学校ブログ
【小学部】生活単元学習「おいしいお米をつくろう~田植え~」
今年も田植えの季節がやってきました!昨年は校内のミニ水田で田植えの練習をしましたが、今年は稲作アドバイザー平本さんの水田をお借りして、代掻き(しろかき)という名目でジャブジャブ水田体験を行いました。電車ツアーやフラッグレース等を行いながら、しっかり水と土をかくはんすることができ、田植えの準備はOK。その5日後に、田植えを行い、泥に足を取られながらも上手に苗を垂直に植えることができました。今後の稲の成長が楽しみです。
【職員研修】第1回専門性向上研修
7月6日(水)に、熊本大学病院小児在宅医療支援センター/熊本県医療的ケア児支援センター副センター長の小篠史郎先生を招聘して、第1回専門性向上研修を行いました。
『医療的ケア児の体制整備の近況及び支援について』をテーマに講話していただき、医療的ケア児が年々増加している現状や、医療的ケア児への支援体制整備、小児在宅医療センターの役割についてなど詳しく学ぶことができました。
また、実際に様々なシミュレーターを使って、アンビューバックの使い方や喀痰吸引の方法、胃ろうによる経管栄養について体験させていただきました。体験した職員からは、「アンビューバックの力加減が難しかった。」「気管カニューレのカフや胃ろうのバルーンの仕組みが初めてわかった。」などといった感想がありました。
本校でも、医療的ケアを行うのは看護師であり、直接医療的ケア児に関わる職員は限られていますが、今回の研修で全職員が医療的ケア児への支援について学ぶことができ、とても貴重な時間になりました。
【中学部】社会「仕事と生活~酪農家見学~」
中学部は社会で、「仕事と生活」という学習に取り組んでいます。その学習の中で先日「酪農家見学」を行いました。見学先は、学校のすぐ近くにある高倉牧場さんです。
牧場の方の話を聞き、私たちが毎日飲んでいる牛乳がどのようにしてできているのか、その大変さとありがたさを改めて実感することができました。そして何よりも、牛の頭をなでたり子牛を間近で見たりと、牧場でしかできない貴重な体験をすることができました。
【地域行事】 「御田植祭」
6月19日(日)に鹿本町で新嘗祭の一環である御田植祭がありました。県では、毎年新嘗祭に献上する米や粟を各地域が持ち回りでつくっているそうです。今年は鹿本町の水田が選ばれました。御田植祭では地元の子どもたちが田男と早乙女に扮して苗を植えるため、本校からも中学部生徒2人、高等部生徒3人が田男として参加しました。慣れない白装束や足袋、草鞋に苦戦したり、神事に緊張したりする様子が見られましたが、複数回の練習の成果を十分に発揮することができ、なかなかできない貴重な経験となりました。生徒たちは、10月中旬に行われる抜穂祭にも参加する予定です。
救命救急法研修
6月14日(火)に山鹿消防署東分署の救命救急士と消防士の方を招聘し、緊急時に救命救急士が到着するまでにすべき対応について職員研修を行いました。研修の初めに「15分間の奇跡 先生たちの救命リレー」の動画を視聴しました。その後、3グループに分かれて、胸骨圧迫とAEDの使い方について児童生徒の様子をイメージしながら実技訓練を行いました。今回は特に、救急車到着までの職員の動き、「救命の連鎖」の重要性を全職員で学ぶ貴重な時間になりました。
各グループに分かれて救命救急士と消防士の方から胸骨圧迫の方法とAEDの使い方を習っている様子です。胸骨圧迫の回数は1分間に100~120回のリズムで行う。アンパンマンマーチの歌をイメージして行うとしやすいことや感染症予防の観点から、人工呼吸よりも胸骨圧迫を絶え間なく行うことが重要であることを学びました。
実技訓練の様子です。胸骨圧迫は、両足を固定し、腕を真っすぐ伸ばす「ゴリラのポーズ」が良い姿勢だそうです。救急救命士の方から、姿勢がとても良いと褒められた職員もいました。また、感染症予防の観点から、人工呼吸よりも胸骨圧迫を絶え間なく行うことが重要と教えていただきました。