校長ブログ

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10人の先生方をお迎えし、新年度のスタートを切りました!

今日から新しい年度がスタートします。先日11人の先生方を送り出したばかりですが、本日10人の先生方に赴任していただきました。先生方をお送りした寂しさを吹き飛ばすような素晴らしい先生方ばかりです。先生方お一人お一人に辞令書を手渡し、全職員に紹介しました。朝から元気な声でのあいさつが飛び交い本校に来ていただいた先生方を暖かく迎えることができたと思っています。

本日は運営委員会、職員会議、部会、教科会と新年度始めの会議が目白押しですが、新体制のスタートで主任・主事を始め、先生方も張り切って会議に臨んでくれていることだろうと思います。私は職員会議の冒頭で今年度の漢字2文字を発表しました。1文字目は「姿」生徒の姿こそが我々の指導の鏡、一人一人の生徒の姿を大切にし改めるべきところは改めしっかりと教育活動を進めて行くこと。もう1文字は「形」です。取組の成果を目に見える形として残して行くこと。昨年度から形として表れている検定による資格取得の結果や菊翔祭体育の部・文化の部など学校行事での発表内容等、しっかりと形にできればと思います。これらが本校への志願者数増とうい形に繋がると確信しています。

本年始めに発表した今年の1文字「攻」と併せて先生方の教育活動の道しるべになればと思っています!

今年度最後の日となりました。本当にお世話になりました!

昨年の4月1日、菊池高校の校長に着任し、ちょうど1年が経ちました。本当にあっという間の1年でした。お陰で学校ホームページ担当の椎葉先生に背中を押してもらい昨年の8月5日から始めたこの校長ブログも今日で105回目の更新となりました。本当に続けることができるのか不安でしたが、「読みましたよ!」と声を掛けてもらうことが快感となり、何とか私の生活の一部として定着しつつあるように思います。

この1年を振り返ってみるとやっぱりコロナウイルスに翻弄された1年でした。新学期早々からの2か月近くの臨時休校、大会、行事等の中止や延期、規模縮小、生徒たちは思ったような学校生活を送ることができずもどかしい日々を過ごしたことだと思います。そのような中でも3年生は「8年連続で就職内定100%」を達成してくれましたし、大学進学を志した生徒も最後の最後まで全力で頑張ってくれました。2年生の修学旅行中止は悔やまれてなりませんが、生徒たちはこのコロナ禍においてもしっかり成長してくれました。

12月には校内から10人の感染者が発生し、10日間の臨時休校を余儀なくされました。保護者や地域の皆様方に大変なご心配とご迷惑をお掛けしましたが、特別な誹謗中傷、人権侵害などもなく日常の学校生活に戻ることができたことに心から感謝しています。今年に入ってからはまさしくあっという間の「行く(1月)、逃げる(2月)、去る(3月)」でした。

明日からまた新しい1年が始まりますが、この1年確かな1歩を踏むことができたと思っています。今年度1年本当にお世話になり、ありがとうございました。

 

今年度も残すところあと2日!

何だかんだ過ごしているうちに、今年度も残すところあと2日となりました。予想通り年明けてからの3か月間はあっという間でした。先日11人の先生方を送り出し、明後日には10人の先生方をお迎えすることになります。つまり来年度は1人減員で学校運営をしなければなりません。その分先生方に負担をお掛けすることになり、心苦しい気持ちで一杯です。しかし、これが定員割れ、学級減する学校の現実で、まさしく負のスパイラルに陥りかねない現状です。

そこで来年度は定員割れ、学級減を起こさないためにも本年度の反省を踏まえ、地域から信頼される「選ばれる菊池高校」を実現しなければならないと考えています。そのためには、学校の主役である生徒と先生方一人ひとりが生き生きと輝く学校にしたいと思っています。

まずは先生方が輝くために、持っている力ややりたいことを遺憾なく発揮することができる校内の人事配置をしっかりと考えなければなりません。この部署でこのようなことをやりたい、このような生徒を育成したい、というような思いが十分に実現できるよう先生方の希望を大切に組織したいと考えています。

このようなことを考えていると菊池高校の来年度の飛躍が今から楽しみでなりません!

11人の先生方を送り出しました!

