新着情報
【科学部】弘済会から助成金をいただきました。
本日、日本教育公務員弘済会熊本支部より科学部ホタル班に対して助成金をいただきました。
いただきました助成金を有効活用し、研究を深めていきたいと思います。
ありがとうございました。
【ATⅡ】本評価【E1】・【E2】
本日は、【E1:提案を創造する】及び【E2:地域を創造する】についての本評価を実施しました。
評価シートに入力した内容をもとに担当者と面談を実施し、探究活動を通して探究に関わる資質や能力がどのように高まったのか確認を行いました。
評価シートを用いての評価は今回で最後となります。高校三年間での探究の学びを通して、自ら学びに向かう探究の力をどれだけ伸ばすことができたでしょうか。探究はこれからも続いていきます。天草高校での探究活動で培った力を発揮してくれることを期待しています!
【ATⅠ】調理実習?... / Cooking in AT Class?
ATⅠが始まってしばらくして廊下を歩いていると、階下がにぎやかな様子... それに、なんだかいつもと違う香りもしてきます。そういえば、「天草の特産品になるようなパイを作ります」と言っていた班がいたな、と調理室を覗いてみると... なんと約30人ほどの生徒が調理室にひしめき合っていました。
その様子は、さながら「みかん工場」。半分以上の生徒がみかんの皮をむいたりすりつぶしたりしています。何をしているか聞いてみると、「みかんの香水」や「みかんの入浴剤」を作ろうとしている班、おからを使ったスコーンを焼いている班(ここだけみかんと無関係でした)、それに、みかんとかぼちゃを使ってパイを焼いている班... 限られた1時間という時間を有効活用し、考査前に何とか形になるものを作ってみよう!という各班の思惑を感じたところでした。
みんな楽しそうに作業&調理をしていましたが、この活動が単なる「調理実習」になってしまっては探究とは言えません。今日の活動を研究につなげられるか? 数値を分析して何らかの結果を導くことができるか? 各班、まだまだ工夫が必要なようです。今後の活動にも期待しています!
Walking down the hallway during AT class, we heard some bustling downstairs... from there also came a somewhat “citrusy” smell. We couldn’t help peeking into the cooking room, and found 30 students busy working there.
The room looked like an "in school orange factory.” (As you might know, our city, Amakusa, is famous for its orange production.) We wondered what each group was doing there. One group said that they were trying to make "orange perfume" and another said they were to make "orange bath salts." There was another group baking scones using soy pulp (this was the only group without oranges), and another group baking pies using oranges and pumpkins. Anyway, each group was trying to make the best use of their limited time to create something before the coming exams.
It’s not that the students were just enjoying their "cooking.” In this class, AT (“Amakusa Inquiry Study” in English), students are expected to do inquiry based learning. In other words, they need to use what they did today in their research: they need to have some kind of result and analyze it. However, you never know what you can do till you try. Don't be afraid of making mistakes, and keep trying!
【SSH】職員研修:人権教育・教科間連携授業
天草高校では「研修日課」が考査前1週間の週に設けられています。その2回目の研修日課である今日は、午後の時間を使って2つの研修が行われました。
始めに行われた人権教育に関する講話では、教育庁人権同和教育課より堤田様を講師としてお迎えし、主に同和問題(部落差別)、子どもの人権、更に性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性の理解を含む、様々な人権課題について研修を受けました。今年度施行された子ども基本法についてや、自分や他者の人権を守ろうとする意識や意欲を促進するための授業中の体験的な学習についても考えることができました。
その後、SSH研究部より教科間連携授業についての研修がありました。今日の研修では国語科と地学科、AS・ATの教科間連携の例について説明があった後、4つのグループに分かれて実際の教科間連携授業の内容について話し合うワークショップを行いました。あるグループでは地理×英語の教科間連携について話し合い、地理における資料読解力の向上を資料を利用した英文の理解力の向上につなげるという授業のアイデアが出ていました。また、あるグループでは国語×生物の教科間連携について話し合い、「読むこと・書くこと」を高めようとしている論理国語での学びを活かして、生物でも書いてまとめる場面を設定するという活動を模索していました。
天草高校では全ての科目で探究場面を設定して探究型授業の実践を行っています。生徒たちがより深く・主体的に学んでいくためには、1つの教科で得た学びをまた別の教科で実践・発展させていく必要があります。生徒たちの探究的な学びを効果的にサポートできるよう、私達教師も連携し、日々授業の改善に努めていきます。
【ASⅡ】「元」舞萩班の今... / The group “ex” Telegraph Plants
本日6時間目のASⅡでは、各班で対照実験の方法について考える時間を持ちました。多くの班が、少なくとも12月のKSHでの発表までに何らかの実験結果をデータ化し、分析しておかなければなりません。1回の実験に時間がかかったり、必要なものがなかなか入手できなかったり、被験者を集めるのが難しかったりと、実験に関して頭を悩ませている班も多そうです。
さて、7時間目にふと窓の外を見ると、資源ごみ置き場に集まる不良たち、いえ、善良な「電磁誘導」班の少年たちの姿が! 実験に使うペットボトルを物色(?)しているようです。そして、その横を優雅に散歩しているのは女子高生の集団...ではなく、「元」マイハギ班のみなさんでした。なぜ「元」がつくのか気になりますよね? 実は、先日の記事でもお伝えしたとおり、マイハギが某テレビ番組で紹介されてバズってしまったそうで、しばらく入手が難しそうとのこと... とにかく、「元」マイハギ班がなぜ外を歩いていたかというと、マイハギに代わる研究対象を求めて川辺の植物を物色していたからなのでした。池の鯉を観察したり、ヨモギやセイタカアワダチソウなどの植物を見たり... その中で、彼女たちの目に留まったのは... イシクラゲ!(※みなさん、イシクラゲって知っていますか?地面に生えているワカメ?みたいなやつです)何はともあれ、研究対象候補になりそうなイシクラゲを無事収穫(?)し、笑顔で帰路についた「元」マイハギ班でした。(早く新しいグループ名が決定しますように!)
質疑応答もがんばっています。写真を撮りながら気づいたのですが、自分たちの研究について説明するとき、みんな本当に素敵な笑顔です。研究が楽しいんでしょうね!
In the sixth period ASⅡ today, students had a chance to think about their control experiments. Many of the groups need to have a certain amount of reliable data before their presentation in December. We hear some groups are having difficulty in getting what they need for the experiments, and some are having a hard time getting enough people to be involved in their experiments. How can they solve these problems?
