているもので、コンペティション部門と一般部門に分かれており、本校は今年度すべて一般部門でオンライン発表形式で発表しました。今回は化学、生物、物理の3部門でのエントリーとなっており、3教室に分かれてそれぞれのグループで発表を行いました。また、発表時間以外は聴講者となり、自分たちの研究内容に類似した他校の様々な発表を聴いて学ぶ機会ともなりました。
オンライン型式での発表を初めて経験するグループも多く、zoomでの発表におけるスピーカーの設定やスライド共有などに不慣れな面もありましたが、発表ではこれまでの経験を活かして、どの班も堂々とした発表ぶりでした。発表班がそれぞれブレイクアウトルームに待機し、45分間の発表時間の間に聴講される方の入室に合わせて数回発表し、質疑応答を行うという発表形式でしたが、専門家の方々から今まで気づいていなかった点からの助言や鋭い質問も多くいただき、今後の研究に活かすことのできる貴重な学びが得られたようです。
3年ASクラスが全員で参加する外部の大会は今回が最後となり、今後の授業では各班、論文の作成に入っていくことになります。今回の経験やいただいた助言・質問の内容を活かして、2年間の研究をしっかりまとめていって欲しいと思います。
【ASⅡ】第11回天草サイエンスアカデミーを行いました
7月26日(金)に本校にて、第11回天草サイエンスアカデミーを開催しました。これは2年ASクラスの生徒が科学体験講座を企画し、参加応募いただいた天草の小中学生に対して授業を行うものです。
今回は開かれた5つの講座はそれぞれ、「シャボン玉」「密度」「顕微鏡」「サイフォンの原理」「ダイラタンシー」をテーマにしたものでした。ASクラスの生徒たちは、どうすれば小中学生に科学の面白さを楽しく伝えられるかを試行錯誤しながら約2か月間準備してきました。
初めは元気いっぱいの小中学生にタジタジの高校生でしたが、次第に上手くコミュニケーションをとれるようになり、どの教室でも活気のある対話的な講座が展開されていました。
このイベントを通して、ASクラスの生徒たちは伝えることの難しさと、伝わったときの喜びを感じたようです。小中学生が自由研究のネタとして使ってくれたり、これまで以上に科学に興味を持ってくれたりしてくれたら嬉しいですね!
12月にもサイエンスアカデミーを実施予定です。ご参加をお待ちしています。
【科学部】環境シンポジウムのお知らせ(市政だより「あまくさ」)
2024年8月号の「市政だより あまくさ」の、くらしの情報コーナーに、本校科学部が天草市と共催で実施している、今年度の環境シンポジウム、アマプロ(Amakusa Protect Project)のお知らせが掲載されました。
当日の8月11日には、本校科学部「アマモ班」の発表、科学実験講座、パネルディスカッションや、天草漁業協同組合御所浦支所様の御講演など、もりだくさんの内容です。2021年に始まったアマプロ、4回目となる今年は初めて複合施設「ここらす」での開催となりました。小学生から大人まで参加できるイベントになっていますので、是非足を運んでいただけると嬉しいです。科学部一同、お待ちしています!
事前申し込みは下記リンクよりお願いします。当日参加も可能です!
◆天草高校ホームページ「アマプロ」
https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/amapro
◆市政だよりあまくさ 2024年8月号(天草市ホームページ)
https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji00312247/index.html
【AS・AT】本校の探究活動が書籍で紹介されました!
少し前の話になりますが、2023年に東洋館出版社より出版された「はじめての高校探究」という本の中で、大正大学の稲井達也教授が天草高校の取り組みを取り上げてくださいました。
本校に関する記述は2ページにあり、1つは2019年に行われたポスターセッションの様子、もう1つは探究活動に関連した新書を紹介している、本校図書館での取り組みです。
この本では、他にも探究活動の進め方や情報活用力の育て方、学習成果の発信の仕方など、学習者主体の探究学習の作り方が丁寧に書かれています。この本は、本校図書館にも置いてありますので、探究活動に関心がある方はぜひ一読してみてください。
本日の本校図書館。「課題研究」コーナー、健在です!