年度末の慌ただしさに紛れ、10日間余りこのブログをサボってしまいました。その間、高校入試の合格発表、2次募集、終業式、合格者説明会といろいろな行事を次から次へと実施しました。そして今日はいよいよ今年度最後の行事である退任式がありました。

今回の定期異動では11人の先生方が本校を離れることになりました。本日はその先生方、お一人お一人の紹介をさせていただきましたが、本当に菊池高校のために身を粉にして頑張っていただきました。感謝の言葉しかありません。長い先生は11年、「母校での高校生活よりも長く、第2の母校だ。我が家のような愛着がある。」とおっしゃいました。それぞれの先生方が熱い思いを生徒や卒業生、OB・OGの前で話しをしていただき、わが師の恩を改めて感じ、心に深く沁みたのではないかと思います。

私自身、校長して初めての人事異動を経験し、先生方を送り出す立場としてこれまでの異動による別れとはまた違った感慨に浸り、先生方が次の学校でしっかり頑張っていただき、活躍していただくことを心から願ったところです。また、菊池高校のことを忘れずに、行事等機会があるごとに気軽に遊びに来ていただければと思っています。

このように人生は出会いと別れの繰り返しですが、生徒たちにも人との出会いを大切にし、豊かな人生を送って欲しいと思います。

心温まる定期演奏会でした!

昨日、吹奏楽部の第37回定期演奏会が泗水ホールで実施されました。昨年はコロナウイルス感染拡大による全国一斉休業が発表された直後のコロナ禍の真っただ中であり、開催する予定でパンフレット等の準備はできていたものの実施することができませんでした。

この定期演奏会の実現には、この1年コンクールやイベント等、数々の対外的な発表の機会をことごとく奪われた先日卒業した前部長の熱い思いがあったということを聞きました。在校生5人、卒業生2人、OG3人、協力者2人と顧問1人と計13人のステージでしたが、とても心温まる演奏会で、なにより生徒たちの生き生きとした楽しそうな姿がとても印象的でした。

今回は実施可否の判断が直前になってしまったことなど、PRの期間がなかったこともありましたが、このような生徒たちの晴れ舞台を在校生や保護者の皆さん、地域の中学生、皆様方など多くの方々に見ていただきたかったと感じたところです。

本校にはこのように頑張っている生徒がたくさんいます。より多くの皆さんにそのことを見ていただき、感じていただき、本校が「選ばれる菊池高校」となるよう努力しなければならないと思っています

甲子園に出場する島の県立高校を肌で感じて来ました!

昨日、福岡県八女市の西日本大学短期大学付属高校のグラウンドで同校と秋の九州大会で優勝し甲子園に出場する長崎県立大崎高校との3校での野球部の練習試合がありました。西日本大学短期大学付属高校は地元では「ニシタン」の愛称で親しまれている野球の名門校です。阪神や日本ハムで活躍した新庄剛選手の母校でもあります。

また、長崎県立大崎高校は長崎県佐世保市のお隣の西海市の島にある学校で明日から甲子園に出発するとのことでした。現在、2年生10人、1年生19人の部員で活動しており、卒業した3年生が入学してくるまでは部員5名の廃部寸前の状態から2年半で甲子園出場という快挙を成し遂げています。

さすがに甲子園に出場する学校ですので基本的な立ち振る舞い、バッドスイングの速さ、力強さが傍から見るだけでも違うなあという感じを受けました。練習試合の試合内容もさることながら、このような強豪校と練習試合ができることに対する感謝の気持ちと意義をしっかりと感じて取り、部員一人ひとりが自分たちとの違いやあるべき姿を認識し、それを実践に移してれることを期待したいと思いました。

野球部に限らず、目標をしっかりと見据え、生徒と先生方、指導者、保護者の思いがしっかりと同じ方向に一致すれば3年間で実現できないことはないと思っています!

 

最後まで最善を尽くす、期待膨らむ新入生!

後期選抜も遅刻者や体調不良者なども出ることがなく、滞りなく無事終了しました。午後からは全職員が担当教科に分かれ採点業務に入りました。その前に教科ごとの打合せを兼ねた昼食会からスタートします。もちろん基本的な感染防止対策をしっかり行っての昼食会ですが、今年度はそのような機会がほとんどありませんでしたので、和気あいあいとした楽しいひと時で大変羨ましく感じました。自分自身も「今年の採点は〇〇科、昼食は・・・ばい。」と言っていたことを思い出しました。

当然、採点業務をしない私はそのような輪に入ることはできず、「働かざる者食うべからず」などといじけていると、さすがに本校の先生方は思いやりのある優しい先生方ばかりで、帰り際にある教科の主任の先生が、自分の教科の明日の昼食のメニューをもって注文を取りに来てくれました。本当に優しさに感謝です。

実は本日一番書きたかったことは、試験が無事終了したことの報告に教頭先生が来てくれ、今年の受検生は例年と違うところがあったとのこと。それは朝の点呼集合時や休憩時間に勉強をしている生徒が多く目に付いたということでした。最後の最後までしっかりやれることをやって最善を尽くすというような気持ちを持った生徒が入学して来てくれるかと思いと、今からとても楽しみで期待が膨らみました。

 

高校入試後期選抜、初日が無事終了しました!