In the following period, we saw some groups outside. Look! There are suspicious boys in front of the garbage pit…! Oh, good, they are just our loving students trying to find PET bottles for their experiments. We can see another group of girls enjoying a walk by the river…who are from the group “ex” Telegraph Plants. You want to know why it’s “ex,” right? Well, as we told you before, the telegraph plants, which the students were planning to use for their experiments, were sold out all over Japan since they were featured in a TV program the other day. The students had no choice but to seek something else worth researching. That’s why they were walking outside looking around. While looking at wild plants such as mugwort or goldenrod, there was a fateful encounter… They found some blue-green algae called “Nostoc Commune” on the ground. (Do you know what they are? You can see some black things like dried-seaweed in the picture.) Anyway, the students went back to class proudly with a possibility in their hands. Good for you guys!
Students are enjoying Q&A sessions as you can see in the pictures. They look really happy talking about their research, which shows how much they love what they are doing!
【科学部】グローバルサイエンティストアワードに参加しました
鹿児島県の池田学園が主催して行われている「グローバルサイエンティストアワード”夢の翼”」に参加しました。
化石班が参加し、研究発表を行いました。
上手くいかないこともありましたが、貴重な経験となりました。
【SSH】科学の甲子園
11月12日(日)に「令和5年度科学の甲子園全国大会」熊本県出場校選考会が県庁防災センターで実施されました。
全国大会への出場を目指し、県内から11校が参加し、筆記試験(60分)と実技試験(60分)が行われました。本番に向けて選抜された本校2年生6名は約2か月前から、放課後を使って過去問を解いたり実技試験の練習をしたりしてきました。
実技試験の課題は、与えられた道具を用いて「粘土を約2m先の皿に入れるための発射装置を作る」というものでした。装置の強度と発射の正確性を高めるために試行錯誤しながらチームで協力して装置を作り上げました。
結果は後日発表されます。本大会に参加したメンバーは、これからも探究心を高め、天高を引っ張るリーダーになってくれることを期待しています。
↑作成した発射装置
↑実技試験の様子
↑本大会に参加した6名のメンバー
【SSH】突撃インタビュー! / Interviews with “Instagrammable” Groups
さて、今日も楽しいASⅡが始まりました♪ おっ!「魚糞班」がインスタ映えしそう(?)な、灯油ポンプを持って歩いています。これは、インタビューのチャンスですね!
Q 今、何をしているのですか?
A 水槽の土を焼くために、水槽の中の水を吸い出しているところです。
Q なるほど。何のために焼くのですか?
A 熱することで、土の中の微生物を除去するためです。ホットプレートで焼くので、少し時間がかかりますが...
Q 焼いた後の土は、どうするのですか?
A 水槽に戻して、焼いていない土の水槽との対照実験に使います。それぞれの水槽でアマモという海草を育て、一緒に入れた魚が排泄した糞がアマモの成長を助けるかどうかを調べようと思っています。
Q 面白そうですね!がんばってください。
休み時間が終わって廊下を歩いていたら、またインスタ映えしそうな班が!(いざ突撃!)
Q 何班の方ですか?何をしているのですか?
A テトラポット班です。砂場の砂をとって、乾かしています。
Q 何に使うのですか?
A テトラポットを積んだときのテトラポット間の面積を測ろうとしています。初めは水で測ろうとしていたのですが、3Dプリンターで作ったテトラポットは水に浮いてしまうのと、材質的に水を吸収する可能性が考えられるため、水ではなく砂で測ってみようと考えました。
Q なるほど!うまくいくといいですね。
本日も、最後の5分で質疑応答を練習しました。前回と逆の、偶数班が説明をして、奇数班が質問をする形式です。継続は力なり。「質問力」をみんなで上げていきましょう!
Look! A boy in group “Fish Waste” is walking with a siphon pump in his hand. It is so “instagrammable!” We must go interview him now!
Q What are you doing?
A I’m pumping water out of the water tank so that I can get the soil and bake it.
Q To bake? What are you baking it for?
A To remove microorganisms from the soil by heating it.
Q I see. What do you do with the soil after baking?
A I will put the soil back to the tank and use it for a control experiment with the tank of unburned soil. After that, I will grow eelgrass in each tank and see if the feces excreted by the fish in the tank helps the eelgrass grow.
Q Sounds interesting! Good luck!
Walking down the hallway after recess, I saw another “Instagrammable” group outside. (Why not run for an interview?)
Q What are you doing?
A We, the “Tetrapods” group, are taking some sand from that sandbox and drying it.
Q What do you do with it?
A We are trying to measure the area between tetrapods we pile up. Originally, we were planning to measure it with water, but since our tetrapods are 3D printer-made, they might be too light to stay in the bottom when water is added to the tank. Also, there is a possibility that they absorb some water, so we decided to measure it with sand instead of water.
Q I see. I hope you can make it!
In the last 5 minutes, we had Q&A session practice again. Today, even-numbered groups explained what they've been studying in just two minutes, and answered the questions in the following three minutes. Through this practice, we teachers are expecting students to realize where they need more explanation, and to get some pointers on what would make their experiment method even more effective.
【ATⅠ】アンケート&実験、準備中 / Preparing questionaaires and experiments
今日のAⅠは久々の研究活動でした。先日、A1「読み解く」の本評価を行いましたが、2学期中にA2「先人の知恵を活かす」の本評価を行います。先行研究をどのくらい研究に活かすことができたかをはかる評価です。これまで教室で色々と調べたりディスカッションを行ってきた班も、本評価を見据えて、そろそろ実験や調査を実施し、データをとっていかなければなりません。
本日の活動では、特に文系の研究を行っている班で、google formsを利用したアンケートを準備している班が多く見られました。アンケートをとる際は、自分たちが知りたいことがきちんと聞けるように、相手にきちんと伝わる内容にしたり、回答方法(自由記述?選択?複数回答可?)の選定など、様々な工夫が必要になってきます。また、そもそも、アンケートの対象者が天高生で良いのか、という点も議論する必要があります。研究結果に反映できるアンケートにするために、各班、担当の先生の助言を受けながら質問項目などを見直していました。
多くの班が活発にディスカッションをしている中、4階の教室から「カン、カン」という、何とも不思議な音がこだましてきます。気になって様子を見に行ってみると、「天草陶石」班が金属のすり鉢のようなものを使って陶石を砕いているところでした。このパウダーを使って、泥パック製作を予定しているものの、陶石中に含まれるガラス成分をどう取り除くかが課題だそうです。全国シェアの8割を占めるとも言われ、地元の陶磁器にはもちろん、有田焼や瀬戸焼にも使われている天草陶石がパックに変身できたら、面白そうですね! これからが楽しみです。
ATⅠでは、約30班のグループがそれぞれ興味深い研究に取り組んでいます。時間を計画的に使って、研究活動がんばってください!