【AS・AT】ARP探究成果最終発表会 / ARP Final Presentations
本日、天草市民センターにて、国立研究開発法人科学技術振興機構理数学習推進部先端学習グループ主任専門員の野澤様をはじめ、SSH運営指導委員である熊本大学の渡邊教授、崇城大学の田丸教授を来賓にお迎えして、Amakusa Research Process (ARP) 探究成果最終発表会を開催しました。
午前中はホールにてSSH事業説明およびASⅢ(3年ASクラス)とATⅡ(3年理系・文系)各4つの研究班の発表があり、午後からは体育館でASⅢとATⅡのポスター発表、ASⅡ(2年ASクラス)の研究計画書の発表の後、ホールに戻ってASⅢの4つの班と科学部化石班の発表がありました。
3年生にとっては最後の探究成果発表会となりました。各班、限られた準備期間の中で、聴衆を惹きつける様々な工夫を考え、精一杯発表していました。ステージ発表では聴衆が思わず笑顔になるような発表の工夫があったり、学年問わず多くの質問が出たりして、とても良い発表会となりました。保護者の方々や地域の方々にもご参観いただき、生徒たちの頑張る姿を見ていただく良い機会にもなりました。
明日の終業式が終われば、夏休みがやってきます。AS・ATの授業はしばらくお休みですが、小中学生対象の科学実験講座である「天草サイエンスアカデミー」や天草や世界の環境問題について考える環境シンポジウム「アマプロ」の開催、3年ASクラス化石班が参加する、神戸の「SSH生徒研究発表会」、2年生ASクラスの「SSH関西研修」および「SSHシンガポール研修」などなど、SSH関連の行事が目白押しです。生徒のみなさん、夏休みも校内外で様々な探究活動にチャレンジしていきましょう!
Today, the final presentation of the Amakusa Research Process (ARP) was held at the Amakusa Civic Center. In the morning, we had explanations on what we do as a SSH (Super Science High school) followed by presentations from 8 groups. In the afternoon, we had poster presentations in the gym, then we had another 5 presentations on stage. For most of the 3rd graders, this was their last chance to do a presentation of their research results outside school. Each group had a limited amount of time to prepare for this big day, but they did their best to come up with a variety of ideas to attract the audience. We had some really great presentations, where the students made the audience smile, surprised, or even fascinated. Listeners were also eager to learn about what others had been absorbed in, and many incisive questions were asked by students of all grades. It was also a great opportunity for parents and community members to see the students' hard work.
Summer vacation will come very soon, and many SSH-related events are waiting for us. First of all, we will be holding the “Amakusa Science Academy,” a Science Day for elementary and junior high school students in July. In August we will hold an environmental symposium named “Amapuro,” to discuss environmental issues in Amakusa and around the world. Also, we have many students studying outside Amakusa - some are taking part in “SSH Student Research Presentation” in Kobe, ‘SSH Kansai Study Tour,’ or ‘SSH Singapore Study Tour.’ The summer heat is rolling in and it makes us even more excited. Everyone, please enjoy yourself and keep learning during summer!
【ASⅡ・Ⅲ】各種締切迫る!&3年生本評価 / Interview&Submission Day
昨日から久々の雨。ASクラスの生徒たちは、ARP探求成果発表会に向けて2年生は研究計画書、3年生はスライドやポスター作成を頑張っています。6、7時間目のASⅡでは崇城大学の田丸先生も指導に来ていただき、各班、活発なディスカッションが行われていました。ASⅢではC2「考察し結論を導く」の本評価が行われ、生徒たちはやや緊張した面持ちで担当者との面談に臨んでいました。
早いもので、探求成果発表会まであと1週間です。限られた時間ですが、みんなで協力して、当日までしっかり発表準備を頑張ってください!
Today was another rainy day… The 2nd grade students spent their time in the AS class working hard on their research plans, while the 3rd graders were finishing off their slides and posters, in preparation for the ARP Presentation coming very soon. Prof. Tamaru of Sojo University, who always helps us out in our AS classes, visited us today. In the 7th period, the 3rd graders had an evaluation Interview to, check if they had succeeded in "Considering and Drawing Conclusions.," everyone looked a bit nervous to meet with their supervisors for thean evaluation interview.
There is only one week left until their big day - many 3rd graders will be on stage presenting, and the 2nd graders will be presenting their research plans in the gymnasium. You have a week to go which means you can still do a lot before the presentation. Keep up your good work!
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑤仮説の設定方法について
本日は探究スキルアップ講座の第5回目が実施されました!
本日のテーマは「仮説の設定方法」について学ぶというものでした。
「リサーチクエスチョンに対する検証可能な仮説を設定できる」ことを目標に据えて、まずはじめに、SSH研究部主任の宮﨑先生より仮説は必ず検証可能なものでなければならないことや、検証が可能かどうかを判断する基準、実際に仮説を設定するための方法等にについて講義していただきました。
その後、これまでのスキルアップ講座で活用したマインドマップやロジックツリーを用いて、自らが興味がある分野やテーマに関する仮説を設定する活動に各自で取り組みました。今後、実際に研究を進めるにあたって、自らの興味があり分野やテーマに関する仮説を設定するにあたり、【検証の必要性があるのか(先行研究等でまだ明らかななっていないものかどうか)】、【決められた期間のなかで完了させられるものかどうか】、【検証結果を数値やデータなど具体的な指標を用いて示せるかどうか】等の点に留意したうえで、それぞれが興味深い研究活動に繋がるような仮説を設定してくれることを期待しています!
