建築科ブログ
【建築科】第4回特別授業「地域資源とのコラボ推進事業」
実施日:令和3年10月27日(水)①②③④⑤⑥時間目
講師:元熊本城本丸御殿復元工事棟梁 松永 孝一 氏
文化財建造物保存技術協会 参事 東坂 和弘 氏
生徒:建築科伝統建築コース 2年(19名)、3年(19名)
本校建築科の特別授業が午前の部、午後の部の2回に分けて行われました。
今回の講師は元熊本城本丸御殿復元工事棟梁 松永 孝一様、文化財建造物保存技術協会 参事 東坂 和弘様です。
熊本城本丸御殿の新築工事や熊本地震により被災を受けた飯田丸5階櫓などの修復工事にともない、それぞれのお立場から木材の使い方、手法についてこれまでの現場経験を踏まえて、伝統建築の魅力や職人としての在り方について講義をしていただきました。生徒達は興味津々に話を聞き、積極的な発言も見られ充実した講義となりました。
午前の部 伝統建築コース2年生 授業風景
午後の部 伝統建築コース3年生 授業風景
【建築科】第3回特別授業(地域資源とのコラボ推進事業)
第3回特別授業
実施日:令和3年9月9日(水)
講師:本山建設 社長 本山 幸嘉 氏
生徒:建築科建築コース 2年(20名) 3年(17名)
今回の講師は熊本県山鹿市で総合建設業を営んでいらっしゃる本山幸嘉様です。
地場産業の経営者として、山鹿市の商工会のリーダーとして、熊本県建設業協会 タクミミライ 経営雇用委員長・理事としてのご経験を踏まえて、総合建設業の魅力について講義をしていただきました。
アスベストのことや、建設業のことばかりでなく、町づくり・街おこしについてのお話も盛り上がりました。3年生にとっては、これから始まる仕事を中心とした社会生活の実感がもてるような内容であり、2年生にとっては今後の進路選択に繋がる貴重な講義となりました。
中学生体験入学(建築科)
10月16日、中学生向けの体験入学を実施しました。
多くの中学生の皆さん、保護者の皆さんに御参加いただきありがとうございました。
建築科では木工、測量、CAD、伝統建築専攻科の説明を各ブースで行ないました。
木工の説明 鉋がけ体験の様子
測量の説明
CADの説明
伝統建築専攻科の説明 しらさぎ荘・水神社
今回の説明会を通して、多くの生徒さんに球磨工業高校のこと建築科のことを知ってもらい、興味を持ってもらえたと思います。
多くの生徒さんが球磨工業高校に来てくれることを楽しみにしています。
今回は多くの方に体験入学に参加いただきありがとうございました。
【建築科】課題研究~木育班~
令和3年10月12日(火)
建築科の課題研究では、木育班という幼稚園や支援学校と交流を行う班があります。
今日は、今年度2回目となる青井幼稚園の年長さんとの交流に行ってきました。
パチンコゲームを一緒に製作しました。
幼稚園生に安全に作ってもらい、楽しんでもらえるように、この日のために生徒たちはたくさんの準備をしてきました。
準備は大変だったのですが、すごく喜んでくれて、生徒たちも嬉しい気持ちでいっぱいの様子でした
また、おもちゃ箱の製作も行い、贈呈を行いました。
おもちゃ箱の製作は夏休み期間中の時間なども活用し、生徒たちがデザインから考え、製作してきました。
お渡しをしたときに、「かわいい~!」「すご~い!」と言ってもらえ、生徒たちも頑張ってよかったと改めて思ったようです
青井幼稚園の年長さんとの交流は今年度最後となりました。
2回とも生徒たちにとって、とても良い経験となったと思います。
建築科・特別授業
本校建築科では今年度より、地域資源とのコラボ推進事業として専門講師を招いた特別授業を行っています。
第1回 特別授業
7月8日(木)
目的:昨年の豪雨災害で被災した人吉市内の国登録有形文化財の復興作業を通した文化財建造物の保全と活用について学ぶ
講師:熊本高等専門学校 名誉教授 磯田 節子 氏
生徒:建築科2年(39名)、1年(38名)、伝統建築専攻科1年(5名)
生徒達は昨年の豪雨災害で被災された旅館の復興現場の様子や取り組みを聞き、登録有形文化財の在り方や復旧支援、文化財登録について学びました。昨年の復旧ボランティアで作業した場所でもあったため、その時のことを思い出しながら講義に取り組む姿が見られました。
第2回 特別授業
7月14日(木)
目的:建築物の設計業務の具体的内容と、目標の実現に向けた生き方について学ぶ
講師:一級建築士事務所AND 代表 中村新五 氏
生徒:建築科Aコース 2年(20名)、3年(17名)
コロナ感染防止対策として、手指の消毒・マスク着用はもちろんのこと生徒座席の指定や距離の確保を行いました。生徒達は授業に真剣に取り組み、受講後は建築設計業務内容について気になることなど積極的に質問する姿が見られました。
磯田先生、中村先生この度はご講演ありがとうございました。