Now that students are done with the assessment “Reading and Understanding,” the next assessment "Utilizing the Wisdom of Our Predecessors" will come in a month. This is to measure how well they have been able to apply prior research to theirs. Each group must start conducting experiments or surveys soon so that they can gather data to be analyzed in the future.
Today, many of the groups, especially those conducting non-scientific research, prepared questionnaires using google forms. When making questionnaires, it is important to make questions clear for everyone to get the answer they need. Also, it is necessary to decide which response method to use; free-text, multiple choice, or checkboxes. It is also necessary to discuss whether it is appropriate to set the target audience as high school students or not. Many groups are now reviewing the questions in the questionnaire with the advice of the teachers.
While many students were actively discussing in groups, a strange sound was coming from one classroom: "clang, clang.” Some students went there to find that the "Amakusa Ceramic Stone group" was using a metal mortar to crush ceramic stones. They said they were planning to use this powder to make mud masks, but the problem was how to remove the glass component in it. It would be fascinating if the Amakusa ceramic stone, which is said to account for 80% of the national market share, could be transformed into a pack! Can’t wait to see their mud masks ”on sale” in the near future!
In AT I, about 30 groups are working on their own interesting research. Keep doing your best in your research activities!
【ATⅡ】提言書完成
本日は、ATⅡでの活動成果を踏まえた提言書を完成させました。
担当者の添削を受けながら、各班最後まで修正を行っていました。
次回は「創造する力」の本評価を行います。
【科学部】ホタル班の新しい挑戦です!
ホタル班の研究を引き継いだ1年生が、何らやホワイトボードにまとめています。
これは先日の田丸先生とのディスカッションで教えていただいたDNA分析の過程です。
田丸先生に習ったことをどこまで理解できているのかまとめていました。
この努力が研究成果へ、そしてホタルの保護につながるように挑戦したいと思います。
【ASⅡ】質疑応答練習、スタート! / Our first Q&A practice in class
本日、授業の最後の5分間で、質疑応答の練習第1回目を行いました。今日は奇数班がそれぞれ2分間で研究の概要を説明し、その後の3分間で質疑応答を行う形式でやってみました。説明がとても早口になってしまう班もあれば、時間が足りない班も続出し、「はじめてらしい」質疑応答練習になりました。12班それぞれが自様々な研究しているため、「なぜ○○の項目を調べようと思ったのか」「これからどのようして仮説を検証していくのか」など、基本的な質問も多く聞かれ、発表班は1つ1つの質問にスライドや実物を見せながら丁寧に答えようとしていました。
もちろん、活動も意欲的に行っています。今日も暗室での実験や、巨大なメスシリンダーを使った実験、生物顕微鏡を使った観察など、面白そうな活動が盛りだくさんでした。みなさん、しっかり記録を残して次につなげていってくださいね。
Today, we had our first Q&A practice in the last 5 minutes of class. Today, the odd-numbered groups spent two minutes giving an overview of their research, followed by three minutes for the Q&A session. Since each of the 12 groups has been doing various research on their own, many basic questions were asked. They were like "Why did you decide to research this item?” or “How will you verify your hypothesis?” The presenting groups tried their best to answer each question by showing slides and actual items.
Of course, the students are also enthusiastic about their activities. Today we saw many interesting activities such as experiments in the darkroom, experiments using a giant cylinder, and observations using a biological microscope. Everyone, please make sure to keep a record of these activities for future use.
【ATⅠ】本評価 / Evaluation Day
Happy Halloween! 今日のATⅠは本評価の日でした(ハロウィンとは全く関係なく...)。今回は「A1:読み解く」の評価で、先日生徒がつけた自己評価を基に、一人ひとり担当者が面談をします。「A1」の項目では、生徒の研究に関連する専門知識や研究に関連するグラフや表についての評価です。これまで研究計画書の作成や研究活動で実践してきたことを、自分の言葉で説明できるかどうかがポイントとなります。
待機場所では、生徒が自分が呼ばれるのを待ちつつ今までの研究を振り返って準備しています。緊張しているのが伝わってくるようです。一方、評価の実施教室では、それぞれが自分たちの研究について一生懸命伝えようとしています。
評価を通じて自分たちの研究を振り返る機会になるだけでなく、自分たちの研究に足りないところや、今後やらなければならないことが見えてくるはずです。それぞれ、自分の言葉で研究についてしっかり伝えることができますように!
Happy Halloween! Today, in ATⅠ, is evaluation day (no treats,, just tricks!). This time, we teachers check on students’ understanding of expertise in their fields. They are required to explain what they have researched, using some data to support their idea.
In the waiting room, some students are looking back at what they have done with a nervous look. Meanwhile, in the evaluation room, other students are trying their best in answering questions and explaining what they are doing in their own words.
Being evaluated is never a fun thing, but it would give them an opportunity to look back on what they have done in their research. It also would help them in finding out what kind of data they need or what they should do in the future. Good luck, everyone!
