伝統建築専攻科ブログ
伝統建築専攻科 熊本地震復興支援事業 ~益城町広崎地区神楽社~
専攻科,小松堂竣工式(大柿地区)
神事の様子。
木部の仕事を伝統建築専攻科で担当しました。屋根と腰壁が近くで産出する凝灰岩を加工してあります。石材の据付工事と基礎の修正は地元の新堀建設さんが施工されています。
こちらが先代の建物と中にある五輪塔の画像です。
地区の皆様にとても喜んでいただけました。平重盛の墓という説もあるそうですが、「歯痛」をやわらげてくれるお堂として信仰を集めていたそうです。
建築科・伝統建築専攻科 第11回若年者ものづくり競技大会
8月8日(月)に沖縄県で開催された若年者ものづくり競技大会(建築大工部門)に本校から高校生1名、専攻科生徒1名が参加してきました。
結果は・・・銀賞(専攻科生徒)
惜しくも金賞は逃してしまいましたが、練習から本番までよく頑張ることができました。
応援ありがとうございました。
木山神宮の熊本地震による文化財保護作業
7月12日(火)、13日(水)に熊本地震の影響により倒壊した益城町木山神宮の文化財保護作業を専攻科生徒3名、高校生3名、職員4人で作業を行いました。
築年数約250年という歴史ある神殿の解体ということでより緊張感を持って作業に当たりました。
学校では学ぶことができない現場での実習で、とても貴重な体験になったと思います。
安全祈願 救出した部材の仮置き
神殿背面の状況 神殿背面にて柱の救出
木鼻(部材の一部)の救出 柱の搬出
取材 取材
木山神宮の熊本地震による文化財保護作業について
将来への復興に際して「復興計画策定」の役に立つよう精一杯作業に取り組んできます。