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学校ブログ

【保健室より】高等部「食に関する講話」

先日、高等部では、鹿本給食センター栄養士の井上由貴先生から「高校生に必要なエネルギーと食事が身体へ与える影響について」お話がありました。

 

高校生に必要なエネルギー量が大人より多いこと、10代の高校生の時期に摂って欲しい鉄やカルシウムの栄養素があること。また、将来、生活習慣病にならないための予防できる間食の摂り方や和食の大切さについてお話をいただきました。

 

☆生徒の感想を一部紹介します。

□今まで不足していた栄養があったので、これからはそこを気にしながら食事を摂(と)っていきたい。

□朝と夜のカロリーが足りていないと思いました。だから、間食をうまく摂ることができたらいいなと思いました。

□いつも家に帰って、お菓子をいっぱい食べていたので、今日から食べる数を減らして食べようと思いました。

□食事のエネルギー量が、大人より自分たちの方が多いことを初めて知りました。

【校長だより】はじめての学校祭

 学校周辺の田んぼもすっかり刈込が終わり、一気に季節が進んだように感じています。11月になっても、日中は汗ばむ日がありますが、それでも朝夕は冷え込んできたため、体温調整が苦手な子どもたちは体調を崩すのではないかと心配しましたが、毎日元気に登校しています。

 このホームページでも紹介させていただいていますが、10月16日(土)に本校の学校祭である「かもと稲田まつり」を開催しました。夏休み明けから、日頃の学習の成果発表ということで、小学部はソーラン節と手話ダンス、中学部は稲の成長報告、高等部は「高等部プロモーションビデオ」の披露と手洗いダンスのために、各学部準備を進めてきました。中学部と高等部は作業製品の販売も行い、自分たちが作った製品をどのように売り込むか、丁寧な製品づくりから梱包、製品説明など工夫を凝らしました。祭りが近づくにつれ、ボルテージが上がり、子どもたちは風邪もひかず、元気いっぱいに登校してくることができました。

 当日は保護者の皆様に学部ごとの参観や物品購入をお願いし、自宅からもリモートで観覧できるようにしました。保護者の皆様の御協力もあり、コロナ禍での制限がある開催でしたが、初めての「かもと稲田まつり」を楽しむことができました。今年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、地域への呼びかけを控えさせていただきましたが、もっと本校のことを知っていただきたい、子どもたちの活躍の様子を見ていただきたいと思っています。ぜひ、地域の皆さま、次年度の「かもと稲田まつり」にご期待ください。

 「学校での学びが、子どもたちの『生きる力』となって、明日に、そしてその先の未来につながってほしい、これからの社会がどんなに変化しても、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。そして、明るい未来をともに創っていきたい。」

 これは文部科学省が、新しい学習指導要領に込めた「願い」です。そして、このことは特別支援学校で学ぶすべての子どもたちにも共通する願いです。本校のめざす学校教育目標(グランドデザイン)に示すとおり、本校で学ぶ子どもたちが、それぞれの幸せを実現する「生きる力」を、授業を通して身につけ、自立を目指します。そして子どもたちだけでなく、すべての人が幸せに暮らすことができる共生社会の実現を目指して。地域と共にかもと稲田支援学校は歩み続けます。

令和3年11月

                       

熊本県立かもと稲田支援学校長

後迫 貴利子

【中学部】10月 総合的な学習の時間「お米のひみつ」

 10月12日(火)に稲刈りに行きました。

 慣れない鎌に、初めは恐る恐る…といった様子でしたが、地域の稲作アドバイザー平本様からコツを教わり、たくさんの稲を収穫することができました。今後、精米の様子も見学させてもらう予定です。

 

 また、10月16日(土)にかもと稲田まつりが実施されました。中学部は「ステージ発表」と「販売会」を頑張りました。

 ステージ発表では、「総合的な学習の時間」で学んだ「お米のひみつ」について発表しました。体験した田植えや稲刈りの報告をしたり、調べたことを自分なりにまとめて発表したりしました。「お米クイズ」も大盛り上がりでした!

 販売会では、「作業学習」で作った「油吸収パッド」と「カレンダー」を販売しました。初めての販売会でドキドキしたようですが、自分たちが作った製品がどんどん売れていく様子を見て、達成感も感じているようでした。

 かもと稲田まつり大成功!

 

【小学部】10月 生活単元学習「おいしいお米をつくろう」

 生活単元学習「おいしいお米をつくろう」

 生活単元学習単元「おいしいお米をつくろう」では、1学期に田植えをした田んぼに出かけ、稲刈りを行いました。事前に稲の上手な刈りかたをビデオを見て学習をしたり、学校の草を稲に見立てて、実際に鎌を使って稲刈り体験をしたりしました。初めて稲刈りをした児童も多く、鎌の扱いにぎこちなさがありましたが、回数を重ねると上手に稲穂を刈ることができました。

 6月から10月までの本単元では、地域の稲作アドバイザーである平本様に御協力いただき学習を進めることができました。稲田地区ならではの体験ができたことを嬉しく思うともに、深く感謝申し上げます。

【高等部】9月 作業学習「販売会に向けて」

 高等部では、かもと稲田まつりに向け作業学習を頑張っています。

 クラフト班では1学期に布製品を作るための基礎的な練習を行い、2学期から製品を作り始めました。トートバッグやポケットティッシュケースを作っています。たくさん販売できるよう頑張っています。

 農園芸班では、1学期に植え付けたピーマンやシシトウなどの野菜が収穫真っ最中です。まつりではサツマイモなど他の野菜も販売できそうです。無農薬の野菜に御期待ください。