2024年10月の記事一覧
【土木科】新大矢野トンネル(仮称)現場見学
新大矢野トンネル(仮称)現場見学
日 程:令和6年10月29日(火)
場 所:新大矢野トンネル(上天草市大矢野町登立)
生 徒:土木科1年
協 力:熊本都市建設業協会青年部
熊本都市建設業協会青年部のご協力により、上天草市の新大矢野トンネル(仮称)の現場見学会に参加してきました。
土木科1年生にとっては初めての現場見学会です。
午前中は現場事務所でトンネル工事の概要を説明していただいた後、坑口(トンネルの入口)から1㎞程のところにある切羽(きりは:トンネルの掘削面)まで歩いていきました。中には教科書の中でしか見ることがない重機がたくさん動いており、コンクリートを打つ様子を見ることができました。1日にわずか4mと一日一日少しずつ進んでいくトンネルの掘削ですが、この丁寧な作業が人々の生活を支えると思うと感慨深くなりました。
昼食は協会青年部の方々と会食をしていただき、日ごろ聞けないことをたくさん聞くことができました。
協会の方々は楽しく優しくお話していただきました。
午後はドローンの実技体験の予定でしたがあいにくの雨となり、協会の方による座学となりましたが、分かりやすい説明に対し多くの質問が出て大変有意義な会となりました。
御支援していただいた熊本都市建設業協会青年部のみなさま、現場の関係企業のみなさま、大変お世話になりました、ありがとうございました。
【土木科】熊本地震から学ぶ
熊本地震から学ぶ
期 日:令和6年10月29日(火)
場 所:熊本工業高校土木科社会基盤室
生 徒:土木科2年40名
講 師:熊本大学くまもと水循環・減災防災研究センター 鳥井先生
2年生課題研究の時間に、『熊本地震から学ぶ』という題で熊本大学くまもと水循環・減災防災研究センター 鳥井先生から事前学習をしていただきました。今年で5年目になる取り組みです。
熊本地震においての被害や断層の話、能登半島地震との比較など様々な面から熊本地震に対してのお話をしていただきました。
今後は、南阿蘇断層見学へ行き、熊本大学の松村先生より事後学習を行い、パネルディスカッションを行う予定です。
【土木科】土地家屋調査士
土地家屋調査士講演
期 日:令和6年10月29日(火)
場 所:熊本工業高校2年生
生 徒:土木科2年40名
講 師:熊本県土地家屋調査士会5名
熊本県土地家屋調査士会より5名来校いただき、土地家屋調査士の仕事について講演いただきました。
土地家屋調査士の仕事について、資格などお話しいただきました。
土地家屋調査士の仕事は大きく分けて3つあるそうです
・土地の境界確定
・土地の登記
・建物の登記
そのほかにも土地家屋調査士になるためには資格の取得が必要であること、高校生で測量士補の資格を取得すると1次試験の免除になるなど、分かりやすく説明していただきました。
生徒からの質問では仕事量についてや土地家屋調査士の資格を取るためにはどれぐらいかかったなどの質問が出て、丁寧に回答いただきました。
お忙しい中、来校いただきありがとうございました。
【土木科】「世界津波の日」2024高校生サミットin熊本
「世界津波の日」2024高校生サミットin熊本 9月23日、24日 於:熊本城ホール
ニュースでも流れましたが、23日、24日に熊本城ホールにて、総勢647名国内高校生313名78校、海外高校生213名43カ国が参加した国際会議に本校からは土木科3年の3名が参加しました。1日目は、3つのテーマで15班に分かれて班別協議が行われ、2日目にその結果を発表後、サミットの宣言を行うという内容でした。
3名は、「新たな活断層と地震の関係から未来の防災を考える」という題で昨年より課題研究で体験した防災に関する研究成果を発表しました。また、その中でアクションプランとして、「マイライムラインの作成」による予防的避難の必要性について提案しました。
