伝統建築専攻科ブログ
伝統建築専攻科2年 南小国町白川地区 天満宮本殿改修工事③
白川地区天満宮本殿の改修工事は現在、柱の根継ぎ作業に入っています。写真のように木材の腐朽が激しく柱として機能しない為、腐朽している部分を切り落とし、同樹種の新材にて柱の継ぎ足しを行います。柱がねじれている為、墨(しるし)をつけるのも難しいですが、頑張って作業しています。
伝統建築専攻科 第12回若年者ものづくりコンテスト 校内予選会
8月4日(金)に愛知県で行われます若年者ものづくりコンテストの校内予選会を開催しました。専攻科からは建築大工部門に出場する予定です。昨年度は惜しくも銀賞でしたが今年は金賞を目指して頑張ります!
伝統建築専攻科 1年生 ~犬小屋の製作~
入学して道具の手入れや使い方を学んだ後、基本的な継手、仕口の練習を行い、現在は、初めての作品制作として犬小屋の制作に取りかかっています。材料の拾い出しや各部の納まり等は生徒自身で考えて行っています。
伝統建築専攻科2年 南小国町白川地区 天満宮本殿改修工事②
白川地区天満宮本殿の改修工事は現在、「原寸引き付け」(規矩図)から破風や裏甲、軒付などの型板をつくり材料に墨付けをして削っています。下の写真は破風を削っている写真です。また材料の傷んでいる箇所は、なるべく当初の材料を残すため、埋木、矧木といって部分的に同樹種の新材にて修理しています。ひとつひとつ大変手間がかかりますが良い建物を後世に残すため生徒も頑張って作業しています。
伝統建築専攻科 熊本地震復興支援事業 ~益城町広崎地区神楽社~
熊本地震により倒壊した社殿の修復工事を熊本地震復興支援事業として専攻科2年生が行います。八代にあった祠を修復して移設するするかたちで行う予定です。下の写真は六葉という部材の制作に取り組んでいるところです。全部で8個制作します。