土木科
【土木科】土木構造物の維持管理について
土木構造物の維持管理について
期 日:令和6年5月21日(火)
場 所:熊本工業高校視聴覚室
生 徒:土木科2年生40名
講 師:国土交通省熊本河川国道事務所
2年生課題研究で国土交通省熊本河川国道事務所から3名の本校OBの職員の方々から講話をしていただきました。
今回のテーマは『土木構造物の維持管理について』です。
講義1 河川堤防及び河川管理施設の維持管理について
講義2 道路の維持管理について
国土交通省が関わっている1級河川、国道に関する深い内容を知ることができました。
本校OBの方も国交省で活躍されており、たいへん刺激になる話でした。
今週の木曜日には天草にトンネルの見学に行くことになっており、防災と並んで課題となっている老朽化対策などの維持管理について、多くのことを学びたいと思います。
【土木科】地域建設コンサルタントの役割及び地上レーザー測量について
地域建設コンサルタントの役割及び地上レーザー測量について
期 日:令和6年5月20日(月)
場 所:熊本工業高校CAD室
生 徒:土木科3年30名
講 師:(株)水野建設コンサルタント
3年生課題研究の時間に、『地域コンサルタントの役割』という題で地元の建設コンサルタントの水野建設コンサルタントから3名のOBの方から講義を受けることができました。
地元の建設コンサルタントの業務として、熊本地震などの自然災害の際の被害状況の調査と被災した橋梁や道路などの復旧工事に関する測量・設計業務があります。今回の講話の中でも、俵山周辺の道路、橋梁、トンネルの復旧復興に関して、地元のコンサルタントが大きな役割を果たし、創造的復興がなされたことを知ることができました。また、地上レーザー測量の実践も行われ、日頃見ることができない高度な技術を見ることができ、たいへん勉強になりました。
【土木科】めざせ!くまもとの若き匠たち
めざせ!くまもとの若き匠たち
「熊本の未来を創るのは私たちだ。」
「めざせ!くまもとの若き匠たち」は、県内の建設系の学校で日々頑張っている学生さん達を紹介、応援するテレビ番組です!日頃の学校生活、実践学習とその成果。また、卒業後の夢や目標など、熊本の未来を担う若き匠たちの特集されています。
本校からは「電気科」「建築科」「土木科」の3科の生徒を特集していただき、放送されています。
放送時間
毎週日曜日 22:54~ RKKテレビでの放送です。
過去の放送はRKKに番組アーカイブとして残されています。
めざせ!くまもとの若き匠たち ←←← ここをクリック
是非ご覧ください。
【土木科】人吉地区現場見学会
人吉地区現場見学会
令和2年7月豪雨から復旧・復興に向けたまちづくり、建設用3Dプリンターを活用した施工を学ぶために見学会へ土木科2年生が行きました。
①青井地区見学 青井被災市街地復興土地区画整理事業国道445号改築事業
熊本県人吉市青井地区の復興まちづくりとして、豪雨災害から創造的復興を目指されている青井地区へ見学に行きました。国宝である青井阿蘇神社では豪雨被害状況の説明・復旧に向けた課題・人吉らしさや賑わいのあるまちづくりへの復興計画など、都市計画について学ぶことができました。
②御溝川見学
御溝川は流下能力不足により道路冠水や家屋浸水が多発する浸水常襲が問題となされており、市街地の浸水被害から守るために治水安全向上を図る目的で工事を行われています。二次放水路の建設においての護岸工事を見学しました。被害の現状から治水工事における課題や工程を学ぶことができました。
③建設用3Dプリンター見学
熊本県では初の建設用3Dプリンターを見学しました。株式会社Poiyuse様は国内唯一の建設用3Dプリンターメーカーです。建設業界のデジタルトランスファーメーション(DX)に取り組まれておられます。今回、熊本県下で初の施工をされるということで、株式会社山王・新西復旧・復興建設工事協同企業体が人吉における県の災害復旧工事での根固めブロックを今回の建設用3Dプリンターで施工されるようです。建設用3Dプリンターの概要や稼働状況などを見学しました。これよりこのような先端技術が進み、DXが取り入れられれば建設業も発展していくだろうと感じることができました。
見学や講義を通して、災害対応や先端技術の知識を深めることができ、来年度の進路に向けて貴重な経験となりました。
【土木科】熊工会賞を受賞
11月に行われました。第23回高校生ものづくりコンテスト全国大会測量部門において、「準優勝」した功績を評価していただき、土木科工業クラブが熊工会会長の主海様より「熊工会賞」をいただきました。
土木科工業クラブの後輩達も先輩方を目標に日々練習に取り組んでいます。
「熊工会賞」受賞。おめでとうございます。
【土木科】課題研究発表会
