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生活文化科

1年生先進地研修(生活文化科)

東海大学、尚絅大学、常盤学園シェフパティシエ学院にて先進地研修を実施しました。どの進学先も入念な準備をされており、大変興味深い学校紹介、施設見学、実習をしていただきました。生徒達も熱心に聞いたり取り組んだりしており、大変有意義な研修となったと思います。

「ムラサキソウ」の紫根を利用した染色体験(生活文化科)

 1月28日(火)「ムラサキソウ」の紫根を利用した染色体験を1年生活文化科で実施しました。

 ムラサキソウは、染料として冠位十二階の最上位の色に代表される最高位の法衣など高貴な人のみが着用を許された紫色を得る植物です。

 奈良・平安時代の肥後・合志郡の産物で、菊池地域において重要な植物とされてきました。

 今回は、そのような菊池地域の歴史や生活文化を知る上でも大変貴重な取り組みであることから実施することとしました。

 外部講師として、東海大学農学部 名誉教授 村田 達郎 様、菊池「記憶の記録・伝承人」の坂本 博 様、そしてほたる夜想曲保存会会長 三池 哲子 様、その他にも菊池地域でムラサキソウの栽培や染色技術の普及に取り組まれている多くの地域の方々にご協力いただきました。

 生徒たちも、実際に染色を体験し、染め上がった絹を見た時には「とてもきれい!」と予想以上の反響でした。

 今後は、ムラサキソウの栽培から染色までの取り組みを行う中で、菊池地域の歴史や文化を、地域の担い手である高校生から広く発信していきたいと思います。

 

 

専攻成果発表会(生活文化科)

 1月23日(木)3限目、生活文化科は会議室で専攻発表会を行いました。

3年で学習する3つの専攻(草花・ファッション造形・調理)の学習した内容をまとめ、

同級生や後輩に伝える目的の発表会です。草花の生育過程の様子、ファッションショーの

ドレス製作、様々な調理実習の作品などの説明があり、1・2年生は一生懸命話を

聞いていました。1・2年生は今後の学習の参考になり、3年生は1年間の学習を

振り返ることができた貴重な時間となりました。

12月の実習風景(生活文化科)

 生活文化科における12月の実習風景をお知らせします。

 一つ目は、ポインセチアの試験栽培の様子です。

 年々、夏の暑さが厳しくなる中、生活文化科のビニールハウスでも栽培できる冬の鉢花はないかと検討した結果、クリスマスの代表的な鉢花であるポインセチアに着目しました。

 カラーは赤(クリスマスビューティー)とピンク(ピンクシャンパーニュ)の2品種です。

 3号ポット、4号鉢、5号鉢など鉢の大きさを変えながら、寄せ植えや鉢花として仕上げました。

 ピンクシャンパーニュには、一部、高温障害も出ましたが、12月にはきれいな状態に仕上げることができました。次年度以降、品種を検討しながら生活文化科の冬の鉢花として本格的に栽培していく予定です。

 二つ目は、1年生で取り組んだクリスマスリース作りの様子です。

 果樹園のブドウの剪定枝を用いてクリスマスリース作りを行いました。ブドウの剪定枝以外の材料は、各自のテーマにあわせて準備をしました。校内に落ちている松ぼっくりを拾ってきたり、お店で買ってきたりしながら、個性あふれる作品に仕上がりました。

 完成した作品は、自宅に持ち帰って、クリスマスの飾りとして各家庭で楽しんでもらいました。

 

ポインセチアの寄せ植えの管理をする草花専攻生

ポインセチアにキラキラ光るラメを付けている様子

ラメが付いた葉の様子

リースを作っている様子

完成したリース

 

ダイコン漬けに挑戦しました!(3年生活文化科)

 12月11日水曜日、待ちに待ったダイコン漬けが完成しました。

 ダイコン漬けに挑戦したのは3年生活文化科の生徒たちです。

 自分たちで種から選び、栽培から加工までを一貫して行いました。品種は「健白(けんぱく)」というタキイ種苗から販売されているものです。加工用に向いている品種のため、ダイコン漬けに最適です。

 11月27日水曜日、収穫をしたダイコンを塩漬けにして、水が上がったらダイコンの素を塗って1週間寝かせれば完成です。

 味も、程よい塩加減でおいしく仕上がり、生徒たちも試食をして「おいしい」という感想が多く聞かれました。

 これから社会人になって、漬物を作る機会は少ないかと思いますが、日本の食文化を大切に思う気持ちを持ってくれたら幸いです。

ダイコンの収穫

ダイコンを洗っている様子

塩を塗っている様子

ダイコン漬けの素を塗った様子

ダイコン漬けの試食①

ダイコン漬けの試食②