令和3年度第20回高校生ものづくりコンテスト九州大会
令和3年度第20回高校生ものづくりコンテスト九州大会が福岡県にて開催され、本校建築科からは家具工芸部門に、3年建築科建築コースの竹本拓斗君(多良木中出身)が出場し、最優秀賞を頂くことができました。
応援して頂いた皆様ありがとうございました。これからも技術向上に努めて参ります。
【建築科】青井幼稚園での木育教室(課題研究木育班)
令和3年7月6日(火)
3年生の課題研究の木育班で、青井幼稚園にて年長さんと木育教室を行いました
4月からずっとこの交流のために、製材から試作まで準備をしてきました
今回の木育教室では、小物入れを作りました
「木育」ということで、道具の使い方や注意事項を伝えなければなりません。
幼稚園生に伝えるため、わかりやすい言葉を使った説明をするため、前日まで練習をしてきました
直前まですごく緊張していた生徒たちでしたが、幼稚園生の顔を見ると、自然と笑顔になっていました
活動に入ると、最初は生徒も園児さんたちも人見知りをしていましたが、徐々に打ち解けていきました
園児さんたちが釘打ちや鋸挽きで怪我しないように注意を払いました
最後は園児さんがそれぞれ選んでくれた動物やお花のモチーフを蓋に貼り付けて、色塗りをしました
最後まで生徒も園児さんも笑顔で楽しそうに活動していました
それぞれ味のあるすごく可愛い作品が出来上がりました
そして、生徒たちの普段は見ることができない新たな一面が発見できました
次の木育教室は10月に予定しています。園児さんたちの笑顔のために頑張ります
高校生ものづくりコンテスト 予選会(木材加工部門・家具工芸部門)
6月に行われる高校生ものづくりコンテストの予選会を行いました。本校建築科からは木材加工部門と家具工芸部門の2部門に出場します。金賞(優勝)目指して頑張ります。
一次予選の様子
2次予選の様子
家具工芸部門
家具工芸部門
木材加工部門
建設業の魅力を紹介する施工現場授業
建設業の魅力ややりがいを伝えようと、大東建託株式会社様が来校され、講義と現場見学会を実施して頂きました。
普段は聞けない建設現場の流れや施工について、詳しく講義をして頂いたり、実際の現場にて実物を見せながら丁寧に説明していただき、とても有意義な授業となりました。
生徒達も普段見られない壁や天井裏などの構造を見られて、イキイキいているようでした。今日の講義を、今後の進路選択などに活かしてほしいです。
1年生
2年生
技能検定試験(建築大工)
2月13日(土)に技能検定試験の建築大工2級、3級を受験してきました。
11月から約4ヶ月ほど、一生懸命に練習し本番に臨みましたので、その成果がでることを期待しています。
合格発表は3月19日(金)10:00~ (県庁HP)
本番前の様子
練習の様子
木製テーブルセット、パーテーションの製作
新型コロナウイルスと闘う医療従事者に向けて、感謝の気持ちを込めて何か出来ないかということで、熊本県森林組合連合会様、農林中央金庫様と共同して木製テーブルセットとパーテーションの製作を建築科3年生と伝統建築専攻科の生徒で行いました。
この木製テーブルセットとパーテーションは熊本県内の医療機関に寄贈される予定です。
【建築科】課題研究発表会
令和3年1月20日(水)
4~6限の時間を使い、2年生に向けて、3年生が課題研究発表を行いました。例年であれば、2・3年生全員で計画室で静聴するということになっていますが、新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、今年度は計画室は2年生のみ、3年生は造形室でリモートで静聴するという形になりました。
計画室の2年生
造形室の3年生(リモート画面)
①伝統建築専攻科
②西田先生「1年間を振り返って」
③地域活性化班
④伝統工法班
⑤木工班
⑥コンペ班
⑦木育班
また、2年生も意欲的に質問する姿が見受けられました。来年は自分たちが課題研究をすることを考えると、身が引き締まる思いだったことでしょう
最後に総評を松葉先生にいただきました。
・自分の言葉で話すことの大切さ
・如何に良い課題『研究』になるかは君たち次第であること
・指示待ち人間にはならないこと
などの言葉をいただきました。
造形室でリモートで聞いている3年生もしっかりと聞いていました
松葉先生の総評を聞いている様子(上:2年生、下:3年生)
今年度は休校から始まり、さらには人吉球磨地区を襲った水害など、様々なことが起こった1年でしたが、できることに目を向け、互いに助け合い、補い合いながら、取り組んだ「課題研究」でした。課題研究を通して、身に付いた力は人それぞれだと思いますが、この課題研究発表をすることにより、それを自分で自覚する良い機会になったのではないかと思います。
3年生の皆さん、1年間お疲れさまでした!