【科学部】環境シンポジウムに向けての打ち合わせ
いよいよ来月11日に迫った環境シンポジウム(アマプロ2024)ですが、本日は科学部全員が集まって打ち合わせをしていました。
打ち合わせでは、各小中学校へのポスター配付について役割分担をしていました。
多くの方々の御来場を目指して、綿密に打ち合わせを行っていました。
科学部の研究成果を、より多くの方々に伝え、天草のためにできることを実施していきたいです。
多くの方々の御来場をお待ちしております。
【ATⅠ・Ⅱ】ついに合流! / 2nd and 3rd graders together
本日のATの時間から、ついに2学年と3学年の生徒が同じ教室内で研究活動を行っています。これは、今年度からの取り組み(※昨年度、部分的に試行運用)なのですが、2・3年生が同じ教室内で研究活動を行うことにより、お互いの研究について学びあったり、アドバイスをしたり、質疑応答をしたりする機会を増やそうとするものです。本日は、環境が変わって最初の1時間目ということもあり、若干緊張したような雰囲気もありましたが、これからの活動で少しずつ交流をしていってくれることと思います!
さて、本日の活動では、3年生はARP探究成果発表会のポスター及びスライド提出日ということもあり、どの班も必死で作業していました。早い班は発表原稿も完成しています。
2年生は各自で取り組んだ先行研究を持ち寄り、グループでこれからどのような研究をしていくのか、研究テーマについてのディスカッションをしていました。
早いもので、探究成果発表会まであと12日となりました! ATⅡも4班がステージ発表、22班が体育館でのポスター発表を行います。どのグループも、これまでの研究の成果を精一杯伝えてくれることと思います。是非、7月18日は天草市民センターに足をお運びください!
ARP探究成果発表会 日程および参加登録フォーム
https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/SSHpresentation
From today, the 2nd and 3rd grade students in AT classes have started doing research activities in the same classrooms. This change has been made to increase the opportunities for students to learn from each other, give each other advice, and have Q&A sessions by conducting research activities in the same classrooms. Today, everyone was a little nervous as it was their first time working in this environment, but we are sure that things will settle as the students get to know each other and complete activities together.
Today was also the day for the 3rd graders to submit their research posters or slides. All the groups were working very hard. Some of the groups had already completed their presentation drafts so started practicing. Well done! The second-year students brought in their previous research and had a discussion in their new groups about their future research themes.
There are only 12 days left until the research results are presented. For this day AT II has 4 groups presenting on stage while the other 22 groups will be presenting posters in the gymnasium. We hope that all groups will try their best. Please come to the Amakusa Civic Center on July 18 to see their presentations!
For more information on the ARP Presentations, please click the link below.
https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/SSHpresentation
【ATⅠ】商品開発講座を開催しました! / A “Product Development” Lecture
本日、ATⅠ(天草探究Ⅰ)の2年生のうち、商品開発を視野に入れている36人の生徒を対象に、外部からの専門家をお招きして「商品開発講座」を開催しました。
今回は、以下の講師の皆様に御講義をいただきました。皆様、天高生のためにと、快く講義を引き受けていただきました。本当にありがとうございます。
(有)永田冷菓 永田 様
OFDO 江頭 様
池崎しょうゆ醸造元 池嵜 様
天草信用金庫 益田 様、北 様
生徒たちは2つの会場に分かれ、商品開発の際に考慮すべきポイントや、資金面で知っておくべきことなど、日頃から商品開発に関わっておられる立場だからこその説得力のある講義に熱心に耳を傾けていました。
講義では、「自分の作りたいもの」を作るのではなく、「市場が求めているもの」を開発すべきということ、「他社と協力することで販路拡大を図る」など、販売上の工夫も必要なこと、売上総利益をプラスにするための値段設定の方法など、商品開発において欠かせない様々なポイントを教えていただきました。
講師の皆様、コーディネートいただいた天草市役所の皆様、本日は貴重な機会をありがとうございました。いただいたご助言を活かして、今後、地域に貢献できる商品開発を目指していきます。研究を進める中で、また色々とご相談できればありがたいです。今後ともどうぞよろしくお願いします!
Today in AT I, we invited outside experts to give a "Product Development Lecture" to the second-year students who are considering product development.
In the lecture, the experts explained the essential points in product development. For example, they talked about the need to develop "what the market wants" rather than "what you want to make," the need to be creative in sales, such as "expanding sales channels by cooperating with other companies," and how to set the price to increase the gross profit margin. The lecturers and the coordinators of the seminar were all very kind and helpful.
We would like to thank all the lecturers and the officers from Amakusa City for coordinating the event, and providing us with this valuable opportunity today. We will make use of the advice we received and aim to develop products that will contribute to the local community. We would be grateful if we could consult with you again throughout the course of our research. We look forward to working with you in the future!
【ASⅡ・Ⅲ】発表会までのカウントダウン...! / ONLY Two Weeks to Go!