【ATⅡ】提言書作成
3年生のATⅡで作成している天草市への提言書もいよいよ仕上げに入ってきました。
討論会を経て、さらに練られた提言を体裁が整った状態に作り上げていきます。
多くの人の目に留まるようにインパクトがあるタイトルを考えている班や、数値データを処理してより具体的な提案ができるように工夫している班がみられました。
【ASⅢ】論文の相互評価
本日のASⅢでは、作成した論文の相互評価を実施しました。
評価表を用いて、他班が作成した論文を読み、不足している情報や誤字脱字がないかを確認しました。
この活動を通じて、読み手の率直な感想を知ることができたようです。
2年間通して行ってきた研究活動の集大成として、より詳細な研究論文を仕上げてくれることを期待しています。
【ASⅡ】質疑応答を極めよう! / Practicing Questions and Answers from Next Week
本日のASⅡでは、冒頭に「質疑応答練習」についての説明がありました。来週から、授業の最後に違う班の人たちに研究内容を簡潔に伝え、質疑応答をする時間を取ります。将来的には英語でこの活動を行う予定です。練習を重ねて質疑応答がスムーズにできるようになるか、質疑応答の内容を今後の研究に活かせるか? 短時間ではありますが、なかなか重要な活動になりそうです。
さて、各班はそれぞれの研究に入ります。今日は実験の準備や計画を立てている班が多いようです。「電磁誘導」班は、サイフォンの原理を学ぶためにサイフォンの実験を終え、今後はペットボトルを使った「ししおどし」を作ろうとしています(すごく楽しそう!)。「汽水域」班は、ヘドロからの発電量を調べるために必要なカーボンクロスとニッケル線が届くまでの間、身近にあるものを使って実験キットを手作りしています。科学の実験に使うものですが、ホームセンターや100円均一、手芸屋さんなど、色々なお店を回って最適な材料を探します。汽水域を判断するための塩分濃度計も購入したところだそうです。
そうこうしている間に、電磁誘導班のししおどしができました!ペットボトルの筒に流す水の量を一定にして、その運動を利用した発電量をこれから計測していくのだそうです。並行して、体育職員室からホースをもらってきた班員たち。先日のサイフォンの実験で使ったホースですが、長さと口径を変えて実験をするとのこと。どの長さに切断すべきか、前回の経験を基に話し合っています。
12月23日にグランメッセで行われるKSH全体発表会「県立高校 学びの祭典」には、ASⅡの多くの班が参加予定です。あと2ヶ月あるとはいえ、複数回の実験から得たデータを分析し、発表の準備や練習をするには、余裕があるとはいえない期間です。どんなデータをどのような方法で集めるか、目指すゴールはどこなのか。各班、活発なディスカッションが続きます。
At the beginning of the class, students were told that they were going to start practicing questions and answers from the next class. In this 5-minute activity, students are expected to work in groups, telling another group about their research in two minutes, and then answering questions in three minutes. The students haven’t had enough practice for his “question-answer session,” which requires the understanding of the research and quick response based on the knowledge and data. It’s a short activity but hopefully helps them a lot.
After the talk, each group started their things again. Many students seem to be planning their experiments. A group called “Electromagnetic Induction” did a Siphon experiment the other day, and they are making “Shishi-odoshi,” which is a Japanese bamboo cylinder used to frighten harmful animals away. It looks like a lot of fun! Meanwhile, the “Blackish water” group is making something for their experiment using some carbon cloth and nickel wires. It is to check how much electricity can be generated from the sludge taken from the bottom of a nearby river. Like them, students create various equipment using common items bought at home improvement centers or hundred yen stores. They need to be creative even in preparing for experiments to achieve their goals!
Oh, now the students’ “Shishi-odoshi” is now ready to use. They used plastic bottles, instead of bamboo, and made the one that works perfectly! They are going to run water steadily through its pipes and see how much electricity it produces with their moves. Today they also got some hose so that they could do the Siphon experiment again in a different length or diameter. They are now discussing the proper length of the hose based on the data from their past experiment.
In late December many groups will take part in Kumamoto Super High School Presentations at Grandmesse Kumamoto. In two months, students need to conduct several experiments, analyze the data, and get ready for their presentation. Two months is not so long to do everything. Keep moving forward to accomplish your goals!
【ATⅡ】提言書の作成
ATⅡは今日から本格的に提言書作成が始まりました。
先週行った討論会では、自分たちの研究をよりわかりやすく提案するために考えを出し合いました。
他班から受けたアドバイスを受けて改善を加え、納得の行く提言書を完成させていきます。
どんな提言書が出来上がるか楽しみです。
【科学部】生徒理科研究発表会に参加しました
科学部のサンゴ班、海水準班、化石班が生徒理科研究発表会に参加しました。
各班が、今までの成果を精一杯発表しました。
結果として、化石班が地学部門で部会長賞(5位)となり、12月に行われる九州大会に進出しました。
優秀賞となったサンゴ班と海水準班も発表会での指摘を参考に、今後の研究で頑張ってくれると思います。
<化石班>
<海水準班>
<サンゴ班>
【科学部】生徒理科研究発表会に向けて
今週末に生徒理科研究発表会が行われます。
参加はサンゴ班、海水準班、化石班の3班が出場します。
それぞれの班がデータからの考察を進めていました。
研究成果を精一杯発表して欲しいと思います。
【SSH】科学の甲子園に向けて
来月、科学の甲子園の県予選が行われます。
本日は本校2年生から選抜された精鋭生徒6名が実技試験について議論を重ねていました。
高得点を目指して頑張って欲しいです。
【ASⅡ】実験、はじめました♪ / Time for an experiment!
暑くも寒くもなく、今日も秋空の過ごしやすい天気! 今日は「精油班」の第1回実験におじゃましました。精油のストレス緩和効果についての実験で、今日は4名(2名×2回)の被験者で実験をしていました。まず、ストレス負荷をかけるために、被験者は隣り合った数字の足し算を一定時間行います。インターバルをはさんでもう一度計算、その後、精油を嗅いでリラックスできたかどうかを調べるようです。今日はALTのWilliam先生にも実験に参加してもらいました。ストレス度合いは、被験者が指に装着したパルスオキシメーターで計測したデータ分析を試みるとのこと。結果が楽しみですね!(でも、久々の暗算でストレスがすごくたまりました...!by 被験者K)
さて、その頃「マイハギ班」の生徒たちは揃って困った顔をしていました。というのも、先日、あるテレビ番組でマイハギが特集されたことにより、全国の園芸店でマイハギが売り切れたんだとか!さて、マイハギ班はこのピンチをどう乗り越えるのでしょうか。
他の班ももちろん元気にやっています。アマモの水槽から分析のために土を採取したり、走るときの腕の動きについて考えたり、テトラポットを組んだり、汽水域の水の採取に適した潮汐について話し合ったり。それぞれ少しずつ研究が動き出しています。今後にご期待ください!
Another lovely autumn day! Today we were invited to the “Essential Oil” group as participants of their 1st experiment. They have been studying about the relaxing effect of essential oil, and today, they had us undergo stress, then observed how relaxed we would feel after smelling the oil. In the experiment, we were asked to continuously add pairs of numbers while wearing a pulse oximeter on our finger (it was so stressful!), then, after 15 minutes or so, we were then asked to smell the extract of hinoki, or a Japanese cypress. Well, it was a good smell, but we’ll see the results later!
Meanwhile, students in “Telegram Plant” had troubled faces. That’s because of the fact that telegram plants were on TV the other day, so their nursery trees were sold out at every garden store. Without the plants, what would the students do now?
