建設工学科のトピック

建設工学科ブログ

【建設工学科】 2年生「出前講座・現場見学②」

11月7日(水)に実施した、本校建設工学科2年生対象の出前講座と現場見学について、
今回は「②ICT活用工事現場見学」の様子をお伝えします。

人吉市中神地区において、河道整備工事が行われています。

ここでは、球磨川の流れを良くするために、樹木を伐採し堆積した土砂を取り除いています。

その中で、「ICT建機」と呼ばれるコンピュータ制御の重機や、
測量のための「ドローン」が使用されており、それらについて学ぶことができました。

まず、国土交通省が推進している「i-Construction」(アイ-コンストラクション)についての
説明を受けました。

i-Construction」とは、ICT技術を活用し、測量・設計・施工・管理を情報化することで、
生産性や安全性の向上を目指すものです。
今後ますます導入が進んでいくと思われます。

次に、「ドローン」を用いた測量について説明を受けました。

「ドローン」に搭載されたカメラで写真を撮影し、そのデータを解析して測量を行います。

実際に生徒もドローンの操作をさせていただきました。

ラジコン感覚で操作は簡単です。

そして、「ICT建機」について説明を受けました。

「ICT建機」には、完成図面のデータが入っており、コンピュータのサポートを受けながら
決められた深さや角度で土砂を掘削することができます。

今までは目印(=丁張り)が必要でしたが、不要となり生産性が向上しています。

また、経験の浅い人でも、ベテランに負けない操作が可能です。

こちらも搭乗体験をさせていただきました。

初めて乗る生徒でも、操作できました。


最後にドローンによる記念撮影!


次回は、「③スマートインターチェンジ工事現場見学」の様子をアップします。

【建設工学科】 2年生「出前講座・現場見学①」

11月7日(水)に、本校建設工学科2年生を対象に出前講座と現場見学を行いました。

この取り組みは、国土交通省九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所のご協力により
平成27年度より実施しており、今回で4回目となります。

内容が盛りだくさんなので、以下の内容を6回に分けてブログにアップしていきます。

①出前講座

②ICT活用工事現場見学

③スマートインターチェンジ工事現場見学

④レーザー計測器の操作訓練

⑤生コンの現場品質管理実習

⑥ヒストリアテラス五木谷の見学

それではまず、「①出前講座」についてです。

出前講座では、国土交通省の取り組みについて説明していただきました。


国土交通省では、河川・道路・港湾の整備事業や防災事業等によって、安全で豊かな暮らしを支える社会資本の整備・監理を行っておられることを学びました。

また、女性技術者の増加や防災について、採用に関しての説明もしていただきました。

次回は、「②ICT活用工事現場見学」の様子をアップします。

【建設工学科】 3年生「ジュニアマイスター」

建設工学科の3年生4名がジュニアマイスターの認定を受けました。



写真左から、

 ジュニアマイスターシルバー
  池田 聡一郎くん(人吉一)
  岡村 和馬くん(錦)
  増木 和博くん(山江)

 ジュニアマイスターブロンズ
  田中 陸哉くん(人吉一)

建設工学科では、専門の知識を活かして受験できる資格試験が限られており、
難易度も非常に高いことから、ジュニアマイスターから遠ざかっていました。
しかし、この4名は、「測量士補」や「2級土木施工管理技術検定」に
見事合格したことが今回の認定に繋がりました。
4人共に、建設関係の就職を希望しており、今月中旬に控えた就職試験に望みます。
自信を持って頑張ってきてください!

【建設工学科】 女子生徒「くまもと建麗会との現場見学会」

夏期休業中の8月23日(木)に、コマツIOTセンタ九州を会場として
「熊本県工業系高等学校女子生徒とくまもと建麗会との現場見学会・交流会」が行われ、
本校建設工学科の女子生徒3名が参加しました。

まず、本会を主催された「くまもと建麗会」とは、熊本県内の建設産業で働く女性の集まりで、
平成27年度に発足されました。
女性が働きやすい職場環境づくりの推進等に取り組まれ、会員数は約60名とのことでした。
また、これからの建設業界を担う学生に対し、女性目線での建設産業について正しい理解の促進を図る活動も
行っておられ、本会の実施となりました。

初めての試みでしたが、生徒37名、教員11名、建麗会8名、関係機関4名、計60名の参加があり、
非常に活気溢れる見学会となりました。


熊本工業高校に集合し、挨拶と行程の説明を聞きました。


コマツIOTセンタ九州に移動し、最新技術の説明を聞きました。


多数のメディアの方も。関心の高さがうかがえます。


施設内から、ICT建機のデモンストレーションを見学。


食事をとりながら意見交換。一番盛り上がりました!