ASⅢが主役のARP探究成果発表会まで、とうとう2週間となりました。この発表会ではASⅢ(3年生ASクラス)の8グループがステージ発表、4グループがポスター発表を行うほか、進行や受付も含めた運営を2、3年のASクラスの生徒が担います。また、2年生のASクラスも3年生に混じって体育館での研究計画書の発表が予定されています。ASクラスに入ってから、初のプレゼンですね。
本日の授業では、2年生は研究計画書の完成を目指して担当の先生や班員とのディスカッションを重ねている様子です。3年生はポスターやスライドを作成する班、最後まで実験で数値をとろうとしている班、それぞれ思い思いに(必死に?)1時間を過ごしています。泣いても笑っても、残された時間はあと2週間。ASクラスのパワーの見せどころです!
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We are now just two weeks away from the ARP Presentation, in which AS III will play a leading role. The conference, along with the MC and reception duties, will be run by the AS students. Eight groups from AS III will give stage presentations and four groups will give poster presentations at the conference. The 2nd-grader AS class will also join the 3rd graders ATⅡclass in presenting their research plans in the gymnasium; this will be their first presentation since joining the AS class!
In today's class, the 2nd graders are having discussions with their teachers and group members in order to complete their research plans, while the 3rd-graders are making posters and slides, as well as trying to obtain numerical values from their experiments. Everyone spent the time in their own way. Like it or not, there are only two weeks left before the big days. Keep up your great work!
【科学部】環境シンポジウム(アマプロ2024)に向けて
いよいよ来月11日に迫った環境シンポジウム(アマプロ2024)の準備が進んでいます。
本日は会場である天草市複合施設ここらすの下見を行いました。
昨年度までの市民センターと異なるため、「講演をどこで行うか。」、「体験会場はどこにするか。」などを実行委員長を中心に話し合っていました。
ポスター完成しました!
【ASⅢ】「プロモーションビデオ」作成中! / Making a AS Promotional Video
ASⅡ・Ⅲでは、1年生や中学生にASクラスのことをよく知ってもらうために、ASクラスのプロモーションビデオを制作することにしました。端的に言うと、AS(天草サイエンス)クラスとは、天草高校の2年次から選択できる理系の探究クラスで、研究や研修など、授業内外でより多くの探究活動を行うことができるクラスです。昨日は2年生、本日は3年生の動画撮影を行っています。写真は、リハーサル中の生徒の様子です。撮影中に思わぬハプニングもあり、何とテイク4まで撮りました。ASクラスに入って研究の楽しさに目覚めはじめた2年生、これまで校内外で様々な経験を積んで、一回りも二回りも大きくなった3年生。ASクラスみんなの思いがつまったビデオになりそうです。
このAS紹介ビデオのお披露目は7月2日の1年生進路講演会の日になりそうです(これから編集をがんばります...!)。この動画で、多くのみなさんにASの魅力が伝わりますように!!
We have been making a promotional video of the AS, or Amakusa Science classes, so that many people can learn about us. (By the way, AS class is where you can do a lot of Scientific research and have precious studying experiences in and out of classes). Yesterday we filmed the 2nd graders, and today the 3rd graders. The photos above show the students during the rehearsal. The students had a lot to say, and we shot up to “Take 4”! This AS introduction video will be shown on July 2, the day of the first-year students' career path lecture. We are working hard on the editing! We hope that this video will help many people understand our AS classes more.
【SSH】第2回SSH職員研修「探究型授業における教科間連携について」
定期考査前の研修日課となった本日午後、第2回SSH職員研修を行いました。今回の研修では今年度の探究型授業についてと探究型授業における教科間連携についての説明及びワークショップがありました。週1回、各教科の代表者が集まって開いている「授業担当者会」では、指導方法を共通化した探究型授業における教科間連携についての協議を進めています。本日の研修では、今年度実施を進める「インプット」と「アウトプット」を活用した連携について説明がありました。
研修では、探究型授業における実践報告もありました。英語科からの報告では、多くの教科で行われているグラフの読み取りという「インプット(活用)」活動を、英語での読み取りに活かすという、インプットを活用した教科間連携の事例紹介がありました。更に、教科書以外の資料等から引用、あるいは自分で作成した英語のグラフについて、英語でプレゼンテーション発表及び質疑応答を行う、アウトプット(習得)の場面での事例紹介もありました。
その後のワークショップでは、各教科で実施している探究型授業や、どのように教科間連携を進めていきたいかについての協議を行いました。「内容」をベースとした連携は思いつきやすいが、「資質・能力」をベースとした連携に関しては、各教科の探求場面で用いている方法や伸ばそうとしている力が分からなければ連携が難しいという意見もありました。そのため、教科間連携を見据えて日頃からお互いの授業や伸ばそうとしている資質・能力についての情報交換を行っていくとよいのではという意見が出ました。また、年2回設定している公開授業週間に、研究授業をはじめとした他教科の授業を積極的に参観し、他教科の実践を学ぶことで、連携のヒントが見つかるのではという意見も出ていました。
天草高校全ての教科で実践している探究型授業。これからも、生徒のより良い学びを目指して、私たち職員もスキルアップを続けていきます!
【ASⅠ】探究スキルアップ講座④先行研究調査について
本日は探究スキルアップ講座の第4回目が実施されました!