また、課題研究で関わらせていただいた方々、ありがとうございました
【建築科】支援学校にて製作キットの受け渡し ~課題研究木育班~
令和2年12月25日(金)
建築科課題研究「木育班」では、昨年度まで幼稚園と支援学校と木育教室を通して交流する活動を行ってきました。しかし、今年度はコロナウイルス感染症拡大予防のため、どちらとも交流はせず、製作キットのお渡しに返させていただきました。
幼稚園生向け製作キットの受け渡しは10月に既に実施しており、今回は支援学校生向け製作キットの受け渡しを行いました
支援学校生との直接的な交流はコロナウイルス感染症予防のため難しいということで、支援学校の先生への受け渡しとなりました。木育班は8名で活動していますが、冬休み入っての受け渡しとなったため、3名のみの参加となりました。3名ともきちんと自分が担当した製作キットのことを伝え、手渡すことができました。支援学校の木育班が活動する場所で受け渡しをさせていただくことができ、少しでも支援学校生が作業する様子が想像できたのではないかと思います
今年は色々なことが出来事が重なり、例年と大幅に変わってしまい、生徒にも難しい要求をしてしまったと思っています。ですが、全員最後まできちんとやり遂げてくれました
年明け後も課題研究発表に向けて、最後まで頑張っていきたいと思います
技能検定(建築大工)課外
2月に行われる2級技能検定試験(建築大工)に向けて練習中です。
原寸図から材料の削り、墨付け、加工を行い組み立てて行きます。
合格に向けて日々頑張っております。
2級の実技課題の椅子。全工程の制限時間は5時間30分です。
電気科・建築科共同 軸組模型製作
電気科と建築科で共同して、実際の住宅を模した軸組模型を製作しました。
この模型を使って電気科で壁や天井の裏に電気配線をしてコンセントや照明を取り付ける実習を行います。
普段教科書の中でしか見ない壁の構造を知れて良い体験になったかと思います。
また他の学年も授業の一環として見学しにきました。
建築科 課題研究(地域活性班)
「課題研究」の授業にて令和2年7月豪雨で被害に遭った青井阿蘇神社の被害状況調査を行ってきました。
がれきや泥などの撤去は終わっていましたが、調べていくと想像以上の高さまで浸水していることが分かりました。
豪雨災害から3ヶ月ほど経ちますが、この災害を忘れず後世に伝えていければと思います。
中学生の皆さんありがとうございました!【建築科】
7月18日・19日の2日間で中学生に向けた体験入学を行いました。
建築科では伝統建築コース・建築コース・3DCADコース・伝統建築専攻科コースの4つのコースに分けて紹介を行いました。
伝統建築コースの紹介
鉋削り体験をしてくれた中学生にはプレゼントもありました。
建築コースの紹介
小さなお客様も来てくれました!(^_^)
3DCAD体験コース
伝統建築専攻科の紹介
今回の体験入学で球磨工業高校に興味を持った方が増えたと思います。
球磨工業高校の先輩や先生は皆さんと一緒に活動できることを楽しみにしています。
また球磨工業高校で会いましょう!
中学生の皆さんありがとうございました。
明日は中学生体験入学です!
建築科では明日18日と19日が中学生体験入学ということで、予行練習・準備を行いました。
明日は、高校生が気合いを入れて頑張ります!!
中学生の皆さんよろしくお願いします。
建築科集会
先日、建築科集会を行いました。
司会を務めたのは今年度群長の五藤慶太(相良中出身)です。
まず始めに建築科科長である松葉英星先生より、各学年に向けて、また自分の目標についてのお話がありました。
その後2、3年生を筆頭に、1年生は初めてとなる校歌の練習を行いました。だんだん声が出てくるようになりましたが、
まだまだ練習あるのみです。1年生は一人前の球磨工生になるため、まずは校歌を覚え、大きな声で歌えるようになりましょう。
最後に校歌の練習の動画を載せています。是非ご覧になってください。
↑こちらをクリックしてください。
道具の手入れ【建築科】
休校中の4月24日、建築科の木造実習室では
建築科の職員が道具の手入れを行っています。
鑿(のみ)を砥石(といし)で研いでいるところ。
その砥石(といし)を手入れしているところ。
道具箱がずらりと並んでいます。
実習では一人ひと箱の道具箱が貸し出されます。
自分の道具は責任をもって管理するよう、実習をとおして教えられます。
箱の中身はこんな感じ。新一年生の皆さん、しっかりと使い方を学んでいってくださいね
道具箱は手作りで長年大切に使われ、後輩達に引き継がれています。
道具箱のふたには道具の名称(ふりがなつき)を覚えやすいように写真が貼られています。
生徒の皆さん、学校活動が再開されたら実習を頑張りましょう
作業環境を整えて皆さんが登校してくるのを待っています