そして実際に試乗。生徒全員が体験しました。


最後に記念撮影。

本会を開催していただきました建麗会の皆様、本当にありがとうございました!
女性が輝く建設業、今後のご活躍を期待しています!

【建設工学科】 1年生「工業技術基礎」


1年生の工業技術基礎の様子です。






自動カンナで表面がきれいになった板に設計図通りの長さを差し金で正確に取りました。初めて使う差し金だったので、まっすぐ線を引くのが難しかったようですが、すぐに慣れて真っ直ぐ引けるようになりました。

次に、線を引いた板をスライド丸のこを使って切断しました。お互いに協力をしたおかげで、設計図通りの部材をすべて準備することができました。

次回は組み立てを行う予定です。またブログを通して制作段階を報告していきたいと思います。

【建設工学科】 3年生「日本語ワープロ検定試験」



3年生が日本語ワープロ検定試験3級を受検しました。

速度」と「文書作成」の2項目ともに基準を満たすと合格になります。
過去に行われた検定試験の問題を懸命に取り組んできたので、
本番は落ち着いてパソコンに向かうことができました。
今までの成果を発揮できたと感じている生徒が多かったと思います。
結果は分かり次第、ご報告します。

【建設工学科】 測量サークル「CM撮影」

7月に行われる「くまもと建設業就職フェア」のCM制作にあたり、
本校生の活動の様子を撮影していただきました。

出演するのは、建設工学科3年生の測量サークルに所属する3名です。
〈写真1〉


〈写真2〉


慣れないカメラに緊張しながら、無事撮影を終えました。

CMの放映は6月中旬の予定だそうです。
お楽しみに!

【建設工学科】 1年生「工業技術基礎」

 
年生の工業技術基礎の様子です。

本日は、自衛隊に入隊している卒業生が来校し、体験談を話してくれました。



まず研修が3か月間あり、さまざまなことを学び、自分の希望する部署へ移っていくそうです。きついというイメージを持たれやすいけど、楽しいことも多いと教えてもらいました。

実習では、自動カンナという機械を使って板や角材の表面をきれいにしました。一つの作品を丁寧に仕上げていきます。




あがった作品はブログ等で紹介しますので、楽しみにしていただけるとありがたいと思います。

【建設工学科】 3年生「実習」

3年生の実習です。

7月に実施される日本語ワープロ検定に向けて、練習に取り組んでいます。
本検定は、①10分間に300文字以上入力する②見本の文書を20分間で作成するという2つの項目どちらとも基準を満たすと合格できます。

取り組み始めた頃はうまくいきませんでしたが、練習を重ね300文字を超えるようになりました。

一つでも多くの資格取得と社会で必要とされる力を付けられるように頑張ります。


建設工学科2年 実習風景【測量】


1年生は、いきいきと集団宿泊研修に励み、
少し成長した表情で先ほど帰ってきました。
昨日今日と、たくさんの経験を積んだことでしょう。

さて、建設工学科2年生も、
1年生に負けないくらい元気に、午後の実習に取り組みました。
今日は、「測量実習」の様子を紹介します。

2年生の測量実習では「トータルステーション」という器械を用いて、
角度や距離を測定していきます。
測量実習では、器械を目的の点に正確に立てたり,
きちんと水平に設置する(=据え付ける[すえつける])ことがとても大事です。
慣れるまではかなりの時間を要しますが、
この実習を通して短時間で設置できるようになっていきます。

測量がきちんとされることで、
安心できる構造物が建設されますし、
公正な土地の取引が行われています。
測量は構造物を作ったり、街づくりをする観点からも、
基礎の基礎となる、とても重要な作業と言えるでしょう。

建設工学科2年生には、女子生徒が5人いますが、
女子でも全く問題なく、きちんと測定できていました 絵文字:良くできました OK
丁寧な作業は女性が得意とも言われています。
これからもたくさんの知識と技能を身につけて、
立派な技術者を目指して下さい!!


 
   三脚を伸縮させながら、水平になるように調整(=整準)します。これが結構難しいのです。

 
 調整ねじを使い、更に正確に整準していきます。  結果は、きちんと野帳に記録します。