Of course, other groups are also doing great. They are taking some soil out of the eelgrass water tank, discussing the movement of arms in running, building up tetrapods, or deciding the best time of tide to take water from the river for checking. Each research has been moving on little by little. Stay tuned for updates!
【ASⅢ】研究論文が完成しました!
2学期当初から作成を進めていた研究論文が完成しました。
作成を通じて、自分たちの研究に対して考察が深まったようです。
これらの論文は日本学生科学賞に出品します。
入選するかはわかりませんが、結果を待ちたいと思います。
【ATⅠ】中間発表会まであと1週間 / One Week to go…!
2年生の各教室と理科室を主な活動場所にしているATⅠですが、実は、毎週ATⅠとATⅡが同じ教室内で活動している部屋が1つだけあります。そう、地学室です!最近の地学室では、ATⅡ(3年生)の班が研究のまとめである「提言書」の作成を行っているすぐ横で、ATⅠ(2年生)が研究の土台である「研究計画書」を練り直しているという状態です。「1年後にどういった活動をしているのか」というビジョンが持てるという点で、2年生にとって学びの多い、恵まれた環境であるといえそうです。
さて、本日のATⅠでは12月に実施されるSSH台湾海外研修についての説明があり、その後、グループに分かれて各教室で研究計画書の仕上げを行いました。研究の背景に先行研究で調べたことがうまく入っていなかったり、検証が困難な仮説だったり... 一見仕上がっているようでも、細かく見ていくとまだまだ課題の残る計画書も多いです。SSH中間発表会まであと1週間。限られた時間で、計画書の練り直しだけではなく、発表練習も行わなければなりません。日々忙しい2年生ですが、去年度の研究を通した学びも活かして、より良い発表ができますように。また、発表や質疑応答を通して1年生とも学び合える、充実した発表会になりますように。あと1週間、班長を中心に協力して頑張ってくれると信じています。
In ATⅠ, students go to many different classrooms to meet in groups. However, there is only one room in which both 2nd and 3rd graders meet in the same period - the Earth Science room. 2nd graders can envision what they will be doing in the future through seeing what their seniors are doing now: writing proposals to Amakusa city with their research results. The result? A unique atmosphere that could help younger students a lot!
In today’s class, students listened to an explanation about the Taiwan Study Tour in December, and then went to each classroom to complete their study plans in groups. At first glance, all the study plans look well, but actually, most of them need revision- some don’t include what they learned from previous research, and others have hypotheses which seem almost impossible to be verified in a year. Now that they have a week to go before the “SSH Interim Presentation” on the 24th, they need to not only complete their study plans, but also prepare and practice their presentations. Well, we know how busy they are, but we believe they can. They should be able to use their research experiences last year and make the best use of this presentation opportunity with 1st graders. Go for it, our young researchers!
【SSH】SSH中間発表会 / SSH Interim Presentations
本日6、7限の時間でASⅠ、ATⅠのSSH中間発表会が行われました。5分の発表と3分の質疑応答が5回のセッションで行われ、1年生は2回、2年生は1回の発表をそれぞれ行いました。今日の発表会では質疑応答が活発に行われており、どの生徒も主体的に発表に臨んでいたようです。昨年度の形態から変更し、今回の発表会では2年生も発表を聞くだけではなく研究計画書を発表する時間を取りました。準備期間が短く直前まで発表に不安を抱えていた生徒も多くいましたが、計画書について発表し、質問や助言をいただく機会を得たことは、今後の研究の糧になるものと思います。
半面、課題もまだまだ多く見受けられました。発表に慣れておらず、声が小さくて聞き取りづらかったり、原稿を読んで発表していたりした班も多くありました。また、質疑応答で何とか返答していたものの、データに基づかない主観で答えていた場面や、答えにつまっていた場面もありました。班によっては、これからディスカッションを重ね、仮説の検証の仕方を見直すことも必要になりそうです。
最後に、教頭先生から講評をいただきました。研究の質を高めるためにも質疑応答を大切にしてほしいことや、データの質と量にこだわり、どのような数値が必要なのかをしっかり考えてデータをとっていってほしいということなどを話されました。今回の発表会の経験を今後の研究や発表に活かし、計画的に研究を進めていって欲しいと思います。
Today we had SSH Interim Presentations with students taking ASⅠ and ATⅠ. We had five sessions in total, each consisting of a 5-minute presentation and a 3-minute question and answer session. In today’s presentations, so many students asked questions during the session, which indicated great progress. We had this event last year too, but 2nd graders participated just as listeners that time. This year, both 1st and 2nd graders had opportunities to present. This experience will surely help them a lot when they plan and discuss their study in the future.
Meanwhile, we could see the students were struggling at some points. Some didn’t speak loud enough, or just read their notes with their faces down. Others tried to answer questions but ended up revealing they had no reliable data to support their answers. It seems that many groups need more discussions to find out how they can verify their hypothesis.
After all the presentations, the vice-president had a word to students. He encouraged them to keep asking good questions because that would help make the research better. Also, he emphasized the quality and quantity of the data; students need to consider what data they take so that they can make their research more reliable. We hope today’s presentations gave them wider perspectives that can help them in the future.
【ATⅡ】提言書作成に向けた討論会
2学期から始まっている提言書に作成に向けた取組も大詰めです。
本日は提言書の内容について、討論会を行いました。
討論会では各班が自身の提言内容を簡単に説明し、他の班が提言内容について質問しました。
「実際、どの程度の費用減になるの?」「天草のメリットは何?」など鋭いながらも今後の参考になる討論が行われていました。
次週より天草に向けての提言書作成に取りかかります。
さて、どんな提言をしてくれるのでしょうか?楽しみです。
【科学部】御所浦島での生痕化石調査(R5.10)
今週末の研究発表会に向けて、最後の調査に向かいました。
調査では、前回調査した部分の再調査等を行いました。
また、御所浦白亜紀資料館の黒須様にもアドバイスいただきました。
黒須様、有り難うございました。研究発表会頑張ってきます!
