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生活文化科

専攻成果発表会(生活文化科)

 1月23日(木)3限目、生活文化科は会議室で専攻発表会を行いました。

3年で学習する3つの専攻(草花・ファッション造形・調理)の学習した内容をまとめ、

同級生や後輩に伝える目的の発表会です。草花の生育過程の様子、ファッションショーの

ドレス製作、様々な調理実習の作品などの説明があり、1・2年生は一生懸命話を

聞いていました。1・2年生は今後の学習の参考になり、3年生は1年間の学習を

振り返ることができた貴重な時間となりました。

12月の実習風景(生活文化科)

 生活文化科における12月の実習風景をお知らせします。

 一つ目は、ポインセチアの試験栽培の様子です。

 年々、夏の暑さが厳しくなる中、生活文化科のビニールハウスでも栽培できる冬の鉢花はないかと検討した結果、クリスマスの代表的な鉢花であるポインセチアに着目しました。

 カラーは赤(クリスマスビューティー)とピンク(ピンクシャンパーニュ)の2品種です。

 3号ポット、4号鉢、5号鉢など鉢の大きさを変えながら、寄せ植えや鉢花として仕上げました。

 ピンクシャンパーニュには、一部、高温障害も出ましたが、12月にはきれいな状態に仕上げることができました。次年度以降、品種を検討しながら生活文化科の冬の鉢花として本格的に栽培していく予定です。

 二つ目は、1年生で取り組んだクリスマスリース作りの様子です。

 果樹園のブドウの剪定枝を用いてクリスマスリース作りを行いました。ブドウの剪定枝以外の材料は、各自のテーマにあわせて準備をしました。校内に落ちている松ぼっくりを拾ってきたり、お店で買ってきたりしながら、個性あふれる作品に仕上がりました。

 完成した作品は、自宅に持ち帰って、クリスマスの飾りとして各家庭で楽しんでもらいました。

 

ポインセチアの寄せ植えの管理をする草花専攻生

ポインセチアにキラキラ光るラメを付けている様子

ラメが付いた葉の様子

リースを作っている様子

完成したリース

 

ダイコン漬けに挑戦しました!(3年生活文化科)

 12月11日水曜日、待ちに待ったダイコン漬けが完成しました。

 ダイコン漬けに挑戦したのは3年生活文化科の生徒たちです。

 自分たちで種から選び、栽培から加工までを一貫して行いました。品種は「健白(けんぱく)」というタキイ種苗から販売されているものです。加工用に向いている品種のため、ダイコン漬けに最適です。

 11月27日水曜日、収穫をしたダイコンを塩漬けにして、水が上がったらダイコンの素を塗って1週間寝かせれば完成です。

 味も、程よい塩加減でおいしく仕上がり、生徒たちも試食をして「おいしい」という感想が多く聞かれました。

 これから社会人になって、漬物を作る機会は少ないかと思いますが、日本の食文化を大切に思う気持ちを持ってくれたら幸いです。

ダイコンの収穫

ダイコンを洗っている様子

塩を塗っている様子

ダイコン漬けの素を塗った様子

ダイコン漬けの試食①

ダイコン漬けの試食②

着脱介護(生活文化科3年)

 10月28日(月)⑤限目「生活と福祉」の授業では、着脱介護の実習を行いました。

浴衣、頭から被るタイプ(冬の体操服)の着替えについて、

どのタイミングで、どのような介護が適切か、片麻痺を想定して試行錯誤しながら実施。

来週の実技テストに向けて、練習に励みます。

エシカル消費教育(第5回目) エシカル消費に関するホームプロジェクト・テーマ発表会

 今年度、熊本県立大学に内地留学している本校の津田教諭が「エシカル消費教育第5回」として、「エシカル消費に関するホームプロジェクト・テーマ発表会」を実施しました。

エシカル消費授業のまとめとして、ホームプロジェクトで「自分たちにできるエシカル消費」を冬休みに実践します。第5回目(最終回)は、各個人のホームプロジェクトのテーマと計画をクラスメイトに発表しました。

<テーマ一覧(抜粋)>

「地元の道の駅で食材を購入して調理をしよう」

「国際フェアトレード認証マークの付いたチョコレートでお菓子を作ろう」

「豚しゃぶ春雨サラダの豚を大豆ミートに変えたらどうなるのか」

「エシカル消費のデメリット」

「ワンプレートの綺麗な盛り付け方」

「規格外野菜でカレーを作ろう」

「冷蔵庫一掃大作戦!」

「菊池産の野菜や菊農で収穫した野菜を使用したエシカル調理」 

 

 一人一人が生活の状況や興味・課題等を踏まえて考えた、エシカル消費実践につながるテーマとなりました。冬休みのホームプロジェクトの実践報告を楽しみにしています。

 7月より、エシカル消費授業実践およびアンケート調査を実施させていただき、本当にありがとうございました。

 授業はこれで終わりですが、「エシカル消費」を忘れることなく、様々な分野で、自分にも、地球にも世界の人々にも優しい「エシカル消費」を実践していきましょう。