熊本県立多良木高等学校
ありがとう多良木高校
君たちは大きな高校生
~ 校内駅伝大会 ~
12月21日(木)、澄み切った冬の青空のもと校内駅伝大会を開催できました。学校周辺の道路を男子は4.2㎞、女子は3.5㎞走り、それを5人で襷をつなぐもので、男女混合の25チームが出場しました。気温も日中は10度を超える絶好のコンディションの中、エントリーした全選手が完走し全チームが襷を繋ぐことができ、私自身は走っていないのですが、爽やかな達成感を覚えました。
長距離走を苦手とする生徒は多く、内心は走りたくないと思った人もいたことでしょう。しかし、次に待っている人がいる、アンカーの選手にとってはゴールにみんなが待っているという思いが、きつくとも走りぬく力になったのだと思います。いきなり長い距離は走れません。これも体育の持久走の授業の成果だと思います。準備して練習を重ねれば、全員が長距離を走ることができるようになるのです。多良木高校生の持っている大きな可能性を再認識しました。
11月4日、熊本県高校駅伝大会が熊本県総合運動公園陸上競技場をスタートゴールにして開催され、多良木高校も男女とも出場しました。陸上部員を中心にサッカー部、女子バレー部、ソフトテニス部、野球部などから選手を集め、オール多良木のメンバーで臨み、力走を見せました。沿道の駅伝ファンから「多良木、がんばれ」の熱い声援が飛びました。多良木高校が各種スポーツ大会で健闘したというニュースが発信されることで、地域の元気につながっています。
多良木高校は規模としては小さな学校ですが、生徒達は小さな高校生ではありません。一人ひとりが大きな可能性を有し、地域にとって大きな役割を担っている高校生たちです。そのことを私はいつも誇らしく思っています。
駅伝大会でスタートする1区のランナー