本日のテーマは「先行研究」について学ぶというものでした。
「リサーチクエスチョンに関連した先行研究を調査できる」ことを目標に据えて、まずはじめに、SSH研究部主任の宮﨑先生より研究論文を探せるサイトや研究論文を探す際の留意点について講義していただきました。
その後、実際に研究論文を読んでみて、「タイトル」や「発行年」、「著者」などの基本情報や研究論文の問い(研究で明らかにしようとしていること)や研究論文の結論(研究によって明らかになったこと)をワークシートにまとめる作業に取り組みました。今後、本格的に研究活動に取り組む際には今回学んだノウハウを活かして、自分の研究に繋げられるように研究論文を調べ、記録を残していくことの重要性を感じることができたようです。
最後に、自分が興味や関心を持っている言葉をキーワードにして自ら関連する論文を検索し、その論文から必要な情報を読み取る活動に取り組みました。研究論文は専門的な用語等も多く用いられ、内容を読み解くことに苦戦する姿も見られましたが、質の高い先行研究こそが質の高い探究活動につながることを意識して今後の活動に繋げていってもらえたらと思います!
【ATⅡ】本評価を実施しました / An Evaluation Interview Day
本日はいよいよ本評価の日。生徒たちはそれぞれの評価シートに記述での回答を行った後、別室で担当者から面談形式の本評価を受けます。今回の評価項目はC2「考察し結論を導く」。探究活動も3年目とあって、評価の内容も少しずつ難しくなってきています。担当者と1対1で質疑応答するため、どの生徒も少し緊張した面持ちです。探究活動ではクロームを駆使して情報を集めたり、まとめたりしている生徒達ですが、面談中はクロームはもちろん、何も参照することができません。それぞれ、これまでの研究を思い出しながら、他者とどのような協議を行ってきたか、新しい仮説をどのように設定・検証したか等、自分の言葉で丁寧に説明をしていました。
さて、今日はARP探究成果発表会のスライド・ポスターの1次提出締切日にもなっています。特にスライド発表班は1からスライドを作るので大変ですが、どの班も少ない時間を有効利用して頑張っています! 7月の発表会でこれまでの探究成果をしっかり伝えられるよう、担当者とのディスカッションを重ね、より良い発表資料に仕上げていってください!
An evaluation has come! After completing their evaluation sheets, each student is interviewed by their supervisor in a separate room for the main evaluation. The evaluation this time is called “C2,” which evaluates if the students have considered things well in their research and drew proper conclusions. As this is the third year of the inquiry activity, the evaluation is becoming a little more difficult. The students all looked a little nervous in the interview. In class, students are almost always using their chromebooks to gather and summarize information, but during the interview, of course, they are unable to refer to chrome or anything else. Each student was recalling their previous research and carefully explaining in their own words how they had discussed with others, how they had set up and tested new hypotheses, and so on.
Today is also the deadline for the first submission of the slides and posters for the ARP Inquiry Results Presentation. The slide presentation groups in particular need lots of work in creating their slides from scratch, but all groups, including poster presentation groups are trying their best. Students, please keep discussing with other students or teachers to make your slides or posters even better so that you can convey the results of your research at the presentation in July.
【AS・AT】SSH特別講演会 / SSH Special Lecture
本日のSSH特別講演会では、熊本大学薬学部の和田美貴代特任准教授をお迎えして「植物がつくる毒と薬;植物二次代謝産物」という演題でお話しいただきました。和田先生は天草高校卒業後進学され、7年間の製薬会社ご勤務の後、植物生態学、植生学、地生態学の分野に転向され、薬学と植物学の知識を活かして世界の薬用植物についての研究を行っておられる先生です。
今日の講演は、植物が虫に食べられたときに様々な「二次代謝産物」を出すことで自己防衛を行ったり、他の植物や微生物、動物とのコミュニケーションをとっているという興味深い話から始まりました。その後、植物の「毒」の利用について、除虫菊を原料に用いた蚊取り線香やニコチンが含まれるタバコ、カフェインを含むコーヒー、防虫剤として広く用いられている樟脳などを例に挙げてお話しいただきました。
後半では、二次代謝産物の薬用利用として、動物や人間が古くから傷や病気の治療に様々な植物を活用してきたことをお話しいただきました。抗がん剤や消炎剤など、医薬品の多くが天然物に由来していること、つまり、植物の二次代謝産物が私たちの暮らしを支えてくれていることについて分かりやすく説明をしていただきました。
天草高校には久々に来られたとのこと、在学中の思い出もお話しいただきました。色々な学びを経て、現在研究者として活躍されているご自身の経験から、「今決めた進路が一生続くわけではない。働き始めて、やりたいことに応じて柔軟に進路変更をしていってもよいのだ」という、後輩へのアドバイスもいただきました。
最後に、生徒を代表して2年生の石津さんより、「講演を聴いて、身近にこのように様々な可能性を秘めた植物が多くあることに気づかされました。これから、有機栽培などについての研究を意欲的に行っていきたいです。」との謝辞がありました。今回の講演会は、私たちが植物の持つ様々な力について知り、ASやATの研究のヒントを得ることができただけではなく、将来の進路についても考える貴重な時間となりました。和田先生、素敵なお話を本当にありがとうございました。是非、またいつか天草高校にお越しください!