本日は高校入試後期選抜の初日で早朝から校門での交通整理、受付、点呼誘導など先生方がそれぞれの任務を責任を持ってしてくれました。教頭先生、教務主任の指揮のもと本当にきめ細かに業務が展開されています。4月の着任以来、事あるごとにこのような先生方の動きには感心させられ、校長として本当に感謝です。

朝の会では「1か月後には本校の大切な生徒になる受検生です。笑顔で明るく対応し、この学校は優しい先生ばっかりおられるなという印象を与えた下さい。第1印象が大切です。」とお願いしました。おそらく先生方の素晴らしい対応で受検生もリラックスして試験に臨むことができたと思います。本日1番気を使ったリスニングも放送の異常等もなく初日が無事終了しました。

早速、採点業務もスタートしましたが、25日の合格者説明会まで緊張した長丁場の業務が続きます。先日、卒業生を送り出したかと思ったら、もう新入生を迎える準備です。3月はやっぱりあっという間の「去る」になりそうです。全職員で力を合わせて乗り切って行きたいと思います。

緊張感のある1週間が始まります!

今週は県民の皆さんの大きな関心事である高校入試後期選抜が明日、明後日の2日間にわたり実施されます。本日からその準備業務に入りますが、絶対にミスが許されない業務であり、最後まで緊張感を持ってその任に当たらなればなりません。職員朝会でもその事を先生方にお願いしたところです。

これから菊池高校で自分の持っている可能性に挑戦しようという志を持った生徒たちが受検に来てくれます。これまでの勉強の成果がしっかりと発揮できるような万全の状態の会場準備をしたいと考えています。また、同時進行でこれからどのようにしてこの生徒たち一人ひとりを大切に育てていくかということにも思いを馳せながら入試対応していきたいと思っています。

また、この週末には体育科と商業科の教育研究会があり、その中でこれまでの先生方の功績を称えた表彰が行われました。受賞された先生方のお話からその教科に掛ける思い、これまでの教員生活での思い出やご苦労話などに触れることができました。それらの思いをしっかりと受け継いで行かなければならないと感じました。

それぞれの教科にはそれぞれの特性があり、最終的にはその特性を通してどのような人間を育てるのかということ、人づくりが最も大切であることを改めて痛感する機会となりました。

また、商業科の研究会の理事会で出席の校長先生から本校のホームページで商業科の魅力や商業を学ぶ生徒の様子がとても良く発信されているとのお褒めの発言もいただき、本当にうれしく感じました。

滞りなく卒業式が執り行われました!

今日は本校第73回卒業証書授与式。朝から天候にも恵まれ、卒業生の前途を祝福するような絶好の卒業式日和となりました。学年主任は雨男ということでしたが、その雨を他の学年団の先生方が吹き飛ばしてくれたのだと思います。今年の卒業生は147名。今、振り返ってみれば昨年は卒業式の次の日からコロナウイルス感染症の拡大による全国一斉の臨時休校に入っており、今年の卒業生はもろにその影響を受けた1年間でした。残念ながら式典も保護者と教職員のみの出席となりました。

式典の様子はホームページの「学校生活」に掲載してもらっていますのでご覧ください。私は式辞の中で卒業生の皆さんに「続ければ本物になる」という言葉とともに「本物の人間になって欲しい」という餞の言葉を送りました。価値観が多様化し、先行き不透明なこの時代にしっかりとした信念を持ってぶれずに生き抜く、本物の人間になって欲しいとの期待を込めました。

退場の際、保護者の前で感謝の言葉を述べる卒業生の前途洋々たる姿、それを嬉しそうに見つめる保護者の皆さんの眼差しがとても印象的で感動的でした。卒業生をここまで育てていただいた先生方に心から感謝です。

個人的にも校長として初めての卒業式でしたが、緊張感の中にも厳粛な素晴らしい卒業式だったと思います。