このサミットは、熊本で起こった熊本地震の教訓を世界へ、そして未来に発信するという目的に開催されました。プレゼンテーションの発表、班別討議などすべて英語で行われるため、9月、10月にかけて英語での発表練習を繰り返し行い、分かりやすくするためのパネル制作などを行い、本番に備えました。お陰で発表も練習通り行うことができ、班別協議も海外の生徒とも円滑にコミュニケーションも取れ、話し合いを進めることができました。最後に宣言として、“KIZUNA”という言葉が示され、熊本に集まった国内外の高校生が地震をはじめとする自然災害に対する防災対策について話し合ったことと、その過程で生まれた高校生同士の絆を世界へ、そして未来に広めるという宣言で終えることができました。土木科では課題研究を通して、2年、3年と南阿蘇、益城町の見学会や球磨川の豪雨災害の復興事業などの見学を行うなど、防災について体験的に学んできました。また、その対策として、先輩たちから受け継いできたマイタイムラインの作成をアクションプランとして発表できたことはとても有意義な大会となりました。3名とも来春大学進学する予定です。今回、国際会議に参加し、発表や海外の高校生との交流を通して、多くのことを学ぶことができました。この経験を今後の学生生活に活かしてくれることと思います。
【土木科】新実習棟へ
土木科新実習棟完成
10月2日から土木科新実習棟が完成し、移動を行いました。
昭和・平成・令和と土木科の生徒たちが実習・資格試験・就職の面接など、様々な活動に汗を流した学び舎には、卒業生のたくさんの思い出も詰まっていると思います。
新実習棟は、木材が多く使用され、落ち着いた雰囲気があり、今後土木科生徒たちの学び舎として役割を果たすことと思います。
※土木科にご用の際は、新実習棟へお越しください。
【土木科】橋梁メンテナンス Vol.3
土木科3年 課題研究発
「橋梁メンテナンス Vol.3」
期 日:令和6年10月16日(水)
場 所:熊本工業高校土木科社会基盤室、健軍川橋梁
生 徒:土木科3年生20名
講 師:熊本市都市建設局土木部道路保全課
(一社)熊本県コンクリート診断士会
(株)アイ・エス・エス 経営企画部 日本大学工学部客員研究員 浅野 和香奈 様
(株)F.Cガード
熊本市都市建設局土木部道路保全課、(一社)熊本県コンクリート診断士会より8名来校いただき、橋梁点検に関して講義いただきました。
これまで現地踏査を行った3コースについて、点検方法の選定についてコンクリート診断士会の方々の前で資料を使ってプレゼンテーションを行いました。コンクリート診断士会から3コースについて講評をいただきました。
・健軍川コース 17橋
・藻器堀川コースA 14橋
・藻器堀川コースB 16橋 本校1.5Km以内の47橋です。
(株)アイ・エス・エス 経営企画部 日本大学工学部客員研究員 浅野 和香奈より、リモートで「橋のセルフメンテナンスについて」「簡易橋梁点検チェックシートについて」講義をしていただきました。
(一社)熊本県コンクリート診断士会より国交省様式説明についての説明と事例を用いて診断結果を説明いただきました。
熊本工業高近辺の橋に移動して、(株)F.Cガード様の橋梁点検車の現地見学を行いました。点検車に乗り、橋桁をのぞくなど、初めての体験でした。
【土木科】橋梁メンテナンス Vol.2
土木科3年 課題研究発
「橋梁メンテナンス Vol.2」
期 日:令和6年10月8日(火)
場 所:熊本工業高校土木科パソコン室、各3コース
生 徒:土木科3年生20名
講 師:熊本市都市建設局土木部道路保全課
熊本市都市建設局土木部道路保全課より6名来校いただき、橋梁メンテナンスに関して講義いただきました。
今回の講義は、点検方法の再確認、現地踏査時の注意点、チェックシートのデジタル化、360°カメラの紹介などの講義をしていただきました。
現地踏査では3コースに分かれました。
・健軍川コース 17橋
・藻器堀川コースA 14橋
・藻器堀川コースB 16橋
本校1.5Km以内の47橋です。
今後の活動では、簡易橋梁点検チェックシートを作った作られた浅野 様の講義、橋ログの使い方、国交省様式説明[コンクリート診断士会説明]、橋梁点検車現地見学です。
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