【科学部】砂月海岸でのサンゴ生態調査(R5.10)
22日の発表会に向けて、調査を行いました。
これまで苦戦していた同地点での定点観測を試行錯誤の末、ついに実現できました。
苦節1年半、調査方法を4~5つ考案しては失敗するの連続でしたが、努力が実りました。
ようやく手法を確立できたので、今後は継続的なデータ採取に取り組みます。
【ASⅡ】研究日和です! / Under the Beautiful Autumn Sky
本日のASでは、秋晴れのもと、外に出て活動する班も多く見られました。外で走ったり(理想的な走りのフォームを調べたいそうです)、川で調査をしたり(発電方法を研究しています)。早い班は少しずつデータも取れつつあります。
教室組は、テトラポット班が面白そうな動きをしていて、ちょっと話を聞かせてもらいました。3Dプリンターで作った小さなテトラポットを使って、よりよい組み方をシュミレーションしているんだそうです。テトラポットの間のすきま=「空隙率(くうげきりつ)」が小さいほど波を打ち消す効果が高いのですが、その隙間を少なくする組み方をあれこれ模索しているとのこと。海岸で目にするテトラポットは無作為に組んであるため、かなりの数が使用されているのですが、効率がよい組み方をすることで積む個数を削減することもできるのではないかということでした。実際にテトラポットを組んだり、高さなどを計測しながら、効率の良い組み方に加えて「空隙率」の測り方をどうするか、水で測るか、それとも...と活発な議論がなされていました。
2学期になり、外部の発表会の参加募集なども多くきています。研究を進めつつ、多くのことにチャレンジしていってくれたらと思います。
In today’s AS, the students went outdoors to continue their research. Under the beautiful autumn sky, the students were either shooting a video to check the movement of their bodies, or doing research in the river. Some groups have already succeeded in collecting useful data for their study.
Meanwhile, in the Earth Science room, a group called “Tetrapods” was doing something interesting. They were using mini-tetrapods made with a 3D printer to simulate the best way to assemble them. According to the students, the gaps between tetrapods is called “porosity.” The smaller the porosity between the tetrapods, the higher their ability to absorb the shock of the waves, thus, the students have been trying to achieve less porosity. The tetrapods we see along the seashore are usually assembled randomly using a lot of tetrapods, but, if they could be assembled in a better way, the amount of tetrapods used would be less. The students were trying different ways to assemble the tetrapods by measuring heights, and discussing the best way to measure the porosity at the same time.
There are many presentation contests available for the students to join. We hope they will make the best of these great learning opportunities.
【ATⅠ】研究計画書の壁 / Research Plan Checked!
本日のAT(天草探究)では、研究内容や専門知識について自己評価をした後、各班に分かれ、研究計画書の練り直しを行いました。先生方の添削がたくさん入った計画書を見た生徒たちは「うわぁ、めっちゃコメントしてある!」「あー、やっぱりここをつっこまれたかぁ!」となぜかちょっと嬉しそう(?)な様子も見られました。一方、時間をかけて取り組んだ計画書に書かれた大量のコメントを見て、戸惑いを感じた班もあったようです。それでも、1つ1つのコメントを丁寧に読みながら、「仮説、変えなんかも...」「アンケート、どうしよう?」と建設的な議論や先行研究の分析を各班行っていました。
10月24日には1・2年生合同で「SSH中間発表会」が予定されており、2年生は各班の研究計画書を発表することになります。あと2週間で、計画書の内容を練り直しつつ、発表の方法を考えていかなければなりません。週2時間の活動時間があった昨年度(ASⅠ)に対して、ATⅠは半分の週1時間。限られた時間で計画的に活動することが求められます。日々の学習、部活動、模試、生徒会活動、ボランティア、それに研究活動。何かと忙しい2年生ですが、スキマ時間も活用してがんばりましょう!
In today’s AT class, students evaluated themselves on their research, and then they met in groups. Today they got their research plans checked by some teachers, and they needed to make some changes. Looking at their research plans full of comments, students looked somewhat happy, saying “hey, look at these millions of comments we’ve got!” or “oh no! I knew teachers would find it a problem.” Students in each group were actively discussing how they should change their plans.
On October 24th, 1st and 2nd graders will have a presentation at the school gym together, telling people how they have been working on their research. It will come in two weeks! Now that they have only 1 period of ATⅠ a week, 2nd graders need to manage their time wisely and plan their research beforehand to have things done on time. Students do have a lot to do; homework, clubs, exams, volunteer activities, and research…. Busy, busy… but it’s a good learning opportunity on how to use their time efficiently. We hope they keep learning and make the best of their new found knowledge!
【ASⅠ】仮評価の実施
本日はASⅠの探究活動の仮評価を行いました。仮評価は、研究班毎にグループ評価を行い、その後担当教員が対面で質疑をし仮評価を行い手順で行われました。その後は、10月24日(火)に実施される「SSH中間発表会」のためのポスター作成を各班で行いました。
【ATⅡ】討論会に向けて
今回は、次回に迫った討論会の準備を行いました。
他班の提言を見て、疑問点や意見を洗い出しました。
次回の討論会では、お互いの考えを伝え合い、より良い提言書ができるよう活発な議論がなされることを期待しています。
【科学部】宇宙エレベーターロボット競技会に参加しました
科学部有志2名が宇宙エレベータロボット競技会(九州オープン)に参加しましました。
競技会では3mの高さに設置された宇宙ステーションに物資(ピンポン球)を運び、ステーションに置いてある物資(ピンポン球)を回収して帰還する一連の動作をレゴで作成したロボットで行い、運搬や回収したピンポン球に割り当てられた点数で順位を競うものです。
