建設工学科のトピック

建設工学科ブログ

平成28年度熊本県工業高校生徒研究発表会【建設工学科】

平成28年度熊本県工業高校生徒研究発表会
日時:平成28年11月16日(水)
会場:崇城大学

 崇城大学で行われた生徒研究発表会に建設工学科3年生7名が参加してきました。限られた時間の中で、朝夕問わず研究や練習を重ねてきました。

三和土の研究
 ~温故知新、僕らが未来につなぐこと~

と題し、三和(たたき)の研究について発表しました。結果、

熊本県工業連合会会長賞

をいただくことができました。最優秀賞に次ぐ賞ということでしたが、会場の心を最も強く掴んだ発表だったと、多くの先生方、審査員の方からお言葉をいただきました。発表した生徒たちは本当に良く頑張ってくれました。
また、研究に協力して下さった皆様のお陰でこのような賞をいただくことができました。本当にありがとうございました。

 



発表メンバー

ICTを活用した掘削工事の見学会【建設工学科】

日時:平成28年10月17日(水)
場所:球磨川

 球磨川の河川工事を行っておられる㈱江川組様と国土交通省にご協力いただき、ICT(情報通信技術)を用いた掘削工事の見学会が行われ本校建設工学科2年生も参加しました。ドローンを用いた測量や、そのデータを取り込み自動操縦を行う油圧ショベルでの掘削作業を見学しました。これまで建設業と言えば、苦しく辛い体力勝負というイメージがありましたが、現代の技術は大きく進歩しており、ほとんどの現場で、人間が操作する機械が作業を行っています。2年生はこれからインターンシップを経験し、進路を決定していきます。今回の見学会が、今後の進路決定にプラスになればと思います。



ドローンによる測量の様子

生徒による油圧ショベルの操縦



土俵改修作業【建設工学科】

土俵改修作業
 日時:平成28年10月10日(月・祝)
 場所:熊本市東区画図 下無田神社

  
 建設工学科では、課題研究の授業で「三和土」(たたき)の研究に取り組んでいます。その中で学んだ知識や製作してきた伝統的な道具を活用し、10月10日(祝)に建設工学科3年6名で土俵改修作業を行いました。現場は熊本市東区画図町の下無田神社です。

こけが生えていた土俵を掘り返したあと、均等にならしながらたこや木版でたたき固めていきます。地域の子どもたちにも手伝っていただき、楽しく作業をすることができました。また、俵の代用品として画図小学校伝統の大綱引きの綱を使用させていただきました。仕上がりも大変良く、地域の方々の笑顔が何よりの喜びとなりました。

本改修作業の様子は10月11日(火)16:00~KKT「テレビタミン」で放送予定です。また、10月19日(水)には本神社午祭りで子ども角力(すもう)も実施されます。ちびっこ力士のみなさん、がんばってください!

 
改修前の土俵


地域の子どもたちとの共同作業


完成!!

建設工学科特別教育(高所作業車【10m未満】)

 平成28年7月25日(月)~26(火)の2日間で、建設工学科の特別教育を実施しました。今年は「高所作業車(10m未満)」の運転業務です。熊本県は今年大地震に見舞われ、現在も復興が進んでいますが、作業効率を上げるために、建設系の大型機械を操縦できる人材が強く求められています。「熊本の復興には君たちの力が必要だ」という講師の方の力強いお言葉もあり、受講者も真剣な眼差しで取り組んでいました。今回学んだことを、これからの人生に活かしてもらいたいと思います。





 

平成28年度ものづくりコンテスト県大会結果報告(測量部門)

 平成28年6月19日(日)に玉名市にある玉名工業高校にて平成28年度ものづくりコンテストが行われ、本科からは測量部門に参加しました。出場メンバー及び結果は以下のとおりです。
[出場メンバー]
 建設工学科3年 犬童 正汰
            蓑田 神怜
 建設工学科2年 星子 武信
[結果]銅賞(第3位)

外業の様子
 



内業の様子
  

 昨年同様銅賞という素晴らしい結果でしたが、本人達に笑顔はありませんでした。全国だけを見据えて日々の練習を繰り返してきた彼らにとっては大変悔しい結果だったようです。3年生の悔しさは2年生が晴らす、という強い思いを持っているようなので、成長に期待したいと思います。九州、そして全国の舞台へ。彼らの挑戦は続きます。