【ASⅡ】「運命の」論文探し!? / For “Fateful Encounter” with Papers
研究したいテーマが決まりつつあるASⅡの生徒たち。それぞれの班で色々とアイデアを出し合ったり、先生方とのディスカッションを進めてきましたが、そろそろ自分たちだけのアイデアだけで計画を立てるのに限界を感じてきた様子です。そこで今日のASでは、自分たちがやりたい研究の現状を知るために、「論文探し」の時間をとることにしました。
まず、SSH研究主任の宮﨑先生から、生徒もよく論文検索に活用する電子ジャーナルプラットフォーム「J-STAGE」での論文検索のヒントを教えていただきました。論文を「ヒット率」ではなく「発行日」で並び替えたり、あまりに古いものは除外したりするといった具体的な検索方法や、論文の中の参考文献を参照し、更に他の論文や資料を探したりという、検索のヒントを教えていただきました。生徒たちは、早速教わった方法を用いて、より自分たちの研究に関連の深い論文を検索していました。
論文の調べ方・活用の仕方は、その後の研究の質に大きな影響を与えます。研究がはじまって間もないこの段階でしっかりと論文を読みこむことにより、今後の研究活動はより充実したものになることでしょう。ひらめきは大切、でも、研究が思い込みや行き当たりばったりにならないよう、しっかりとした下調べもまた大切です! 専門家が書いたボリュームのある論文を読むのは、高校生にとってなかなか根気のいる作業かもしれません。それでも、今後の研究を左右する論文と出会えるよう、検索の仕方も工夫しながら、あきらめず1つ1つ論文にあたっていきましょう!
In AS II, each group has been coming up with various ideas and discussing them with their teachers, but students are beginning to feel that it’s getting harder to make plans based only on their own ideas. As such, it was decided what the students should do in today’s class, which is "searching for papers." This is to find out what is known and what is not, in order to understand the current status of the research they want to do.
Mr. Miyazaki, the SSH Research Director, gave them some tips on how to search for papers on the electronic journal platform called "J-STAGE." He gave them specific search tips, such as sorting by "publication date" instead of "hit rate," excluding too old articles, and searching for other articles and materials from the references in the articles. The students were trying to use these methods so that they could search for papers that were more relevant to their research.
Researching good quality papers will surely have a great impact on the quality of subsequent research. By reading papers carefully at this early stage of research, future research activities will be more fulfilling. Inspiration is important, but it is also important to do thorough preliminary research to ensure that our research does not become conjectural or haphazard! Reading voluminous papers written by experts may be quite time-taking and a hard task for high school students. Even so, by searching through papers one by one, without giving up, the students can come across papers that will lead you to better research in the future. Never give up!
【ASⅠ】探究スキルアップ講座③課題の設定方法について
本日は探究スキルアップ講座の第3回目が実施されました!
本日のテーマは「課題の設定方法」について学ぶというものでした。
「素朴な疑問から研究課題(リサーチクエスチョン)をつくることができる」ことを目標に据えて、まずはじめに、SSH研究部主任の宮﨑先生より素朴な疑問から研究課題をつくる方法について講義していただきました。その後、研究課題をつくるためのワークに取り組みました。今回は「ロジックツリー」の作成に挑戦しました。「〇〇の〇〇を明らかにしたい!」という自らが明らかにしたいことを出発点として、それを明らかにするために取りうる方法を書き出していって、更にその詳細な手法等について書き連ねていくという活動に各生徒が悩みながらも真剣に向き合ってくれました。最後に各自が作成したロジックツリーを他の生徒と共有し、改善を加えていく中で、より深い探究に繋げていける研究課題を設定するうえで重要なことに目を向けることが出来たようでした。
【ASⅢ】実験日和! / A Great Day for Experiments
梅雨入りしたはずが意外と雨が少なく、天草では綺麗な青空が広がっています。今日のASでは実験を頑張っている班が多く見られました。ASの授業中は、指導担当、兼、取材担当の私(=SSH研究部員)がいつも教室をうろうろし ています。生徒たちはカメラを向けられても全く動じないばかりか、最近は「先生、シャッターチャンス!」と言って、インスタ映え(?)しそうな活動の場面に私を呼んでくれるようになりました。
さて、写真はそんなこんなで実験真っ最中の生徒たちです。最近ずっとレゴで遊んでいた、もとい、レゴを活用して波の減衰についての実験を計画していた「テトラポッド班」は、ついにレゴ&3Dプリンターで作ったオリジナルの壁を使って、実験を行っています。「イシクラゲ班」は、シャーレにイシクラゲと様々な液体(川の水、洗剤、入浴剤まで!)を入れてせっせと実験中。(それにしても、イシクラゲって佃煮にしたら美味しそう...ですよね?)それから「電磁誘導班」は筋トレのように「1,2,3...」と数えながらコイルを何百回も巻き、発電の実験を行っていました。
これらの実験を含めた研究成果は、7月18日の探究成果発表会で御覧いただくことができます。ステージ発表はオンラインでも視聴可能ですので、是非予定に入れていただけると有難いです。
ARP探究成果最終発表会の詳細はこちらです↓
https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/SSHpresentation
レゴで実験!「テトラポッド」班 おいしそう(?)な「イシクラゲ」班
コイルで筋トレ(?!)「電磁誘導」班
They say the rainy season has already begun, but surprisingly we have the beautiful blue skies again here in Amakusa. Today in ASⅢ, many groups are working hard on their experiments. During these AS classes, I, who is in charge of teaching and reporting AS, always wander around the classroom with a camera. Now, having gotten used to having me take their pictures, almost no students pay special attention to me when I go close to them and take some photos. In fact, Nowadays they even call me, saying "Come over to get a perfect photo, Ms.!”