本校の2名は残念ながら全国大会には進めませんでした。
来年度の参加を目指して、改良を進めたいと思います。
会場では、天草が地元の方々に声援やアドバイスをいただき、学びを深めることも出来ました。
【科学部】宇宙エレベータロボット競技会に向けて
8日に行われる宇宙エレベータロボット競技会に向けての準備が佳境を迎えています。
本日はロボットがようやく完成し、本番でも使用されるエレベーターを使用してのテストを行いました。
アームがエレベーターに引っかかったり、そもそもロボットが上昇しなかったりと試行錯誤の連続でした。
明日の本番に向けて不安が残りますが、出来ることを一生懸命行いたいと思います。
【科学部】街なか高校生派出所に向けて
10月15日(日)に天草宝島国際交流会館ポルトにて、「街なか高校生派出所」というイベントが行われます。
このイベントは熊本県高等学校OneTeamプロジェクトの一環で、本校の他に天草拓心高校、天草工業高校、天草支援学校と合同で実施されます。
各学校が趣向凝らし、学校の魅力や学校の特色を生かした体験が出来るブースを設置しています。
科学部は夏と冬に本校で実施しているサイエンスアカデミーを出張開催します。
本日は実行委員長の尾上さん(1年生)からの説明がありました。
多くの方々に楽しんでもらえるブースにしておりますので、たくさんの御来場をお待ちしています。
【総合理科】ミニ課題研究(生物)を行いました
総合理科B(生物分野)の前期の締めくくりとして、ミニ課題研究を行いました。
研究テーマは「プランクトンの組成から見る町山口川」です。
日陰と日向の2カ所から採った川の水を顕微鏡で覗き、プランクトンを探しました。見つけるのに苦戦するかなと思っていましたが、生徒達は予想以上にたくさんのプランクトンを見つけてくれました。
その後、採水した場所の違いが、プランクトンの組成にどう影響するのかを考察していきます。
この段階で、実験方法の改善点を見出したり、新たな疑問が生まれてchromebookで調べたりする生徒もみられました。
総合理科での学びを、ASⅠの課題研究にもつなげてくれることを期待しています。
【ASⅡ】課題研究の評価を行いました
本日のASⅡはこれまでの研究活動を振り返る評価日でした。
まず、A1「読み解く」とA2「先人の知恵を活かす」の本評価(個別評価)が実施されました。
先日行った仮評価と比較して、2年ASクラス生徒全員に向上が見られました。
その後、B2「数値データを収集する」、C1「数値データを処理する」、D4「英語を活用する」についての仮評価(グループ面談)を実施しました。
これから取り組んでいく内容なので、仮評価の平均値はとても低かったですが、これから自分たちが何をすべきなのか明確になった仮評価となりました。
また、担当職員は昨日(9/27)の研修を生かしてアドバイスをしていました。
<本評価の様子> ※評価シート記入後、個別面談を実施。
<仮評価の様子>
【SSH】課題研究に係る職員研修
9月27日(水)午後から課題研究に係る職員研修を行いました。出張先の長崎からSSH研究主任のZoomによるオンライン講義から始まり、生徒の考えを引き出す問いかけの場面を想定したロールプレイを行いました。
ロールプレイの後には、動画等を用いてルーブリックを活用した課題研究の評価についての説明がありました。
今後も指導と評価の一体化を図り、課題研究の指導に取り組んでいきます。
【ATⅡ】仮評価【E1】・【E2】
本日は、【E1:提案を創造する】及び【E2:地域を創造する】の仮評価を行いました。
各班で探究活動の進捗状況を確認し、自分たちの現在の立ち位置と今後に向けて為すべきことの確認を行う機会となりました。
今後実施される本評価に向けて、仮評価を通して浮き彫りになった課題に各班及び生徒一人ひとりが向き合い、研究を深めていってくれることを期待します!
【ATⅠ】研究計画書締切日!
本日は、夏休みの課題として課されていたATⅠ「研究計画書」の提出日でした。
各班では夏休み中の班員それぞれの活動や先行研究の状況を確認したり、これからの研究の進め方について議論したりしていました。夏休みの期間を活用して地域の方と研究について話をしたり様々な先行研究から研究方法を練り直したりと、ある程度の活動ができた班もあれば、夏休み前とあまり状況が変わっていない班もあるようです。各班、担当の先生方に研究の方法や進め方についてアドバイスをもらいながら、これからの活動を組み立てていました。
あと1ヶ月ほどで中間発表会がやってきます。ここでは、研究の内容とその計画について、1・2年生や先生方、外部から来られる方々に発表と質疑応答を行います。仮説をふまえた実験や調査の具体的な方法について、班員一人ひとりがしっかりと発表できるように、班で協力しながら着実に準備を進めていってください。
【科学部】考査前最後の研究活動でした
来週から始まる中間考査に向けて、明日から部活動が休みになる科学部です。
考査前の活動最終日にも関わらず精力的に研究が行われていました。
<ホタル班>
保護施設に必要なグリーンカーテンを再度栽培するための準備をしていました。
その後、DNA調査に必要な英語の論文を翻訳していました。
<化石班>
御所浦島で産出されるスフェノスラムスという古生物(二枚貝)の生態を論文を活用して調査していました。
<サンゴ班>
先日の調査で撮影した画像を元に、サンゴの被覆度を計算していました。
<宇宙エレベーター班>
プログラミングできるレゴを活用して、宇宙エレベータロボット競技会に参加します。
今日は試行錯誤して本体を作成していました。
【科学部】楠浦町でのアマモ調査
アマモ班を中心とした科学部有志で楠浦町のアマモ調査を行いました。
この時期のアマモは葉が短く、探すのに苦労しましたが、順調に生育していることを確認できました。
冬に向けて、さらに調査を続けていきたいと思います。
【ASⅡ】そもそも...?!/ Looking back in the first place…
今日のASⅡでは、研究計画を練っていくうちに、「そもそも何が目的なのか?」「どうやって調べるのか?」という問題につきあたっている班がいくつも出てきて、頭を抱えながら班でディスカッションを重ねたり、先生に助言をもらったりしていました。
木の含水量に着目して、木の防音性の研究をしている「音」班は、そもそも「なぜ木なのか?」「含水量だけに着目すべきなのか?」という議論になり、活発にディスカッションしています。その頃、「汽水域班」は、学校にある機械ではヘドロに含まれる有機物の計測が難しいと気づき、仮説に入れる検証可能な数値について話し合うことになりました。一方、「マイハギ」班も似たような状況に直面していました。マイハギに含まれる物質を正確に検出するのが困難ということのようです。こちらは、生物の先生に助言をいただいた後、新たな手がかりを求めて図書館へ向かいました。
研究計画書が完成!と思っても、いざ研究を進め始めてから気づくことも多いものです。「そもそも」という原点も時々思い返しつつ、様々な知恵を出し合い、試行錯誤しながら目指す方向に一歩ずつ進んでいってくれると思います。
In today’s ASⅡ, many of the groups were facing the same problems; “Is this goal appropriate?” or “Is this the right way to obtain data?” The students were brainstorming once again in groups, utilizing advice from the teachers.
A group called “Sound,” which has been studying the sound insulation of wood, went back to their research’s roots, asking themselves “why does it need to be wood in insulting sound?” They are now not sure if they need to focus on only the water content of the wood or not. Meanwhile, one called “Brackish water” realized that they can’t measure organic substances with a machine at school. They are now discussing what kind of verifiable figure they should put in their hypothesis. There was another group facing a similar problem - one called “Telegraph plant.” They found that it was difficult to detect the substance in the plant. After a short discussion with a biology teacher, they headed for the school library.