令和5年度土木科課題研究発表会を行いました。
発表内容は以下の通りです。
1 大会成果報告
(1)竹の土木構造物への活用
昨年9月に行われた第10回日本大学土木設計競技で発表し、本校初の最優秀賞を受賞した研究。
SDGSをテーマに持続可能な開発として、竹をテーマに土系舗装やコンクリートに竹チップを混ぜることで、自然に優しい土木構造物の研究を行った。
(2)ものづくりコンテスト全国大会報告
第23回ものづくりコンテスト全国大会測量部門において、県内土木系学科で全国大会初出場で準優勝した大会の経過について報告する。
2 課題研究発表~
(1)題名:水害への備えと水害からの復旧
令和2年の人吉の豪雨災害を始め、このところ毎年線状降水帯による豪雨災害が九州各地で起こっている。これらの災害に対して国土交通省を始めとする関係各庁がどのような取組を行い、地域の安全を守っているかを調査し、研究した成果を発表する。
(2)題名:交通渋滞の原因とその解決方法について
熊本市は、慢性的な渋滞に悩んでいる。西環状道路線の建設を始め、渋滞緩和への動きが始まっている。今回、現状の渋滞の状況を把握し、渋滞緩和への具体的な活動がどのようになされているかを調査し発表する。
(3)題名:熊工周辺の街路問題について
熊工周辺のグラウンド通りは、幅が狭く、歩行者や自転車などが通行するのに、障害が多い。また、その他の熊工周辺の通りも問題点があり、これらを改善するために、すでに歩行者や自転車の対策が施されている場所を参考に具体的な改善策を提案する。
(4)題名:コンサル班
熊本県測量設計コンサルタンツ協会の技術指導をいただき、測量現場の技術を教わった。その技術を活かして校内細部測量を平板・トータルステーションを使用して、平面図作成を行うなど、1年間の活動を報告する。
(5)題名:社会福祉法人 慈愛園における技術協力について
本年度はこれまでの取り組みで培ってきた知識や技術を元に「可能な限り、施工班の自分達の力で現地の調査から測量、設計、図面化を行い、花壇のデザイン、施工までを行う」ということを目標にして社会福祉施設慈愛園での施工を行いました。
【土木科】土木科2年生課題研究の取り組み
土木科2年生の課題研究の様子です。
先日行われた南阿蘇断層見学を通して、経験したことを活かして地震や洪水などの災害に対応する土木構造物に関しての研究についてポスターを制作しています。ポスター完成後、各班のポスターセッションを行う予定です。
【土木科】第10回日本大学全国高等学校土木設計競技
第10回日本大学全国高等学校土木設計競技において、土木科工業クラブ6名で行った「竹の土木構造物への活用に関する研究」のテーマで参加してきました。
8月に行われた1次審査を通過して、9月18日に行われた2次審査に6名を代表して土木科3年生の込山憲乃さんが日本大学でのプレゼンを行いました。
内容としては、熊本県で広範囲に繁殖している竹を有効活用するためにチップ状に粉砕し土系舗装として活用しようとするものです。実際に竹チップによる土系舗装実験を行い、高い評価を受けることができました。結果として最優秀賞を受賞しました。ポスター作成・実験・プレゼンなど大変だったと思います。
これ結果を弾みに様々なことに挑戦してほしいです。
【土木科】南阿蘇断層見学
南阿蘇断層見学
期 日:11月28日(火)
場 所:南阿蘇・益城(布田川断層帯)
対象学年:土木科2年生
熊本地震の被害状況や地震のメカニズムを学ぶために南阿蘇断層見学会を実施しました。
熊本大学の先生方に帯同していただき、各所での説明を受けながら見学を行いました。今回の見学会では、地震の被害を肌で感じることができ、これからは災害から人の命を守る土木技術者になれるよう岳種を深めたいと思います。
ご協力いただいた熊本大学の先生方、お忙しい中大変ありがとうございました。
【土木科】熊本環状道路現場見学
期 日:11月28日(火)
対象学年:土木科1年生
主 催:熊本都市建設業協会、熊本市役所
熊本都市建設業協会様主催の現場見学会に行ってきました。今回の現場は都市計画道路熊本西環状線池上ICでした。土工工事・ドローン体験・トンネル見学など、熊本での工事の中でも最も大きな現場を見学させていただきました。
土工掘削工事では、山を切り土されていて、法面など整形されていました。転石が多く出ており、重機により転石を砕く作業をされていました。
重機オペレーターさんの手際の良さに驚いている様子でした。
ドローン体験では、基本的な操作を教わり、実際に飛行させました。現場の上空からドローンによる空撮を行い、工事の進捗状況を把握するのに活用するなどドローンの活用事例を教えていただきました。
初めてのドローンの操作を行い、楽しく体験することができました。
