2016年11月の記事一覧
花まつり高校生アレンジメントコンテスト
本日、熊本市にある熊本県花き園芸農業協同組合が主催する「第13回花まつり高校生アレンジメントコンテスト」に農業科1年生5名、2年生2名の計7名で参加してきました。このコンテストには、県内の農業関係高校で学ぶ生徒が多数参加し、日頃の授業や部活動で練習してきたフラワーアレンジメントの技能を競い合いました。
今回の作品のテーマは、「バレンタイン」ということで、生徒たちはバレンタインのイメージにある合うようなフラワーアレンジメントに挑戦しました。用意された花や花器を前にして、生徒たちはイメージを具現化するために、花の選択や花を挿す場所を考えながら作成しました。
花や花器を前に、生徒たちはバレンタインをイメージしながら作成していました
審査の結果、
農業科1年 濵田 優華(津奈木中出身)さんの作品が8位に入賞しました
8位入賞した濵田さん(中央)の作品です。入賞できなかった生徒の作品も力作ぞろいです
生徒は、「難しかったけど、楽しかった」や「コンテストに参加して良かった」などの感想があり、参加してとても良かったと思いました。この経験は今後の授業や実習に活かしてくれればと思っています。
就農教育講演会
今日、農業科1~3年生を対象とした就農教育推進講演会がありました。八代郡氷川町で農業自営をされている宮崎修太さんを講師に、「今までとこれからの私の農業」という演題で講演していただきました。
宮崎さんは、親子三代で農業自営をしており、トマト・メロン・もち米を栽培されています。特にトマトでは10数種類のトマトをパックに詰めたものを「宝石トマト」の名前で道の駅をはじめ、生協などに販売されています。若くして様々な取り組みをされている農業自営者の講演ということで、生徒たちは真剣に話を聞いていました。
講演では自身の高校時代の話、研修生時代の話、インドに一人旅をしたときの話、宝石トマトができるまでの話など、様々な話を聞くことができました。講演を聞いた生徒たちは、
「可能性は無限大」や「とりあえずやってみる」「挑戦」などの言葉に印象が残ったようでした。
講演会の終盤では、生徒からたくさんの質問がありました。中には現在の経営についての鋭い質問もありました。宮崎さんも予想以上の質問に驚かれましたが、生徒が質問してくれてとてもうれしかったそうです。
生徒の様々な質問にも丁寧に答えていただきました。
トラクター走行操作演習
農業科3年生の科目には「数学Ⅱ」と「農業機械」のどちらかを選択する「選択科目」があります。進学希望あるいは数学が大好きな生徒は「数学Ⅱ」を、就職希望あるいは機械マニヤの生徒は「農業機械」を選択して学習します。
本日の「農業機械」の授業ではトラクター操作演習を行ないました。今回は耕運操作はせず、走行操作をマスターするためにひとりひとり順番に乗車しました。農場に白線を引いて、ギアの入れ方、アクセルの踏み込み方など直線コースとS字コースを設定して演習しました。
近年、トラクターでのブレーキ操作ミスによる死亡事故が数件ではありますが、絶えることはありません。農業科を卒業して全員がトラクター操作を行なうとは限りませんが、今後3年生は自動車の運転免許を取得することも考えると、アクセル・クラッチ・ブレーキなどの操作は身近なものとなります。農業科では実際に乗車して正しい安全操作を身につける学習を行なっています。
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