Often, they find obstacles only after proceeding with their research. However, they can always look back to their starting point, have a discussion of some sort, then take another step forward with a different point of view. Trial and error is vital to progress. Good luck, everyone!
【ASⅢ】論文作成
ASⅢでは、2年生から続けてきた課題研究の集大成として、研究論文を作成しています。
この論文は、継続研究をしていく後輩の参考資料として読まれます。
実験手順や明らかになったことが具体的かつ分かりやすく伝わるように表現を工夫して作成しています。
出来上がった論文は「日本学生科学賞」へ出展する予定です。
【ATⅡ】提言書作成に向けて
本日の3年ATⅡでは天草市への提言書作成に向けて、これまでの研究成果を整理しました。
自分たちの研究を再度振り返り、明らかになったことをまとめたり自分たちのデータだけでは不足する内容を調べたりしていました。
今学期は研究内容をもとに地域への提案を創造し、発信することを目指して活動していきます。
【ATⅠ】研究計画書締切迫る!/ “Research without a plan is just a wish.”
先週のフィールドスタディを経て、班によっては2学期初めてのグループ活動となった今日のATⅠ(2年)です。
今日の活動ではまず、現時点での研究の深まりや、先行研究の調査がどれだけ進んでいるか、班で協働できているか等、12項目からなる自己評価を行いました。現段階で「数値データの処理」や「地域への提案」などを達成している班はもちろんほぼいないのですが、今後やるべきことを再確認する意味でも、今回の自己評価が指針となってくれることと思います。
さて、実は研究計画書が来週締切となっています。先行研究調べが夏期休暇中の課題となっていたのですが、取組状況はいかがでしょうか? 各自調べてきたことをグループで共有し、計画書にしっかり盛り込むことができるよう、限られた時間ではありますが各班知恵を出し合って頑張ってください!
At the beginning, students made a self-assessment, answering twelve questions to see how far they had come in their study. In the assessment, they were asked questions such as “Have you been responsible for working together in a group?” or “Have you learned from previous research and considered it in your own study?” As of today, of course, it is almost impossible for most of the students to achieve “collecting numeric data to support the study” or “suggesting something useful in the community.” However, those are some of the goals they need to achieve in the end, and the assessment today helps them to check what they need to consider in proceeding their research.
By the way, the research plans are due next week. It is never easy to share and discuss enough in the limited time, compared to what we had last year (100 minutes every week), but we can’t do anything but try our best. We are sure you can make it! We are looking forward to seeing your research plans full of brilliant ideas make this world a better place!
【科学部】ICAST2023(第18 回先端科学技術分野学生国際会議)に参加しました
科学部の4つの班(ホタル班、化石班、海水準班、サンゴ班)がICAST2023に参加しました。
ICAST(先端科学技術分野学生国際会議)とは熊本大学が海外の大学と連携して実施している研究発表会です。
今年はインドネシアの大学を会場に実施され、科学部はオンラインで発表を行いました。
英語の発表では反省点も多かったのですが、各自が出来る事を精一杯行いました。
この経験を次に繋げていきたいと思います。
【科学部】KSCと熊本大学の協定調印式のキックオフイベントでの発表
KSCと熊本大学の高大連携・高大接続に関する協定調印式が行われました。
今後、天高を含むKSC(熊本サイエンスコンソーシアム)と熊本大学は、さらに連携を強化していきます。
式後のキックオブイベントでは、ホタル班が発表を行いました。
多くの大学の先生方がおられる中でしたが、事前練習の甲斐もあって身振り手振りを交えて堂々と発表していました。
【ASⅡ】汽水域班に密着!/ With a group called “Brackish Water”
本日のASⅡでは、久々に各班の研究を進める時間がたっぷり取れました。この機会を活用すべく、地学室を飛び出して現地調査に出かけたのは、汽水域の研究をしている「汽水域」班です。天草高校ASクラス伝統の「ウェーダー」を着用し、温度計やスコップを手に、いざ、睦橋へ。「足がうまる!」「水圧がすごいです!」「ヘドロってすごい匂いがする!」と、初体験の様子を川岸まで臨場感たっぷりに伝えてくれました。
活動中、元気いっぱいの小学生グループが睦橋を通りかかりました。「何しているんですか?」と質問されたり、「川は危ないよ、気をつけて!」と励まされたりする場面も。その度に、「研究中です!」「ありがとう!」と丁寧に答えていた、律儀な(?)汽水域班の2人です。協力してヘドロを採取し、水深や水温などをてきぱきとメモしていました。(今日は、サンゴ班から助っ人が1人来てくれ、水温の測り方など貴重なアドバイスをくれました。頼りになります!)
教室で色々と調べたり議論したりするのも良いですが、現地に行って初めて気づくことも沢山あり、やっぱりフィールドワークは面白いですね! これから研究が進んでいくのが楽しみです。
In today’s ASⅡ class, students had plenty of time for their research. Taking advantage of that, one group called “Brackish Water” went outdoors. The group, consisting of two students, has been studying brackish water in the Machiyaguchi River, which flows right in front of our school.
Putting on Waders for the first time in their lives, students walked into the river bravely. They shouted, “It smells so bad!” “The water pressure is so high!” “Help! I’m stuck in the mud!”, telling us of their new experience in the river.
Whilst their research, many people were passing by, including some elementary school pupils. They were very interested in us in the river, so they asked what we were doing, and even kindly advised us to take care of ourselves in the river! Hopefully our fieldwork interests some people in the town. The students took some sludge and water in the river, and took some data such as the water temperature. Today we had a helper student from a group, “Corals,” and he gave some useful advice in the water. It’s great to have a friend like you indeed!
It’s fun to work indoors, but fieldwork is even more exciting! We can realize many things through first hand experience, and it’s worth doing. Good luck to the group “Brackish Water”, and we look forward to their study in the future!
【科学部】DNA分析事前講義
ホタル班の1年生3名が崇城大学の田丸先生からDNA分析に関する事前講義を受けました。
論文を読んでもわからなかった点を詳しく説明していただきました。
今後の研究活動に生かしていきたいと思います。
田丸先生、有り難うございました。
【科学部】砂月海岸でのサンゴ調査
サンゴ班が砂月海岸で調査を続けています。
この調査は、サンゴの生育状況を継続して観察し、温暖化等の影響を調べることを目的としています。
今後も調査状況を報告します。続報をお楽しみに。