トンネル見学では、完成されたトンネルに入らせていただきました。明かりのついてないトンネルは薄暗く・寒くて怖かったです。トンネルの途中で熊本環状道路の概要説明等をトンネル内にプロジェクターで説明していただきました。暗いトンネルに映し出されるスライドが鮮明に見えて、初めての体験でした。
環状道路は熊本での慢性的な渋滞を緩和するためにも必要な道路を建設されています。
現場見学は土木工事を直接見て学ぶいい機会です。
これまでの計画から見学会まで熊本都市建設業協会様には大変お世話になりました。ありがとうございました。
【土木科】第23回高校生ものづくりコンテスト全国大会 測量部門
第23回高校生ものづくりコンテスト全国大会 測量部門
11月11日(土)12日(日)第23回高校生ものづくりコンテスト全国大会が行われました。今大会は北部九州開催として、化学分析・測量部門の2部門は本校で開催されました。
本校は県大会を勝ち抜き、開催地代表として全国大会に出場しました。
結果は準優勝でした。
外業競技は、5角形のトラバース測量を3人で行う競技です。地の利を活かして緊張感なく競技を行うことができ、18′20″で競技を終えました。どの学校も各地区を勝ち抜いただけあり、据付から観測まで素早く、全国のレベルの高さを感じることができました。
内業競技は1人1枚の計算書を仕上げる競技です。外業競技で得たデータを計算書にまとめ、測量誤差を出していきます。競技時間により減点等もありますし、スピードと正確さが問われる競技のため、転記や計算ミスなどがあると競技順位に大いに関係する競技です。その中、3人ともに計算書をミスなく終えることができました。
これまで年間を通して練習に取り組んできました。練習場所も校内になく、近くの公園で練習を行うなど。工夫を行い、全国大会に臨みました。これまでの練習の成果を出し切って、満足のいく大会となりました。
これまでの活動に関して携わってくれた方々、大会運営に携わってくれた方々に感謝したいと思います。誠にありがとうございました。
【土木科】卒業生講話
東洋建設と東亜道路工業に就職された卒業生に来ていただいたので、土木科1年生に対して講話をしていただきました!
1年生は進路を考えるいい機会になりました。
ありがとうございました
【土木科】実習風景
土木科では、各学年で様々な実習に取り組んでいます。その一部をご紹介します。
1年工業技術基礎〈測量〉
オートレベルを使用し、高低差を測量しています。
2年実習〈土質〉
土の液性限界試験と塑性限界試験の実験をしています。
3年課題研究〈コンサルタントコース〉
校内を平板とトータルステーションを使って測量しています。
〈施工コース〉
校内の補修を行っています。
【土木科】特別教育2年生
土木科2年生が8月28日29日に高所作業車の特別教育を受講しました。
高いところが苦手な人もいましたが、みんなしっかり受講することができました
生徒の感想
高所の方が振動がこず、怖くなかった。上からの景色は綺麗でした。
【土木科】特別教育1年生
土木科1年生と2年生が小型車両系建設機械特別教育とローラー特別教育を受講しています。学科を21日と24日に受け、25日に実技を行っています。
学科は初めての言葉も多く難しかったですが、実技は楽しそうに乗っています☺️
この講習が終われば、18歳のときに証明書が交付されます。
(土木科)管工事敷設実習
管工事敷設実習
連携企業:熊本県管工事業組合連合会
対象学年:土木科2年
熊本県管工事業組合連合会主催の管工事敷設実習を行いました。今年で5年目です。
重機で掘削を行い、地中に管を埋設する実習を行いました。管に電気を流して圧着、水栓に繋げて水が流れるまでの一連作業を行いました。また、管の破損に対しての止水作業など水に濡れながらの作業だったため、楽しく実習を行うことができました。
実習に当たり、準備など大変お世話になりました。また、楽しい実習をありがとうございました。
(土木科)地上レーザー測量実習
連携内容:地上レーザー測量実習
対象学年:3年生(課題研究12名)
企業連携:(株)ARIAKE
3年生課題研究を活用して、企業連携を毎年行っています。今年度熊本県測量設計コンサルタンツ協会へ企業連携の依頼を行い、建設コンサルタントの5社より、講師としてきております。
今回は、(株)ARIAKE様に来校していただき、地上レーザー測量実習を行いました。
前回のUAVレ-ザー測量と違い、地上でのレーザー測量です。据え付けするタイプと自身で担ぎ、歩きながらレーザー測量するタイプを実習で行いました。
本日は雨天のため、室内での実習となりました。高額な機器を扱い、緊張しましたが、楽しく実習を行うことができました。
(土木科)2年生課題研究『益城中央線4車線工事』に関する学習