The photos above are of the students doing some experiments. The "Tetrapod Group," which has been planning an experiment on wave attenuation using LEGO, is finally conducting an experiment using their original walls made with LEGO & a 3D printer. The experiment "Nostoc Commune Group" is doing almost looks like cooking! “Nostoc Commune,” sometimes called “Star jelly” or “Mare’s eggs”, looks like the seaweed we eat in miso soup. The students are soaking their “jellies” with various liquids (river water, detergent, even bath salts!) in petri dishes. The "Electromagnetic Induction group" is counting numbers along with their rolling of coils, as if they were doing muscle training. Of course they are not doing this to build muscles, but it is part of their power generation experiments.
The results of their research, including these experiments, will be presented at their ARP (Amataka Research Process) Presentations on July 18. The stage presentation will also be available online, so we hope you will make plans to attend.
For more information on the ARP Presentations, please click here↓
https://sh.higo.ed.jp/amakusa/sshtop/SSHpresentation
【科学部】くまもと環境賞を受賞しました
科学部ホタル班が、第33回くまもと環境賞にて「くまもと自然共生賞」を受賞しました。
受賞研究は、ホタルの発光周期の変化から考案した保護方法についての研究です。
本日表彰式が県庁で行われ、ホタル班から代表2名が参加しました。
式では、表彰状授与の後、竹内副知事から今後も環境保全の取組を受け継いでいって欲しいとの祝辞がありました。
今後も代を重ね、ホタル保護に努めていきたいと思います。
【科学部】アマモ調査(令和6年6月)
本年度のアマモ調査は雨続きで行えていませんでした。
本日ようやく第1回の調査を行いました。
水温が上がってきたためか、茶色くなって枯れているアマモが目立ちました。
しかし、一部には青々としたものも見られました。
今年度も調査を続け、生育状況を観察していきます。
【科学部】クラゲの新規研究を行っています
科学部1年生女子3名がクラゲについての新規研究を始めました。
本日は、研究の一環としてミズクラゲを捕獲してきました。
先ずは飼育を行い、行動観察を行います。
観察結果から課題を見い出し、研究につなげていきます。
【ASⅡ・Ⅲ】学年を越えて / Working Together
先週、ASⅡ・Ⅲが学年を越えて同じ教室内での活動をはじめて、1週間が経ちました。さて、合同2回目の今日の様子はどうでしょうか。早速7時間目のASの授業を覗いてみましょう。
下の3つの写真は左から地学教室、物理教室、それから化学実験室の様子です。今回は2,3年生の分布が分かるようにざっくり色分けしてみました。黄緑が3年生、青が2年生、そしてオレンジ色が指導担当者です。グループの規模は様々ですが(2年生は2つのグループが一緒に座っているところもあります)。同じ教室で楽しく活動している様子が見ていただけると思います!
このような活動形態になってまだ2週目ですが、場所によってはどれが何年生か見分けがつかないくらい、溶け込んで(?)いるところもあります! これから2年生の研究が進むにつれて、きっと3年生は困ったときの道しるべとなってくれることでしょう。なかなか自分から話しかけるのが苦手な2年生も、わたしたちスタッフがサポートしますので、心配はいりません。学年を越えてみんなで「協働」していきましょう!
It has been a week since students in AS II and III started working in the same classroom. How are they doing? Let's take a quick peek into the classrooms.
The three pictures below show, from left to right, the Earth Science classroom, the Physics classroom, and the Chemistry lab during AS class in the seventh period today. The 3rd graders are shown in light green, the 2nd graders in blue, and orange are their teachers. Now you can see how they are in the same classroom.
This is only the second week with this environment change, but students of different grades blend in so well in some places, that it is sometimes hard to tell which one is which! As the second-year students' research progresses, the third-year students will surely be able to help guide the younger students when they need help. Even if you are rather shy, don't worry, as we teachers are always here for you to support. Let's all enjoy working together in class!
