建築科ブログ

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★建築科★ 3年生課題研究 修復班④

水上村白水阿蘇神社神楽殿高欄修理は現在、地覆、平桁、たたら束の加工を分担して行っています。大工道具で取り扱いが難しいとされる「鉋」を使う作業が多く、悪戦苦闘していますが毎日汗を流しながらよく頑張っています。

 

 

益城テクノ団地仮設住宅への植栽ボックス贈呈式(建築科)


8月27日、日曜日に3年生の課題研究で制作した植栽ボックスを益城テクノ団地仮設住宅に贈呈しました。
昨年度本校でデザインコンペを行い、建築家の隈研吾氏に最優秀作品を選んでいただき、そのデザインをもとに、
今年度の3年生たちが引き継いで植栽ボックス制作を行いました。
授業時間での制作だけではなかなか終わらず、夏休みの就職試験の勉強、履歴書書きなどもありながら、
時間をなんとか確保し、制作を行いました。
様々なデザインのアドバイスをいただき、試行錯誤を繰り返しながら、良いものができたのではないかと思います。
またテクノ団地仮設住宅の方々に喜んでいただき、ものづくりを通してたくさんのことが学べたのではないかと思います。
被災された方々に少しでも元気が与えられるよう、これからも自分たちにできることを見つけ、復興への力になっていきたいと考えています。
被災された地域の1日も早い復興を願っております。



昨年度の植栽ボックスデザインコンペ


                                                        
授業・夏休みでの制作の様子



贈呈式の様子


記念撮影


たくさんのおもてなし、ありがとうございました。

中学生ものづくり体験教室(建築科)

822() 建築科の中学生ものづくり体験教室を行いました。人吉球磨地区の中学校や県内、県外の中学校から16名の中学生が参加してくれました。

まずは、建築科の概要説明、課題研究の作業の様子を見学しました。そのあと、鉋掛け、鋸引き、鑿打ちなどの体験をして、最後にイーゼルを制作しました。

このものづくり体験教室で、中学生は「先輩方が優しく教えて下さり、とても楽しい体験でした。さらにものづくりの楽しさを知ることができました。」などの感想がありました。

 ぜひ、球磨工業高校の建築科で、ものづくりの楽しさを学習してほしいと思います。

    

      

  

  

 

★建築科★ 3年生課題研究 修復班③

修復班が行っている水上村白水阿蘇神社神楽殿高欄修理は原寸大の模型の製作が終わり、本格的に制作に入っています。練習とは違い間違いや失敗が許されないこともあって緊張感を持って取り組んでいます。

 
左の写真は高欄の模型を組み立てている様子です。材料が反っていたり、加工精度の問題などのため留めになる部分がなかなかきっちりいきません。難しいです。右の写真は栭束の加工を行っているところです。

 
左の写真はCADで修理後の図面を書いているところです。図面も生徒自身で描いていきます。今まで習った図面の書き方を思い出しながら分かりやすい図面を描けるようしっかり取り組んでいます。

 



★建築科★ 3年生 課題研究 第一回木育教室

20日(水)の課題研究「木育班」では、学校の近くの青井幼稚園で第一回木育教室を開催しました。今回は、お箸づくりと丸太切り体験をしました。高校生8名、年長さん20名で楽しみながら木と触れ合いました(^^)/

 お箸づくりでは、八角形のお箸を紙やすりを使って丸になるまでやすり、ツルツルにしてきます。作業をしながらいろいろな話で盛り上がりました。丸太切りでは、のこぎりを使ってグループごとに丸太を約1㎝間隔で輪切りにしていきました。子ども達は、初めて使うのごぎりに苦戦しながらも汗が出るまで頑張ってくれました。そして、切れた丸太の香りを楽しんだり、おがくずの柔らかさに触れ、砂場のように楽しんでました。どんな匂いがする?との問いかけに「秋のにおい」と素敵な答えが返ってきてほっこりしました (*^-^*)

最後は、みんなで記念写真を撮って第一回目を終了しました。7月に第二回目を予定しています。二回目は輪切りにした丸太を使って○○を作ります!次回も楽しみです♪

 

 

【建築科】ものづくりコンテスト(木材加工)

6月18日(日)
玉名工業高校にて、「第14回熊本県ものづくりコンテスト」が行われました。
木材加工部門に建築科3年 村上君(菊地北)が出場し、昨年に引き続き金賞‼
2連覇することができました。
次は、鹿児島工業高校で7月8日・9日に開催される九州大会に出場します。昨年は惜しくも2位だったため、今年は優勝し、全国大会出場→全国制覇を目指して頑張ってほしいと思います。

   
   
   

★建築科★ 建築コース 2年生 「実習」

 建築コースの2年生の実習では木材加工・コンクリート班と測量班に分かれて実習を行います。今日は木材加工の実習の様子を紹介します。木材加工は平ほぞ差し、腰掛け蟻継ぎ、腰掛け鎌継ぎ、追掛け大栓継ぎといった継手・仕口の製作を行っています。継手・仕口とは木材の繊維方向や繊維方向に対してある角度を付けて木材同士を接合するための方法で、木造建築にはなくてはならないものです。

 

 

 
       追掛け大栓継ぎ                腰掛け鎌継ぎ

★建築科★ 3年生 伝統建築コース 「棒隅木の製作」

 伝統建築コースの生徒は3年生になると隅木の勉強をします。隅木とは寄棟屋根や入母屋屋根などに入っている小屋組を形成する部材の一つです。その中でも棒隅木とは桁に対して45°に入っている隅木のことです。隅木の長さを切ったり、垂木のほぞ穴を掘ったりするための墨を付けるには様々な勾配の線が必要で、今まで勉強してきた規矩術の知識を使いながら、頑張って勉強しています。

 

 



★建築科★ レタリング検定

6月10日(土)にレタリング検定が本校で行われました。レタリングとは文字の字体やバランスなどを考慮して商業用にデザインすることです。検定では、知識問題と実技問題(フリーハンドによる字体表現・和文の書体表現・欧文の拡大視写)があり、実技問題ではコンパスや定規を駆使して文字をレタリングしていきます。

 
                    練習の様子

★建築科★ 3年生 伝統技法 四方転び椅子の製作②

伝統技法の授業は四方転びの製作を行っています。現在は脚のクセとりが終わり、墨付けを行っている段階です。1本の脚に2方向から2本の貫を入れるため、墨付けも複雑になっています。また四方転びという名の通り、脚がそれぞれ四方に倒れているため、墨付けに使う勾配も特殊な勾配を使います。慣れるまで難しいですが、頑張って作業しています。