土木科2年 課題研究の取り組みとして、『益城中央線4車線工事』に関する学習を行ってきました。
(一社)熊本県測量設計コンサルタンツ協会・㈱興和測量設計に協力していただき、事前学習・現地見学・調べ学習、プレゼン作成、発表を行ってきました。
・事前学習の様子((株)興和測量設計様より事前学習をしていただきました)
・現地見学(益城町4車線道路見学)
・課題研究発表
日時:令和5年6月27日(火) 13:35~ 熊工会館
協力:(一社)熊本県測量設計コンサルタンツ協会・㈱興和測量設計
<プログラム>
1 1班 『益城の道路4車線化における渋滞の改善』
概要:益城中央線4車線工事により、これまでの熊本市と熊本空港を結ぶ益城中央線が拡幅し、渋滞が緩和され熊本県の新道路計画の一つである“20分構想”を実現し、益城町のまちづくりのシンボルとして益城中央線が活躍できるか機能面・今後の未来の展望について研究しました。
2 2班 『自然災害時のインフラの整備について』
概要:熊本地震により大きな被害を受けた益城町の復興において、様々な市民生活に必要なインフラの重要性を再認識することができました。復興に際して、様々なインフラ施設をどう建設し、維持していくかについて調べました。
3 3班 『交通事故における傾向と対策』~交通事故0を目指して~
概要:益城中央線4車線化工事により、電柱の地中化や自転車レーンの新設など交通事故の可能性を減らし、道路の利便性を向上させる点について調べました。
4 4班 『益城中央線の利便性の向上』 <持続可能な道路をつくる>
概要:益城中央線4車線工事により、それまでの道路の状況と拡幅し、新設した道路がどのような機能を持ち、市民生活の利便性を上がることに貢献できるかを調べました。
5 5班 『益城町地震災害』 ~復興までの道のり~
概要:益城町の地震被害を調べ、どのように災害から復興し、土木業がどのようなところで活躍したかを中心に調べました。
6 6班 『地震とわたしたちの人間生活』
概要:地震と私たちの生活を結び付けて、今回の授業を益城町だけに留まらず、地震による様々な災害とその被害を軽減する手段・方法について調べました。
(土木科)第20回熊本県高校生ものづくりコンテスト測量部門
第20回熊本県高校生ものづくりコンテスト測量部門が本校で行われました。
この競技は測量機器のトータルステーションを使用、5角形の内角と距離を測定して、精度を求め、その取得したデータをもとに内業計算を行う競技です。3人1組で競います。
県内6校、8チームの参加して、本校からは2チーム参加しました。
日頃の練習の成果を出し、金賞(九州・全国大会出場獲得)と銅賞を獲得することができました。
金賞 銅賞
九州大会が7月に本校で行われます。本校と玉名工業高校が熊本県代表として九州大会に出場します。
県内土木科の先生方・生徒達の目標は「熊本から全国制覇」です。
互いのチームで切磋琢磨して、良い結果を残し、「熊本から全国制覇」できるように努力して参ります。
《九州大会》
第22回高校生ものづくりコンテスト九州地区大会 化学分析部門・測量部門
期日:7月8日(土)、9日(日)
場所:熊本工業高校 実習棟1号館2階 (化学分析部門)
ラグビー場及び熊工会館 (測量部門)
《全国大会》
第23回高校生ものづくりコンテスト全国大会 化学分析部門・測量部門
期日:11月11日(土)、12日(日)
場所:熊本工業高校 実習棟1号館2階 (化学分析部門)
ラグビー場及び第2体育館 (測量部門)
(土木科)UAV写真及びレーザー測量実習
連携内容:UAV写真及びレーザー測量実習
対象学年:3年生(課題研究12名)
企業連携:(株)ワコー
3年生課題研究を活用して、企業連携を毎年行っています。今年度熊本県測量設計コンサルタンツ協会へ企業連携の依頼を行い、建設コンサルタントの5社より、講師としてきております。
今回は、(株)ワコー様に来校していただき、UAV写真及びレーザー実習を行いました。
新技術であるUAV写真測量、レーザー測量実習を行いました。UAV測量の飛行計画をさせていただき、新技術を学ぶことができました。
熊本県立熊本工業高等学校
〒862-0953
熊本市中央区上京塚町5番1号
(地図)
TEL(全日制)
096-383-2105
TEL(就職)
096ー382-1800
TEL(定時制)
096-383-0310
FAX
096-385-4482
URL:
https://sh.higo.ed.jp/kumakoths/
E-mail:
kumamoto-th@pref.kumamoto.lg.jp
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者
校長 野崎 康司
運用担当者
HP担当者