【ASⅡ・Ⅲ】よく遊び、よく学べ / ”All work and no play makes Jack a dull boy. ”
英語のことわざに、” All work and no play makes Jack a dull boy. “というものがあります。直訳すると、「仕事ばかりで遊ばないジャックは、退屈な少年になる」。日本語の「よく学び、よく遊べ」ということわざに相当するとも言われるこのことわざにちなんで、今日はよく遊んでいる(!?)様子の、ASⅡ・ASⅢの4つ班にスポットを当ててみました!!
最初に目に留まったのは、物理室で活動している3年生の「テトラポッド班」。この班は先週も楽しそうにレゴで遊んで(?)いて、気になっていました。高校生が、なぜ授業中にレゴで遊んでいるのか?? 実は、この班は名前の通り、「テトラポッド」と波の関係を調べています。レゴで作っていたのは、「空隙率(すきま)」の異なる壁。この壁を利用して、波の減衰との関係を実験するのだそうです。
次に訪れた地学室で見つけたのは、車と信号の絵の「お絵かき」をしている班。この2年生の「プログラミング班」で今考えているのは、AIの画像解析などを利用して、信号の赤・青の切り替えをより効率的にする方法なんだそうです。ということは、今後は「渋滞で仕事に遅刻」という状況もなくなるかもしれませんね!! この研究、期待できそうです...!
同じ教室で、「水遊び」している生徒たちも発見! この、3年生の「メタンガス班」は、2名と少人数の班で、とても仲良しで有名(?)です。今日は、水上置換法(久々に聞きました!)で、メタンガスを別容器に移し、これからガスの濃度を調べるとのこと。がんばって!
最後に、科学室で発見したのは、ガスバーナーでカッターをあぶっている生徒たち。彼ら、3年生の「音班」がやっているのは、決して「火遊び」ではなく、カッターを使ってウレタン吸音ボードを加工し、より吸音性の高い形状の防音壁を作っているそうです。(早く完成して実験ができますように!)
このように、ASⅡ・ASⅢの授業は多くの「遊び」、もとい、多くの学びにあふれています! 今週から3教室にて2,3年生が入り混じって研究活動を行っています。学年を超えて学びあい、更にパワーアップしそうな気配の生徒たちです。「研究者の卵」の今後にご期待ください!
テトラポッド班 画像解析班 メタンガス班 音班
2年生と3年生が、今日から同じ空間で研究を始めました!(手前の女子が3年生、奥の男子が2年生です。)
There is an English proverb that says, “All work and no play makes Jack a dull boy.” It means almost the same as a Japanese proverb, “Learn well and play well.” As you can see in the photos, students in ASII and ASIII always enjoy their research by “playing well.“ Now we’ll introduce four groups that seem to be having a lot of fun in class.
The first group that caught our eye was the “Tetrapod Group.” They were having fun playing with Legos last week too! But why are they “playing” with Legos in class? Actually, as their group name suggests, they have been investigating the relationship between “tetrapods” and waves. What they were building with Legos were walls with different “porosity.” They will use these walls to experiment with the relationship with wave attenuation.
The next group we found was “drawing” pictures of cars and traffic signals. What this “Image Analysis group” is currently working on is a more efficient way to switch red and blue traffic signals using AI image analysis and other methods. This may mean that there will be no traffic jams anymore so we will never be late for work again! This research looks promising...!
We also found students ”playing” with water! This “Methane Gas group” is using the water displacement method to displace methane gas into a separate container to test the concentration of the gas. Hope you can get the result you need!
Lastly, we found some students frying a cutter with a gas burner. They are using the cutter to process a urethane sound-absorbing board to create a soundproof wall with a more sound-absorbing shape. Well, actually they have been doing this for quite a long period - may it be completed soon so they can experiment!
As you can see, AS II and AS III offer many opportunities to “play,” or “learn!” Starting this week, 2nd and 3rd graders will be doing joint research activities together in three classrooms, and it looks like the students will have even more fun. If you are interested, please learn more about them on our school website.
【ASⅠ】探究スキルアップ講座②思考のまとめ方
本日は探究スキルアップ講座の第2回目となります!
本日のテーマは「思考のまとめ方」です!
6限目の時間では、SSH研究部主任の宮﨑先生より思考のまとめ方について講義を行って頂きました。「自身の興味関心から素朴な疑問を掘り起こすことができる」ようになることを目標に、自らの興味関心から研究へ繋げられるように、興味関心を「好きなこと」、「調べてみたいこと」、「課題だと思うこと」のそれぞれの観点から考え、引き出すことの重要性などについて学ぶことができました。
7限目の時間では、6限目に実施された講義の内容を踏まえた上で、マインドマップを作成する活動を行いました。自分が興味関心のある言葉からそれに関連する言葉を次々に繋げていって研究分野での素朴な疑問を掘り起こすための手法を学ぶことが出来ました。